ランドナーで行く 九州縦断 その2 根占-佐多岬 往復
いよいよ鹿児島は南の端、九州最南端の佐多岬迄の往復です。
これで、本州に続き、九州も縦断した事となります。
また、縦断に併せ各々の東西南北の端も極めてみたいと、北から
北海道は最東端の納沙布、本州は最東端の犬吠崎、最西端の下関、
最北端の大間、四国は最西端の佐田岬、九州は最東端の鶴御崎、
最南端の佐多岬、最北端の門司を訪れた事になります。
残すは、
北海道は西、南、北、
本州は南、
四国は、東、南、北、
九州は西と
今迄、半分程は制覇した事となります。

さ~て、いざ出発です。
早朝より鹿児島市から約50Km程走り、指宿の先の大川港から
フェリーに乗り、対岸の大隅半島に在る根占港に着きました。
此処から走り始めます。
ちなみに、この根占の町、有名な芋焼酎「魔王」が造られている
地なのだそう。
港には佐多岬迄40Kmという看板がありました。
佐多岬は南の端っこなので、また戻ってこなくてはなりません。
なので、往復80Km!予め調べた道筋では、65Kmとなって
いたので、15Kmも余計に走らなくてはなりません。ここ迄、
走った分も含めると山道も入れて130Km。ランドナーで1日
でそんなに走る事は殆どありません。
走り始めて早々、少し心が挫けそうになります。

更に早々の峠が現れます。
が、案外と低い峠。我が家の近くの獅子ケ谷から三ツ池公園へと
抜ける坂道を少し高くした程度でありました。
そして、その先は海沿いの平坦で綺麗に舗装された道が続きます。
更には、自動車の数も少なくて気持ちよく走れます。
道は緩やかにアップダウンしつつも海沿いを進みます。
内房の海沿いの道と同じような眼鏡トンネルが在り、その先には
2Km程の長いトンネルが在りました。
暫く走っていると、オレンジのベストを着たオートバイに乗った
方に先導されて、何人かのロードバイクに乗った人達とすれ違い
ます。道端にはオレンジの幟が立っていて「ツールドおおすみ」
と書かれています。ロードレースのようです。

暫く走っていると、続々と、ロードバイクに乗った人達がやって
きます。年齢にバラつきがあるのでレースではなくファンライド
のようです。
続々とロードバイクに乗った人達とすれ違うので、走りながら手
を上げて挨拶をしたり応援したりしながら走るので、気が紛れて
上り坂でもそれ程、苦ではありません。

長いトンネルを潜ります。伊座敷トンネルという、2キロもある
トンネル。こんなトンネルが岬迄あるといいんですけど・・・

とはいうものの、最南端という端っこに向かうので何処の端っこ
でもほぼ同じような急坂と山上りが待っています。
山の上迄上り、また海辺迄下って、また、山の上迄上がるを2回
程繰り返します。更に、佐多岬迄14Kmいう看板から先の上り
坂は勾配が10%以上ある坂道。ここ迄、何とかチェーンリング
の一番小さい30tを使わないで、42tの26tで頑張ってみましたが、
ここでとうとう30tの出番です。
トリプルのチェーンリングでよかった。


せっかく上がったんだから、下るなよと思ってもまた下るを何回
も繰り返して綺麗な浜辺にやってきました。目の前は海だけです。
此処が最南端?と思ったら、右の岬の上迄斜めに上がる道が見え
ます。あと2Kmという看板がありました。
此処で折り返して帰ろうかなとも思いましたが、きっと、此処で
帰ったら、後悔してまた出直す事になると厄介なので、あの岬の
上迄上がる事とします。
走り始めると、強い向かい風。よろけそうになりながら上ります。

亀も頑張っていますが、この方も頑張っています。

風裏になると走り易くなり、浜辺での見た目よりも勾配は緩やか。
以外と楽に上がれました。

さっき行こうかどうか迷った、浜が見えています。

そして、北緯31度線の記念碑があります。
来てよかった。

展望台からは、遠く種子島や屋久島や口永良部島が見えます。

そして、正面には灯台が見えます。
やっと九州最南端に到達しました。そして、本州に続き、九州も
縦断する事が出来ました。
さて、此処で何時までも感動に浸っていると、今日の宿の夕ご飯
に間に合わなくなるばかりか暗い夜道を走らなければなりません。
なので、少し感動に浸った後、早々に引き揚げます。
端っこもいいんですが、引き返さなくても良い端っこは無いもの
でしょうか?
以前走った、下関と門司は海底トンネルで繋がっていたので引き
返さなくてよかったのですが、今日も含めてこれから先、そんな
所は無いようです。
で、また山道坂道を引き返します。

綺麗な海です。
開聞岳が見えます。

さて、帰り道、行きと同じく山越えを繰り返し、海辺の平坦な道
へとやってきます。何だか似たような道を走ったなぁ~と考えて
みたら、ホノルルセンチュリーライドで走ったオワフの道を思い
出しました。

この急峻な山並み。

そして、ハイビスカス迄咲いています。

あの岬の向こう側が本日の宿がある根占の町。どうやら陽のある
うちに辿り着けそうです。





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これで、本州に続き、九州も縦断した事となります。
また、縦断に併せ各々の東西南北の端も極めてみたいと、北から
北海道は最東端の納沙布、本州は最東端の犬吠崎、最西端の下関、
最北端の大間、四国は最西端の佐田岬、九州は最東端の鶴御崎、
最南端の佐多岬、最北端の門司を訪れた事になります。
残すは、
北海道は西、南、北、
本州は南、
四国は、東、南、北、
九州は西と
今迄、半分程は制覇した事となります。

さ~て、いざ出発です。
早朝より鹿児島市から約50Km程走り、指宿の先の大川港から
フェリーに乗り、対岸の大隅半島に在る根占港に着きました。
此処から走り始めます。
ちなみに、この根占の町、有名な芋焼酎「魔王」が造られている
地なのだそう。
港には佐多岬迄40Kmという看板がありました。
佐多岬は南の端っこなので、また戻ってこなくてはなりません。
なので、往復80Km!予め調べた道筋では、65Kmとなって
いたので、15Kmも余計に走らなくてはなりません。ここ迄、
走った分も含めると山道も入れて130Km。ランドナーで1日
でそんなに走る事は殆どありません。
走り始めて早々、少し心が挫けそうになります。

更に早々の峠が現れます。
が、案外と低い峠。我が家の近くの獅子ケ谷から三ツ池公園へと
抜ける坂道を少し高くした程度でありました。
そして、その先は海沿いの平坦で綺麗に舗装された道が続きます。
更には、自動車の数も少なくて気持ちよく走れます。
道は緩やかにアップダウンしつつも海沿いを進みます。
内房の海沿いの道と同じような眼鏡トンネルが在り、その先には
2Km程の長いトンネルが在りました。
暫く走っていると、オレンジのベストを着たオートバイに乗った
方に先導されて、何人かのロードバイクに乗った人達とすれ違い
ます。道端にはオレンジの幟が立っていて「ツールドおおすみ」
と書かれています。ロードレースのようです。

暫く走っていると、続々と、ロードバイクに乗った人達がやって
きます。年齢にバラつきがあるのでレースではなくファンライド
のようです。
続々とロードバイクに乗った人達とすれ違うので、走りながら手
を上げて挨拶をしたり応援したりしながら走るので、気が紛れて
上り坂でもそれ程、苦ではありません。

長いトンネルを潜ります。伊座敷トンネルという、2キロもある
トンネル。こんなトンネルが岬迄あるといいんですけど・・・

とはいうものの、最南端という端っこに向かうので何処の端っこ
でもほぼ同じような急坂と山上りが待っています。
山の上迄上り、また海辺迄下って、また、山の上迄上がるを2回
程繰り返します。更に、佐多岬迄14Kmいう看板から先の上り
坂は勾配が10%以上ある坂道。ここ迄、何とかチェーンリング
の一番小さい30tを使わないで、42tの26tで頑張ってみましたが、
ここでとうとう30tの出番です。
トリプルのチェーンリングでよかった。


せっかく上がったんだから、下るなよと思ってもまた下るを何回
も繰り返して綺麗な浜辺にやってきました。目の前は海だけです。
此処が最南端?と思ったら、右の岬の上迄斜めに上がる道が見え
ます。あと2Kmという看板がありました。
此処で折り返して帰ろうかなとも思いましたが、きっと、此処で
帰ったら、後悔してまた出直す事になると厄介なので、あの岬の
上迄上がる事とします。
走り始めると、強い向かい風。よろけそうになりながら上ります。

亀も頑張っていますが、この方も頑張っています。

風裏になると走り易くなり、浜辺での見た目よりも勾配は緩やか。
以外と楽に上がれました。

さっき行こうかどうか迷った、浜が見えています。

そして、北緯31度線の記念碑があります。
来てよかった。

展望台からは、遠く種子島や屋久島や口永良部島が見えます。

そして、正面には灯台が見えます。
やっと九州最南端に到達しました。そして、本州に続き、九州も
縦断する事が出来ました。
さて、此処で何時までも感動に浸っていると、今日の宿の夕ご飯
に間に合わなくなるばかりか暗い夜道を走らなければなりません。
なので、少し感動に浸った後、早々に引き揚げます。
端っこもいいんですが、引き返さなくても良い端っこは無いもの
でしょうか?
以前走った、下関と門司は海底トンネルで繋がっていたので引き
返さなくてよかったのですが、今日も含めてこれから先、そんな
所は無いようです。
で、また山道坂道を引き返します。

綺麗な海です。
開聞岳が見えます。

さて、帰り道、行きと同じく山越えを繰り返し、海辺の平坦な道
へとやってきます。何だか似たような道を走ったなぁ~と考えて
みたら、ホノルルセンチュリーライドで走ったオワフの道を思い
出しました。

この急峻な山並み。

そして、ハイビスカス迄咲いています。

あの岬の向こう側が本日の宿がある根占の町。どうやら陽のある
うちに辿り着けそうです。





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