トーエーランドナーで行く 本州最南端 尾鷲-新宮

本日は、尾鷲から新宮を目指します。
さて、本日は雨。それも南からのかなり強い向かい風。
そして、山越えの熊野が待っています。

山あいの道を進みます。
かなりの傾斜で長い上り。今回初めてフロントトリプルのロー
を使います。傾斜もさる事ながら、強い向かい風と時折、強く
打ち付ける雨に難儀をします。
以前に、本州最北端の大間からの走りを思い出します。
大間の時は寒さで凍えましたが、今回は暖かく、大間の時より
は少しはマシです。

そして、山越えの峠。

深い山間を進みます。

山越えのトンネル。
トンネルを抜けましたが、まだ上ります。


三つの山越えのトンネルを越えたところでようやく下りです。
下りですが、向かい風が強くて押し戻されそう。まあ、その分、
下り坂でのブレーキレバーを強く引かなくても良いので、楽で
あります。
下る道筋に幾つかの峠に上がる登山道の入口があります。
熊野古道の峠越えの道です。
昔の人は、奈良からこんな道を歩いて熊野迄来たのでしょう。
大変な事だったと思われるます。
長い下りの先に海が見えてきました。

あの右の岬の先が鬼ヶ城。

で、トンネルを進もうとするとこんな看板。鬼ヶ城が気になり、
此処で停まったのですが、もし、鬼ヶ城が気にならなければ、
そのままトンネルを進んで行ったかもしれません。

そして、こちらが自転車と歩行者専用のトンネル。更に、左側
は向こうから来る一方通行の自動車専用の道。
初めてこのトンネルを通る自転車や歩行者には、とても分かり
辛いトンネルです。

トンネルを抜けると、小さな集落の中の道を進みます。
そして、また、岬の山が迫ってきて、国道に合流します。

此処からは海岸線沿いのなだらかな道を進みます。時折、滝の
ような激しい雨と台風のような向かい風の突風が叩き付けます。
平坦な道ですが、フロントのアウターのチェーンリングでは、
走れない程の強さです。
こんな雨と強い向かい風でなければ、とても気持ちの良い走り
易い道の筈なのですが・・・
雨は断続的に強くなったり、弱くなったりを繰り返します。
雨雲レーダーを見ると、少しすると小雨になってくるようです。
なので、道の駅のコーヒーショップで時間を潰します。
で、小雨になったので、再出発。
とはいえ、雨は、断続的に強くなったり、弱くなったりを繰り
返します。体はポンチョのおかげであまり濡れませんが、靴は
びしょびしょです。早くホテルに着いて、靴を乾かしたいです。
そんな思いをしながらも、大きな川を挟んで、新宮の町と隣り
合わせの町、紀宝町にと入りました。
この大きな川、熊野川を越えると今日の宿泊地である新宮の町
となります。





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