バスルームでお勉強 50年代のロックンロールについて
このコロナ禍の中、自宅で大人しくしています。
で、こんな機会に普段やらない事をしてみます。
それは、自宅のバスルームで半身浴。
小1時間、浴槽に半分程のお湯に浸かるのですが、何もせずに
ボッとしている訳にはいかないので、アマゾンのタブレットを
バスルームに持ち込み、ユーチューブを観ながら半身浴をする
事とします。
で、よい機会なので、日頃観る事がない、長めのコンテンツを
ユーチューブで観る事とします。
で、初回は、「50年代のロックンロールについて」
坂本龍一さんのラジオ番組で、大滝詠一さんが講師となって、
1950年代のロックンロールの系譜を紹介しています。
大滝詠一さんといえば、当時の音楽の造詣に詳しく、その資料
も沢山お持ちだった方、また、その当時の音楽のエッセンスを
上手にアレンジして、ナイアガラサウンドを作った方でもあり
ます。その大瀧詠一さんが、現代のポップスの原点となった、
1950年代のアメリカのロックンロールを詳しく語っており
ます。
1950年代のいわゆる荒れる若者世代からロックンロールは
生まれました。その象徴的な出来事として、1956年3月に
デビューしたエルビスプレスリーを挙げています。
それ迄、アイリッシュ系の移民の音楽から発展したカントリー
ミュージックと黒人音楽のジャズに影響を受けた音楽が、19
50年代に入って、さらにブルースの影響を受けて、ロックン
ロールとなっていったと語っています。
そして、エルビスプレスリーがそれらの音楽を、彼独特の唄声
に乗せてラジオから流され、ひとつの音楽ジャンルとして確立
されていきました。
そんな歴史を大滝詠一さんが、細かくエピソードを交え語って
います。
そのひとつに、エルビスプレスリーが、自分のママの誕生日の
プレゼントに録音したレコードが彼のデビュー作となったそう
です。
そのレコードの題名が「ハートブレイクホテル」。
当時のレコードは、ダイレクトカッティングという方法で行わ
れたそうです。その為、1枚からでもレコードを作ってくれる
スタジオが多く存在し、誰でも簡単に安くレコードを作る事が
出来たそうです。たまたま、エルビスプレスリーが訪れたスタ
ジオの経営者がラジオ局のエンジニアだったので、その方から
ラジオ局のDJに、歌の上手い若者がいると伝わり、ラジオに
流れたのが、きっかけだったそうです。
で、彼の爆発的なヒットにより、ロックンロールを中心とした
音楽産業がアメリカで生まれて、現代に至っているそうです。
それを聴いて、亀が感じた事。
移民国家として成り立ったアメリカの人口は、大きく分けて、
アイリッシュ系のヨーロッパ移民と、奴隷として移り住んだ、
アフリカ系移民が主でした。
ヨーロッパ系移民は、西へ西へと開拓を進める中で娯楽として、
毎週末ダンスパーティを開きました。で、このダンスパーティ、
娯楽の面だけでなく若者男女の出会いの場でもありました。
まあ、日本でいうと毎週末どこかで、縁日と盆踊りが開かれて
いるようなものです。
そこで、流れていたのが母国から持ち込まれた、ダンスの為の
音楽です。そして、移住した土地での男女の出会いや恋の唄へ
と変わってきたのが、カントリーミュージックです。
さて、もうひとつのアフリカ系移民の音楽がブルースです。
ブルースは、奴隷として働く人達が労働歌として歌い発展して
いきました。
そして、1950年代。
第二次世界大戦が終わり、経済が急激に成長し今迄の考え方に
疑問を持つ若者が、大人に対して疑念を抱き、自分達の価値観
に基づいて、新しい音楽を作っていく事となります。
ダンスパーティで馴染んだカントリーと、辛い労働で、心から
染み出たブルースの唄声は、多くの若者の魂を動かしました。
そして、白人の若者が歌うロックンロールとなったのだと、亀
は思います。
そして、その音楽は、当時、最もポピュラーなメディアだった
ラジオを通じて流れて、多くのダンスパーティの会場でダンス
ミュージックとして親しまれた事でしょう。また、当時、急速
に大衆に普及した自動車で、フリーウエイを走りながらラジオ
から流れる軽快な音楽へと発展していった事でしょう。
多くの人が、ラジオを聴く事で、ラジオで有名になった歌手の
レコードが大ヒットする事となります。アメリカの商業音楽が
ラジオと自動車の普及で大きく発展していったといえると思い
ます。
そのきっかけとなったのが、1950年代のロックンロールで
あったのでしょう。
アメリカのポップスの基となる、近代音楽の流れに興味のある
方は、ぜひ、このユーチューブ番組をご覧下さい。
最後に・・・
この番組、50分近くもあります。
バスルームで半身浴する場合は、ぬるま湯で入るか、または、
二回に分けて入る事をお薦めします。
そうでないと、のぼせます。
自転車とは全然関係のないお話しでした。





にほんブログ村
で、こんな機会に普段やらない事をしてみます。
それは、自宅のバスルームで半身浴。
小1時間、浴槽に半分程のお湯に浸かるのですが、何もせずに
ボッとしている訳にはいかないので、アマゾンのタブレットを
バスルームに持ち込み、ユーチューブを観ながら半身浴をする
事とします。
で、よい機会なので、日頃観る事がない、長めのコンテンツを
ユーチューブで観る事とします。
で、初回は、「50年代のロックンロールについて」
坂本龍一さんのラジオ番組で、大滝詠一さんが講師となって、
1950年代のロックンロールの系譜を紹介しています。
大滝詠一さんといえば、当時の音楽の造詣に詳しく、その資料
も沢山お持ちだった方、また、その当時の音楽のエッセンスを
上手にアレンジして、ナイアガラサウンドを作った方でもあり
ます。その大瀧詠一さんが、現代のポップスの原点となった、
1950年代のアメリカのロックンロールを詳しく語っており
ます。
1950年代のいわゆる荒れる若者世代からロックンロールは
生まれました。その象徴的な出来事として、1956年3月に
デビューしたエルビスプレスリーを挙げています。
それ迄、アイリッシュ系の移民の音楽から発展したカントリー
ミュージックと黒人音楽のジャズに影響を受けた音楽が、19
50年代に入って、さらにブルースの影響を受けて、ロックン
ロールとなっていったと語っています。
そして、エルビスプレスリーがそれらの音楽を、彼独特の唄声
に乗せてラジオから流され、ひとつの音楽ジャンルとして確立
されていきました。
そんな歴史を大滝詠一さんが、細かくエピソードを交え語って
います。
そのひとつに、エルビスプレスリーが、自分のママの誕生日の
プレゼントに録音したレコードが彼のデビュー作となったそう
です。
そのレコードの題名が「ハートブレイクホテル」。
当時のレコードは、ダイレクトカッティングという方法で行わ
れたそうです。その為、1枚からでもレコードを作ってくれる
スタジオが多く存在し、誰でも簡単に安くレコードを作る事が
出来たそうです。たまたま、エルビスプレスリーが訪れたスタ
ジオの経営者がラジオ局のエンジニアだったので、その方から
ラジオ局のDJに、歌の上手い若者がいると伝わり、ラジオに
流れたのが、きっかけだったそうです。
で、彼の爆発的なヒットにより、ロックンロールを中心とした
音楽産業がアメリカで生まれて、現代に至っているそうです。
それを聴いて、亀が感じた事。
移民国家として成り立ったアメリカの人口は、大きく分けて、
アイリッシュ系のヨーロッパ移民と、奴隷として移り住んだ、
アフリカ系移民が主でした。
ヨーロッパ系移民は、西へ西へと開拓を進める中で娯楽として、
毎週末ダンスパーティを開きました。で、このダンスパーティ、
娯楽の面だけでなく若者男女の出会いの場でもありました。
まあ、日本でいうと毎週末どこかで、縁日と盆踊りが開かれて
いるようなものです。
そこで、流れていたのが母国から持ち込まれた、ダンスの為の
音楽です。そして、移住した土地での男女の出会いや恋の唄へ
と変わってきたのが、カントリーミュージックです。
さて、もうひとつのアフリカ系移民の音楽がブルースです。
ブルースは、奴隷として働く人達が労働歌として歌い発展して
いきました。
そして、1950年代。
第二次世界大戦が終わり、経済が急激に成長し今迄の考え方に
疑問を持つ若者が、大人に対して疑念を抱き、自分達の価値観
に基づいて、新しい音楽を作っていく事となります。
ダンスパーティで馴染んだカントリーと、辛い労働で、心から
染み出たブルースの唄声は、多くの若者の魂を動かしました。
そして、白人の若者が歌うロックンロールとなったのだと、亀
は思います。
そして、その音楽は、当時、最もポピュラーなメディアだった
ラジオを通じて流れて、多くのダンスパーティの会場でダンス
ミュージックとして親しまれた事でしょう。また、当時、急速
に大衆に普及した自動車で、フリーウエイを走りながらラジオ
から流れる軽快な音楽へと発展していった事でしょう。
多くの人が、ラジオを聴く事で、ラジオで有名になった歌手の
レコードが大ヒットする事となります。アメリカの商業音楽が
ラジオと自動車の普及で大きく発展していったといえると思い
ます。
そのきっかけとなったのが、1950年代のロックンロールで
あったのでしょう。
アメリカのポップスの基となる、近代音楽の流れに興味のある
方は、ぜひ、このユーチューブ番組をご覧下さい。
最後に・・・
この番組、50分近くもあります。
バスルームで半身浴する場合は、ぬるま湯で入るか、または、
二回に分けて入る事をお薦めします。
そうでないと、のぼせます。
自転車とは全然関係のないお話しでした。





にほんブログ村
スポンサーサイト