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歴史の闇に消えた機種5種

またまた、バスルームでもお勉強、真夏なのでぬるま湯の行水
に浸かり、のんびりとお勉強です。
この行水、熱っいお湯のお風呂が大好きな、口の悪い江戸っ子
は「日向水」と言って馬鹿にしていたようですが、その日向水
にどっぷりと浸かってのお勉強です。

今回のお勉強先は、GCN Japan。


タイトルは、「歴史の闇に消えた機種5種」。
今は無い、時代の先駆者たるロードバイクのコンポーネンツ達
を紹介しています。

まずは、一つめ、マビックのメクトロニクス。
1992年に無線式のディレーラーを開発しました。
しかし、リアディレーラーのみだったのと、無線の混信などで
正常に動作しない事があった為、製造中止となったそうです。

次の二つめは、レコンジェット。
いわゆるウエラブルの走りです。しかし、重くてGPSの精度
が悪く、更には、色々な情報を詰め込んだ為に、視界が悪くて
消えていってしまったそうです。

三つめは、マグネシウムフレーム。
スチールフレームから、現代の主流であるカーボンフレームに
移行する間に、アルミやチタンなどの素材のフレームが存在し、
今でも製造されていますが、今は消えてしまったフレーム素材
がマグネシウム合金のフレームなのだそうです。
あのピナレロのドグマでも採用されて、2006年のツールド
フランスでは総合優勝をしたバイクだったそうです。
しかし、腐食耐性の問題などで、こちらも闇に消えていったの
だそうです。

四つめは、チームスカイのスキンスーツ。
オリンピックの水泳のスーツでも、一時期話題となったスーツ
と同じ水や空気の整流機能を向上させる構造のスーツです。
こちらは、オリンピックと同様にプロのロードレース国際大会
の規定を決めるUCIで、その使用が禁止となりました。
が、実は今でも、その規定を搔い潜るような頓智を利かして、
形を変えて存在しているそうです。

そして最後の五つめが、スピナジー レグエックス
スポークの代わりとなる左右4組のブレードの空力性能を向上
させたホイールです。
しかし、その回転するブレードが凶器となる為に、前記と同様
にプロの国際レースでは禁止されてしまい、製造中止となって
しまいました。

そして、5選というタイトルながら、6つめがあります。
それは、スコットのドロップインハンドルバー。
1989年のツールドフランスでグレックレモンが大逆転勝利
をした際に使用していたドロップハンドルです。
ハンドルバーの下部の先に横バーが延長しているもの。
これも、その後UCIが危険との事で禁止となりました。
選手のソックスの長さを、踝から膝の丁度真ん中にしなくては
ならないという規定を作った程のUCIなので、さも有りなん
という感じではあります。

なかなかニッチな話題。楽しめました。
また、最後の締めくくりも笑ってしまいました。

なお、この続編を準備中との事、楽しみです。





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亀次郎 kamejirou 1958

Author:亀次郎 kamejirou 1958
リタイア後の時間をどのように
有意義に過ごすか?
考えた末の答え、
それが、昔憧れたランドナーと
ロードバイクによる
「自転車乗り」です。

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