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江戸風情花之都十四社詣

江戸の武士や町人は四季折々、暇が出来るとおにぎりなどの携帯が
出来る手軽な手弁当を持って「物見遊山」と称して、近郊の日帰り
が出来る神社仏閣を巡っていたそうです。四季折々、その時その時
の梅や桜や深緑や菊や紅葉や雪の降る風情、鶯や蝉や虫の音を愛で
心豊かな一時を過ごしたそうです。

亀もそれに習いランドナーで「物見遊山」を楽しむべく、江戸近郊
の神社巡りをしてみました。

「東都十社」というのはありますが、「十四社」というのは聞いた
事がありません。それもそのはず、亀が勝手に決めた由緒ある神社
がこの「十四社」です。

巡るは、

鳥越神社
下谷神社
鷲神社
浅草神社
亀戸天神
富岡八幡宮
佃島住吉神社
鉄砲洲神社
波除神社
東京大神宮
雑司ヶ谷鬼子母神
穴八幡神社
鳩森八幡神社
金王八幡宮

の十四社、

さあ、「江戸風情花之都十四社詣」の始まり始まりぃ~。

14社詣

14社詣
花の都お江戸といえば日本橋、その日本橋に江戸の頃から栄えた
「越後屋」すなわち今の三越百貨店から神社詣は、始まります。

14社詣
今日は色々とぐるぐる巡るので、道を間違えないよう地図を見な
がら走ります。そんな時には、このランドナーのフロントバック
のマップケースが大変便利です。
一応詣でる神社の場所をプロットした地図を拵えてみました。

まずは鳥越神社。

14社詣
由来は、元々は日本武尊を祀った白鳥神社がその発祥だそうです。
創建は、白雉2年(651年)。
平安時代、処刑された平将門の首が京都から飛んできて、ここを
越えていったので「飛び越え」→「鳥越」となったと聞いた事が
あったのですが、それは嘘??

このあたりは、亀が越境して通っていた中学校が近くにあったの
で、とても懐かしい場所です。
鳥越神社の御輿は千貫御輿を言われていて、とても重い御輿です。
二年に一度の大祭には、この御輿が町中を練り歩きます。大きな
御輿が、この小さな鳥居を抜ける所が最大の見せ場、丁度今年が
その大祭にあたります。

14社詣
で、御輿の宮出しを見ようと朝早くやってきたのですが、大祭は
来週、一週間間違えて来てしまったようです。
また、来週来なくては・・・

次は下谷神社。

14社詣
上野駅のすぐ近くにある神社です。
この神社の由来は、天平2年(730年)。
ここも日本武尊を祀った神社で、元々は上野のお山にあったんだ
そうです。江戸幕府が開かれ、上野寛永寺が出来た際にここに、
移されたそうです。境内には、寄席発祥の地という碑があります。
ここが江戸で初めて寄席が開かれた場所なんだそうです。

14社詣
木漏れ陽に浮かぶ幟、艶やかですね。

さて、その次は鷲神社。

14社詣
ハデな神社です。

14社詣
酉の市で有名な神社、由来は天日鷲命と日本武尊を祀った神社で
創建の時期を調べたのですが、わかりませんでした。
いつの間にか出来た神社、そんな事はないか?

天日鷲命という神様、あちこちの土地を開拓した開拓団の団長で
全国にこの神様を祀った神社が沢山あるそうです。
創建されたのち、東夷征伐で訪れた日本武尊が立ち寄ったので、
日本武尊も一緒に祀っているんだそうです。
この話、後の源氏の総大将を祀った八幡神社の由来にも似ていて、
開拓と東征の系譜と神社との関係は、興味深いものがあります。

さて、その次は浅草神社。

14社詣
ここは三社祭りで有名な神社です。

由来は、漁師の桧前浜成・竹成兄弟が隅田川で漁をしていたら、
人型の像がかかり、地元の文化人、土師真中知に尋ねます。
そうしたら、これは聖観世音菩薩像で自身も帰依しているので、
この土師真中知という人が自宅を寺にしたのが、今の浅草寺。
その浅草寺の創建に関わった、三人を祀ったのが浅草神社です。

お芝居の世界では、「お祭り」というとこの三人を題材にした
「三社祭」が舞踊劇として有名です。あの歌舞伎の舞台の上で
所作台といわれる檜の板を敷き、足拍子の音の響きを良くして
切れのいい華やかな演出で楽しませてくれます。

さてさて、その次は亀戸天神。

14社詣
天神さま、菅原道真を祀った学問の神様です。

14社詣

14社詣
スカイツリーをバックになかなかの景色です。
浮世絵では、梅や藤の花と一緒に描かれるこの亀戸天神、今は
スカイツリーと一緒がお似合いです。

14社詣
手水場の水盤が、この神社の紋である梅鉢の形をしています。
亀戸天神だけあって亀もいます。ちょっとお洒落です。

この辺りから次の神社にかけては、小説「鬼平犯科帳」の世界。
その小説の舞台となった街並みを想像しながら走ります。
小説では三つ目通りがよく出てきますが、亀戸天神からは四つ目
通りを走ります。この四つ目通り、後から出来たんでしょうか?

さてさて、今度は富岡八幡宮。

14社詣
創建は寛永4年(1624年)と、今までの神社と比べると、
比較的新しい神社です。元々この地は江戸初期に埋立てた場所、
そこに神社を祀ったというのがその起源です。
今日は縁日、骨董市で境内に所狭しと骨董品のお店が、並んで
います。

さてさて、次は佃島住吉神社。

14社詣
佃の掘りを渡って、向かいます。

この佃島住吉神社、徳川家康が江戸の地に下降した際に、摂津
佃村から呼び寄せた漁民が、摂津の住吉大社の分神として正保
3年(1646年)に創建したものだそうです。

14社詣
ここの御輿は八角形の御輿で、他の神社の御輿と異なります。
遙か昔々の若かりし頃、当時付き合っていた女の子がこの佃島
で育ったしゃきしゃきの江戸っ子で、この御輿を亀が間違えて
六角御輿と言ったら、ばりばりの江戸弁で思い切り怒られた事
を思い出します。あんなおちゃぴいな江戸弁を話せる人はもう
いなくなってしまったんでしょうか?

さて、次は隅田川を渡って鉄砲洲神社。

14社詣
ここのところ、お気に入りの神社です。

ここは元々の名前は湊神社というんだそうです。
承和8年(841年)地元の産土神を祀ったのが、その起源と
なります。他に産土神を祀った神社で有名なのが、荏原神社、
ご利益がありそうな恵比寿さんがいる亀が良く通う神社ですが、
今回の十四社巡りでは行きません。よく行く神社だからね。
今度は、産土神を祀った神社だけをお参りするコースを辿って
みましょうか?

さて、次はこの近くにある波除神社。

14社詣
ここの起源は、萬治2年(1659年)埋め立て工事が上手く
いかずに困っていたところ、海中より稲荷大神のご神体を拾い
祀ったところ、埋め立て工事が順調に進んだとの事です。
この江戸の町、海には仏様やご神体など、いろんな物が、よく
漂っていたんですね。

今日は日曜日、築地市場も静かです。
勤めている会社が、以前はこの近くにあって、よく出勤前に、
波除神社にお参りをさせて頂きました。今日も無事過ごせる
事をお祈りし、築地市場の活気で元気をもらって、仕事にと
励んでおりました。そんな親しみ深いこの界隈です。

さて、ここまでは江戸の下町の神社を巡ってきましたが、これ
からは山の手の神社を巡ります。
花の東京の銀座を通り、今日もやっているパレスサイクリング
の会場を走り抜けて、飯田橋へと向かいます。

14社詣
めったに来ない皇居前、ちらっとお城が見えます。

さて、次は坂道を上って東京大神宮。

元々は、明治5年(1872年)伊勢神宮の東京出張所として
設立されたのがその始まり。それから色々とあり関東大震災で
焼失した神殿を飯田橋で再建したのが、現在の東京大神宮なの
だそうです。

14社詣
ところでこの東京大神宮、ここ数年前から縁結びの神様として
女性から絶大なる人気を博しております。以前はがらんとして
静かな神社だったのですが、ここ数年はいつ来ても多くの女性
がお参りをしています。
今日も、本殿にはお参りする女性の長い行列が出来ています。
その勢いに押されて、本殿でのお参りを断念し入り口でお参り
して退散させて頂きました。

さて、次は早稲田の穴八幡。

早稲田通りを走り神楽坂を抜けて戸山公園を曲がり向かいます。
この道、アップダウンの連続、程々に楽しめる道です。

14社詣
穴八幡に到着です。
この神社、康平5年(1062年)源義家が奥州の戦いを終え
凱旋の途中に、この地に兜と太刀を納めて八幡様を奉ったのが
その起源となるそうです。

14社詣
境内には、江戸時代の辺りの風景を描いた図があります。
早稲田の名前の由来にもなった田圃に囲まれた丘に、この神社
が鎮座しているのが分かります。

14社詣
白石の境内には朱塗りの鐘楼と黒漆の本殿、鮮やかな神社です。

さて、次を目指します。
牛込を通り、四谷三丁目の交差点を右折して、千駄ヶ谷方面へ
と向かいます。工事中の国立競技場を左に見て、外苑西通りを
進みます。

14社詣
誘惑に負けて「ホープ軒」。

14社詣
ここのラーメン食べるの10年ぶりです。
普段自転車で走る際には、ラーメンだと量が多くて走っていて
後でお腹が重くなりしんどいのですが、今日は、この暑さの中
がっつりとしたラーメンが食べたくなります。
まあ、ここまでかなり走りましたからね・・・

で、食べ終わって鳩森八幡神社。

14社詣
元々、この地のあった小さな祠を改めて祀ったのがその始まり。
創建は、貞観2年(860年)だそうです。

14社詣
境内のわずかな木立が、古の杜の姿を彷彿とさせてくれます。

14社詣
ここには富士塚があります。
富士山詣をしたくとも富士山までは行けない人達の為に、富士山
の岩を持ってきて、富士山を模した富士塚を作り、そこに登る事
で富士山詣の代わりとした、お手軽コンパクトなお参りシステム
です。

14社詣
神社もSNSの時代です。

さて、お参り最後の神社に向かいます。
青山通りを越え、西麻布から脇道を渋谷へと向かいます。ここら
辺りもアップダウンの連続です。幹線道路を避けて、普段来る事
が無いような山の手の街を走ります。

14社詣
國學院大學や実践女子大の近く。
長年、東京で暮らしてきた亀ですが、ここは初めて足を踏入れる
場所です。

さあ、これでお参り最後の神社、金王八幡宮。

14社詣
ここの創建は、寛治6年(1092年)この地に渋谷城を築いた
河崎基家によるとの事です。

14社詣
渋谷駅の程近くですが、ここは喧噪を離れた静かな一角です。

14社詣
ビルに囲まれた本殿。

これで一通り神社を巡る事が出来ました。
この後は、これも最近お気に入りの道、駒沢通りから自由通りを
抜けて、中原街道から多摩川を渡って堤沿いの道を走ります。

14社詣
丸子橋のいつもの撮影&休憩ポイント。

ところで、帰ってきて行った神社の数を数えたら13ヶ所にしか
なりません。一応詣でる神社の場所をプロットした地図を拵えて
みたにもかかわらずです。あれ~と思って地図をよくよく見ると、
雑司ヶ谷鬼子母神に行くのを忘れていました。
東京大神宮から穴八幡までの間の道筋は結構な上り下りがあり、
また、日差しも強くて暑かったのでついつい忘れてしまったよう
です。
これは、改めてもう一度回らないとなりません。

あらまぁ~。



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テーマ : 自転車
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プロフィール

亀次郎 kamejirou 1958

Author:亀次郎 kamejirou 1958
リタイア後の時間をどのように
有意義に過ごすか?
考えた末の答え、
それが、昔憧れたランドナーと
ロードバイクによる
「自転車乗り」です。

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