トーエーランドナー フロントバックの製作
トーエーのランドナーに今迄ランドナーに着けていたバック類
をこちらに着け直しましたが、どうも、その使用感がピカピカ
の新しいランドナーに合いません。なので、新たにバック類を
製作致します。
今のバック類は、40年以上前に手に入れたヴィンテージ物の
フロントバックだけが2年前に盗難にあったので、新たに自分
で作ったのものです。その際に厚手の帆布が手に入らず出来た
バックは、ふにゃふにゃとしたもので、市販のフロントバック
のようにカッチリとしたものではありませんでした。
そのバックもこの2年の間、日本の北から南迄、ランドナーと
一緒に走り色も褪せて、内田百閒先生曰く、猫の死骸のような
草臥れた鞄となってしまいました。
なので、ランドナーも新調したので、それに合わせ草臥れない
ようなカッチリとしたバック類を製作しようと思います。

まず、用意したのは、6号帆布。
本当はもっと厚い2号帆布としたかったのですが、その厚さの
ものは生成りの白しかありません。黒い帆布が欲しかったので、
既に黒色に染まった市販の帆布は、6号迄しか無かったので、
その生地を取り寄せます。以前、製作した時の生地は、8号の
デニムだったのでその時よりも生地は厚く、織も緻密なのです
が、やはり少しふにゃふにゃします。
なので、今回は更に工夫をしました。それは、ダンブラ。
最小限のカッチリ感を出したかったので、一番薄い3ミリの物。
工事現場で養生シートとして使用するものです。これを芯にと
用意しました。
そして、裏地は中のものがすんなりと納まり、かつ、何がある
か分かるように青のサテンとしました。以前は黒のデニム生地
だったので滑りが悪く、かつ、黒なのでどこに何があるか判り
辛かったので改良であります。

生地とダンプラを裁断して、ベルト類を製作します。
で、まずはフロントバック。

自転車の印象が決まる顔の部分、フロントカバーから作ります。
は以前と同じ。違いは、以前製作したフロントバック
は、ベルトのガイドがふたつだったのを、ひとつに変更した事。
ふたつの方が、よりしっかりとベルトが固定するかなと思いま
したが、固定はあまり変わらず、かえってベルトを外す手間が
余計に掛かるのでひとつとしました。最初に盗難に遭ったもの
と同じ仕様であります。

隣り合わせの縁と縁を革で繋ぎます。
今回はダンプラを固定するのに、リベットを打っているので、
今迄のように縁と縁を革で固定する必要が無いのですが、革で
縁廻りを革で巡らせた方がより高級に見えるので、今迄通りに
縁を革で縫付けます。

脇のベルト掛けも付けます。
輪行の際、ボトルや小物を手元に持っていたいので、フロント
バックは肩に掛けて持ち運べるように、ベルトを付けるベルト
掛けを付けます。で、ここは力が掛かるで、リベットをダブル
にします。

上の蓋の部分、ここはダンプラを入れずに帆布と裏地にサテン
だけ。

こんな感じで出来上がり。

以前のフロントバックに付けていたマップケースを付けて完成
です。
新しいフロントバック。
大きさは以前よりも、ほんの少し大きくしました。
何故かというと、旅行先でホテルで個食を摂る際に、食べ物を
入れるスペースが今迄のフロントバックでは、狭すぎては入ら
なかったから。また、普段の買い物自転車として使用する際も、
同じように買ったものがあまり入らないから。
でも、毎回製作する際に大きくなっているので、これが限界の
大きさかも。





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をこちらに着け直しましたが、どうも、その使用感がピカピカ
の新しいランドナーに合いません。なので、新たにバック類を
製作致します。
今のバック類は、40年以上前に手に入れたヴィンテージ物の
フロントバックだけが2年前に盗難にあったので、新たに自分
で作ったのものです。その際に厚手の帆布が手に入らず出来た
バックは、ふにゃふにゃとしたもので、市販のフロントバック
のようにカッチリとしたものではありませんでした。
そのバックもこの2年の間、日本の北から南迄、ランドナーと
一緒に走り色も褪せて、内田百閒先生曰く、猫の死骸のような
草臥れた鞄となってしまいました。
なので、ランドナーも新調したので、それに合わせ草臥れない
ようなカッチリとしたバック類を製作しようと思います。

まず、用意したのは、6号帆布。
本当はもっと厚い2号帆布としたかったのですが、その厚さの
ものは生成りの白しかありません。黒い帆布が欲しかったので、
既に黒色に染まった市販の帆布は、6号迄しか無かったので、
その生地を取り寄せます。以前、製作した時の生地は、8号の
デニムだったのでその時よりも生地は厚く、織も緻密なのです
が、やはり少しふにゃふにゃします。
なので、今回は更に工夫をしました。それは、ダンブラ。
最小限のカッチリ感を出したかったので、一番薄い3ミリの物。
工事現場で養生シートとして使用するものです。これを芯にと
用意しました。
そして、裏地は中のものがすんなりと納まり、かつ、何がある
か分かるように青のサテンとしました。以前は黒のデニム生地
だったので滑りが悪く、かつ、黒なのでどこに何があるか判り
辛かったので改良であります。

生地とダンプラを裁断して、ベルト類を製作します。
で、まずはフロントバック。

自転車の印象が決まる顔の部分、フロントカバーから作ります。
は以前と同じ。違いは、以前製作したフロントバック
は、ベルトのガイドがふたつだったのを、ひとつに変更した事。
ふたつの方が、よりしっかりとベルトが固定するかなと思いま
したが、固定はあまり変わらず、かえってベルトを外す手間が
余計に掛かるのでひとつとしました。最初に盗難に遭ったもの
と同じ仕様であります。

隣り合わせの縁と縁を革で繋ぎます。
今回はダンプラを固定するのに、リベットを打っているので、
今迄のように縁と縁を革で固定する必要が無いのですが、革で
縁廻りを革で巡らせた方がより高級に見えるので、今迄通りに
縁を革で縫付けます。

脇のベルト掛けも付けます。
輪行の際、ボトルや小物を手元に持っていたいので、フロント
バックは肩に掛けて持ち運べるように、ベルトを付けるベルト
掛けを付けます。で、ここは力が掛かるで、リベットをダブル
にします。

上の蓋の部分、ここはダンプラを入れずに帆布と裏地にサテン
だけ。

こんな感じで出来上がり。

以前のフロントバックに付けていたマップケースを付けて完成
です。
新しいフロントバック。
大きさは以前よりも、ほんの少し大きくしました。
何故かというと、旅行先でホテルで個食を摂る際に、食べ物を
入れるスペースが今迄のフロントバックでは、狭すぎては入ら
なかったから。また、普段の買い物自転車として使用する際も、
同じように買ったものがあまり入らないから。
でも、毎回製作する際に大きくなっているので、これが限界の
大きさかも。





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