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ランドナーで行く南武貨物支線 矢向-川崎河岸 廃線跡

南武貨物支線 廃線跡
我が町を走る南武線、今年は開通90周年という事であります。
この南武線、最初から電化された全国でも珍しい路線で、多摩川
上流の砂利を運び、多摩川下流の川崎辺りで船に積んで、全国の
工事現場に資材として送り出す為に作られた路線なんだそうです。
そのうちに人も運ぶようになり、川崎駅から立川駅までを南北に
結ぶ路線となりました。

さて、その90周年のお祝いですが、大々的なセレモニーを行う
訳でも無く、駅に昔の様子の写真を掲示し、車内に当時の路線図
や変遷を中刷りで紹介する程度の、地味な案内となっています。
その地味さが、何とも言えず妙な親近感を呼ぶ、我が愛する地元
の路線であります。

で、その南武線、当時の路線図を見ると、今は存在しない矢向駅
から多摩川に向かう支線が載っています。
この地に住んで30年、そんな支線がある事を初めて知りました。

調べてみると、多摩川上流の砂利を運搬し、多摩川下流から運び
出す為に、川崎駅から先に線路と貨物駅を作ろうとしたそうです。
が、用地買収が出来なくて、途中の矢向駅から貨物専用の支線と
して線路が敷かれたそうです。そして、多摩川の砂利を採取する
事が禁止されるようになり、砂利運搬の役目を終えたその支線は、
廃止となったそうです。
さらに、その廃線の跡がランドナーでいつも矢向に買い物に行く
際に走る道だと判りました。

ならば、この道を進み、多摩川目指して走ってみようと思います。

で、そのルートですが、どのように線路が敷かれたのか走る前に
調べてみました。廃線跡を巡る時には、線路が敷かれる前の様子
はどうだったのか?また、もう撤去された線路が在った時の様子
はどうだったのか?今の辺りの様子を眺めながら、思いを馳せる
というのが、その醍醐味だと思います。

明治39年に作成された古地図では、国道1号線に面した南河原
幸公園辺りから多摩川にかけて、畑の中を小川が流れていたよう
ですが、それより上の矢向駅辺りは小川は無く、畑だけとなって
います。この辺りは、二ヶ領用水が何本かに分かれて流れている
のですが、南武貨物支線はその二ヶ領用水を利用したのでは無く、
独自に畑の中に線路を造ったようです。
また、調べた資料では、川崎駅周辺の用地買収が出来なくてと、
なってはいましたが、古地図を見ると、用地買収以前の話として
川崎駅近くの多摩川沿いは、砂利を降ろす貨物駅を作るような、
広い場所が在りません。なので、畑が残っている川崎駅の少し
上流に支線として造らざるを得なかったと思われます。

さて、では出発。

南武貨物支線 廃線跡
矢向駅から出発します。

南武貨物支線 廃線跡
南武線に沿っておよそ50メートル位進むと左にカーブします。

南武貨物支線 廃線跡
細い道路を走ります。この道、バスが通る道に平行して走ります
が、こちらの道を歩く人が圧倒的に多い、地元の生活道となって
います。

南武貨物支線 廃線跡

南武貨物支線 廃線跡
また、左にカーブして「さいわい緑道」となります。
貨物線の跡地を利用して出来た道です。

南武貨物支線 廃線跡

南武貨物支線 廃線跡
南河原公園の桜。
ちょうど満開を過ぎたばかり、艶やかです。

南武貨物支線 廃線跡

南武貨物支線 廃線跡
さらに多摩川を目指して進みます。

南武貨物支線 廃線跡
もうすぐ多摩川となる所、広場があります。
貨物線が在る頃は、ここは砂利を降ろす駅だったのでしょうか?

南武貨物支線 廃線跡
多摩川に到着です。



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亀次郎 kamejirou 1958

Author:亀次郎 kamejirou 1958
リタイア後の時間をどのように
有意義に過ごすか?
考えた末の答え、
それが、昔憧れたランドナーと
ロードバイクによる
「自転車乗り」です。

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