ゼウスという事にしましょう



先日手に入れた、コルナゴとロゴが入ったロードバイク、
何だか怪しいです。
まず、どこにも COLNAGO の刻印とスペードマークが有りません。
また、シールも後で貼ったような感じ、さらには貼り方が、少し
曲がっています。
さらに、ボトムの下側が溶接されています。
こんなの見た事がありません。
コルナゴジャパンに問い合わせ、二~三回のやりとりをメールで
行いましたが、その後連絡は有りません。
で、あちこちの自転車屋さんに伺ってみると、大体以下のような
事が判ってきました。

・ボトムの幅と溶接が有るのはフレンチ規格なので、コルナゴで
は考えられない。

・エンドがゼウスなので、スペイン製と思われる。

・amitiとあるがあまり聞いた事が無いブランドなのでスペイン
の小さな工房での作品ではないか?

・CAMPIONE EMILIANO 1959 とあるが、あまり大きなレースでは
無いエミリアーノのレースで1959年に優勝したのを記念し、
作られたモデルではないか?

・直留めの溶接が無いこの仕様は、1960年代製と考えられる。

・この時期のスペイン製ロードバイクは、フレームがレイノルズ
531パイプを使っている事が多く、このバイクもそうなので
はないか?
どうやら1960年代のスペイン製のバイクのようです。
ならばコンポーネンツもゼウスなので、いっその事ゼウスという
事にしようかと何件かの自転車屋さんに伺ったら、それでいいん
じゃないという事となりました。
ならば今のシールを剥がし、その時代のゼウスのシールを貼って
もらおうと、以前、ヴィンテージライドでお世話になった世田谷
のコルサコルサに相談したら、作ってくれますとの事。
さあ、シールを貼り直してなんちゃってゼウス完成させましょう。




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