ヌーボレコード 1969年~1985年


カンパニョーロ ヌーボレコードリアディレーラー ようやく一通り
年代順に揃える事が出来ました。
上左から順に、1969年~1985年の間に製造された年ごとに、
年代順にヌーボレコードを並べてみました。
ただ、PATENTヌーボの初期版1968年製は残念ながら手に入れる
事は出来ませんでした。また、幻のファーストロッドといわれている
PATENT CAMPAGNOLO と刻印されている1965~66年製のもの
も残念ながら持っていいません。
ちなみにこのモデル、以前オークションで見ましたが7万円近い金額
で取引されていました。オークションで出ていた写真はこちらです。
さて、ヌーボレコード製造期間については諸説あるようですが、まず
PATENT CAMPAGNOLO と刻印されている1965~1966年、
その後、1968年~1969年に製造された PATENT とのみ表示
されているパテントヌーボがあります。この1968年と1969年
の製造モデル、プーリーガイドを固定しているばねの構造と止め方が
若干違うそうです。 刻印は同じですが、この違いで製造年度が特定
出来るそうです。
なお、 PATENT CAMPAGNOLO と PATENT の間の年、1967年
製造は PATENT CAMPAGNOLO なのか、はたまた PATENT なのか?
またはその年は製造されなかったのか?
ここのところは、亀はよく知りません。
1970年代に入ってからは、刻印が PATENT から PATENT- の後
に、製造年度の下二桁が刻印された、ヌーボレコードが製造されます。
そして、1980年代になると PATENT-○○ から PAT.○○ へと、
変化していきます。これは、1980年製造から1984年製造まで
続きます。また、PAT.○○ と刻印された最終年度の1984年製は、
それまでのヌーボレコードのパンタグラフの形状が異なっています。
それまでのヌーボレコードは、一貫して丸みを帯びたもので、刻印が
BREV.INT.CAMPAGNOLO となっていますが、1984年製造から
は、角張った形状となり、 BREV.INT.CAMPAGNOLO の刻印が無く
なります。その代わりに内側に st の刻印が入ります。さらにさらに、
パンタグラフのスプリングが取り外しが出来なくなり、付いている
位置もそれまでのヌーボレコードとは違い、反対側となっています。
そして、1985年製造の最末期のヌーボレコード、パテント表示の
無い、いわゆるステヌーボと呼ばれているものが存在します。
この年には、さらに PAT.11 と刻印されたものも登場します。
この他に1985年以降、余ったパーツを使って、3000台単位の
オーダーで特別に生産されたヌーボレコードが存在するとの事です。
これは、どのような刻印となっているのかは不明です。

PATENTヌーボ 1969年製と PATET-70 1970年製です。

次は1971年と1972年製。

1973年と1974年製。

1975年製。

1976年と1977年製。

1978年と1979年製。

1980年製。

1981年と1982年製。

1983年と1984年製。

先ほどの1985年のステヌーボです。

ステヌーボと同じ製造年度のPAT.11です。
ちなみに詳しくご覧になりたい方は、以下をクリックしてください。
「1969年製 PATENT ヌーボ」
「1970年製 PATENT-70 ヌーボ」
「1971年製 PATENT-71 ヌーボ」
「1972年製 PATENT-72 ヌーボ」
「1973年製 PATENT-73 ヌーボ」
「1974年製 PATENT-74 ヌーボ」
「1975年製 PATENT-75 ヌーボ」
「1976年製 PATENT-76 ヌーボ」
「1977年製 PATENT-77 ヌーボ」
「1978年製 PATENT-78 ヌーボ」
「1979年製 PATENT-79 ヌーボ」
「1980年製 PAT.80 ヌーボ」
「1981年製 PAT.81 ヌーボ」
「1982年製 PAT.82 ヌーボ」
「1983年製 PAT.83 ヌーボ」
「1984年製 PAT.84 ヌーボ」
「1985年製 ステヌーボ(俗称)」
「1985年製 PAT.11 ヌーボ」
このヌーボレコード、調子に乗って集めたら同じ年度のものが、
複数集まりました。
ついでにもう1セット、年代順に揃えてみようと思います。



スポンサーサイト