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デローザで行く 伊東市内ゆるポタ その2

さて、本日も、伊東の市内の中心をうろうろとゆるポタします。

ぶらり伊東
最初は、此処。目の前が、有名な東海館。
亀がこの世に出ていた場所が伊東であります。昔は母親の実家
で、子供を出産するのが習わしだったようで、出産も病院では
無く、助産婦さんが居る施設で出産したそうです。
そして、幼い頃は、母親の実家の伊東の家に夏の間預けられて
いて伊東で夏を過ごしていました。
で、その懐かしさついでに、亀は生まれた助産婦さんの施設跡
を訪ねます。
かつて此処に出産する為の施設が在り、亀が産声を上げた場所
であります。昔は、病院だけではなくこのような施設があった
のだそうです。

ぶらり伊東
で、昔の街道沿いを走り上り坂を上がり、丘の頂上付近に在る
のが、伊東高校。
母方の家族の多くが通い、卒業したのがこの高校です。そして、
お知り合いになった何人かの亀よりも年上の方が、戦時中に、
疎開先として伊東に住まわれ、更に何人かの方がこの伊東高校
に通われていたのだそう。年代的にひょっとしたら亀の母親と
同学年だっかかも知れません。そんな亀の知っている方々が、
青春を過ごしたこの高校から見る事が出来る、伊東の町の風景
を眺めながら、その時、その方々はどんな気持ちだったのかと
勝手に妄想してみます。

そして、この近くには、生前は東京に住んでいた大叔父の伊東
の別宅とみかん山が在りました。そのみかん山に在った金柑の
木から採ったもぎたての実の新鮮な香りを嗅いで以来、自分で
野菜や果実を育てて新鮮な香りを楽しもうと思ったのでした。

丘を下りまた伊東の街中に戻ります。

ぶらり伊東
伊東の街中にはいくつかの銭湯が在ります。場所柄、その殆ど
が温泉です。その、観光客はあまり知らない温泉の銭湯。
昔は、自宅にお風呂が無いのが当たり前で地元の方が入る銭湯
が多く在りました。そして、場所柄からか、その銭湯に湯は、
温泉であります。
母方の実家にはお風呂はありましたが、時々、この温泉の銭湯
に通ったものです。

ぶらり伊東
五七五に拘らない俳句を詠んだ山頭火が、伊東に滞在した際に
通った銭湯。
こんな地元の方の為の温泉銭湯が、街中には残っています。

ぶらり伊東

ぶらり伊東
さて、此処から下って松川沿いの遊歩道を散策します。
川の左岸は、古いお屋敷やお寺や幼稚園が建ち並んでいます。
そして、対岸の右岸は、温泉旅館が建ち並んでいます。
樹々の木漏れ陽の中、昔はよく遊んだ道だった事を思い出して
ゆっくりと歩きます。

ぶらり伊東
幼稚園も健在でした。

ぶらり伊東
この辺りはすっかり整備されています。

で、駅前から続く道に出て橋を渡り、温泉旅館が在る道沿いを
走ります。
此処でぜひ訪れたかったのがこの場所。昔、プールがありその
廻りがガーデンレストランだった場所であります。
ハワイやポリネシアでよく見掛ける松明。それを模して所謂、
トーチと呼ぶガスの炎が夜空に浮かぶ光景が、何故か幼い頃の
亀は大好きでありました。それ以来、そのようなトーチを見る
と何だかウキウキする変な亀であります。もちろん当時は子供
が行くようなレストランではなく、そのガーデンレストランに
入った事はありませんが、外から眺めるその光景が今でも忘れ
ません。
その印象が強すぎるのか、大人になってハワイに行った時に、
同じようなトーチがあるガーデンレストランで食事をした時に、
とても懐かしい思いがして、それ以来、ハワイがとても好きに
なり、今迄10回以上はハワイに行くハワイフリークになって
しまいました。

ぶらり伊東
そんなブールサイドのガーデンも今は、温泉旅館の駐車場。
向こうに見える椰子の木がその名残りを伝えてくれています。

ぶらり伊東
思い出の妄想に耽りながら、道を進みます。
で、教会。昔から在る変わらない風景です。

ぶらり伊東
そして、消防跡。
母方の実家が近くに在り、亀はよくこの消防署に遊びに行って
いました。小さい男の子は、消防車が好きなのでしょうね。亀
は、今ではそれ程ではありませんけど・・・
で、当時はのんびりとした時代だったようで、亀はよく消防署
の朝礼に参加していて、朝礼が終わった後消防車の点検をして
いる脇で、記念写真を撮ってもらったものです。
かつて在った消防署は、今は、その影もありません。

ぶらり伊東
で、その裏に在る西小学校。
此処もよく遊んだ場所です。そういえば、当時は今のように、
公園がそれ程多くは点在はしていなくて、学校の校庭で遊んだ
記憶があります。今は、学童以外は学校の校庭では遊べません
けどね。
今日は音楽の授業なのでしょうか?みんなで演奏している楽曲
が聞こえます。

さて、次は、街中の中心を走る国道135号線と平行して走る
裏道を進みます。
脇を流れる川を源流目指して進みます。昔からこの川の源流は
どうなっているのだろうと思いつつも、今迄一度もこの川沿い
を上がって行った事が無い道です。

ぶらり伊東
川の脇に産霊神を祀る神社が在りました。

ぶらり伊東

ぶらり伊東
川に沿った道の終点。源流迄は辿り着けませんでした。

ぶらり伊東
遥かに海が望めます。

ぶらり伊東

ぶらり伊東
また、裏道を進み、八幡神社と鹿嶋神社。互いに通称松原神社
と湯川神社。伊東の大祭を行う神社です。
此処の大祭は変わっていて、神輿の担ぎ手は、全員白装束で、
口に白い紙を加えて無言で神輿を担ぎます。そして、町の辻々
で、物凄い速さで神輿を担いだまま、ぐるぐると回転します。
そして、浜辺では、神輿を先導する人達が交代して引継ぎする
のですが、その神輿を、引渡す渡さないといったやり取りが、
長い時間を掛けて問答を仕合い、ごちゃごちゃしていて、なか
なか神輿を引き渡しません。
変わった祭りです。

さて、商店街のアーケードの手前。昔ジャス喫茶があった場所。

ぶらり伊東
建物はまだ残っていました。
此処のジャズ喫茶の思い出は音楽では無くトイレ。
階段を上がった先に在るトイレ。たしか壁一面鮮やかな青色に
塗られていて、まるで海の中に居るような感覚でありました。

懐かしい風景が残る伊東の街でした。




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亀次郎 kamejirou 1958

Author:亀次郎 kamejirou 1958
リタイア後の時間をどのように
有意義に過ごすか?
考えた末の答え、
それが、昔憧れたランドナーと
ロードバイクによる
「自転車乗り」です。

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