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三連勝で行く 池波正太郎生誕100周年記念スタンプラリーならぬ ゆるボタグルメで下町ぶらり

ハンドメイドバイシクル展を観た後、いつもゆるボタグルメに
お付き合い頂くAさんとIさん。今回のテーマは、時代劇では
有名な「鬼平犯科帳」の原作者の池波正太郎生誕100周年を
記念して発行された、池波正太郎に由縁のある場所を記載した
地図を基に下町をゆる~く巡るサイクリングであります。

40年以上前の事です。、亀が社会人に成りたての頃、書店で
何気無く手に取った本が、池波正太郎の本との最初の出会いで
ありました。

その本が、この2冊。
2冊とも、食べ物に関するエッセイ集の文庫本でした。
そのとても読み易い文体と、目に浮かんでくるような美味しい
料理と、著されている味わい深い人生の機微に、亀はすっかり
嵌ってしまいました。そして、池波正太郎の本道である小説を
読み始めたのでした。その中の代表作である「鬼平犯科帳」と
「仕掛人 藤枝梅安」と「剣客商売」は、全巻を揃えてしまい、
特に、「鬼平犯科帳」は、全巻を何回も読み直す事が、毎年、
年の暮の恒例行事となっていた時期がありました。
その、池波正太郎由縁の場所を巡ってみたくなって、お二人を
お誘いしたのでした。

まずは、池波正太郎が幼い頃に父親に連れられて行った事が、
忘れられないとエッセイで書かれていた「上野精養軒」で昼食
を頂きます。

下町ぶらり
亀が注文をしたのは、オムハヤシライス。
どうだ~というような良き時代の洋食であります。
Aさんは、「上野精養軒」の名物であるビーフシチュー。
Iさんは、大人のお子様ランチ。
不忍池を眺めながらのランチでありました。

さて、ここからは池波正太郎散歩ならぬ、池波正太郎ボタ。
まず「上野精養軒」から一番近い根岸のポイントに向かいます。
上野公園を横切り、鶯谷駅の前を右に曲がって根岸へ。

下町ぶらり
で、東京都立竹台高等学校。
此処、池波正太郎とは全く関係ありません。
此処は、亀が通った高校であります。池波正太郎とは全く関係
無い場所にお二人を付い合わせてしまいました。
昔とは違う新しくなった校舎を初めて見て、すっかり浦島太郎
状態になった亀でありました。

さて、この近くに池波正太郎由縁の場所が在るようです。
「剣客商売」で登場する佐々木三冬。小説の設定では徳川第五代
将軍、徳川綱吉の御側用人だった柳原吉保の娘で、男顔負けの剣
の使い手として登場し、主人公の秋山小兵衛のの息子の大治郎の
妻となる、その女性が、かつて住んでいた家だという場所だそう
です。が、見当たりません。
あくまで、小説の世界の話なので、実在していた訳では無いので、
その痕跡や目印がありません。それ以前に、ホームページに掲載
されていた地図のPDFデータをプリントしたのですが、細い道
が省略されているので、目指す場所が何処だか判りません。
さて、第一歩から躓きです。

後日、地図をよく見たら、QRコードを読み取る事で、グーグル
マップ上で各々の場所を見る事が出来る事に気が付きました。
ただ、ここで開いて見る事が出来るグーグルップでは、現在位置
とストリートビューを見る事が出来ないので、新たに現在位置と
ストリートビューが見れるグーグルマップを開いた上で、ふたつ
のマップを見比べて目指す場所を特定するしかありません。
しかしこれで、細い道や現在位置や目指す場所の外観も、表示が
されるので、次回はこの方法で、迷わずに行けそうです。

次は、養伝寺。
池名正太郎の時代小説では、よく登場するお寺です。
此方は実在するお寺なので辿り着く事は出来ましたが、すっかり
と現代的なコンクリートの本堂となっていて、池波正太郎の小説
に出てくるお寺のイメージではありません。池波正太郎の小説の
景色を妄想しようと試みますが、現実を目の当たりにすると少し
困難です。

これは、一旦、仕切り直しをした方が良さそうです。

で、次の玉姫稲荷神社に向うのですが、Aさんが、近くの三ノ輪
橋に面白い商店街が在るので、寄り道して行きましょうという事
で、まずは、そちらに向かいます。
都電が唯一残る、荒川線の始発駅に近い三ノ輪橋のアーケードに
入ると、都電カフェが在りました。

下町ぶらり

下町ぶらり

下町ぶらり
都電ファンには堪らないカフェです。

さて、目指す商店街がこの先に在りました。
亀は、今迄、この辺りは何千回も通っていましたが、この商店街
は初めてです。
そして、Aさんお勧めの名物の天ぷら屋さんで、紅生姜と穴子の
天ぷらをお土産に買いました。

下町ぶらり

下町ぶらり
すぐ脇には、都電荒川線の線路が在りました。

で、池波正太郎生誕100周年記念のスタンプラリーのポイント
のひとつの玉姫稲荷神社に向うのですが、時刻は午後3時を回り、
そろそれ帰路に就かないと、我が家に着く頃にはすっかりと陽が
暮れてしまいます。それに、此処らでお茶をしたい気分です。
池波正太郎生誕100周年記念のスタンプラリーも、まだ殆どを
巡っていません。そして、小説の中でしか実在しない住まいや、
お店を探すには、この地図ではかなり困難を極めます。
なので、今日のところは、この辺りで切り上げて改めて調べ直し
をして、再度、出向く事として、人気のコーヒー屋さんでお茶を
して解散する事とします。
なので、今日は、本来であれば、池波正太郎生誕100周年記念
のスタンプラリーだったのでありますが、ゆるボタグルメの下町
ぶらりと相成りました。

下町ぶらり
で、最後のおまけ。
明日のジョーの立像の前で三連勝の記念撮影。
Aさんがご案内して頂きましたが、この立像が此処に在るのも、
亀は、今日初めて知りました。
知っているつもりでいた東京下町、まだまだ奥深いものです。

1月の寒い中、とめどもないゆるボタグルメにお付き合い頂いた、
Aさん、Iさん、ありがとうございました。




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亀次郎 kamejirou 1958

Author:亀次郎 kamejirou 1958
リタイア後の時間をどのように
有意義に過ごすか?
考えた末の答え、
それが、昔憧れたランドナーと
ロードバイクによる
「自転車乗り」です。

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