日本の端っこ 東西南北
ようやく自転車で旅行をするには楽しい季節となりました。
亀は、日本ではランドナーと呼ばれる古風な旅行用自転車で、
日本縦断を試みている最中でありますが、日本の主な陸地で
ある島嶼部を除く日本の端っこの東西南北の地を、自転車で
訪れる事が出来ました。
良い季節となり、また日本を走りたくなってきた今、改めて
日本の端っこ、東西南北を思い出してみました。
まずは、東西南北の東、北海道の納沙布岬。
北海道の東の端、納沙布岬へ行きたくて、帯広から海岸部を
何日か走って、納沙布岬へと行きました。
日本離れした道東の風景の中、心地良くランドナーで走った
数日。お陰様で日程の多くを晴天に恵まれ、道東の風と空気
を思う存分味わいました。そして、東端の街、根室に泊まり、
その翌朝に東の端っこである、納沙布岬に向かいました。

その日は、偶然にも、自動車に自転車を積んで北海道旅行を
されていた、Wさんが根室にいらっしゃたので、半日お付き
合いを頂き、ご一緒に納沙布岬迄走りました。
Wさんとは、房総半島で行われたヴィンテージバイクのイベ
ントでお知り合いになり、エロイカジャパンやしまなみ海道
や西伊豆や三浦半島などを一緒にサイクリングした仲であり
ます。そんな自転車仲間と、偶然にもご一緒に日本の東橋を
走れた事が、強く記憶に残っています。

快晴の中、案外とアップダウンの少ない道を走り、途中で、
キタキツネやオジロワシに遭遇しながら、納沙布岬に到着
しました。


そして、快晴の空に生える真っ白な灯台。
日本の風景ではないようです。
さて、次は、東西南北の西、九州の神埼の鼻
九州の再西端である、神崎の鼻を目指しました。
場所は佐世保から約20km程です。九州を自転車旅行しな
がら、前日宿泊した嬉野温泉から目指しました。

海岸沿いの道を走り、途中、ハウステンボスを横目にして、
長崎市からかなり遠いこんな所に在ったのかと思い、走った
事を思い出します。佐世保の街に入る際には急な坂道があり、
結構難儀をした覚えがあります。

そして、佐世保の街を過ぎ、どこでもあるような普通の県道
を走り、道を間違えながらも着いたのが、日本最西端の神埼
の鼻でありました。

ごくごく普通の漁港の端に在ったのが、日本の最西端の地。

その先には、遊歩道があります。

そして、日本最西端の看板が設置されている隣に建つ、日本
最西端の民家。のどかです。
さてさて、次は、東西南北の南、九州の佐多岬。
日本の東西南北のよっつの端っこの中で、一番辛かった橋で
あります。この日本の端っこ、南は九州の佐多岬。向かうの
に拠点とする最も近い宿が在るのは根占という町。此処から
佐多岬迄の往復が約80km。この日は、日程の都合上から
前日宿泊した鹿児島市から出発したのですが、大隅半島側に
在る対岸の根占に向かうフェリーの乗る指宿迄の道が約50
km。計130キロをランドナーで走るという工程でした。
更には、大隅半島の小さな岬の山々を越えながらの道を進ま
なくてはなりません。その往復では、100m級の山を6回、
200m級の山を2回越えなくてはなりません。
ああ~、辛かった。

こんな山道ばかりです。

そして、いくつかの坂道を上がったり下がったりしながら、
ようやく見えてきたのが、こちら。

幸いお天気に恵まれ、雄大な景色を眺める事が出来ました。
目の前に見えるのは、種子島と屋久島と口永良部島。
こんなに近くに在るのかと驚きました。
最後は、東西南北の北 北海道の宗谷岬。


この時は、最初に、日本最北端の島である礼文島と利尻島に
行き、その後で稚内から北を目指して宗谷岬に向かいました。
礼文島と利尻島では、一年間で7日はあるかどうかという、
晴天に恵まれて、大変幸運な思いをしたのですが、船で稚内
の戻った翌日から数日間は雨。その雨の中を稚内市内から、
暫し走って宗谷岬に到達しました。

日本最果ての地、宗谷岬という事で、日本の端っこではよく
ある海岸沿いの断崖絶壁の坂道を上がって下ってを繰り返す
のかと思ったらずっと平坦な道で、いきなり宗谷岬が現れた
ので、唖然とするような拍子抜けする最北端でありました。
さて、この日本の端っこ、東西南北はランドナーで制覇した
のですが、まだ、日本列島の縦断制覇と、島嶼部の東西南北
の制覇と、本州の端っこの東と南と、四国の端っこの東と南
と北が残っています。
まだまだ、楽しみは尽きません。





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亀は、日本ではランドナーと呼ばれる古風な旅行用自転車で、
日本縦断を試みている最中でありますが、日本の主な陸地で
ある島嶼部を除く日本の端っこの東西南北の地を、自転車で
訪れる事が出来ました。
良い季節となり、また日本を走りたくなってきた今、改めて
日本の端っこ、東西南北を思い出してみました。
まずは、東西南北の東、北海道の納沙布岬。
北海道の東の端、納沙布岬へ行きたくて、帯広から海岸部を
何日か走って、納沙布岬へと行きました。
日本離れした道東の風景の中、心地良くランドナーで走った
数日。お陰様で日程の多くを晴天に恵まれ、道東の風と空気
を思う存分味わいました。そして、東端の街、根室に泊まり、
その翌朝に東の端っこである、納沙布岬に向かいました。

その日は、偶然にも、自動車に自転車を積んで北海道旅行を
されていた、Wさんが根室にいらっしゃたので、半日お付き
合いを頂き、ご一緒に納沙布岬迄走りました。
Wさんとは、房総半島で行われたヴィンテージバイクのイベ
ントでお知り合いになり、エロイカジャパンやしまなみ海道
や西伊豆や三浦半島などを一緒にサイクリングした仲であり
ます。そんな自転車仲間と、偶然にもご一緒に日本の東橋を
走れた事が、強く記憶に残っています。

快晴の中、案外とアップダウンの少ない道を走り、途中で、
キタキツネやオジロワシに遭遇しながら、納沙布岬に到着
しました。


そして、快晴の空に生える真っ白な灯台。
日本の風景ではないようです。
さて、次は、東西南北の西、九州の神埼の鼻
九州の再西端である、神崎の鼻を目指しました。
場所は佐世保から約20km程です。九州を自転車旅行しな
がら、前日宿泊した嬉野温泉から目指しました。

海岸沿いの道を走り、途中、ハウステンボスを横目にして、
長崎市からかなり遠いこんな所に在ったのかと思い、走った
事を思い出します。佐世保の街に入る際には急な坂道があり、
結構難儀をした覚えがあります。

そして、佐世保の街を過ぎ、どこでもあるような普通の県道
を走り、道を間違えながらも着いたのが、日本最西端の神埼
の鼻でありました。

ごくごく普通の漁港の端に在ったのが、日本の最西端の地。

その先には、遊歩道があります。

そして、日本最西端の看板が設置されている隣に建つ、日本
最西端の民家。のどかです。
さてさて、次は、東西南北の南、九州の佐多岬。
日本の東西南北のよっつの端っこの中で、一番辛かった橋で
あります。この日本の端っこ、南は九州の佐多岬。向かうの
に拠点とする最も近い宿が在るのは根占という町。此処から
佐多岬迄の往復が約80km。この日は、日程の都合上から
前日宿泊した鹿児島市から出発したのですが、大隅半島側に
在る対岸の根占に向かうフェリーの乗る指宿迄の道が約50
km。計130キロをランドナーで走るという工程でした。
更には、大隅半島の小さな岬の山々を越えながらの道を進ま
なくてはなりません。その往復では、100m級の山を6回、
200m級の山を2回越えなくてはなりません。
ああ~、辛かった。

こんな山道ばかりです。

そして、いくつかの坂道を上がったり下がったりしながら、
ようやく見えてきたのが、こちら。

幸いお天気に恵まれ、雄大な景色を眺める事が出来ました。
目の前に見えるのは、種子島と屋久島と口永良部島。
こんなに近くに在るのかと驚きました。
最後は、東西南北の北 北海道の宗谷岬。


この時は、最初に、日本最北端の島である礼文島と利尻島に
行き、その後で稚内から北を目指して宗谷岬に向かいました。
礼文島と利尻島では、一年間で7日はあるかどうかという、
晴天に恵まれて、大変幸運な思いをしたのですが、船で稚内
の戻った翌日から数日間は雨。その雨の中を稚内市内から、
暫し走って宗谷岬に到達しました。

日本最果ての地、宗谷岬という事で、日本の端っこではよく
ある海岸沿いの断崖絶壁の坂道を上がって下ってを繰り返す
のかと思ったらずっと平坦な道で、いきなり宗谷岬が現れた
ので、唖然とするような拍子抜けする最北端でありました。
さて、この日本の端っこ、東西南北はランドナーで制覇した
のですが、まだ、日本列島の縦断制覇と、島嶼部の東西南北
の制覇と、本州の端っこの東と南と、四国の端っこの東と南
と北が残っています。
まだまだ、楽しみは尽きません。





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