ランドナー 細身のホイール その2 ハブのお掃除
「ランドナー 細身のホイール その1 スプロケットの準備」の
続きです。
さてさて、このままでは折角作る手組みの細身のホイール、21T
のとても過酷なギア比の組み合わせとなってしまいます。
どうしようと思っていたのですが、先日オークションで手に入れた
「13T~26Tレコードのスプロケット」正解でした。

オークションで見つけた時、ひょっとしたらと閃きこのチャンス
を逃すまい!!と入手したスプロケットです。
で、21Tのスプロケットと合わせてみたらピッタリ!!
思わずやったね!!という気分です。
よくよく考えてみたら、同じ8スピードなので形状も同じなのは、
当たり前なのですが・・・

細身の手組みホイールを組んで頂く前に、ついでなのでハブのお掃除
をしてみます。
まず、フリーを外します。


フリーを外すには、まず最初に、フリーを押さえているシャフトの
ナットを固定している芋ねじを外します。
同じ形のレコードのハブは他にも持っていますが、そちらは、固定
しているのは、芋ねじではなく挟み込む形のもので脇に止めるねじ
が出ているタイプのものです。
同じレコードのハブでも、細かなバージョンの違いがあるんですね。

次にフリー抜きでフリーを外します。
後で気づいたのですが、フリーとBBは同じ工具のようです。
両方とも高いトルクで締め付けます。折角、トルクレンチを買った
のに、このフリー抜き、ハンドルが付いていてトルクレンチでは、
使用出来ません。
いつ、トルクレンチの出番はあるのでしょうか?
(この後トルクレンチで使えるカンパのフリー抜きを買いました。)
で、フリーを開けると、泥が付着しています。
これを綺麗に洗浄します。
ところでこのフリー、今のカンパのフリーと、ラチェットの形状が
違います。
今のフリーは、ラチェットが二枚歯ですが、これはシングルです。
また、簡単に、ばねとラチェットの歯が外れてしまいます。
今のは、簡単には外れないですよね。
ここに泥が付着しているので、いつものオレンジオイルの洗浄液で
綺麗に洗います。
小さいラチェットの歯とばねを、茶漉しならぬ排水口フィルターに
載せてコロコロ転がしながら洗います。
綺麗に汚れが落ちています。

が、あれれ、ねじがお互い絡みあってしまいます。
強く引っ張って外すと、ねじが伸びてしまいます。


伸びたねじを元通りにして誤魔化して、グリスを付けてフリーに
戻します。

フリーを外したところから見えるベアリングも、泥にまみれている
ようですが、よく見ると、カンパニョーロ特有のピーナッツバター
のグリスのようです。
このグリス、洗っちゃうのはもったいないのでウエスでふちを綺麗
にして、この上から、新しいグリスを補充します。
元通り嵌め込んで、回転させてスムースに回転し異音が聞こえない
のを確認して
終了です。
早速、細身のホイールを手組みして頂く事にします。



続きです。
さてさて、このままでは折角作る手組みの細身のホイール、21T
のとても過酷なギア比の組み合わせとなってしまいます。
どうしようと思っていたのですが、先日オークションで手に入れた
「13T~26Tレコードのスプロケット」正解でした。

オークションで見つけた時、ひょっとしたらと閃きこのチャンス
を逃すまい!!と入手したスプロケットです。
で、21Tのスプロケットと合わせてみたらピッタリ!!
思わずやったね!!という気分です。
よくよく考えてみたら、同じ8スピードなので形状も同じなのは、
当たり前なのですが・・・

細身の手組みホイールを組んで頂く前に、ついでなのでハブのお掃除
をしてみます。
まず、フリーを外します。


フリーを外すには、まず最初に、フリーを押さえているシャフトの
ナットを固定している芋ねじを外します。
同じ形のレコードのハブは他にも持っていますが、そちらは、固定
しているのは、芋ねじではなく挟み込む形のもので脇に止めるねじ
が出ているタイプのものです。
同じレコードのハブでも、細かなバージョンの違いがあるんですね。

次にフリー抜きでフリーを外します。
後で気づいたのですが、フリーとBBは同じ工具のようです。
両方とも高いトルクで締め付けます。折角、トルクレンチを買った
のに、このフリー抜き、ハンドルが付いていてトルクレンチでは、
使用出来ません。
いつ、トルクレンチの出番はあるのでしょうか?
(この後トルクレンチで使えるカンパのフリー抜きを買いました。)
で、フリーを開けると、泥が付着しています。
これを綺麗に洗浄します。
ところでこのフリー、今のカンパのフリーと、ラチェットの形状が
違います。
今のフリーは、ラチェットが二枚歯ですが、これはシングルです。
また、簡単に、ばねとラチェットの歯が外れてしまいます。
今のは、簡単には外れないですよね。
ここに泥が付着しているので、いつものオレンジオイルの洗浄液で
綺麗に洗います。
小さいラチェットの歯とばねを、茶漉しならぬ排水口フィルターに
載せてコロコロ転がしながら洗います。
綺麗に汚れが落ちています。

が、あれれ、ねじがお互い絡みあってしまいます。
強く引っ張って外すと、ねじが伸びてしまいます。


伸びたねじを元通りにして誤魔化して、グリスを付けてフリーに
戻します。

フリーを外したところから見えるベアリングも、泥にまみれている
ようですが、よく見ると、カンパニョーロ特有のピーナッツバター
のグリスのようです。
このグリス、洗っちゃうのはもったいないのでウエスでふちを綺麗
にして、この上から、新しいグリスを補充します。
元通り嵌め込んで、回転させてスムースに回転し異音が聞こえない
のを確認して
終了です。
早速、細身のホイールを手組みして頂く事にします。



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