カンパニョーロ ヌーボレコード リアディレーラー PAT.84
まだまだ走れません。
という事で、またまたカンパネタです。

これは、製造年度の刻印がある最後の年に製造されたPAT.84モデルと
なります。
最近オークションで、ヌーボレコードの出物があれば、ついつい手を
出してしまいます。

PAT.84 と刻印されています。

姿も美しいですし、パンタグラフのガタ付きも無いし、何より何十年
経過してもちゃんと現役のリアディレーラーとして使えるものです。
人類が生み出した人が使う道具として、最も優れた工芸品のひとつと
言っても過言ではないと思います。
尤もフリーギア最大で23Tまでというのは、亀にとってはちょっと
過酷ではありますが・・・

さてこのヌーボレコード、それまでのヌーボレコードとの大きな違い
が、パンタグラフの裏側となります。
今までのヌーボレコードは、この部分はアールになっています。
そして、BREV.INT.CAMPAGNOLO となっているのですが、PAT.84
モデルからは文字の刻印の無い平らな形状へと変化しています。
併せて、スプリングの位置が変わり、ねじも無くなりました。
これにより、その前年までの製造モデルとは異なり、スプリング交換
が出来なくなりました。
これは、スーパーレコードのパンタグラフの裏側のプレートと同じ物
です。この時期、パーツを共有していた事になります。

また、エンド部のベースに C の文字が刻印されています。
ちなみに、その翌年製造のいわゆるステヌーボは st となっています。

また、こちらはPAT.81と同様にプーリーに繋がるベースの部分の上側
には S の文字が刻印されています。
この間に製造されたPAT.83は st となっています。
ちなみに、こちらはステヌーボでは刻印は、ありません。

刻印は、まだまだ違いがあります。
パンタグラフの表側、CAMPAGNOLO NUOVO RECORD と刻印され
ている側の裏側に st の文字が浮き出しで刻印されています。
そして、裏側のスーパーレコードと同じ部品と思われる側の裏側には
M の文字が同様に刻印されています。

また、パンタグラフのアジェストねじもその前のヌーボとは変わって
います。スーパーレコードと同じように黒い樹脂製のカバーになって
いて、スプリングは見当たりません。
ちなみにその翌年製造のステヌーボは、スプリング付きのアジェスト
ねじです。

さらに初期と比較すると、パンタグラフの幅がこちらの方は細い形状
となっています。
レコードからヌーボレコードに移行した際に、幅が広くなったパンタ
グラフが、今度はまた狭くなっています。
製造年代別に比較すると面白いですね。



という事で、またまたカンパネタです。

これは、製造年度の刻印がある最後の年に製造されたPAT.84モデルと
なります。
最近オークションで、ヌーボレコードの出物があれば、ついつい手を
出してしまいます。

PAT.84 と刻印されています。

姿も美しいですし、パンタグラフのガタ付きも無いし、何より何十年
経過してもちゃんと現役のリアディレーラーとして使えるものです。
人類が生み出した人が使う道具として、最も優れた工芸品のひとつと
言っても過言ではないと思います。
尤もフリーギア最大で23Tまでというのは、亀にとってはちょっと
過酷ではありますが・・・

さてこのヌーボレコード、それまでのヌーボレコードとの大きな違い
が、パンタグラフの裏側となります。
今までのヌーボレコードは、この部分はアールになっています。
そして、BREV.INT.CAMPAGNOLO となっているのですが、PAT.84
モデルからは文字の刻印の無い平らな形状へと変化しています。
併せて、スプリングの位置が変わり、ねじも無くなりました。
これにより、その前年までの製造モデルとは異なり、スプリング交換
が出来なくなりました。
これは、スーパーレコードのパンタグラフの裏側のプレートと同じ物
です。この時期、パーツを共有していた事になります。

また、エンド部のベースに C の文字が刻印されています。
ちなみに、その翌年製造のいわゆるステヌーボは st となっています。

また、こちらはPAT.81と同様にプーリーに繋がるベースの部分の上側
には S の文字が刻印されています。
この間に製造されたPAT.83は st となっています。
ちなみに、こちらはステヌーボでは刻印は、ありません。

刻印は、まだまだ違いがあります。
パンタグラフの表側、CAMPAGNOLO NUOVO RECORD と刻印され
ている側の裏側に st の文字が浮き出しで刻印されています。
そして、裏側のスーパーレコードと同じ部品と思われる側の裏側には
M の文字が同様に刻印されています。

また、パンタグラフのアジェストねじもその前のヌーボとは変わって
います。スーパーレコードと同じように黒い樹脂製のカバーになって
いて、スプリングは見当たりません。
ちなみにその翌年製造のステヌーボは、スプリング付きのアジェスト
ねじです。

さらに初期と比較すると、パンタグラフの幅がこちらの方は細い形状
となっています。
レコードからヌーボレコードに移行した際に、幅が広くなったパンタ
グラフが、今度はまた狭くなっています。
製造年代別に比較すると面白いですね。



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