デローザで行く 広島-周防大島
さあ、今日は昨日の雨とは打って変わって良い天気です。広島を
朝早く出掛けて、周防大島まで走ります。そして今夜は周防大島
の目の前の小島、笠佐島の民宿に泊まります。ここは、瀬戸内の
魚料理が有名な宿、楽しみです。
さて、ホテルを出る段になって、デローザの後輪がスローパンク、
ホテルの部屋に持ち込んだ間にパンクしてしまったようです。
スローパンクなので、このまま空気を入れて様子を見ます。
が、20分も走らない間に、また元の状態に・・・


仕方無いので、予備のチューブラータイヤに変えます。

ブルックスの空気入れ、重いけど便利です。
コンビニエンスストアの脇のスペースをお借りして、タイヤ交換
を行います。ここでタイヤを交換するので、残りは、もう一本の
チューブラータイヤしかありません。なので後二回パンクしたら、
走れるタイヤは有りません。
一寸これからの走りに慎重さが増してきます。
で、周防大島目指して走ります。

こちらの道路は、しっかりと自転車専用道路となっていて、自転
車乗りにとって有り難い道路です。
暫く走ると、通学の時間帯なのか1人の女子学生が乗った自転車
と抜きつ抜かれつ、走る事となります。
相手はスポーツタイプの自転車とはいえ、こちらは一応イタリア
の名門ロードバイクのデローザです。まあ、乗っているのは名門
でも何でも無い、単なるおっさんではありますが・・・
そんな抜きつ抜かれつを、5km程続けていると、その女子学生は、
市電の駅の駐輪場に自転車を停めて、市電に乗っていきました。
こちらの子は凄いね~。

宮島が見えてきます。

昨日、電車で来た宮島口のフェリー乗り場。

さて、岩国を抜け、潮の香りを受けながら海沿いの国道2号線を
走ります。

山の様子が、ハワイのカイルワ辺りの風景に似ています。

海沿いの道を走ります。
暫く走ると、由宇の街に入ります。

ここは、広島カープの練習グラウンドがあるそうで、こんな看板
がありました。
さて、さらに進みます。

海岸のすぐ脇を走る、山陽本線と並行して走る国道2号線、時々、
山陽本線と立体交差をして国道2号線が、海側を走ります。
その都度、上って下るのは国道2号線を走る亀、それ程の勾配は
ありませんが、何回も何回もそれが続くと、あれまたかと、まだ
疲れが残っている足に応えます。
そのうちに、沢山の島並が見えてきます。

景色の良い公園が見えて来たので、休憩します。

まるで沖縄のような海の色です。

暫し、綺麗な光景を見ながら、無防備に、ぼけ~としていたら、
自動車から降りて来た人が、「あれが、周防大島だよ」と教えて
くれました。もう、目的地まではすぐです。
また、海沿いを走っていると、緑の橋が見えて来ます。
あれが、周防大島に渡る橋のようです。
橋は、その下を通る船が引っ掛からないように橋桁が高くなって
います。と、いう事は、その高くなっている橋桁の上まで上がら
なくてはいけません。なので、当然の如く上り坂。
坂を上って行きますが、今までの坂とは違って少し勾配がきつい
坂道です。ついさっき、コンビニで軽く食事をしたばかりだった
ので、無理して気持ちが悪くなるのも嫌なので、今回の瀬戸内行
で初めての坂押しです。
さて、坂を押して上がる事10メートル、坂の勾配が緩くなった
ので、また自動車に跨がって坂を上がって行くと、今度は下りと
なります。
あららと思ったら、橋の入り口、年寄には辛く当たる橋でありま
した。

周防大島に渡り、少し走って小松港に着きます。
ここから渡船に乗って笠佐島に渡ります。

あれに見えるは笠佐島。


瀬戸内の海が拡がります。

で、港に渡船は有りますが、人はいません。どこに船長はいるの
かな?と、港を見渡し、唯一、そこにいたヨットを整備している
方に声を伺います。

が、その方は地元の方ではなく、ヨットで航海しこの港に入った
ので、ご存じ無いとの事でした。お礼をしてさて困ったなと辺り
を見渡していると、そのヨットに乗っている方が、「いい自転車
ですね」と、今度は彼方から声を掛けてきました。
「自転車お好きですか?」と、亀が伺うと、「ロードもピストも
ランドナーも有りますよ」と返って来ました。
同じ趣味の方とは、初めてでも会話が弾みます。お話を伺うと、
若い頃は、自転車レースにも出られていたそうで、中年になって
からヨットを始め、今は1人でヨットを操り、今回は、ヨットで
日本一周をされているとの事でした。
話が弾み、お互いに連絡先を交換し、一旦その場を離れて、渡船
の事が分かる方を探します。
港から道路の方に向かうと、タクシーが停まっていました。
タクシーの運転手さんに伺うと、プレバブの小屋に時刻表が有り、
その時間にならないと渡船の船長はやって来ないとの事です。
改めて港に戻ってプレバブの時刻表を見ると、船の出発時間は、
午前8時、正午、午後5時の3便だけ。
因みに今の時間は午後2時半、あと2時間半程有ります。
さて、どうしましょう。
2時間半、この島を走ってもいいのですが、明日、この島を走る
予定なのと、明日も笠佐島に泊まるので、午前8時から午後5時
までたっぷり時間は有ります。
なので、ヨットの方には迷惑で有りますが、渡船が出るまでの間、
亀の話し相手になって頂きました。
たっぷり二時間半も、海の話や自転車の話などを伺う事が出来ま
した。
やがて時間となり、渡船の船長がやって来ました。
どうやらご夫婦のようでご主人が船長、奥さんがその助手のよう
で、二人で船を操り、笠佐島まで渡してくれます。
乗客一人、船員二人、料金100円。何だか申し訳無い気分です。

船は、笠佐島目指して進みます。
緩やかに時が過ぎる瀬戸内の海でした。







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朝早く出掛けて、周防大島まで走ります。そして今夜は周防大島
の目の前の小島、笠佐島の民宿に泊まります。ここは、瀬戸内の
魚料理が有名な宿、楽しみです。
さて、ホテルを出る段になって、デローザの後輪がスローパンク、
ホテルの部屋に持ち込んだ間にパンクしてしまったようです。
スローパンクなので、このまま空気を入れて様子を見ます。
が、20分も走らない間に、また元の状態に・・・


仕方無いので、予備のチューブラータイヤに変えます。

ブルックスの空気入れ、重いけど便利です。
コンビニエンスストアの脇のスペースをお借りして、タイヤ交換
を行います。ここでタイヤを交換するので、残りは、もう一本の
チューブラータイヤしかありません。なので後二回パンクしたら、
走れるタイヤは有りません。
一寸これからの走りに慎重さが増してきます。
で、周防大島目指して走ります。

こちらの道路は、しっかりと自転車専用道路となっていて、自転
車乗りにとって有り難い道路です。
暫く走ると、通学の時間帯なのか1人の女子学生が乗った自転車
と抜きつ抜かれつ、走る事となります。
相手はスポーツタイプの自転車とはいえ、こちらは一応イタリア
の名門ロードバイクのデローザです。まあ、乗っているのは名門
でも何でも無い、単なるおっさんではありますが・・・
そんな抜きつ抜かれつを、5km程続けていると、その女子学生は、
市電の駅の駐輪場に自転車を停めて、市電に乗っていきました。
こちらの子は凄いね~。

宮島が見えてきます。

昨日、電車で来た宮島口のフェリー乗り場。

さて、岩国を抜け、潮の香りを受けながら海沿いの国道2号線を
走ります。

山の様子が、ハワイのカイルワ辺りの風景に似ています。

海沿いの道を走ります。
暫く走ると、由宇の街に入ります。

ここは、広島カープの練習グラウンドがあるそうで、こんな看板
がありました。
さて、さらに進みます。

海岸のすぐ脇を走る、山陽本線と並行して走る国道2号線、時々、
山陽本線と立体交差をして国道2号線が、海側を走ります。
その都度、上って下るのは国道2号線を走る亀、それ程の勾配は
ありませんが、何回も何回もそれが続くと、あれまたかと、まだ
疲れが残っている足に応えます。
そのうちに、沢山の島並が見えてきます。

景色の良い公園が見えて来たので、休憩します。

まるで沖縄のような海の色です。

暫し、綺麗な光景を見ながら、無防備に、ぼけ~としていたら、
自動車から降りて来た人が、「あれが、周防大島だよ」と教えて
くれました。もう、目的地まではすぐです。
また、海沿いを走っていると、緑の橋が見えて来ます。
あれが、周防大島に渡る橋のようです。
橋は、その下を通る船が引っ掛からないように橋桁が高くなって
います。と、いう事は、その高くなっている橋桁の上まで上がら
なくてはいけません。なので、当然の如く上り坂。
坂を上って行きますが、今までの坂とは違って少し勾配がきつい
坂道です。ついさっき、コンビニで軽く食事をしたばかりだった
ので、無理して気持ちが悪くなるのも嫌なので、今回の瀬戸内行
で初めての坂押しです。
さて、坂を押して上がる事10メートル、坂の勾配が緩くなった
ので、また自動車に跨がって坂を上がって行くと、今度は下りと
なります。
あららと思ったら、橋の入り口、年寄には辛く当たる橋でありま
した。

周防大島に渡り、少し走って小松港に着きます。
ここから渡船に乗って笠佐島に渡ります。

あれに見えるは笠佐島。


瀬戸内の海が拡がります。

で、港に渡船は有りますが、人はいません。どこに船長はいるの
かな?と、港を見渡し、唯一、そこにいたヨットを整備している
方に声を伺います。

が、その方は地元の方ではなく、ヨットで航海しこの港に入った
ので、ご存じ無いとの事でした。お礼をしてさて困ったなと辺り
を見渡していると、そのヨットに乗っている方が、「いい自転車
ですね」と、今度は彼方から声を掛けてきました。
「自転車お好きですか?」と、亀が伺うと、「ロードもピストも
ランドナーも有りますよ」と返って来ました。
同じ趣味の方とは、初めてでも会話が弾みます。お話を伺うと、
若い頃は、自転車レースにも出られていたそうで、中年になって
からヨットを始め、今は1人でヨットを操り、今回は、ヨットで
日本一周をされているとの事でした。
話が弾み、お互いに連絡先を交換し、一旦その場を離れて、渡船
の事が分かる方を探します。
港から道路の方に向かうと、タクシーが停まっていました。
タクシーの運転手さんに伺うと、プレバブの小屋に時刻表が有り、
その時間にならないと渡船の船長はやって来ないとの事です。
改めて港に戻ってプレバブの時刻表を見ると、船の出発時間は、
午前8時、正午、午後5時の3便だけ。
因みに今の時間は午後2時半、あと2時間半程有ります。
さて、どうしましょう。
2時間半、この島を走ってもいいのですが、明日、この島を走る
予定なのと、明日も笠佐島に泊まるので、午前8時から午後5時
までたっぷり時間は有ります。
なので、ヨットの方には迷惑で有りますが、渡船が出るまでの間、
亀の話し相手になって頂きました。
たっぷり二時間半も、海の話や自転車の話などを伺う事が出来ま
した。
やがて時間となり、渡船の船長がやって来ました。
どうやらご夫婦のようでご主人が船長、奥さんがその助手のよう
で、二人で船を操り、笠佐島まで渡してくれます。
乗客一人、船員二人、料金100円。何だか申し訳無い気分です。

船は、笠佐島目指して進みます。
緩やかに時が過ぎる瀬戸内の海でした。







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