トーエーランドナーで行く 北海道縦断 その2 白老-東室蘭

さて、白老駅から出発して、「ウポポイ」で半日を費やして、
これから東室蘭を目指します。

今日は、交通量の多い国道は極力避けて、国道と平行して走る
道を進みます。
本日の行程は約50kmと短めなので、真っ直ぐ東室蘭に行く
のでは無く、途中寄り道をしてみます。
その寄り道とは「登別カルルス温泉」。此処は、以前から訪れ
たいと思っていた温泉です。
あちこちの温泉の名前が入ったセットになった入浴剤の中に、
「登別カルルス温泉」というのがあって、以前からずっと気に
なっていました。
国道と平行して走る道を進むと、登別温泉と表示された看板の
ある交差点が見えます。そこを右に曲がります。するとすぐに
上り坂。フロントをミドルに落として進みます。
延々上り坂です。頑張って10km程ミドルで上がりましたが、
最後は、北海道では使う事が無いと思っていたフロントローに
変えて進みます。


バンジージャンプには最適な、谷底迄かなりの深さがある橋。
亀は高所恐怖症なのでバンジージャンプはようしません。

樹々に囲まれた道を進みます。

そして、峠を越えて下って少し走った所が、
「登別カルルス温泉」。やっと到着しました。
さあ、日帰り温泉に浸かります。
この「登別カルルス温泉」。
以前からずっと気になっていました。その名前といい、また、
白濁した入浴剤からとても印象深いものでした。同じセットに
なった入浴剤の中に「別府温泉」というのがあり、こちらも、
にごり湯の入浴剤で、別府の地獄湯巡りの温泉と同じだったの
で、この「登別カルルス温泉」も、さぞや、とろっとした濁り
湯なのだろうと思っていたら、なんと、さっばりとした無色の
単純泉。軽く後頭部を平手で叩かれたようなショックでした。
でもまあ、熱くも冷たくも無い、適度なお湯の温度の源泉掛け
流しのお湯が、ジャバジャバと湯口から流れる、贅沢な温泉で
ありました。
掃除の行き届いた畳敷きの休憩室も広くて、あまり行儀は良く
ないですが、風呂上がりに横になると、あ~日本人に生まれて
良かったと感じます。

さて、下り。一直線のダウンヒル。下っていくとむこうから、
ダンシングしながら上がってくるロードバイクが見えます。
挨拶して心の中で「先は長いぞ、頑張れ」と声に出さない声援
を送ります。
で、下って国道に出て、東室蘭に向かいます。

さて、昨日から気になっていたのが後輪のタイヤ。タイヤに、
亀裂が入り、タイヤが変形してしまいました。
このミシュランのタイヤ、パンク修理の際は、タイヤの脱着が
楽で重宝していたのですが、前回と同じく突然亀裂が入るのが
困ったものです。それも一週間近くの自転車旅行の初日に。
どうしたものかと、グーグルマップでこの近くに自転車屋さん
がないかと調べてみたら、此処から10km程走った本日の宿
の東室蘭の少し手前に、スポーツサイクルを扱う自転車屋さん
を見つけました。そして、幸いにも、サイドが生成りのゴム色
の700Cの28mmのタイヤが二本置いてありました。
タイヤが二本あったので、前輪もいつ亀裂が入るかもと心配に
なり、また、同じメーカーのタイヤで揃えたら格好良いだろう
と思い、二本とも交換して頂きました。
運が良いのか悪いのか?
まあ、ともかくは助かりました。

で、東室蘭駅に到着します。
駅の建物が、まるで中華料理屋さんみたいな建物です。
さあ、本日の宿に着いたら、またまた温泉と美味しい海の幸が
待っています。





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