鶴見川 薄 虫の音 鳥の声
ようやく秋らしくなってきました。
こんな凌ぎやすい季節も、ほんの数週間しか続かないのでしょう。
そんな短い季節を自転車に乗ってのんびりと川辺を走り、思う存分
秋の風情を味わいます。という訳で、走る川辺の道は鶴見川。
「新治の森」と「寺家ふるさと村」を巡ります。
ちなみにその「新治の森」と「寺家ふるさと村」の様子は、写真を
沢山撮ったので別コラムとして、そのうちブログアップ致します。

草を刈り終えたばかりの鶴見川の土手。
走っていると、草の香りが心地良く感じられます。

日産スタジアム。
天気は今一です。

所々にある砂利道、700Cランドナーでガタガタといわせながら
走ります。
が、途中で、以前この道のおかげで大型LEDライトを落とした事
を思い出して、いきなり慎重な走りとなります。
セコい小心者の亀であります。

辺りは薄の穂が一面に拡がり、秋の風情を満喫させてくれます。
また、虫の音もそこかしこから静かに聴こえます。
この風景は、亀の大好きな歌舞伎の所作劇「黒塚」を思い浮かべて
しまいます。元々は、能の題材を歌舞伎化したものですが、歌舞伎
だけあって、幽玄な能の世界とは違いかなりダイナミックな演目と
なっています。
とはいっても、能の良さを引き継いだ歌舞伎版「黒塚」の前半部分
鬼女が、訪れた修験僧が自分の罪を仏法で救ってくれると信じて、
修験僧のために一夜の宿を提供し、暖を取る枯れ枝を、探しに行き
ます。その途中、月に照らされた薄野で嬉しくなって、自分の影と
戯れるという、能の幽玄な世界を持ちつつも、優美な、大変美しい
踊りの場面があります。
ランドナーで走っていて、鶴見川の薄の群れを見るとまた「黒塚」
を観てみたいと思ってしまいます。
この演目、初代の猿翁と先代の猿之助が演じてはいますが、今の代
の猿之助は、まだ演じてはいないようです。早く今の猿之助がこの
演目を演じて欲しいですね。ルフィーもいいけど、「黒塚」を観て
みたいものです。

稲刈りをした後で、稲を天日干ししています。
秋の風情ですね。
虫の音は秋を感じさせてくれますが、鳥の声は冬の渡り鳥が渡って
きたのか、聞こえる鳥の声も変わってきています。短い秋から冬へ
と、季節は移ろいでいくようです。




にほんブログ村

こんな凌ぎやすい季節も、ほんの数週間しか続かないのでしょう。
そんな短い季節を自転車に乗ってのんびりと川辺を走り、思う存分
秋の風情を味わいます。という訳で、走る川辺の道は鶴見川。
「新治の森」と「寺家ふるさと村」を巡ります。
ちなみにその「新治の森」と「寺家ふるさと村」の様子は、写真を
沢山撮ったので別コラムとして、そのうちブログアップ致します。

草を刈り終えたばかりの鶴見川の土手。
走っていると、草の香りが心地良く感じられます。

日産スタジアム。
天気は今一です。

所々にある砂利道、700Cランドナーでガタガタといわせながら
走ります。
が、途中で、以前この道のおかげで大型LEDライトを落とした事
を思い出して、いきなり慎重な走りとなります。
セコい小心者の亀であります。

辺りは薄の穂が一面に拡がり、秋の風情を満喫させてくれます。
また、虫の音もそこかしこから静かに聴こえます。
この風景は、亀の大好きな歌舞伎の所作劇「黒塚」を思い浮かべて
しまいます。元々は、能の題材を歌舞伎化したものですが、歌舞伎
だけあって、幽玄な能の世界とは違いかなりダイナミックな演目と
なっています。
とはいっても、能の良さを引き継いだ歌舞伎版「黒塚」の前半部分
鬼女が、訪れた修験僧が自分の罪を仏法で救ってくれると信じて、
修験僧のために一夜の宿を提供し、暖を取る枯れ枝を、探しに行き
ます。その途中、月に照らされた薄野で嬉しくなって、自分の影と
戯れるという、能の幽玄な世界を持ちつつも、優美な、大変美しい
踊りの場面があります。
ランドナーで走っていて、鶴見川の薄の群れを見るとまた「黒塚」
を観てみたいと思ってしまいます。
この演目、初代の猿翁と先代の猿之助が演じてはいますが、今の代
の猿之助は、まだ演じてはいないようです。早く今の猿之助がこの
演目を演じて欲しいですね。ルフィーもいいけど、「黒塚」を観て
みたいものです。

稲刈りをした後で、稲を天日干ししています。
秋の風情ですね。
虫の音は秋を感じさせてくれますが、鳥の声は冬の渡り鳥が渡って
きたのか、聞こえる鳥の声も変わってきています。短い秋から冬へ
と、季節は移ろいでいくようです。




にほんブログ村

スポンサーサイト