二ヶ領用水 桃の花

梅も満開を過ぎ、次には桜の花が咲こうというこの時期、梅と桜の
花が咲く間に挟まれてひっそりと、桃の花が咲きます。春の訪れと
共に木々も賑わい出し、その華やかな息吹きを感じて勢いと元気を
頂こうと、いそいそとランドナーで繰り出します。
向かうは二ケ領用水、用水沿いの桃の花を愛でに走ります。
前回、下見で走った際に、案外と長い距離に渡って繋がるこの用水
沿いを走る方が平行する幹線道路を走るよりも、のんびりまったり
走れるのを知ったので今回もこちらで走ります。

走っていると、用水沿いの民家の脇にコブシの花が咲いています。
うちの奥さんは、生まれて始めてコブシの花を見た時、「枯れ木に
ティッシュペーパーを沢山付けるふざけた真似をする奴は、どこの
どいつだ!」と思ったそうです。

またまた走ると今度は早咲きの桜が咲いています。


桃の花ならぬコブシと桜の花のお出迎え、ひょっとしたらもう桃の
花の時期は終わってしまったのでしょうか?

二ヶ領用水沿いを走ります。
ここは南武線と交差する所、この辺りに桃の木があると思われる所。

そんな事を考えながら、ふと用水の水の流れを見ると、桜とは違う
花びらが流れて来ます。
確か、神話でもこのような場面があった事を思い出します。
花びらが流れて来るということは、上流に花が、咲いている木々が
あるという事となります。神話でも書いたある事なので、間違えは
ありません。
まあ細かい事を云えば、彼方は箸が流れて来たので人が住んでる事
が判ったので、花びらが流れてくるのとは若干違いますが、流れて
くる事には違いが無いので、大した違いではありません。
因みに件の神話ですが箸って川に流すものなのか、はたまた箸って
川にどんぶらこと流れてくるものなのか、沈んじゃうんじゃないと
未だにこの謎が解けない亀でございます。


で、見つけました。桃の花。

移ろう春の僅かな一時、梅と桜の間で影に隠れるように咲く、桃の
花も、なかなか棄てがたいものがあります。




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