東海道 その3 辻堂-箱根湯本 梅
東海道を行く、パート3です。
前回パンクのために辻堂で断念した、東海道を日本橋から進む旅、
尺取り虫風ではありますが、着実に進んでおります。


輪行袋から取り出し、いざ出発です。
辻堂駅から旧東海道までの道は、新しく整備された道でとても走り
易い道です。時刻は午前9時前、まだ道は空いています。
辻堂から平塚にかけては昔の風情を感じる道筋、かつては東海道を
行き来した人達の気配を感じる道筋です。
脇を自動車が走りますが、何故かほっとするような道筋です。

少し走ると、路側帯に自転車専用と書かれています。
この時は、まだ準備中との看板がありましたが、3月末には正式に
発足するようです。ここはロードバイクが箱根を目指して多く走る
道路です。あちこちでこんな道が増えるといいですね。

雪をかぶった富士山です。

鶴嶺八幡宮の大鳥居です。
一度は行ってみたいと思っていた神社、参道を進みます。

ここからは玉砂利、歩いて進みます。
この神社の由来は、源氏が関東に進出する際最初に創建した八幡宮
だそうです。あの鶴岡八幡宮よりも古い八幡様となります。
さて、東海道を箱根目指して上ります。

大磯です。
亀の好きな西行に謂れのある碑です。
亀と同じく西行に憧れた商人で、若くして隠居し歌の世界に遊んだ
大淀三千風という人が西行を偲んで建てた鴫立庵が、再建されてい
ます。
ちなみにここで、歌われたといわれる西行の歌は、
心なき 身にも哀れは 知られけり 鴫(しぎ)立つ沢の 秋の夕暮
となります。
東海道の松並木を走っていると、これまた、引き込まれそうな神社
の看板があります。
参道は東海道線の線路を潜り、その先の神社に続きます。
ここも、一度は寄ってみようと思っていた神社です。

六所神社です。

由来は奈良時代よりも前、出雲から移った人々が奉ったのが始まり。
相模国の総社だそうです。たしかに風格があります。
ここの境内の緋毛氈が敷かれた長椅子を借りて、おにぎりを頂きます。
ランドナーで走る際、2時間毎に一口、二口で済むお腹にたまらない
食事が亀には一番合っています。
そんな時の食事は、おにぎりが一番良いですね。
ともすると、美味しそうなラーメン屋や定食屋が目に入りますが、後
でお腹に響いて後悔する事になります。
気持ちの良い天気の中、小腹に空いた時に食べるおにぎりが最高です。
ところでここの神社、大変フレンドリーです。
お会いする神社の方、皆さん声を掛けて頂きご挨拶されます。
後で神社のホームページをみたら、モデルさんを使ったビジュアル的
に大変分かり易い親しみ易い雰囲気が伝わってきます。
ここを通ったら、いつでも立ち寄りたいそんな神社です。
そんな雰囲気を持った神社だからでしょうか、亀のように引き寄せら
れたサイクリストの方がお参りに来ていました。
ご挨拶したら、最近、国立の方から平塚に引っ越してこられた方で、
近くを探検がてらポタリングされているとの事、昔は輪行もされたと
いう事で、話が弾みます。
こんな初めての方との会話も、サイクリングの魅力のひとつです。
これから曽我の梅を見に行くんです。と神社の方に言うとこの神社の
裏手の公園にも梅が咲いていると教えて頂き、さっそく見に行きます。



では、本命の曽我の梅を目指します。
暖かくなってきました。
ベストとウインドブレーカーを脱ぎます。
このふたつコンパクトにたためるのですが、ふたつもフロントバック
に入れると、この前のようなランドナーでは無く単なる買い物チャリ
となってしまうので、サドルバックを付けて走ります。



曽我の梅まつりは終了していました。
でも、梅はまだ真っ盛り。かえって混雑している梅まつりの頃よりも
のんびりと梅を堪能出来ます。
ここでも、小川の土手にランドナーを停めて、土手に座りおにぎりを
一口、青空の下で食べるご飯って何でこんなに美味しいんでしょう?
さて、次は今回の目的の二つ目、小田原で梅干しを購入します。
駅前にある梅干し専門のお店は、昔ながらの梅干しを売るお店、今時
の梅漬けではありません。正真正銘の梅干しです。
さてさて、その次は小田原名物あんパン。
今日は殆どあんパンがありません。以前開店直後の10時に行ったら
予約の方の分が全部はけて殆ど無い状態。その次、11時すぎに行っ
たら次の焼き上がりのタイミングに丁度会ったのか品揃えは、豊富。
で、今回は午後2時、この時間は品薄のようです。
お土産も沢山買ったし、フロントバックをいっぱいにして箱根湯本へ。
途中、大きな蒲鉾屋でちょっと試食をして坂を登ります。



事前にルートナビで調べたら、小田原から箱根湯本までは高低差が
100mと結構坂がきついよう見えたのですが、走ってみたら快適な
坂です。我が家の近くの獅子ヶ谷に向かう坂よりも全然快適。
このまま、強羅まで行こうかと思いましたが、そのまま行くと帰りは夜
となりそうなので、箱根路は今度のお楽しみに残し、ここで箱根湯本で
輪行の準備をします。
箱根湯本駅の登りエスカレータの脇で、ランドナーを分解します。
脇のエスカレーターを登る方とは、立って作業をしていると真近の距離
で目と目が合うので、屈んで作業を行います。
よく駅で分解していると声を掛けられる事が多いのですが、エスカレー
ターはどんどん進んでいくので、声を掛けられる事はありません。
割合とスムースに輪行の準備を行う事が出来ました。
さて、これから小田急線に乗って登戸駅まで行き、多摩川沿いを走って
帰宅する事とします。
次回は箱根路、燃えます。



前回パンクのために辻堂で断念した、東海道を日本橋から進む旅、
尺取り虫風ではありますが、着実に進んでおります。


輪行袋から取り出し、いざ出発です。
辻堂駅から旧東海道までの道は、新しく整備された道でとても走り
易い道です。時刻は午前9時前、まだ道は空いています。
辻堂から平塚にかけては昔の風情を感じる道筋、かつては東海道を
行き来した人達の気配を感じる道筋です。
脇を自動車が走りますが、何故かほっとするような道筋です。

少し走ると、路側帯に自転車専用と書かれています。
この時は、まだ準備中との看板がありましたが、3月末には正式に
発足するようです。ここはロードバイクが箱根を目指して多く走る
道路です。あちこちでこんな道が増えるといいですね。

雪をかぶった富士山です。

鶴嶺八幡宮の大鳥居です。
一度は行ってみたいと思っていた神社、参道を進みます。

ここからは玉砂利、歩いて進みます。
この神社の由来は、源氏が関東に進出する際最初に創建した八幡宮
だそうです。あの鶴岡八幡宮よりも古い八幡様となります。
さて、東海道を箱根目指して上ります。

大磯です。
亀の好きな西行に謂れのある碑です。
亀と同じく西行に憧れた商人で、若くして隠居し歌の世界に遊んだ
大淀三千風という人が西行を偲んで建てた鴫立庵が、再建されてい
ます。
ちなみにここで、歌われたといわれる西行の歌は、
心なき 身にも哀れは 知られけり 鴫(しぎ)立つ沢の 秋の夕暮
となります。
東海道の松並木を走っていると、これまた、引き込まれそうな神社
の看板があります。
参道は東海道線の線路を潜り、その先の神社に続きます。
ここも、一度は寄ってみようと思っていた神社です。

六所神社です。

由来は奈良時代よりも前、出雲から移った人々が奉ったのが始まり。
相模国の総社だそうです。たしかに風格があります。
ここの境内の緋毛氈が敷かれた長椅子を借りて、おにぎりを頂きます。
ランドナーで走る際、2時間毎に一口、二口で済むお腹にたまらない
食事が亀には一番合っています。
そんな時の食事は、おにぎりが一番良いですね。
ともすると、美味しそうなラーメン屋や定食屋が目に入りますが、後
でお腹に響いて後悔する事になります。
気持ちの良い天気の中、小腹に空いた時に食べるおにぎりが最高です。
ところでここの神社、大変フレンドリーです。
お会いする神社の方、皆さん声を掛けて頂きご挨拶されます。
後で神社のホームページをみたら、モデルさんを使ったビジュアル的
に大変分かり易い親しみ易い雰囲気が伝わってきます。
ここを通ったら、いつでも立ち寄りたいそんな神社です。
そんな雰囲気を持った神社だからでしょうか、亀のように引き寄せら
れたサイクリストの方がお参りに来ていました。
ご挨拶したら、最近、国立の方から平塚に引っ越してこられた方で、
近くを探検がてらポタリングされているとの事、昔は輪行もされたと
いう事で、話が弾みます。
こんな初めての方との会話も、サイクリングの魅力のひとつです。
これから曽我の梅を見に行くんです。と神社の方に言うとこの神社の
裏手の公園にも梅が咲いていると教えて頂き、さっそく見に行きます。



では、本命の曽我の梅を目指します。
暖かくなってきました。
ベストとウインドブレーカーを脱ぎます。
このふたつコンパクトにたためるのですが、ふたつもフロントバック
に入れると、この前のようなランドナーでは無く単なる買い物チャリ
となってしまうので、サドルバックを付けて走ります。



曽我の梅まつりは終了していました。
でも、梅はまだ真っ盛り。かえって混雑している梅まつりの頃よりも
のんびりと梅を堪能出来ます。
ここでも、小川の土手にランドナーを停めて、土手に座りおにぎりを
一口、青空の下で食べるご飯って何でこんなに美味しいんでしょう?
さて、次は今回の目的の二つ目、小田原で梅干しを購入します。
駅前にある梅干し専門のお店は、昔ながらの梅干しを売るお店、今時
の梅漬けではありません。正真正銘の梅干しです。
さてさて、その次は小田原名物あんパン。
今日は殆どあんパンがありません。以前開店直後の10時に行ったら
予約の方の分が全部はけて殆ど無い状態。その次、11時すぎに行っ
たら次の焼き上がりのタイミングに丁度会ったのか品揃えは、豊富。
で、今回は午後2時、この時間は品薄のようです。
お土産も沢山買ったし、フロントバックをいっぱいにして箱根湯本へ。
途中、大きな蒲鉾屋でちょっと試食をして坂を登ります。



事前にルートナビで調べたら、小田原から箱根湯本までは高低差が
100mと結構坂がきついよう見えたのですが、走ってみたら快適な
坂です。我が家の近くの獅子ヶ谷に向かう坂よりも全然快適。
このまま、強羅まで行こうかと思いましたが、そのまま行くと帰りは夜
となりそうなので、箱根路は今度のお楽しみに残し、ここで箱根湯本で
輪行の準備をします。
箱根湯本駅の登りエスカレータの脇で、ランドナーを分解します。
脇のエスカレーターを登る方とは、立って作業をしていると真近の距離
で目と目が合うので、屈んで作業を行います。
よく駅で分解していると声を掛けられる事が多いのですが、エスカレー
ターはどんどん進んでいくので、声を掛けられる事はありません。
割合とスムースに輪行の準備を行う事が出来ました。
さて、これから小田急線に乗って登戸駅まで行き、多摩川沿いを走って
帰宅する事とします。
次回は箱根路、燃えます。



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