カンパニョーロ ヌーボレコード リアディレーラー 分解清掃
カンパニョーロ ヌーボレコード リアディレーラーもこれで年代別
に大体二通り揃ったので、手入れをして綺麗に保存していきたいと
思います。

なので、出来る限り分解して清掃をしてみます。
分解清掃するのは、デローザで2年程使用したパテントヌーボー、
1969年製です。
カンパニョーロのカタログを見ると、このリアディレーラーはピン
を抜いてパンタグラフを分解する事が出来るようですが、亀には、
ピンを抜いてまた元に戻す自信が無いので、今回はここまでの分解
とします。また清掃ですが、灯油やガソリンで洗浄するのが、より
綺麗になるようですが、亀の自宅には、灯油ファンヒーターや灯油
を使ったストーブも無く、また自動車も数年前に売り払って、今は
自動車が無いので、灯油もガソリンも縁が有りません。
なので、今回の清掃は、灯油もガソリンも洗剤も使わずに爪楊枝と
布で汚れを落としていきます。
さて、グリスアップをしながら組み立てていきます。
まずは、パンタグラフのスプリングの取り付け。

判り辛いのですが、パンタグラフの内側に小さな穴が開いています。
ここにスプリングの出っ張った端の部分を差し込みます。

そして、留めねじを、スプリングのリングの中に通し締め付けます。
この穴にスプリングの端を上手に差し込まないと、このスプリング
が斜めになってねじを締める事が出来ません。
ここで使うは、ねじ用グリスとしているクレのスプレーグリスです。

次は、パンタグラフのアジェストねじを取り付けます。
このパテントヌーボのアジェストねじは、スプリング付きです。
これが、年代が下って1980年代になると、スプリングが無くて、
樹脂のキャップのような頭が付いたねじの物となってきます。
さてその次、プーリーとプーリーゲージの組み立てです。
ここはパーツが多いので、少しやっかいです。

まず、プーリーの中のシャフトとプーリー本体、そしてシャフトを
抑えるふたつのワッシャーに、グリスをたっぷりと付けます。
ここは大事な回転部分なので、しっかりとグリスを付けていきます。
使うグリスは、カンパニョーロのピーナッツバターをといきたい所
ですが、もったいないので、シマノの蛍光色のグリスをたっぷりと
使います。
で、プーリーゲージの留めねじは、ねじ用としてるクレのスプレー
グリスを薄く使っていきます。
それらをプーリーゲージに組み込んでいくのですが、構成パーツが
多いので、慎重に組んでいきます。

まず、片側のプーリーを取り付けます。

そして、もう片方のプーリーを取り付けるですが、こちらは最初に
ねじを差し込んでから、反対側のプーリーゲージをプーリーの下に
来るようにずらしてねじを締めます。
ここで、プーリーの方をずらして留めようとすると、大抵反対側の
ワッシャーがずれてしまい、なかなかねじを締める事が出来ません。
で、そのプーリーゲージをディレーラー本体に取付けます。
まずはプーリーゲージのテンションを保つスプリングを挿入します。
1968年製の初期のパテントヌーボは、このスプリングの端を、
留める本体の切り込みが無いので、このスプリングを嵌め込みのが
とても大変なのだそうです。亀は残念ながら1968年製の初期の
パテントヌーボを持っていないのでよく分かりませんが・・・

そのスプリングを入れてシマノの蛍光グリスをたっぷりと入れて、
反対側から出てきたスプリングの端を、プーリーゲイジの穴に入れ、
ねじを締め込んでいきます。
プーリーゲージの穴はふたつ有り、この穴のどちらにスプリングの
端を差し込むかで、テンションの強弱を付ける事が出来ます。
ところが、このプーリーゲージ、取付けてから回してスプリングの
テンションを掛ける為に回していくので、、取付ける時は逆さまの
向きで取付けるので、どちらの穴が強度が強くてどちらの穴が強度
が弱くなるのか、いつも混んがらがってしまいます。

で、取付けたらテンションを掛けて回して、戻らないように固定を
するピンを締めます。
最初に分解して組立てた時は、プーリーゲージを取り付ける前に、
このピンを取付けようとしていて、どうやってテンションを掛ける
のか分からずに散々苦労しました。で、先にプーリーゲージを付け、
そのプーリーゲージを回してテンションを掛けるのが分かったのが、
数時間考えてからでした。応用の利かない亀であります。

そして最後に、ワイヤーを留めるねじを取り付けます。

で、これで、分解清掃が終了しました。




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に大体二通り揃ったので、手入れをして綺麗に保存していきたいと
思います。

なので、出来る限り分解して清掃をしてみます。
分解清掃するのは、デローザで2年程使用したパテントヌーボー、
1969年製です。
カンパニョーロのカタログを見ると、このリアディレーラーはピン
を抜いてパンタグラフを分解する事が出来るようですが、亀には、
ピンを抜いてまた元に戻す自信が無いので、今回はここまでの分解
とします。また清掃ですが、灯油やガソリンで洗浄するのが、より
綺麗になるようですが、亀の自宅には、灯油ファンヒーターや灯油
を使ったストーブも無く、また自動車も数年前に売り払って、今は
自動車が無いので、灯油もガソリンも縁が有りません。
なので、今回の清掃は、灯油もガソリンも洗剤も使わずに爪楊枝と
布で汚れを落としていきます。
さて、グリスアップをしながら組み立てていきます。
まずは、パンタグラフのスプリングの取り付け。

判り辛いのですが、パンタグラフの内側に小さな穴が開いています。
ここにスプリングの出っ張った端の部分を差し込みます。

そして、留めねじを、スプリングのリングの中に通し締め付けます。
この穴にスプリングの端を上手に差し込まないと、このスプリング
が斜めになってねじを締める事が出来ません。
ここで使うは、ねじ用グリスとしているクレのスプレーグリスです。

次は、パンタグラフのアジェストねじを取り付けます。
このパテントヌーボのアジェストねじは、スプリング付きです。
これが、年代が下って1980年代になると、スプリングが無くて、
樹脂のキャップのような頭が付いたねじの物となってきます。
さてその次、プーリーとプーリーゲージの組み立てです。
ここはパーツが多いので、少しやっかいです。

まず、プーリーの中のシャフトとプーリー本体、そしてシャフトを
抑えるふたつのワッシャーに、グリスをたっぷりと付けます。
ここは大事な回転部分なので、しっかりとグリスを付けていきます。
使うグリスは、カンパニョーロのピーナッツバターをといきたい所
ですが、もったいないので、シマノの蛍光色のグリスをたっぷりと
使います。
で、プーリーゲージの留めねじは、ねじ用としてるクレのスプレー
グリスを薄く使っていきます。
それらをプーリーゲージに組み込んでいくのですが、構成パーツが
多いので、慎重に組んでいきます。

まず、片側のプーリーを取り付けます。

そして、もう片方のプーリーを取り付けるですが、こちらは最初に
ねじを差し込んでから、反対側のプーリーゲージをプーリーの下に
来るようにずらしてねじを締めます。
ここで、プーリーの方をずらして留めようとすると、大抵反対側の
ワッシャーがずれてしまい、なかなかねじを締める事が出来ません。
で、そのプーリーゲージをディレーラー本体に取付けます。
まずはプーリーゲージのテンションを保つスプリングを挿入します。
1968年製の初期のパテントヌーボは、このスプリングの端を、
留める本体の切り込みが無いので、このスプリングを嵌め込みのが
とても大変なのだそうです。亀は残念ながら1968年製の初期の
パテントヌーボを持っていないのでよく分かりませんが・・・

そのスプリングを入れてシマノの蛍光グリスをたっぷりと入れて、
反対側から出てきたスプリングの端を、プーリーゲイジの穴に入れ、
ねじを締め込んでいきます。
プーリーゲージの穴はふたつ有り、この穴のどちらにスプリングの
端を差し込むかで、テンションの強弱を付ける事が出来ます。
ところが、このプーリーゲージ、取付けてから回してスプリングの
テンションを掛ける為に回していくので、、取付ける時は逆さまの
向きで取付けるので、どちらの穴が強度が強くてどちらの穴が強度
が弱くなるのか、いつも混んがらがってしまいます。

で、取付けたらテンションを掛けて回して、戻らないように固定を
するピンを締めます。
最初に分解して組立てた時は、プーリーゲージを取り付ける前に、
このピンを取付けようとしていて、どうやってテンションを掛ける
のか分からずに散々苦労しました。で、先にプーリーゲージを付け、
そのプーリーゲージを回してテンションを掛けるのが分かったのが、
数時間考えてからでした。応用の利かない亀であります。

そして最後に、ワイヤーを留めるねじを取り付けます。

で、これで、分解清掃が終了しました。




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