ランドナーで行く ゆるポタ 呑川下り

我が街の隣の隣の街、大田区には呑川という川が流れています。
国道1号線を走っていると、池上辺りで呑川に出会います。小さな
川ですが、春には桜が咲き誇り風情があります。この川、いったい
何処から流れているんだろう?と、以前より気にはなっていました。
とは言うものの、今迄、この川沿いを走る機会は有りませんでした。
師走を向かえ、例年に比べて寒い今年の冬、自転車で余り遠くには
出掛けたくは有りません。とは言っても、家でごろごろする気には
全くなれません。どうしよう?と思った矢先に頭に浮かんだのが、
呑川の事でした。
早々にグーグルマップを見てみます。
この呑川、地図に現れるのが、国道246と環状8号線の交差点を
少し行った所、近くには「長谷川町子美術館」も有ります。此方も
何時かは行ってみたいと思っていた所、そして、比較的我が家から
近いお手頃な場所です。
これは、行かない手は無い。
と、いう事で、師走の週末、ランドナーで向かいます。
何故ランドナーかというと手短で走る距離も短めのコース、更には
川沿いなので坂道も無く、のほほんのんびりまったりと辺りの景色
をじっくり見つつ、ゆる~く走るにはランドナーであろうとの思い
であります。更には、また別の魂胆があっての事ですが、それは、
後のお楽しみであります。
で、走るは府中街道。
途中で、大山街道に出て、二子玉川の橋を渡ります。
この橋辺りから環状8号線にかけての道は、道幅も路肩も狭くて、
自転車で走るにはとても走り辛い所です。でも、その割にはロード
バイクで走っている方を沢山見掛けます。皆さん走り馴れているの
でしょうか?事故が無いと良いのですが・・・
で「シズラー」というステーキレストランの脇を入り、国道246
号線と平行に走る道を行くと、「長谷川町子美術館」があります。

辺りはアニメ「さざえさん」に出てくる町並みとは少し違い、もう
少し高級そうな塀構えのお宅が、軒を連ねます。
アニメに出てくる町並みは、どちらというと、亀が昔過ごした東京
の北部の下町の町並みに近いものがありますが、それも少し違うと
いえば違います。やはりあの町並みは、アニメの中の町並みなので
しょうか。

「長谷川町子美術館」の隣にある公園の銅像。
さて、これからゆるりと呑川沿いを走ります。
この呑川、多摩川や他の河川の支流や他から分岐した用水でも無く、
源流から河口までは他の河川に交わる事が無い単独の川です。また
その距離も短く、都内でこんな川は珍しいのではないのでしょうか?

春は桜が綺麗でしょう。

この辺りは親水公園となっています。

ここは日本体育大学。
この川、川沿いに矢鱈と学校が多く建っています。

途中から緑道となります。

畑もあります。

公園もあります。

碑文谷辺りから、川の水が現れます。神田川みたいです。
川沿いの道を下りますが両脇は上り坂の道、やはり人が掘ったので
は無く、自然の川のようです。

鴨が沢山います。

鳩もいます。

いつも走る池上辺り。照栄院門前。


蒲田で東海道線と京浜東北線と交差します。

京急蒲田駅辺りで川沿いの道は無くなります。

ここら辺りを描いた浮世絵です。

八幡神社があります。


更に呑川を下りますが、ここからは河川工事が行われていて川沿い
の道を走る事が出来ません。なので、その周辺をうろうろ走って、
河口のある公園に到着しました。

現在地はここ。

呑川の河口です。
彼方に羽田空港の管制塔が望めます。

と、ここで見たのが、ブログ冒頭の写真。
これ、船が通れるように開閉する橋です。

モノレールの車輌基地があって、ここを通ってモノレールが行くの
かと思いきや、この看板は首都高速道路の表示板です。と、いう事
は、首都高速道路に出る何かの秘密基地なのでしょうか?
気になります。
ともあれ、これで、のほほんのんびりまったりゆるぽた呑川下りは
終了です。
さあ後は家路へと向かうだけなのですが、寒いこの時期、折角ここ
迄来たので温かいラーメンが食べたくなってきます。
なので、この辺りでお薦めのラーメン屋さんに向かいます。

で、うろうろ走っていると、いつの間にか穴守稲荷に引き寄せられ
てしまいました。ラーメンの前に、先ずはここにお詣り致します。
そのラーメン屋さん、名前は内緒、そのうちブログアップします。
お待たせのラーメンとここに来たら外せないのが半カレーライス。
今回写真はありません。そのうちにね。

そして、多摩川沿いを走り、最後のお楽しみ、日帰り温泉です。
着替えを携帯する為に、それを入れるフロントバッグがあるランド
ナーにしたのでした。
やはり、冬のゆるポタはラーメンと温泉でしょう。
極楽のようなのほほんのんびりまったりゆるポタでありました。







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