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ゆるポタで博物館巡り 本阿弥光悦の大宇宙

今年は新年早々、目の保養が続きます。
今回も目の保養、でも自転車を見ての目の保養ではありません。
それは・・・
上野のお山の博物館で、本阿弥光悦をテーマにして特別に国宝級
の品々を企画展示するそうで、目の保養に出掛けて行きました。
向かうはなんちゃってゼウス。デローザと比べると、走りは少し
重いのですが、都内を緩く走るには最適であります。

本阿弥光悦の大宇宙
いつものように、国道1号線を五反田に出て、高輪の地味で長い
坂道を上がり麻布十番に出ます。で、早川沿いに芝に出ます。
そして、いつもの定点撮影ポイント。

本阿弥光悦の大宇宙
この先、日比谷通りを進んで、此処もいつもの定点撮影ポイント
であります。
今日は、一月末とは思えないような、暖かい小春日和の天気。
まるで、春のサイクリングのようです。気持ちいいね。

此処から小川町の信号を右に曲がって秋葉原を進んで、不忍の池
沿いに上野公園に出ます。そして、お目当ての上野国立博物館の
平成館へと向かいます。

本阿弥光悦の大宇宙
さて、今回の目的はふたつ。
ひとつは、本阿弥光悦の本業である刀剣鑑定の名品と手掛けた書
や漆器や陶磁器や収集品等を拝見する事。そして、もうひとつが、
今回展示された品々の写真と解説の載った目録本を手に入れる事。
この本、沢山写真が掲載されているのに、こんな値段でよいの?
と思われる値段です。以前より本阿弥光悦の作品の写真集が欲し
かったので、今回は丁度良い機会でありました。

本阿弥光悦の大宇宙
で、作品を観る前にお目当ての作品集を購入して、実際の作品を
拝見させて頂きます。
館内で展示されている作品を、撮影する事は出来ないのですが、
シアターで流れる8K映像は、写真撮影可能との事です。なので、
その写真と併せて展示の内容をお伝えします。

本阿弥光悦の大宇宙
さて、まずは刀剣。
以前より、この博物館で刀剣を観るのが好きで、良く刀剣を観に
来ていたのですが、今回は、本阿弥光悦が鑑定した刀剣だけを、
選りすぐっての展示としては初めて観るので、本阿弥光悦の好み
が分かって面白かったです。で、刀剣の美しさを堪能しながら、
これは、何かに似ているなと気が付いたのが、自転車のチェーン
リング。それも、カンパニョーロのアルマイト仕上げでは無くて、
TAの輝きであります。
更には.そのTAのピカピカの輝きでは無くて、2000番辺り
の鑢で磨いた少しくすんだ輝き。特に、その刀剣の煮えのくすみ
の部分と、刃元の金属質のどっしりとした輝きが、何とも良い味
加減となっています。
TAのチェーンリングも、こんな渋い輝きにしても楽しいのかも
知れません。

さあ、次は漆器。
本阿弥光悦の作品では最も有名な、もっこりとした硯箱の形は、
亀は、余り好きではありませんが、この施された象嵌のデザイン
は好きであります。

本阿弥光悦の大宇宙

本阿弥光悦の大宇宙
大胆に伸び伸びとした崩し文字の金属の象嵌が、硯箱のボテッと
した形を引き締めています。

本阿弥光悦の大宇宙

本阿弥光悦の大宇宙
次は書。
本阿弥光悦は書の達人でありました。亀は知りませんでした。
で、その書と装丁された謡の冊子を拝見させて頂き、その洒脱な
デザイン性に感じ入ってしまいました。
そして、俵屋宗達の絵の上に書かれた百人一首の巻物。
並々ならね才能を持った二人のコラボです。で、この俵屋宗達の
絵もなかなかであります。全体に鶴が飛んでいる姿を延々と巻物
に描いているのですが、序盤は、数匹の鶴が舞っている清楚な絵
が、中盤になると、いきなり、とんでもなく夥しい鶴の群れが、
溢れんばかりに描かれています。丁度、動画配信の上にチャット
のコメントが溢れんばかりに流れる様と一緒であります。
俵屋宗達、少し諧謔味のある人でありました。

本阿弥光悦の大宇宙
そして、最後は陶磁器。
茶の湯の茶碗が主の本阿弥光悦の手捻りの茶碗の数々です。
丁度、臺にすっぽりと収まるふくよかな造形で、洗練された形で
あります。また、完璧なデザインでは無く、ちょっと抜けた感覚
で軽さもあります。本阿弥王悦のデザインセンスが詰まっている
作品ばかりです。
で、ちょっと面白かったのが、越前辺りの豪商から依頼されての
茶碗。ぱっと見が豪華で色合いも派手であります。この人、なか
なかの商売人だなと感じる一品でありました。

いんや~、新年早々、目の保養が楽しめました。

で、帰路。
銀座に寄ってお買い物です。

本阿弥光悦の大宇宙
4丁目のニッサンギャラリーでは、往年のレーシングカーが展示
されていました。
また、その前の車道には、爆買いのお客さんの買い物待ちをする
ラグジュアリーなワゴン車が何台も何台も停車しています。
すっかり、コロナ禍の前に戻ったようでありました。
で、GINZA SIX でお買い物をしようと裏の駐輪場に行く
と、なんと最初に登録費を1000円払わないと利用が出来ない
システムなのだそうです。流石、銀座であります。
でも、係の人が、4丁目の交差点の向こうの三越デパートの地下
の駐輪場を教えてくれました。こちらは、2時間迄は無料で利用
が出来るとの事。さすが、ギンザであります。

本阿弥光悦の大宇宙
で、買ったお土産がこれ。
サコッシュに、重たい本阿弥光悦の展示品の写真集と、がさばる
クッキーを背負って国道15号線を帰路に就きます。

本阿弥光悦の大宇宙
多摩川を眺めます。

有意義な一日でありました。

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Today's topic is ' Do you know Hon'ami Koetsu? '

I had art appreciation opportunities since January of this
year. This time, I went to the Ueno National Museum to see
some national treasures on the theme of Honami Koetsu.

My purpose this time was twofold. The first was to see the
masterpieces of Honami Koetsu's, sword appraisal calligraphy,
lacquerware, ceramics, and other collectibles. The second is
to obtain a catalog book containing photographs and
explanations of the items on display. This book was so
inexpensive with so many photos, you may wonder if the price
is right. I have long been a fan of Honami Koetsu. I had
always wanted a photo book of Honami Koetsu's works, so this
was a good opportunity to get one. So I bought the book I was
looking for and will be able to see the actual works before
I see them.

First was the swords. I have always enjoyed looking at the
swords in this museum and often come here to see them, but
this time, only the swords appraised by Honami Koetsu are on
display. I now understand what he valued about swords. And
while I was admiring the beauty of the sword,
I noticed something similar to the shine of a bicycle chain
rings. A slightly dull shine. The balance between the
dullness of the pattern of sword blade and the solid
metallic shine of the blade was especially wonderful.

Next was the lacquerware. The curved inkstone box is the most
famous of Honami Koetsu's works. I'm not a fan of this
design, but I do like the inlaying applied to it. The hard
metal inlays tighten the round, soft shape of the inkstone
box.

Next was the calligraphy. A scroll of one hundred poems
'hyakunin issyu' written over a painting by Tawaraya Sotatsu.
This was collaboration between two men of extraordinary
talent. Tawaraya Sotatsu's painting was also wonderful.
The entire scroll is an endless depiction of cranes in flight,
and in the beginning, it's a neat picture of a few cranes in
flight. But in the middle of the picture, there is suddenly
a huge number of cranes, and the picture is overflowing with
them. It's just like the overflow of chat comments on a live
video streaming service. He had a sense of humor.

Lastly was ceramics. These are a number of hand-mode tea
bowls by Honami Koetsu, which are used in the tea ceremony.
The shape is a refined one, with a plump form that fits
perfectly in the hand. They are also light and perfectly
designed. All of these works are filled with Honami Koetsu's
design sense.I was interested in the bowl commissioned by a
rich merchant in the Echizen area. This look gorgeous and
the colors are flashy. I thought Honami Oetsu changed the
color and design to suit the client's taste. He is also a
good businessman, I felt.

I enjoyed my eye candy at the beginning of the New Year.

That's all. Thank you.


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テーマ : 趣味と日記
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プロフィール

亀次郎 kamejirou 1958

Author:亀次郎 kamejirou 1958
リタイア後の時間をどのように
有意義に過ごすか?
考えた末の答え、
それが、昔憧れたランドナーと
ロードバイクによる
「自転車乗り」です。

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