こころ穏やかにゆったりと暮らしたいものです
今年は、終戦から77年となります。77回忌です。
人が無くなって77年も経つと、親族でもその方のご存命中を
知る人も少なくなり、段々と記憶が失せてしまいます。そこで、
一区切りとして、個人の墓からお骨を出して、お寺のご本尊の
後ろに祀ったり、また、共同の納骨堂に収めて合葬する宗派も
あるようです。
戦争も同じで、目の当たりに体験した方々は、段々少なくなり
その戦争の悲惨さの度合いも薄くなってしまうのでしょう。
しかし、世界では、まだ戦争が続いていて、日本周辺でもまた
戦争が起こるかも知れません。
交通事故の怪我の治療を行う為に、ここのところ、ほぼ毎週の
ようにバスで病院に通っています。普段、あまり乗る事が無い
バスと、普段、あまり行く事の無い病院に行くと、普段の日常
とは違う景色に遭遇する事があります。
行きのバスに乗った時の事。途中のバス停で、足の悪い高齢の
女性の方が杖をつきながら、ヨタヨタとバスに乗ってきます。
高齢のせいなのか、動作が緩慢でバスの運賃の硬貨をバスの床
に落としてしまい、拾うのにも難儀しています。ようやくバス
賃を払い、ヨタヨタと席に向かいます。
すると、バスの運転手が「前の席に座って下さい。後ろに何台
も自動車が並んでいるで、すぐ出発します。」と声を掛けます。
その高齢の女性は、促されるように席に着きます。するとバス
の運転手は、「大変お待たせ致しました。」とアナウンスして
バスを出発させました。
そして、その高齢の女性の方が次のバス停で降りると、バスを
発進されながら、大きな声で、「隣のバス停迄行きたいのなら
バスに乗らなくて歩いていけばよいのに」と独り言。
亀も、以前に足首を捻挫して歩くのに難儀した事がありました
が、たかだか200m程先のバス停迄歩くのは、かなり困難な
事です。バス代が掛かっても、10分以上バス停でバスが来る
のを待ってでも痛い足で歩きたいとは思わないものです。
バスの運転手のそんな言葉を聞いて、よい気分にはなれません
でした。
で、病院で順番待ちをしている時の事。
少し遠くの待合席で、高齢の男性がいきなり怒鳴り始めました。
すると、それに応えるように、怒鳴り声が帰ってきました。
その怒鳴り声の主は、病院の検査員のようです。
先程の怒鳴り声をあげた高齢の男性は、その激情した検査員の
声の勢いに負けてすっかりと大人しくなってしまいました。
患者である、最初に怒鳴った高齢の男性に対して、それ以上の
怒鳴り声をあげる病院の職員を、亀は、初めて見ました。
まあ、そう言わないと、その高齢の男性は収まらなかったのか
も知れませんが、病院の検査員の方のキレようは尋常でな無い
勢いでした。
午前中の混雑している病院で、こんな光景を見ると小さな子供
は、怯えて二度と病院には行きたくないと思られるような勢い
でした。
皆さん、お仕事で大変なストレスを抱えて、いっぱいいっぱい
になっているのでしょうか?大変なのだなぁと同情する反面、
そのいっぱいいっぱいの状態が、ある時、崩れたらどうなるの
だろうと不安になってしまいます。
バスの運転手も病院の検査員も、人の生命を預かる仕事です。
もし、それが、暴発したらと考えると怖いものがあります。
交通事故に遭い自転車禁止となって、普段、乗り慣れていない
バスと、普段、行き慣れていない病院に行ったおかげで、普段、
見慣れていない光景に遭遇する事となりました。
そんな光景を見た後で、自宅でネットニュースを見ていたら、
コロナ禍の中、関西の病院で、人口呼吸器を口から挿入されて
いる患者に、担当の医師が、気管挿入に変更したいと言ったら
患者に拒否されて、だったら、人工呼吸器を外すと筆談したら
患者は、やれるものならやってみろと筆談で返されて、医師は、
筆談で、ほんなら、やりまっせと筆談で応え、本当に人口呼吸
器を外してしまったそうです。
皆さん、日々、大変な状況なのでしょうね。

願わくば、こころ穏やかにゆったりと暮らしたいものです。





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人が無くなって77年も経つと、親族でもその方のご存命中を
知る人も少なくなり、段々と記憶が失せてしまいます。そこで、
一区切りとして、個人の墓からお骨を出して、お寺のご本尊の
後ろに祀ったり、また、共同の納骨堂に収めて合葬する宗派も
あるようです。
戦争も同じで、目の当たりに体験した方々は、段々少なくなり
その戦争の悲惨さの度合いも薄くなってしまうのでしょう。
しかし、世界では、まだ戦争が続いていて、日本周辺でもまた
戦争が起こるかも知れません。
交通事故の怪我の治療を行う為に、ここのところ、ほぼ毎週の
ようにバスで病院に通っています。普段、あまり乗る事が無い
バスと、普段、あまり行く事の無い病院に行くと、普段の日常
とは違う景色に遭遇する事があります。
行きのバスに乗った時の事。途中のバス停で、足の悪い高齢の
女性の方が杖をつきながら、ヨタヨタとバスに乗ってきます。
高齢のせいなのか、動作が緩慢でバスの運賃の硬貨をバスの床
に落としてしまい、拾うのにも難儀しています。ようやくバス
賃を払い、ヨタヨタと席に向かいます。
すると、バスの運転手が「前の席に座って下さい。後ろに何台
も自動車が並んでいるで、すぐ出発します。」と声を掛けます。
その高齢の女性は、促されるように席に着きます。するとバス
の運転手は、「大変お待たせ致しました。」とアナウンスして
バスを出発させました。
そして、その高齢の女性の方が次のバス停で降りると、バスを
発進されながら、大きな声で、「隣のバス停迄行きたいのなら
バスに乗らなくて歩いていけばよいのに」と独り言。
亀も、以前に足首を捻挫して歩くのに難儀した事がありました
が、たかだか200m程先のバス停迄歩くのは、かなり困難な
事です。バス代が掛かっても、10分以上バス停でバスが来る
のを待ってでも痛い足で歩きたいとは思わないものです。
バスの運転手のそんな言葉を聞いて、よい気分にはなれません
でした。
で、病院で順番待ちをしている時の事。
少し遠くの待合席で、高齢の男性がいきなり怒鳴り始めました。
すると、それに応えるように、怒鳴り声が帰ってきました。
その怒鳴り声の主は、病院の検査員のようです。
先程の怒鳴り声をあげた高齢の男性は、その激情した検査員の
声の勢いに負けてすっかりと大人しくなってしまいました。
患者である、最初に怒鳴った高齢の男性に対して、それ以上の
怒鳴り声をあげる病院の職員を、亀は、初めて見ました。
まあ、そう言わないと、その高齢の男性は収まらなかったのか
も知れませんが、病院の検査員の方のキレようは尋常でな無い
勢いでした。
午前中の混雑している病院で、こんな光景を見ると小さな子供
は、怯えて二度と病院には行きたくないと思られるような勢い
でした。
皆さん、お仕事で大変なストレスを抱えて、いっぱいいっぱい
になっているのでしょうか?大変なのだなぁと同情する反面、
そのいっぱいいっぱいの状態が、ある時、崩れたらどうなるの
だろうと不安になってしまいます。
バスの運転手も病院の検査員も、人の生命を預かる仕事です。
もし、それが、暴発したらと考えると怖いものがあります。
交通事故に遭い自転車禁止となって、普段、乗り慣れていない
バスと、普段、行き慣れていない病院に行ったおかげで、普段、
見慣れていない光景に遭遇する事となりました。
そんな光景を見た後で、自宅でネットニュースを見ていたら、
コロナ禍の中、関西の病院で、人口呼吸器を口から挿入されて
いる患者に、担当の医師が、気管挿入に変更したいと言ったら
患者に拒否されて、だったら、人工呼吸器を外すと筆談したら
患者は、やれるものならやってみろと筆談で返されて、医師は、
筆談で、ほんなら、やりまっせと筆談で応え、本当に人口呼吸
器を外してしまったそうです。
皆さん、日々、大変な状況なのでしょうね。

願わくば、こころ穏やかにゆったりと暮らしたいものです。





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