デローザで行く 旧東海道と羽田空港と神社仏閣巡り
コロナ禍もピークが過ぎたものの、まだまだ感染者は少なくは
ありません。しかし、一時期の医療機関の逼迫も収まってきて、
万が一、自転車に乗って交通事故に遭っても、救急搬送はして
貰えるようです。なので、4月となり暖かくなったこの季節、
久々のゆるポタであります。
毎度恒例のゆるポタグルメ。今回は盛り沢山であります。
品川から旧東海道の道筋を走り、川崎工業地帯で萌えをして、
新しく出来た多摩川スカイブリッジを渡り、羽田空港で江戸
情緒を楽しみ、飛行機を観ながらランチを頂き、青空の下の
テラスでコーヒーを頂き、ついでに神社仏閣を参拝して川崎
の旧東海道を走るという、多彩で豪華で支離滅裂でもある、
グルメポタであります。
タイムスケジュールは、
4月10日
午前 8時半 品川新八山橋脇の広場 出発
(JRと京急に挟まれた場所)
午前 9時 品川荏原神社
午前10時 穴守稲荷
午前11時半 羽田空港でランチ
午後 2時 川崎キングスカイフロントでコーヒー
午後 4時 川崎大師
午後 5時 川崎駅 解散
今回の参加者は、いつもご一緒頂くFさんとブログを通じて
お知り合いとなった六浦っ子さんのお二人であります。
出発場所は、品川宿の入り口となる新八山橋脇の広場です。
此処には、東海道五十三次の各宿場名が刻まれた、石碑があり
ます。これを巡ると東海道五十三次を走った気分となります。
さて、空は晴天で風の無いサイクリング日和の朝、集合場所に
少し早く到着して此処にある石碑を眺め、かつて走った東海道
五十三次想いを寄せ、東屋の脇に座って待っていると、向こう
から赤いロードバイクに乗った方がやってきました。
「新:快速特急2019」で楽しいブログを発信されている、
六浦っ子さんであります。
六浦っ子さんとは今回が初対面。ほぼ同年代で同じ頃に自転車
に魅了され、サイクルスポーツ誌を愛読していたお仲間であり
ました。実際にお会いした六浦っ子さんは、ナレーターの方の
ような張りのある素晴らしい声の持ち主でありました。
で、旧東海道の見どころが掛かれた看板の前で、暫し話をして
いたら、リックサックを背負った私達よりも一回り上の年齢と
お見受けする男性が近づいてきます。よく自転車を停めている
と、古い自転車を懐かしく思い、声を掛けてくる方がいるので
その方もそうなのかと思ったら、そうでは無くその看板を見る
為に近づいて来られたのだそう。なんでも、5街道を歩いて、
東海道は今回が3回目、四国のお遍路は5回、スペインの巡礼
も2回行った事があるのだそう。
で、今回は、昨日日本橋を出て、今日は品川から川崎迄歩くの
だそう。亀も以前、東海道を自転車で走った際に、同じような
方には何人もお会いしましたが、こんなに沢山の街道と巡礼を
されている人にはお会いした事がありません。暫し、三人で、
街道巡りのお話で盛り上がってしまいました。
さて、予定時間となりFさんもいらっしゃり、今回のゆるポタ
出発であります。

まずは荏原神社。まだ、桜は残っていました。
以前、「コルナゴで行く古道しながわみち」での終点となった
場所です。此処で本日のポタの安全を祈願して進みます。

六浦っ子さんの赤いロードバイク、ロイアルノートンです。
で、ゆる~く旧東海道を走ります。
先程の歩いて東海道を行く方を追い越して、先へと進みます。

こんな処にこんなものが、あるのかと驚く坂本竜馬像。
この近くにお勤めをされている六浦っ子さんが、この像が設置
される前にしばらくの間、横倒しになって放置されていたのを
見た事があるとお話をされ、またまた驚きの亀でありました。
さて、この辺りに詳しい六浦っ子さんにご案内を頂き、人口の
砂浜がある公園に向かいます。


スーラの絵画のような風景です。
亀は初めて来る場所でありました。また、地元にお住まいのF
さんも初めて来る場所なのだそう。小さなお子さんを遊ばせる
には最高の公園であります。

旧東海道もこの先は国道15号線と一緒になってしまいます。
なので、少し道が空いている産業道路を進み穴守稲荷に向かい
ます。

此処は、拝殿の脇にある沢山の赤い鳥居が並んだ先に、ご利益
のある砂が置いてあります。この砂を持ち帰り、自宅に撒くと
大変良い事が起きる不思議な砂であります。何か願い事がある
人にはとても嬉しいご利益のある砂であります。
亀は、当面、特に大きな願い事がある訳ではないので、ここぞ
という時以外は、此処の砂を持ち帰らないようにしてます。
この後は、天空橋袂の大鳥居に立ち寄ります。
この鳥居は、終戦時に羽田空港がアメリカ軍に接収され、この
大鳥居が邪魔で撤去しようとしたところ、その工事中に事故が
続いたので撤去を断念したという曰く付きに鳥居であります。

此処から多摩川沿いを走って、大師橋を渡って多摩川河口。

そして、川崎の端に在る浮島町公園に到着します。
此処からは羽田空港が見渡せ、飛行機が飛んでいく様子を観る
事が出来ます。


更には萌えの工業地帯。
道路と並行して貨物用の線路が続きます。



で、新しく出来た多摩川スカイブリッジを渡ります。
橋を渡りきると羽田空港です。
地方空港は別として、首都圏の国際空港は、自転車乗り入れが
出来ない空港が多くあります。この羽田空港も以前は自転車の
乗り入れが禁止されていましたが、第三ターミナルが出来た時
に自転車の乗り入れが出来るようになりました。
で、第三ターミナルに自転車を駐輪し、此処から空港内を巡る
無料のシャトルバスに乗れば、第一、第二ターミナルにも行く
事が出来ます。

このシャトルバスに乗り、第二ターミナルに在る飛行機を見な
がら食事が出来る中国料理のレストランで、ランチを頂きます。


亀は、焼きそばのセット。
結構なボリュームでありました。

で、自転車を停めている第三ターミナルに戻って、此処にある
江戸小路のションピングモールを探検します。
生憎、このコロナ禍で国際線の本数が減っていて、休業のお店
が多く賑わいはありません。この第三ターミナルは国際線専用
のターミナルでありました。

さて、次は、また多摩川スカイブリッジを渡って、青空の下で
コーヒーを頂きます。

風の向きが変わり、頭の上を飛行機が飛んでいきます。
普段見ない飛行機の下の部分をしっかり堪能出来ます。
飛行機好きな人には堪らない光景でしょうね。


最後は、川崎大師。
此処の護摩法要を拝見致します。
さて、護摩焚き。
何人かのお坊さんが読経をする中、焚かれた大きな炎の迫力に
圧倒されます。亀は、毎回このお勤めを拝見する度に、あの炎
で本堂の天井が火事にならないのか心配をするのですが、空海
誕生から約1250年、護摩炊きで火事を起こしたという話は
聞いた事がありません。
でも先日、在るお寺で新築された本堂を拝見したら、護摩焚き
の場所の上に、焼き肉屋さんにあるような、丸い大きな吸気の
パイプがデデ~ンと設置されているのを見て、新しい消防法で
防火対策を講じなければならなくなったのかと思いました。
消防関係者の中にも、亀のように心配で堪らない人がいたのか
と思いましたが、何ともチグハグで、恰好の良いものではあり
ませんでした。
幸いこの川崎大師の本堂は、それ以前に建てられた建物なので、
焼き肉屋さんを想像せずに、厳かな心持ちで臨む事が出来ます。
更に、何人かのお坊さんの読経のハーモニーも心地良く、大変
得をした気分となります。
此処でFさんとはお別れ。Fさんは大師橋を渡れば20分程で
ご自宅なので、ここで離脱となります。
さて、川崎大師から大師道を走り、旧東海道を走ります。
この旧東海道、有名な川崎のソープ街が在ります。そしてその
先には川崎市庁舎、更にその先には川崎の飲み屋街と、カオス
に満ちた通りであります。
そして、その先には、京急川崎駅。
此処から六浦っ子さんは輪行で帰宅となります。
今日も、晴天で風が無い自転車日和でありました。
Fさん、六浦っ子さん、本日はありがとうございました。
また、来月ご一緒に走りましょう。
若干道順は違いますが、大体こんなルートでありました。





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ありません。しかし、一時期の医療機関の逼迫も収まってきて、
万が一、自転車に乗って交通事故に遭っても、救急搬送はして
貰えるようです。なので、4月となり暖かくなったこの季節、
久々のゆるポタであります。
毎度恒例のゆるポタグルメ。今回は盛り沢山であります。
品川から旧東海道の道筋を走り、川崎工業地帯で萌えをして、
新しく出来た多摩川スカイブリッジを渡り、羽田空港で江戸
情緒を楽しみ、飛行機を観ながらランチを頂き、青空の下の
テラスでコーヒーを頂き、ついでに神社仏閣を参拝して川崎
の旧東海道を走るという、多彩で豪華で支離滅裂でもある、
グルメポタであります。
タイムスケジュールは、
4月10日
午前 8時半 品川新八山橋脇の広場 出発
(JRと京急に挟まれた場所)
午前 9時 品川荏原神社
午前10時 穴守稲荷
午前11時半 羽田空港でランチ
午後 2時 川崎キングスカイフロントでコーヒー
午後 4時 川崎大師
午後 5時 川崎駅 解散
今回の参加者は、いつもご一緒頂くFさんとブログを通じて
お知り合いとなった六浦っ子さんのお二人であります。
出発場所は、品川宿の入り口となる新八山橋脇の広場です。
此処には、東海道五十三次の各宿場名が刻まれた、石碑があり
ます。これを巡ると東海道五十三次を走った気分となります。
さて、空は晴天で風の無いサイクリング日和の朝、集合場所に
少し早く到着して此処にある石碑を眺め、かつて走った東海道
五十三次想いを寄せ、東屋の脇に座って待っていると、向こう
から赤いロードバイクに乗った方がやってきました。
「新:快速特急2019」で楽しいブログを発信されている、
六浦っ子さんであります。
六浦っ子さんとは今回が初対面。ほぼ同年代で同じ頃に自転車
に魅了され、サイクルスポーツ誌を愛読していたお仲間であり
ました。実際にお会いした六浦っ子さんは、ナレーターの方の
ような張りのある素晴らしい声の持ち主でありました。
で、旧東海道の見どころが掛かれた看板の前で、暫し話をして
いたら、リックサックを背負った私達よりも一回り上の年齢と
お見受けする男性が近づいてきます。よく自転車を停めている
と、古い自転車を懐かしく思い、声を掛けてくる方がいるので
その方もそうなのかと思ったら、そうでは無くその看板を見る
為に近づいて来られたのだそう。なんでも、5街道を歩いて、
東海道は今回が3回目、四国のお遍路は5回、スペインの巡礼
も2回行った事があるのだそう。
で、今回は、昨日日本橋を出て、今日は品川から川崎迄歩くの
だそう。亀も以前、東海道を自転車で走った際に、同じような
方には何人もお会いしましたが、こんなに沢山の街道と巡礼を
されている人にはお会いした事がありません。暫し、三人で、
街道巡りのお話で盛り上がってしまいました。
さて、予定時間となりFさんもいらっしゃり、今回のゆるポタ
出発であります。

まずは荏原神社。まだ、桜は残っていました。
以前、「コルナゴで行く古道しながわみち」での終点となった
場所です。此処で本日のポタの安全を祈願して進みます。

六浦っ子さんの赤いロードバイク、ロイアルノートンです。
で、ゆる~く旧東海道を走ります。
先程の歩いて東海道を行く方を追い越して、先へと進みます。

こんな処にこんなものが、あるのかと驚く坂本竜馬像。
この近くにお勤めをされている六浦っ子さんが、この像が設置
される前にしばらくの間、横倒しになって放置されていたのを
見た事があるとお話をされ、またまた驚きの亀でありました。
さて、この辺りに詳しい六浦っ子さんにご案内を頂き、人口の
砂浜がある公園に向かいます。


スーラの絵画のような風景です。
亀は初めて来る場所でありました。また、地元にお住まいのF
さんも初めて来る場所なのだそう。小さなお子さんを遊ばせる
には最高の公園であります。

旧東海道もこの先は国道15号線と一緒になってしまいます。
なので、少し道が空いている産業道路を進み穴守稲荷に向かい
ます。

此処は、拝殿の脇にある沢山の赤い鳥居が並んだ先に、ご利益
のある砂が置いてあります。この砂を持ち帰り、自宅に撒くと
大変良い事が起きる不思議な砂であります。何か願い事がある
人にはとても嬉しいご利益のある砂であります。
亀は、当面、特に大きな願い事がある訳ではないので、ここぞ
という時以外は、此処の砂を持ち帰らないようにしてます。
この後は、天空橋袂の大鳥居に立ち寄ります。
この鳥居は、終戦時に羽田空港がアメリカ軍に接収され、この
大鳥居が邪魔で撤去しようとしたところ、その工事中に事故が
続いたので撤去を断念したという曰く付きに鳥居であります。

此処から多摩川沿いを走って、大師橋を渡って多摩川河口。

そして、川崎の端に在る浮島町公園に到着します。
此処からは羽田空港が見渡せ、飛行機が飛んでいく様子を観る
事が出来ます。


更には萌えの工業地帯。
道路と並行して貨物用の線路が続きます。



で、新しく出来た多摩川スカイブリッジを渡ります。
橋を渡りきると羽田空港です。
地方空港は別として、首都圏の国際空港は、自転車乗り入れが
出来ない空港が多くあります。この羽田空港も以前は自転車の
乗り入れが禁止されていましたが、第三ターミナルが出来た時
に自転車の乗り入れが出来るようになりました。
で、第三ターミナルに自転車を駐輪し、此処から空港内を巡る
無料のシャトルバスに乗れば、第一、第二ターミナルにも行く
事が出来ます。

このシャトルバスに乗り、第二ターミナルに在る飛行機を見な
がら食事が出来る中国料理のレストランで、ランチを頂きます。


亀は、焼きそばのセット。
結構なボリュームでありました。

で、自転車を停めている第三ターミナルに戻って、此処にある
江戸小路のションピングモールを探検します。
生憎、このコロナ禍で国際線の本数が減っていて、休業のお店
が多く賑わいはありません。この第三ターミナルは国際線専用
のターミナルでありました。

さて、次は、また多摩川スカイブリッジを渡って、青空の下で
コーヒーを頂きます。

風の向きが変わり、頭の上を飛行機が飛んでいきます。
普段見ない飛行機の下の部分をしっかり堪能出来ます。
飛行機好きな人には堪らない光景でしょうね。


最後は、川崎大師。
此処の護摩法要を拝見致します。
さて、護摩焚き。
何人かのお坊さんが読経をする中、焚かれた大きな炎の迫力に
圧倒されます。亀は、毎回このお勤めを拝見する度に、あの炎
で本堂の天井が火事にならないのか心配をするのですが、空海
誕生から約1250年、護摩炊きで火事を起こしたという話は
聞いた事がありません。
でも先日、在るお寺で新築された本堂を拝見したら、護摩焚き
の場所の上に、焼き肉屋さんにあるような、丸い大きな吸気の
パイプがデデ~ンと設置されているのを見て、新しい消防法で
防火対策を講じなければならなくなったのかと思いました。
消防関係者の中にも、亀のように心配で堪らない人がいたのか
と思いましたが、何ともチグハグで、恰好の良いものではあり
ませんでした。
幸いこの川崎大師の本堂は、それ以前に建てられた建物なので、
焼き肉屋さんを想像せずに、厳かな心持ちで臨む事が出来ます。
更に、何人かのお坊さんの読経のハーモニーも心地良く、大変
得をした気分となります。
此処でFさんとはお別れ。Fさんは大師橋を渡れば20分程で
ご自宅なので、ここで離脱となります。
さて、川崎大師から大師道を走り、旧東海道を走ります。
この旧東海道、有名な川崎のソープ街が在ります。そしてその
先には川崎市庁舎、更にその先には川崎の飲み屋街と、カオス
に満ちた通りであります。
そして、その先には、京急川崎駅。
此処から六浦っ子さんは輪行で帰宅となります。
今日も、晴天で風が無い自転車日和でありました。
Fさん、六浦っ子さん、本日はありがとうございました。
また、来月ご一緒に走りましょう。
若干道順は違いますが、大体こんなルートでありました。





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