ランドナーで行く 都内ご利益梅見ポタ

ランドナーでまだ春早いこの季節、梅を見ようと都内をぐるぐる
と廻ります。名付けて「江戸風情花都梅巡寸分早春着飾」
このタイトル、何て読むかというと、
えどふぜい
はなのみやこの
うめめぐり
ちょいとはやい
はるのよそおい
と読みます。
歌舞伎の外題風のタイトルであります。
まだ梅にはちょっと早いんですけどね。土曜日に都内で、用事が
あるので、ここのところあまり乗れていなかった自転車で、都内
を巡って、梅を愛でちゃいましょうというお話です。
さて、ここの所すっかりお気に入りの、少々アップダウンがある
国道1号線を走ります。
その国道1号線を進み、目黒川に来た辺りで、前に緑のカーボン
バイクで走っている方がいたので、その後ろに付きます。この後、
五反田からの坂を上がるのですが、カーボンバイクの方のペース
が落ちてきます。
同じペースで走ると疲れそうなので、追い越して坂を下ります。
この後、三田方面から築地を目指すので、右折をしたいのですが、
この先の信号がY字路なので、自転車では、そのまま右折が出来
ません。なので、直進して次の信号を渡りまた戻って進みます。
少し走ると、前に、先程五反田からの坂で追い越したグリーンの
カーボンバイクの方が走っています。どうやら、先程のY字路を
右折したようです。
正しい自転車の走り方ではありません。
また、後ろについて走りますが、追い付いちゃいました。
それでまた、追い越してしまいます。
すると今度は、亀が停車した、左折の信号だけ青になったY字路
の信号で、そのグリーンのカーボンバイクの方、信号で停まらず
に右方向に走って行ってしまいました。
この人、自動車でもこんな運転しているんでしょうか?
それとも、自動車の免許証持っていないんでしょうか?
折角の都内サイクリングですが、あまり良い気分ではありません。

いつもの定点撮影ポイント。
で、次は皇居前の撮影ポイントというのが、常ではありますが、
今日はその手前で曲がって豊洲で、朝ごはんであります。

という事で、虎ノ門ヒルズをバックにここも定点撮影ポイント。
この先、築地から勝鬨橋を渡って豊洲に向かいます。
さて今度は、月島から豊洲に向かう道で、赤いカーボンバイクに
乗った方が亀を追い越して行きます。この方も運河を越える橋の
上りでぐっとペースが落ちます。なので、亀はその赤いカーボン
バイクに乗った方を追い越して、次のY字路の信号で止まります。
亀はここを右折したいので、信号が変わって赤になったら、横断
歩道を押して進もうとします。
信号は左折が青になりました。すると先程亀が追い越した赤い
カーボンバイクの方がやってきてそのまま走っていきます。その
方、左折するのかと思いきや、そのまま右折してしまいます。
何で、カーボンバイクに乗る人って信号を守らないんでしょう?
それも守らない人に限って、上り坂が信じられない位にとんでも
なく遅いです。なので、還暦になるつつある上り坂があまり好き
では無い、ランドナーに乗ったじいさんに、上り坂で追い越され
てしまいます。
ロードバイクでは無く、泥除けついた自転車に乗った、じいさん
に追い越されて癪だから、信号無視するんでしょうか?
こんな走り方していると、回りからカーボンバイクに乗った人は
無法者と見られてしまいます。
幸いにも、ホリゾンタルのスチールバイクは、一般の人からは、
同じロードバイクだとしても、カーボンのロードバイクとは同じ
種類の自転車とも、同じ人種とも見られないと思われます。
なので、多分、後ろ指を指される事はないでしょう。
せいぜい、スチールバイクに乗っている方は、道路交通法を守り
慌てず急がずエレガントに走りたいものです。
そして、朝ご飯。

まあ、ここもよく訪れる「ROSTER」。
お決まりの朝セットのサンドイッチとコーヒーです。
さあ、お腹も満たされたので最初の梅見ポイント、亀戸天神にと
向かいます。進む道は三目通り、江戸時代からある路であります。
ここから、駒形通りを右折して梅と藤の名所、亀戸天神に向かい
ます。

ここ亀戸天神、梅と藤の名所ですが、新たに東京スカイツリーの
名所ともなりました。

梅が咲いております。

これは蝋梅、梅ではありません。

桜の花見と違って、梅の花見は香りも楽しめる得した気分の花見、
古来、日本の花見は桜では無く、梅の花見だったそうです。

さあ、亀戸天神を後にして、今度は湯島天神に向かいます。
駒形通りを西に進みます。
この通りを走っていると、今度はママチャリに乗って逆行する人
を多く見掛けます。まだ午前中のそれ程混雑している時間帯では
無いので、すれ違いが出来ますが、とても危ない走りです。
年が明けてからの都心の自転車事情は、どうなってしまったんで
しょうか?
また、ここ駒形通りを走っていて、初めて気が付いた事。
亀戸天神と鳥越神社と神田明神が、この駒形通り上に一直線で、
並んでいる事、何を今頃気が付いたのかよ!と我ながら思います
が、昔の人はこの通りを歩いて、遊山へと出掛けた事だったので
しょうね。


そして、湯島天神。

折しも結婚式の真っ最中。



白梅ばかりでは無くて、紅梅もあります。

ここが男坂の石段。
ここを下った処が天神下。昔の遊興の場所です。
そして、黒門を超えて広小路の火除け地には、仮掛けの芝居小屋
が建ち並びます。江戸時代のお話ですが・・・
境内で、甘酒を頂いてからお昼ご飯のお蕎麦を食べに走ります。
で、着いたのが浅草橋のお蕎麦屋さん。
江戸時代から続く歴史あるお蕎麦屋さんです。
店内はとても綺麗で隅々まで掃除が行き届いています。
また、テーブルや器は、お値打ちのある物を使っていて、気持ち
がしゃんとなるような心地良いお店です。

江戸時代から続くお蕎麦屋さんには珍しく、十割蕎麦です。
蕎麦の香りは十割にしては薄いですが、そばつゆのかえしには、
きれがあります。でも化学調味料で味を足しているのかな?
江戸風のきれのあるそばつゆが好きな方には、お奨めのお蕎麦屋
さんです。
さあ、小腹も満たされたので、今日の用事を済ませに走ります。

駒形橋から臨む東京スカイツリー。

吾妻橋から臨む東京スカイツリー。
今日は晴天、雲ひとつない空です。
向かうは、東京スカイツリーのお膝元、本所押上春慶寺。
「鬼平犯科帳」ファンなら誰でも知っている春慶寺。ここで何と
手造り味噌を造ります。
という事で、手造り味噌の様子は、この続きで・・・




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