BCCでお勉強 カンパニョーロ10の実用的な使用法

今日もBCCでお勉強です。
以前、手に入れたロードバイクを調べたくてBCCに伺います。
今日の目的は、コルナゴの昔のロードバイクに機種を調べたく
伺いました。調べたい機種は「AMICI」イタリア語で親友という
意味だそうです。
でも結局は、コルナゴのロードバイクでは無かったんですけどね。
ここら辺りの事は「ゼウスという事にしましょう」をご覧下さい。
で、コルナゴの本を数冊読んで探しますがありません。
まあ、結局のところ、コルナゴでは無かったので見つかる訳は、
無かったんですが・・・
でも、その時は分からずに探すのに必死です。
係りの方に相談すると、またまた地下の倉庫からコルナゴの日本
語のカタログを出してきて頂きました。1970年代から現在に
至るまでの日本で発売されたコルナゴの機種が載っています。
残念ながら「AMICI」はありませんでしたが、これ、凄いライブラ
リーです。多分、デローザやチネリ、カンパニョーロなどのカタ
ログもあるんでしょうね。もちろん、日本のメーカーも・・・
BCCの新たな実力を垣間見てしまいました。
本来の目的は達成されませんでしたが、とても良いものを見せて
頂きました。
で、仕方無いので書棚を見ていたら、初めて見たカンパニョーロ
の本がありました。
で、その中で面白かった内容がこちらです。
カンパニョーロ10の実用的な使用法
1 トルクレンチは必ず使用する
カンパニョーロの取扱説明書には適正トルクが明記されている。
2 カーボンシートポストにはグリスは塗らない
かえって滑るから。
3 ペダルスレッドにはグリスを
固着ときしみ音が解消される。
4 カーボンホイールには専用ブレーキシューを
普通のゴムシューでは高温になるから。
5 ブレーキのメンテナンス
常にチェックする事。
6 ケーブルとハウジング
カンパニョーロのケーブルハウジングにはテフロンコーティング
されたライナーが入っているので、軽い動きを実現しているが、
グリスを塗っても問題は無い。
7 チェーンの交換時期
カンパニョーロの場合6コマのアウターリンクの長さは 132.6mm
以下と決められている。
8 チェーンの完璧な洗浄
溶剤で洗うと、チェーンの表面処理を落としてしまうので、走り
終えたらチェーンオイルを多めに塗る。
9 ポジションに注意
カーボンシートポストの目印はガムテープ。
10 あなたの手は小さいですか?
ブレーキレバーをハンドルに近づける裏技、それは小さなネジを
ブラケット本体のリリースボタンの近くに挿入する事。
但しカンパニョーロは、認めていないのであくまでも自己責任で。

ところで折しも展示は「競技自転車の歴史」、面白そうな自転車
が沢山ありました。

世界最初のリカベント。
あまりに早すぎたので、レースでは禁止になったそうです。

世界の中野浩一が、シドニーオリンピックで先導車として乗った
電動アシスト自転車、恰好良い!!!


アワーレコードを取ったモゼールが練習用に使用していたバイク。


さてそして、亀のデローザスーパーレコード仕様とほぼ同じ仕様
のロードバイクを発見しました。
ベルナール・イノーがツールドフランスで、五回目の優勝を果た
した際に使用したロードバイクです。

クランクとフロントディレーラーはスーパーレコード。

亀のデローザはこんな感じ。

リアディレーラーもスーパーレコード。

亀のデローザはこんな感じ。

サドルはサンマルコのロールス。

亀のデローザはこんな感じ。

ブレーキもレコード。

亀のデローザはこんな感じ。

ブレーキレバーもスーパーレコード。

亀のデローザはこんな感じ。
いんやぁ~、親近感を感じます。




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