トーエーランドナーで行く 房総半島 小湊・いずみ鉄道に沿って
3月のお話であります。
まだコロナ禍で医療機関が逼迫してるので、自転車旅行もまま
なりません。なので、少し遠くではありますが自動車の交通量
も少なそうな場所を選んで、久しぶりに単独のサイクリングを
楽しんでみる事としました。
で、向かうは千葉の房総半島。その真ん中を突っ切る小湊鉄道
といすみ鉄道の列車に一度は乗ってみたかったのでありました。
いすみ鉄道の終点である大原には、よく鮃釣りに出掛けていた
のですが、当時は、もっぱら自動車を運転して行っていたので、
残念ながら、いすみ鉄道には乗った事がありません。
この菜の花が咲く時期には、菜の花畑の背景に列車が走る写真
があちこちの駅や雑誌に飾られているのを見掛けます。一度は、
この列車で輪行して、自転車と菜の花と列車をひとつの画面の
中に入れた写真を撮ってみたいと思っていたのでした。
東京湾側に在るJR五井駅に隣接する小湊鉄道は、房総半島の
真ん中に在る上総中野駅で、いすみ鉄道と接続していて外房の
JR大原駅に隣接しています。
行きは、その鉄道に沿って走り、帰りはいすみ鉄道と小湊鉄道
を乗り継いでJR五井駅迄行って帰宅するというコースで走り
ます。
と、いう事で、久しぶり少し近めの日帰り遠出のサイクリング
であります。
さて、3月に入り少し暖かくなったとはいえ、寒の戻りで少し
寒い平日の早朝、最寄りのJRの駅で輪行の準備をして目的地
の駅を目指します。早朝の電車は空いていて密を避けるのと、
輪行袋が他の乗客の方の邪魔にもならず、快適な乗り心地です。
電車に乗るの久しぶりであります。
しかし、早朝とはいえ以前のように電車の中は空いていません。
公共交通機関をみる限り、コロナ禍の前の日常に戻っているか
のようです。

で、JR五井駅に到着して走り始めます。
本日は、トーエーランドナーで走ります。房総半島の緑豊かな
田園地帯を走るには、ランドナーがお似合いです。JR大原駅
迄はそれ程の距離はないので、のんびりと早春の野山の景色を
満喫出来そうです。

農家の庭には梅が咲いています。

そして、小湊鉄道の列車。

今日は、時間に余裕が有りそうなので、極力幹線道路を使わず
線路に沿ってのんびりと、道草を食いながらポタしていこうと
思います。
そして、初めて走る道は、その先がどんな道なのかが解らない
のでワクワクしてきます。

小湊鉄道は案外と真っすぐな線路が続きます。

田んぼが拡がる景色の良い場所に出ました。
今日はこんな場所で、畔に座っておにぎりを食べたくて持参を
したので、この景色を眺めながら頂きます。田んぼを見ながら
頂くおにぎりは何でいつも美味しいのでしょう。

道の反対側の斜面には椿の花。早春を感じる景色です。

さて、暫く走るとレトロな駅舎が在りました。

「かずさつるまい」という名前の駅です。

都心から1時間程の距離にこんな場所があるなんてね。

暫く走ると踏切の音が聞こえます。線路の脇の道を走っていた
ので、踏切はすぐ脇にあったので、此処でランドナーを停めて
スマホのカメラを取り出します。踏切の音が聞こえるという事
は列車が近づいている事、あまり頻繁には走らない小湊鉄道の
列車の写真と撮ろうとの魂胆です。

で、写真を撮り終えると、自転車に乗った方から声を掛けられ
ました。
挨拶してお話をすると、その方はピストに乗ったアメリカ人。
お近くにお住まいの英語を教えているDさんという方でした。
Dさん、マルコさんが主催するヴィンテージライドのイベント
にも時々参加されているそうで、以前、お会いした事があった
方でした。ベビーブルーのこのトーエーランドナーが珍しくて、
声を掛けて頂いたのだそうです。
このトーエーランドナーに乗ってからは、以前よりも増して、
声を掛けられる事が多くなってきました。今回のようにヴィン
テージの自転車が好きな方はもちろん、新たに、ヴィンテージ
の自転車好きではない若い女性の方から、めっちゃかわいいと
声を掛けられる事が増えました。その淡い青い色のせいなので
しょう。
そして、Dさんから近くに最近出来たサイクルカフェが在るの
で、ぜひ立ち寄ったらと教えて頂きました。
で、Dさんと別れた後に少し走ってこの辺りかなと、そのサイ
クルカフェの場所をグーグルマップで調べようと、たまたま道
沿いに在ったセブンイレブンの駐車場にトーエーランドナーを
停めました。と、同じくロードバイクを停めていた若い男性の
方がいたので、挨拶をしてお話をしていたら、なんとその方、
亀がこれから行こうと思ってた、サイクルカフェのご主人のS
さんでありました。

世の中、こんな偶然もあるんですね。不思議です。
で、Sさんが、ロードバイクに乗って此処にいるという事は、
本日、サイクルカフェはお休みであります。もしもこの場所で
出会っていなければ、お店に到着したらガックリとするところ
でありました。
そのSさん、地方自治体が募集している「地域おこし協力隊」
で、1年半程前からこの地に住んで、色々な活動をされている
との事、そして、任期である3年迄あと1年半となった今年に
サイクルカフェを開いて、此処に完全移住されるとの事だそう
です。「地域おこし協力隊」については、亀が20年以上も前
から継続してお手伝いをしている伊豆に在る、棚田でご一緒に
作業をしている方々の中にもいらっしゃるので、その制度と、
若い方の関わり合いについてはよく知っています。任期を終え、
そのまま引き続き、地域おこしをされる若い方が定着される事
がなかなか難しい中、サイクルカフェを開き地域おこしを継続
される事はとても良い事だと思います。
亀も、その毎年お手伝いに行く伊豆の棚田の関係者の方々に、
サイクリングに関連した地域おこしをしたらどうかと提案して
いるので、この地でサイクリングに関連した地域おこしをする
若い方にお会い出来えたのは、幸運でありました。
で、Sさんから、手掘りトンネルの在る旧道へ行く道を教えて
頂きました。旧道好きの亀としては、これも幸運でありました。
で、その旧道目指して走ります。
暫し走り、小さな峠を越えると道沿いに気になるお店が・・・
通り過ぎて気になって折り返してみた、そのお店は古風な食堂
でありました。
お品書きは3品のみ。とろろご飯と卵掛けご飯とカレーライス。
この3品で勝負しています。なんか、凄そうなお店です。
おにぎりを持参していたのですが、このお店の雰囲気には負け
ここでお昼ごはんを頂く事としました。

で、亀が注文したのが、とろろご飯とトッピングの生卵。
いんやぁ~、絶品でありました。また、此処走る事があったら
お昼ご飯は此処だなぁ~。そして、その後は、先程のサイクル
カフェであります。


さて、この沿線には、梅が咲いている所があちこちにあります。
そして、のどかな田園風景が拡がります。
この春の陽気のせいか、のほほんとした気分で走ります。
また、桜の季節には、満開の桜が咲いて素晴らしい景色となる
そうです。また、その頃に来てみようかな?
そして、また暫く走るとその旧道に曲がる目印となる精肉店が
在りました。ここを右に曲がって旧道を走ります。

結構な道であります。まるで、エロイカジャパンで走る林道の
ようであります。違いといえばエロイカジャパンは角の尖った
砂利道でありますが、こちらは舗装された道の上に浮き砂利が
散乱しているところであります。

で、これが手彫りのトンネル。観音掘りというんだそうです。

旧道からまた一般道に入り走ります。
道と並行して走る線路は、小湊鉄道からいすみ鉄道に変わり、
「ひがしふさもと」という可愛い駅名の看板がある駅に到着
しました。此処は梅林が見事でありました。
さて、段々と山道になってきました。短い上り坂ではあります
が、上がって下っての繰り返しが続きます。また、斜度は大体
が5%程度ですが、時々10%を越える上り坂もあります。
今迄平坦で、線路に沿って走っているのでそんなに急な坂道は
ないだろうと思っていたのが外れてしまいました。
途中、あちこちで道草を食っていたのでこのペースでは、大原
には予定の時間に到着しなさそうです。
帰りは、五井駅の居酒屋で一杯と思っていたので、午後3時台
に大原駅を出発するいすみ鉄道の列車に乗るには、微妙な時刻
となってきました。輪行する準備の時間に余裕を持ちたいので
列車が出発する30分前には到着しておきたいものです。
で、午後2時を過ぎたところで、道の看板に大原まであと15
kmとありました。うう~ん、微妙な距離であります。

なので、その手前の上総中川駅で列車に乗る事とします。
駅で輪行の準備、駅の建物の壁に貼ってある説明書きには輪行
せずに手数料を払えば、そのまま自転車を乗せる事が出来ると
ありました。あらまあ~。
でも、その先の小湊鉄道はそのまま乗せる事が出来るのか?
後で調べたらこちらも出来るようでありますが、諸事情により
当面は出来ないとの事。あらまあ~。

列車がやってきました。

で、帰りは列車で戻ります。

上総中野駅でいすみ鉄道から小湊鉄道に乗り換えます。

古風な切符、こんな切符見るの何十年振りであります。
小湊鉄道、森の中を抜ける列車、以前乗った根室本線の風景を
思い出しました。首都圏にこんな鉄道があったのかと思わせる
楽しい鉄道でありました。
小湊鉄道といすみ鉄道に沿ったサイクリング。また他の季節に
走りたいと思う亀でありました。
--------------------------------------------------------
Today's topic is"Boso Peninsula Kominato-Isumi Railways"
This is a story from March.
The Kominato Railway, adjacent to JR Goi Station on the
Tokyo Bay side, connects to the Isumi Railway at Kamiso-
Nakano Station in the middle of the Boso Peninsula,
adjacent to JR Ohara Station
on the outer Boso. I went cycling there during the ume
(Japanese apricot) blooming season.
I took the train to JR Goi Station, assembled my bicycle,
and started riding. I was excited to ride on a road for
the first time because I did’t know what kind of road
lay ahead.
I came to a scenic spot with rice paddies spreading out.
I had brought my own onigiri (rice ball) with me today
because I wanted to sit by the side of the rice paddies
and enjoy the view. Why is it that onigiri always taste
so good when eaten while looking at rice paddies?
I ran for a while and found an old-fashioned station
house. It's a station named "Kazusa Tsurumai”. I didn't
expect to find such a scenic place within an hour's drive
from the city center. Also, I hear the sound of a railroad
crossing when I run a little. I was riding along the side
of the tracks and the crossing was right next to me, so I
stopped my bike here and took a picture of the train with
my phone camera.
After I finished taking my picture, a cyclist approached me.
I greeted him and we talked. He was an American who lives
nearby and teaches English. He was someone I had met once
before at a cycling event on the Miura Peninsula. He then
recommended that I stop by a cycle cafe that had recently
opened nearby.
I rode a little after I left him and parked my bike in the
parking of a 7-Eleven, to check the location of the cycle
cafe on Google Maps. A young man with a road bike parked
there. I said hello to him and it just so happens that he
was the owner of that cycle cafe. I guess there are
coincidences like this in this world. It's a wonder.
He was here, so the Cycle Cafe is closed today. If I had
not met him here, I would have been disappointed to find
the cafe closed when I arrived. He told me that he is a
menber of the Chiiki okoshi kyouryoutai (local development
cooperation workers) recruited by the local government and
has been living in this area for about a year and a half,
doing various activities. He will open a cycle cafe and
settle down here.
I have been working as a volunteer for more than 20 years
in the rice terraces in Izu, there, we worked together with
a menber of the Chiiki okoshi kyouryoutai I'm familiar with
the system. It's very difficult for young people who have
finished their term of office to continue to work in the
community, but I'm very happy to be able to open the Cycle
Cafe and help to promote the community. I thought it's very
good that there are continuing to do so.
Well, I rode on again, and as I crossed a small pass, I
found an old-fashioned diner along the road that caught my
attention. There were only three items on the menu. Tororo
rice, egg rice, and curry rice.
I had brought onigiri with me, but the atmosphere of this
diner won me over and I had lunch here.
And after lunch, I took the old road that the owner of the
cycle cafe had told me about. I went under a tunnel that
was dug by hand in the old days. It's called Kannon-bori.
Plum trees were in bloom here and there.
On the way back, I took the train. An old-fashioned ticket.
I have not seen such a ticket in decades.
I would like to go cycling again in another season.
That’s all Thank you.





にほんブログ村

まだコロナ禍で医療機関が逼迫してるので、自転車旅行もまま
なりません。なので、少し遠くではありますが自動車の交通量
も少なそうな場所を選んで、久しぶりに単独のサイクリングを
楽しんでみる事としました。
で、向かうは千葉の房総半島。その真ん中を突っ切る小湊鉄道
といすみ鉄道の列車に一度は乗ってみたかったのでありました。
いすみ鉄道の終点である大原には、よく鮃釣りに出掛けていた
のですが、当時は、もっぱら自動車を運転して行っていたので、
残念ながら、いすみ鉄道には乗った事がありません。
この菜の花が咲く時期には、菜の花畑の背景に列車が走る写真
があちこちの駅や雑誌に飾られているのを見掛けます。一度は、
この列車で輪行して、自転車と菜の花と列車をひとつの画面の
中に入れた写真を撮ってみたいと思っていたのでした。
東京湾側に在るJR五井駅に隣接する小湊鉄道は、房総半島の
真ん中に在る上総中野駅で、いすみ鉄道と接続していて外房の
JR大原駅に隣接しています。
行きは、その鉄道に沿って走り、帰りはいすみ鉄道と小湊鉄道
を乗り継いでJR五井駅迄行って帰宅するというコースで走り
ます。
と、いう事で、久しぶり少し近めの日帰り遠出のサイクリング
であります。
さて、3月に入り少し暖かくなったとはいえ、寒の戻りで少し
寒い平日の早朝、最寄りのJRの駅で輪行の準備をして目的地
の駅を目指します。早朝の電車は空いていて密を避けるのと、
輪行袋が他の乗客の方の邪魔にもならず、快適な乗り心地です。
電車に乗るの久しぶりであります。
しかし、早朝とはいえ以前のように電車の中は空いていません。
公共交通機関をみる限り、コロナ禍の前の日常に戻っているか
のようです。

で、JR五井駅に到着して走り始めます。
本日は、トーエーランドナーで走ります。房総半島の緑豊かな
田園地帯を走るには、ランドナーがお似合いです。JR大原駅
迄はそれ程の距離はないので、のんびりと早春の野山の景色を
満喫出来そうです。

農家の庭には梅が咲いています。

そして、小湊鉄道の列車。

今日は、時間に余裕が有りそうなので、極力幹線道路を使わず
線路に沿ってのんびりと、道草を食いながらポタしていこうと
思います。
そして、初めて走る道は、その先がどんな道なのかが解らない
のでワクワクしてきます。

小湊鉄道は案外と真っすぐな線路が続きます。

田んぼが拡がる景色の良い場所に出ました。
今日はこんな場所で、畔に座っておにぎりを食べたくて持参を
したので、この景色を眺めながら頂きます。田んぼを見ながら
頂くおにぎりは何でいつも美味しいのでしょう。

道の反対側の斜面には椿の花。早春を感じる景色です。

さて、暫く走るとレトロな駅舎が在りました。

「かずさつるまい」という名前の駅です。

都心から1時間程の距離にこんな場所があるなんてね。

暫く走ると踏切の音が聞こえます。線路の脇の道を走っていた
ので、踏切はすぐ脇にあったので、此処でランドナーを停めて
スマホのカメラを取り出します。踏切の音が聞こえるという事
は列車が近づいている事、あまり頻繁には走らない小湊鉄道の
列車の写真と撮ろうとの魂胆です。

で、写真を撮り終えると、自転車に乗った方から声を掛けられ
ました。
挨拶してお話をすると、その方はピストに乗ったアメリカ人。
お近くにお住まいの英語を教えているDさんという方でした。
Dさん、マルコさんが主催するヴィンテージライドのイベント
にも時々参加されているそうで、以前、お会いした事があった
方でした。ベビーブルーのこのトーエーランドナーが珍しくて、
声を掛けて頂いたのだそうです。
このトーエーランドナーに乗ってからは、以前よりも増して、
声を掛けられる事が多くなってきました。今回のようにヴィン
テージの自転車が好きな方はもちろん、新たに、ヴィンテージ
の自転車好きではない若い女性の方から、めっちゃかわいいと
声を掛けられる事が増えました。その淡い青い色のせいなので
しょう。
そして、Dさんから近くに最近出来たサイクルカフェが在るの
で、ぜひ立ち寄ったらと教えて頂きました。
で、Dさんと別れた後に少し走ってこの辺りかなと、そのサイ
クルカフェの場所をグーグルマップで調べようと、たまたま道
沿いに在ったセブンイレブンの駐車場にトーエーランドナーを
停めました。と、同じくロードバイクを停めていた若い男性の
方がいたので、挨拶をしてお話をしていたら、なんとその方、
亀がこれから行こうと思ってた、サイクルカフェのご主人のS
さんでありました。

世の中、こんな偶然もあるんですね。不思議です。
で、Sさんが、ロードバイクに乗って此処にいるという事は、
本日、サイクルカフェはお休みであります。もしもこの場所で
出会っていなければ、お店に到着したらガックリとするところ
でありました。
そのSさん、地方自治体が募集している「地域おこし協力隊」
で、1年半程前からこの地に住んで、色々な活動をされている
との事、そして、任期である3年迄あと1年半となった今年に
サイクルカフェを開いて、此処に完全移住されるとの事だそう
です。「地域おこし協力隊」については、亀が20年以上も前
から継続してお手伝いをしている伊豆に在る、棚田でご一緒に
作業をしている方々の中にもいらっしゃるので、その制度と、
若い方の関わり合いについてはよく知っています。任期を終え、
そのまま引き続き、地域おこしをされる若い方が定着される事
がなかなか難しい中、サイクルカフェを開き地域おこしを継続
される事はとても良い事だと思います。
亀も、その毎年お手伝いに行く伊豆の棚田の関係者の方々に、
サイクリングに関連した地域おこしをしたらどうかと提案して
いるので、この地でサイクリングに関連した地域おこしをする
若い方にお会い出来えたのは、幸運でありました。
で、Sさんから、手掘りトンネルの在る旧道へ行く道を教えて
頂きました。旧道好きの亀としては、これも幸運でありました。
で、その旧道目指して走ります。
暫し走り、小さな峠を越えると道沿いに気になるお店が・・・
通り過ぎて気になって折り返してみた、そのお店は古風な食堂
でありました。
お品書きは3品のみ。とろろご飯と卵掛けご飯とカレーライス。
この3品で勝負しています。なんか、凄そうなお店です。
おにぎりを持参していたのですが、このお店の雰囲気には負け
ここでお昼ごはんを頂く事としました。

で、亀が注文したのが、とろろご飯とトッピングの生卵。
いんやぁ~、絶品でありました。また、此処走る事があったら
お昼ご飯は此処だなぁ~。そして、その後は、先程のサイクル
カフェであります。


さて、この沿線には、梅が咲いている所があちこちにあります。
そして、のどかな田園風景が拡がります。
この春の陽気のせいか、のほほんとした気分で走ります。
また、桜の季節には、満開の桜が咲いて素晴らしい景色となる
そうです。また、その頃に来てみようかな?
そして、また暫く走るとその旧道に曲がる目印となる精肉店が
在りました。ここを右に曲がって旧道を走ります。

結構な道であります。まるで、エロイカジャパンで走る林道の
ようであります。違いといえばエロイカジャパンは角の尖った
砂利道でありますが、こちらは舗装された道の上に浮き砂利が
散乱しているところであります。

で、これが手彫りのトンネル。観音掘りというんだそうです。

旧道からまた一般道に入り走ります。
道と並行して走る線路は、小湊鉄道からいすみ鉄道に変わり、
「ひがしふさもと」という可愛い駅名の看板がある駅に到着
しました。此処は梅林が見事でありました。
さて、段々と山道になってきました。短い上り坂ではあります
が、上がって下っての繰り返しが続きます。また、斜度は大体
が5%程度ですが、時々10%を越える上り坂もあります。
今迄平坦で、線路に沿って走っているのでそんなに急な坂道は
ないだろうと思っていたのが外れてしまいました。
途中、あちこちで道草を食っていたのでこのペースでは、大原
には予定の時間に到着しなさそうです。
帰りは、五井駅の居酒屋で一杯と思っていたので、午後3時台
に大原駅を出発するいすみ鉄道の列車に乗るには、微妙な時刻
となってきました。輪行する準備の時間に余裕を持ちたいので
列車が出発する30分前には到着しておきたいものです。
で、午後2時を過ぎたところで、道の看板に大原まであと15
kmとありました。うう~ん、微妙な距離であります。

なので、その手前の上総中川駅で列車に乗る事とします。
駅で輪行の準備、駅の建物の壁に貼ってある説明書きには輪行
せずに手数料を払えば、そのまま自転車を乗せる事が出来ると
ありました。あらまあ~。
でも、その先の小湊鉄道はそのまま乗せる事が出来るのか?
後で調べたらこちらも出来るようでありますが、諸事情により
当面は出来ないとの事。あらまあ~。

列車がやってきました。

で、帰りは列車で戻ります。

上総中野駅でいすみ鉄道から小湊鉄道に乗り換えます。

古風な切符、こんな切符見るの何十年振りであります。
小湊鉄道、森の中を抜ける列車、以前乗った根室本線の風景を
思い出しました。首都圏にこんな鉄道があったのかと思わせる
楽しい鉄道でありました。
小湊鉄道といすみ鉄道に沿ったサイクリング。また他の季節に
走りたいと思う亀でありました。
--------------------------------------------------------
Today's topic is"Boso Peninsula Kominato-Isumi Railways"
This is a story from March.
The Kominato Railway, adjacent to JR Goi Station on the
Tokyo Bay side, connects to the Isumi Railway at Kamiso-
Nakano Station in the middle of the Boso Peninsula,
adjacent to JR Ohara Station
on the outer Boso. I went cycling there during the ume
(Japanese apricot) blooming season.
I took the train to JR Goi Station, assembled my bicycle,
and started riding. I was excited to ride on a road for
the first time because I did’t know what kind of road
lay ahead.
I came to a scenic spot with rice paddies spreading out.
I had brought my own onigiri (rice ball) with me today
because I wanted to sit by the side of the rice paddies
and enjoy the view. Why is it that onigiri always taste
so good when eaten while looking at rice paddies?
I ran for a while and found an old-fashioned station
house. It's a station named "Kazusa Tsurumai”. I didn't
expect to find such a scenic place within an hour's drive
from the city center. Also, I hear the sound of a railroad
crossing when I run a little. I was riding along the side
of the tracks and the crossing was right next to me, so I
stopped my bike here and took a picture of the train with
my phone camera.
After I finished taking my picture, a cyclist approached me.
I greeted him and we talked. He was an American who lives
nearby and teaches English. He was someone I had met once
before at a cycling event on the Miura Peninsula. He then
recommended that I stop by a cycle cafe that had recently
opened nearby.
I rode a little after I left him and parked my bike in the
parking of a 7-Eleven, to check the location of the cycle
cafe on Google Maps. A young man with a road bike parked
there. I said hello to him and it just so happens that he
was the owner of that cycle cafe. I guess there are
coincidences like this in this world. It's a wonder.
He was here, so the Cycle Cafe is closed today. If I had
not met him here, I would have been disappointed to find
the cafe closed when I arrived. He told me that he is a
menber of the Chiiki okoshi kyouryoutai (local development
cooperation workers) recruited by the local government and
has been living in this area for about a year and a half,
doing various activities. He will open a cycle cafe and
settle down here.
I have been working as a volunteer for more than 20 years
in the rice terraces in Izu, there, we worked together with
a menber of the Chiiki okoshi kyouryoutai I'm familiar with
the system. It's very difficult for young people who have
finished their term of office to continue to work in the
community, but I'm very happy to be able to open the Cycle
Cafe and help to promote the community. I thought it's very
good that there are continuing to do so.
Well, I rode on again, and as I crossed a small pass, I
found an old-fashioned diner along the road that caught my
attention. There were only three items on the menu. Tororo
rice, egg rice, and curry rice.
I had brought onigiri with me, but the atmosphere of this
diner won me over and I had lunch here.
And after lunch, I took the old road that the owner of the
cycle cafe had told me about. I went under a tunnel that
was dug by hand in the old days. It's called Kannon-bori.
Plum trees were in bloom here and there.
On the way back, I took the train. An old-fashioned ticket.
I have not seen such a ticket in decades.
I would like to go cycling again in another season.
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