楽ちん 革のトコ出し用ルータのビット作り

寒い冬自転車に乗れないので、今度は「自転車に似合う革小物」
の小話です。

前回の「400円で出来る防塵工作室」の最後のくだりで、この
写真が一枚出ていましたが、その時、ルーターの先に付いていた
のが、この「楽ちん 革のトコ出し用ルータのビット」です。
革細工をやっていない人には、全くちんぷんかんぷんのお話です。
自転車に似合う革小物というブログのパートで、今までいくつか
革小物を製作してきましたが、いつも多くの時間と手間が掛かる
のが、トコ出しという奴です。
このトコ出し、革の小口を滑らかにする作業。一番作業を必要と
するのが、ベルト部分です。この革の小口に滑らかになるような
液を塗り、そこにプラスチックや木のへらで擦って、革の側面を
滑らかにしていくのですが、これが、とっても時間が掛かる作業
となります。
なので、今まで亀は、適当な所で作業を止めてしまっていました。
結果はベルトの小口はケバケバ状態。まあ、自分で使うのだから
あまり気にはしないのですが、時々、クラブランで一緒に走った
方から、見せて下さいと言われると、ちょっと恥ずかしい気持ち
になっていました。
で、何か良い方法はないかと、ネットを見ていたら、同じような
悩みを持つ方が考案した方法が載っていました。
おお~、これだぁ!!
と亀も早速作ってみました。

まずは100円ショップで買った木の取手とネジセット。
取手の経は 28mm 長さは 46mm ネジは 経 3mm 長さ 40mm
です。
ネットで載っていた方法は、木の丸棒を使う方法ですが、生憎と
そのような丸棒が売っていなかったのと、この木の取手、予め、
中心にネジを止める穴が開いていたので、こちらにしました。
回転するルータに装着するので、木の棒の中心に穴を開けるのに
亀は自信が無かったからであります。
で、最初に取手の頭を取ります。


ルータにこの木の取手を装着して、バイスに止めて鋸を当てて、
頭を切り落とします。


これ、結構な時間が掛かりました。
後でよくよく考えてみたら、ルータで回転させて切ればもっと
楽だったのになぁ~と気が付きました。
次に、棒状になった木の取手に鑢で溝を入れていきます。
今度は、ルータを回転させて鑢を当てていきます。

で、こんな感じで出来上がりました。
これで、革の小口を擦らなくても、ミニルータの先の木のビット
が回転する事で綺麗に革の縁が仕上がるはずです。




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