フロントギア 刻印彫りと穴開け加工
約一年前のお話であります。
以前アボセットのクランクを、ビカビカに磨いたのは、ちょっと
した
魂胆があっての事です。
さて、その魂胆とは・・・
ヌーボレコードのクランクセットに着いていた、メーカーが不明
のフロントのアウターギアとTA製と思われるインナーギアを、
アボセットに組み合わせようと思います。
その為には、インナーギアの黒塗装を落として、色を合わせたい
ので、そのギアと、アボセットのクランクのアルマイト剥がしを
してみました。さらに綺麗に仕上げる為にミニルーターを使って
電動やすりと、バフ掛けをしました。
その様子は、
「アボセットのアルマイト剥がし」
と
「嵌ってます 鏡面磨き」
をご覧頂ければと思いますが、今回はその仕上げとしてアウター
ギアをインナーギアと同じように穴開け加工をしてみます。
でも、単に穴開け加工するのも面白くないので、ちょっと遊んで、
刻印を彫ってみようと思います。

まずは、刻印彫り。
後で穴開けの目印も打っていくので、穴開けの位置を決めた型紙
を下に敷きます。ちなみに型紙の大きさはA3サイズです。A4
サイズでは小さすぎてうまく目印が打てません。

刻印の下書きをマジックで書き、目印とします。
最初は一番上、模様は十字架のマークです。

右上はハートのマーク。

右下はスペードのマーク。

左下はダイヤのマーク。

そして、左上がクローバーのマーク。
そう、トランプのマークを刻印して遊んでみます。
十字架のマークはおまけです。

ここも目印を同じくマジックで書いていきます。

さて、刻印はミニルーターのダイヤモンドバイスで、行います。
これは本来は、ガラスに絵を描く道具なので、この、ランクギア
の素材のアルミだとバイスが痛んでしまいます。なので、きつく
は当てないで、優しく削っていきます。
初めての作業なのであまり上手には出来ません。幼稚園児の手習
い程度の出来映えでしょうか?いわゆる、初可愛いという奴??

次は、穴開けです。
最初は細いドリルでガイドの穴を開けます。

次は、中位のドリルで穴を拡げます。

そして、仕上げに3ミリのドリルで本格的に穴を開けていきます。
3回に分けたのは、いきなり太いドリルで穴を開けると、滑って
穴の位置がずれる可能性が高いのと、連続して長い時間穴開けを
続けるとミニルータが加熱して故障する可能性があるので、3回
に分ける事で、ミニルータを休ませる為です。
ちなみに、最後に本格的に開ける3ミリのドリルはチタン加工が、
施されたもの、通常のドリルの6倍長持ちするんだそうです。

さて、貫通作業です。
こちらはテーブルに上にフロントギアを置いて、上からルータを、
押し当てて穴開けすると、テーブルまで穴が開いてしまいます。
なので、小型の万力にフロントギアを挟み、横向きで穴を開けて
いきます。

貫通です。

仕上げにダイヤモンドのヤスリで縁を滑らかにします。

次は、刻印に色を着けていきます。補修用のアクリルペイントで、
十字架が深い色のグレーピンク、ハートとダイヤが赤、スペード
とクローバーが深緑というふうに色分けしていきます。

インナーと同じように、アウターのギアも穴開けしたおかげで、
以前のイメージとは、全く違ったものとなりました。

以前はこんな感じ。

インナーのギアよりもアウターのギアの幅が狭いので、インナー
の穴よりも小さい3ミリの穴としました。またアームの部分の上
は、さらに幅が細くなっているので、強度を考えて、ここは穴を
開けませんでした。
ちょっと遊び心のある派手なクランクセットとなりました。




にほんブログ村

以前アボセットのクランクを、ビカビカに磨いたのは、ちょっと
した
魂胆があっての事です。
さて、その魂胆とは・・・
ヌーボレコードのクランクセットに着いていた、メーカーが不明
のフロントのアウターギアとTA製と思われるインナーギアを、
アボセットに組み合わせようと思います。
その為には、インナーギアの黒塗装を落として、色を合わせたい
ので、そのギアと、アボセットのクランクのアルマイト剥がしを
してみました。さらに綺麗に仕上げる為にミニルーターを使って
電動やすりと、バフ掛けをしました。
その様子は、
「アボセットのアルマイト剥がし」
と
「嵌ってます 鏡面磨き」
をご覧頂ければと思いますが、今回はその仕上げとしてアウター
ギアをインナーギアと同じように穴開け加工をしてみます。
でも、単に穴開け加工するのも面白くないので、ちょっと遊んで、
刻印を彫ってみようと思います。

まずは、刻印彫り。
後で穴開けの目印も打っていくので、穴開けの位置を決めた型紙
を下に敷きます。ちなみに型紙の大きさはA3サイズです。A4
サイズでは小さすぎてうまく目印が打てません。

刻印の下書きをマジックで書き、目印とします。
最初は一番上、模様は十字架のマークです。

右上はハートのマーク。

右下はスペードのマーク。

左下はダイヤのマーク。

そして、左上がクローバーのマーク。
そう、トランプのマークを刻印して遊んでみます。
十字架のマークはおまけです。

ここも目印を同じくマジックで書いていきます。

さて、刻印はミニルーターのダイヤモンドバイスで、行います。
これは本来は、ガラスに絵を描く道具なので、この、ランクギア
の素材のアルミだとバイスが痛んでしまいます。なので、きつく
は当てないで、優しく削っていきます。
初めての作業なのであまり上手には出来ません。幼稚園児の手習
い程度の出来映えでしょうか?いわゆる、初可愛いという奴??

次は、穴開けです。
最初は細いドリルでガイドの穴を開けます。

次は、中位のドリルで穴を拡げます。

そして、仕上げに3ミリのドリルで本格的に穴を開けていきます。
3回に分けたのは、いきなり太いドリルで穴を開けると、滑って
穴の位置がずれる可能性が高いのと、連続して長い時間穴開けを
続けるとミニルータが加熱して故障する可能性があるので、3回
に分ける事で、ミニルータを休ませる為です。
ちなみに、最後に本格的に開ける3ミリのドリルはチタン加工が、
施されたもの、通常のドリルの6倍長持ちするんだそうです。

さて、貫通作業です。
こちらはテーブルに上にフロントギアを置いて、上からルータを、
押し当てて穴開けすると、テーブルまで穴が開いてしまいます。
なので、小型の万力にフロントギアを挟み、横向きで穴を開けて
いきます。

貫通です。

仕上げにダイヤモンドのヤスリで縁を滑らかにします。

次は、刻印に色を着けていきます。補修用のアクリルペイントで、
十字架が深い色のグレーピンク、ハートとダイヤが赤、スペード
とクローバーが深緑というふうに色分けしていきます。

インナーと同じように、アウターのギアも穴開けしたおかげで、
以前のイメージとは、全く違ったものとなりました。

以前はこんな感じ。

インナーのギアよりもアウターのギアの幅が狭いので、インナー
の穴よりも小さい3ミリの穴としました。またアームの部分の上
は、さらに幅が細くなっているので、強度を考えて、ここは穴を
開けませんでした。
ちょっと遊び心のある派手なクランクセットとなりました。




にほんブログ村

スポンサーサイト