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デローザで行く伊東市内ゆるポタ その1

さて、輪行して伊東駅に到着しました。
ここで自転車を組み立てて、本日の宿のチェックインの時間迄、
伊東市内をゆるポタします。
で、その前にお昼ご飯。亀の好きなラーメン屋さんで頂きます。

お腹がいっぱいになったところで、腹こなしで少し少し走って
道の駅でぶらぶらします。

ぶらり伊東
手石島が見えます。

ぶらり伊東
大室山も見えます。

ぶらり伊東
道の駅に到着。
バイクスタンドがありました。鮮やかな青色のトイレの脇です。

さて、伊東市内ゆるポタ。まずは山の中腹に在るお寺。
母方の菩提寺であります。
久しぶりに来たので、墓参りであります。
このお寺に向かう道。結構な上り坂であります。子供の頃から
この坂道上がるの嫌でね。で、嫌なのは、亀だけではなく親戚
の人達も嫌だったらしく、大抵は、自家用車かタクシーでお寺
迄上がっていました。
で、今回は、その嫌な坂に自転車で初挑戦。

ぶらり伊東
子供の頃に見たこの坂道、今見るよりもその距離は三倍は長く
感じていました。
法事でこのお寺に行く時は、大抵は坂道がキツいから伊東駅から
タクシーで向かったものです。
で、一度は自転車で上がってみたいと思っていたのでした。

ぶらり伊東
案外とその距離は短かったものの、10%以上はあるので、結構
キツい坂道でありました。何とか山門迄は上がる事が出来ました。

ぶらり伊東
このお寺の庭から見る景色は、亀のお気に入りの景色のひとつ。
かつて、法事の時、今は亡き祖母や両親や叔父達と一緒にこの庭
を歩いた時の事を思い出します。

そして、海岸通りを走って、伊東港迄。
昔は、母方の祖母が、よくこの辺りの磯で岩をひっくり返して
小さな貝を採っていました。地元では「磯もの」と呼んでいた
その貝、味噌汁に入れると良い出汁が出て、また爪楊枝でその
貝の小さな身を突いて食べたものです。食べるにのとても手間
が掛かるので、みんなで喋りながら延々と突いていたものです。
この潮吹き岩を見るとそんな懐かしい思い出の風景が浮かんで
くるようです。

また、この海岸線の道。もうひとつの思い出があります。
母方の叔父が自動車が好きで、プリンスのGTRを一時期保有
していました。あの、ポルシェを抜いたという事で有名な初代
のGTRです。そのレース仕様のホモロゲーションモデルです。
今でも保有していたら、軽く1億円は超えているであろう日本
の名車です。亀は小学生の頃、そのプリンスのGTRの助手席
に乗せて貰い、あちこちドライブに連れていって貰いました。
で、このGTR、面倒くさい車で高速道路で走る際には、料金
所を越えたら一旦道の脇に停め、3連のウエーバーの点火時期
の調整をしなくてはなりません。高回転でエンジンを回すので
その点火タイミングを変えなくてはならないのだそうです。
また、やたらガソリンを喰うクルマで、ハイオクのガソリンで
リッター3kgしか走らないので、ガソリンタンクが100L
入るように設計されている為、危険物取扱免許を持つ人でなく
ては運転出来ないクルマでありました。

で、そのクルマと伊東の海岸線の道がどう関係するのかという
と、よく夜、あまり自動車が通らない時間帯に、そのGTRの
エンジン調整という事で、見通しの悪い狭い海岸線沿いの道を
川奈迄、走ってまた戻るというのをよくやっていました。
2速で、グルングルンとエンジンを回し、時速80km以上の
スピードを出してぶっ飛ばすのでありました。
このクルマ、エンジンの回転数を示すメーターの数字はたしか
1万6,000回転はあったと記憶しています。当時は、そんな
高回転のスポーツカーが多かったのでありました。
で、2速でグルングルンとエンジンを回すのでアクセルペダル
のちょっとした具合で極端な加速と減速を繰り返し、前に後ろ
の体を持っていかれながら、こんなスピードでこんな狭い道を
走っていて、もし、カーブの先から対向車が来たらどうなるの
だろうと、子供心に恐怖心を抱いたものでした。
その後、亀も大人になり自分も自動車を運転する頃にはヘッド
ライトを照らしながら走る夜のくねくね道は、光が見えない昼
の時よりもかえって安全だと気が付きましたが・・・

ぶらり伊東
向こうに見えるは初島。

ぶらり伊東
そんな思い出のある道を走り、伊東港。近くで漁をした漁船が
戻る港です。此処にも思い出があります。

昔、この辺りを自動車で走っていて、前に遅い自動車が走って
いたので追い抜いたら、旗を持った警官に停止させられました。
所謂ネズミ捕りです。あまりに見事なタイミングだったので、
思わず大笑いしてしまいました。
で、書類を書く為に誘導されたのが漁港の中。
そこでは、スキューバダイビングから帰った船が岸壁に横付け
していて潜り終わったダイビング客が、ウエットスーツを脱い
でいる最中でした。ダイビング客は若い女性が多く、ビキニ姿
で道具の後片づけをしているすぐ脇で、仮設のテーブルとイス
に座り、制服姿の警察官を目の前にして書類の書き方を教わり
ながら交通違反の書類を書く姿は、何だかおかしな風景であり
ました。

街中に戻って行く道の脇に在ったのが、伊東観光会館ホール
伊豆大島や初島に行く船の発着所の脇に建っています。
この建物を見た瞬間、かつて此処の二階に在ったレストランで
ナポリタンスパゲッティを食べた記憶が蘇ってきました。
確か、此処で食べたナポリタンスパゲッティが、亀にとっての
初ナポリタンスパゲッティだった筈です。

懐かしき第二の我が故郷。久しぶりに満喫いたしました。





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プロフィール

亀次郎 kamejirou 1958

Author:亀次郎 kamejirou 1958
リタイア後の時間をどのように
有意義に過ごすか?
考えた末の答え、
それが、昔憧れたランドナーと
ロードバイクによる
「自転車乗り」です。

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