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ランドナーで行く ジ・エレガンス

年に一度の仮装自転車大会「コスプレ イン トーキョー」では無く
「ジ・エレガンス」。今年は12月1日、師走の初日に都内を走る
大人ののんびりランに参加して参りました。

ジ・エレガンス2019
今年の「ジャパン・ヴィンテージ・ライド」イベントは、雨に祟ら
れて中止になる事が多かったのですが、前回の房総半島で行われた
「フェロ・マリ・エ・モンティ」からは、お天気に恵まれるように
なり、本日も快晴の朝を迎える事が出来ました。

午前8時過ぎに、集合場所であるコルサコルサに到着します。
今日は、普段走る国道1号線から山手通りを進むのではなく、その
手前で荏原から武蔵小山を抜けて走ります。

この道、初めて走る道であります。
交通量は少なく、走り易いのですが、毎回信号に引っかかります。
なので、この道が良かったかどうかは微妙であります。

で、コルサコルサに到着。
いつも参加される顔馴染みの方々とご挨拶をして、出発を待ちます。

ジ・エレガンス2019

ジ・エレガンス2019
今回も凝った装備の自転車達。

今日は、凝った仮装をする事が縛りのせいか、参加者は20名強と
前回の「フェロ・マリ・エ・モンティ」の参加者の1/5程度。
まあ、一緒に走るには丁度良い人数であります。

ジ・エレガンス2019

で、マルコさんから開催の挨拶があり、コルサコルサを後に都内を
走ります。

ジ・エレガンス2019

ジ・エレガンス2019
まず向かうは代官山に在るデンマーク大使館。

ジ・エレガンス2019
デンマーク大使館のトーマスさんのプレゼンを拝聴します。
彼も自転車大好きで、ヴィンテージバイクを沢山持っているそう。

滅多にその中に入る事は出来ない、大使館の会議室で、デンマーク
の自転車事情についてお勉強です。

ジ・エレガンス2019
デンマークは、1980年代に、環境に考慮して自動車に依存する
社会の在り方を変えていこうという取り組みを行い、現在は、国内
に1万キロを越える自転車専用道路を有する国となったそうです。
そして、そのユニークなデザインの自転車専用道路は、他の国でも
採用されているそうです。

ジ・エレガンス2019
また、自転車利用を進める為、2010年からは、列車にそのまま
自転車を持ち込め、その費用も無料化したのだそうです。

ジ・エレガンス2019
自転車利用を推進する為に、道路に段差を付けて、歩行者と自転車
と自動車が別々の道路で走るようになっています。
そして、決められた道路以外では、人も自転車も自動車も走っては
いけない事となっています。その為、違反した場合は、人も自転車
も自動車も、細かく決められた罰則に従って、高額な罰金を支払わ
なければなりません。

そして、自転車を愛好するデンマーク人は、トラック競技に人気が
集まっているのだそうです。

また、デンマーク人の生きる考え方に"HYGGE"(ヒュッゲ)という
考え方があるそうです。
それは、ゆったりした心地良い時間を持ち、幸福感を高める工夫を
する事なのだそうです。
例えば、仕事や家庭での生活の中で寛げる時間を作り、自然の光や
暖炉やローソクの火を眺めながら、心を落ち着ける工夫をするそう。

ジ・エレガンス2019
そして、クリスマスの時期になると、食卓に1から24迄の日付が
刻まれたローソクに火を点けて、毎日その目盛り迄、火を絶やさず
にその火を見ながら時を過ごすのだそうです。

ジ・エレガンス2019
で、毎回恒例のマルコさん特選のクイズ。
今回の優勝者へのご褒美は、恒例のマルコさんハグでは無く、此処
でのホストであるトーマスさんハグとなりました。

ジ・エレガンス2019
全員で、記念撮影です。

ジ・エレガンス2019

ジ・エレガンス2019

ジ・エレガンス2019

ジ・エレガンス2019
さて、一行は渋谷から表参道に抜け、広尾に在る和食レストランで
ランチを頂きます。

ジ・エレガンス2019
豪華な御膳であります。

ジ・エレガンス2019
デザートは白玉善哉。

ランチも頂き、次に向かうはNHK放送博物館。

ジ・エレガンス2019
その前に都内を走るのであれば、お約束の東京タワー。

ジ・エレガンス2019
で、NHK放送博物館に向かいます。
愛宕山の坂道を上がって、愛宕山の上にある建物に向かいます。
このイベント、毎回そうですが、ランチの後にはきつい坂道が用意
されています。別名、マルコさんのスペシャルドルチェ。

此処で暫し、映像体験。
NHKの過去の番組やスタジオ模擬体験、過去の機材など見学する
事が出来ます。個人的に一番興味を持ったのが、冨田勲さんが番組
の音楽を作るのに使用した、世界最初のシンセサイザー、ムーグ。
この人の前にこのムーグを駆使して、ライブを行ったELPが好き
だった、在りし日の亀を思い出しました。
ミニムーグは見た事も触った事もありますが、ムーグの実物を目に
するのは初めてです。舐めるように見ておりました。

ジ・エレガンス2019
さて、NHK放送博物館を後にして国道15号線から五反田を抜け、
武蔵小山のカフェで、コーヒータイム。

ジ・エレガンス2019
で、到着。

ジ・エレガンス2019
放置自転車ではありませんよ。

ジ・エレガンス2019

ジ・エレガンス2019
此処のケーキはとても美味しいケーキでした。
迷わず、お土産に買って帰りました。

で、最後は、コルサコルサで解散となるのですが、帰路に就く国道
1号線はすぐ近くで、コルサコルサとは反対側。なので、ここで、
失礼をさせて頂き、帰路に就きました。

ジ・エレガンス2019
さて、ここで毎回恒例のお宝自転車の数々。

ジ・エレガンス2019
ラーレーロードバイクのクラブマン仕様。

ジ・エレガンス2019
お洒落なスポルティーフ、パシュレー。

ジ・エレガンス2019
見事にポリッシュアップされた、デローザのクランクセット。
まるで、メッキしたみたいです。

ジ・エレガンス2019
スエーデン大使館に置いてあった、自転車。
スエーデンの有名なメーカーなのだそうです。

ジ・エレガンス2019
まるで絵葉書のよう。

師走とはいえ珍しく風が無く、また何故か自動車も少ない都内の道
を気持ちよく走る事が出来ました。
一年の締めくくりである本日の「ジャパン・ヴィンテージ・ライド」
存分に楽しませて頂きました。


* 今回、一部の写真は、「ジャパン・ヴィンテージ・ライド」の
オフィシャルフォトを使用させて頂いております。

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Today's topic is "De Elegance 2019 December"

I took part in an event that's I was wearing a costume and
riding a bicycle in Tokyo this month.

The halloween was place in October, but this event was on
December 1st.The title of the event was “De Elegance”
it's not called Costume Play in Tokyo".

We left Meguro and first went to the Embassy of Denmark to
learn about Danish bicycle culture.
Denmark makes bicycles an important transport. There seems
to be a bicycle road more than 10.000km in the country.
Also, it seems that we can ride a bicycle for free on the
train. And the lanes for pedestrians, bicycles and cars are
separate.
Pedestrians also have to pay a high fine if they follow
different paths.

This time we ran in Tokyo with costume play, so we ran out
in a prominent place.We went to Tokyo Tower from Shibuya
over Omotesando and Azabujuban.

And next we went to NHK Broadcasting Museum. We climbed
the steep slope of Atagoyama by bicycle.
This museum has various materials related to broadcasting.
We can watch the past morning dramas. We can also
experience the studio.
The couple who took part in this evet, became a newscaster.
However, it looks like "the Meoto-Manzai".

We had lunch at a Japanese restaurant in Hiroo.
And I took a commemorative photo. It looks like good old
boys who seem to be bad old boys.

Next, we run Gotanda from Shiba and have a coffee break
at Musashi Koyama.A man who took part in this evevt,he
played a piano at the store and everyone was excited.
We had some piece of cake with coffee. It was a very
delicious cake, so I bought it as a souvenir for my wife.
It's very important for us to buy souvenirs for your wife.

It's a holiday that day, the road was not clouded,
there was no wind, and it's the best day for cycling
in Tokyo.

It's very very nice!

That's all Thank you.







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テーマ : 散策・自然観察
ジャンル : 趣味・実用

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No title

こんにちは。

デンマークでも脱車社会が進んでいるようですね。
道路設計も理想の設計です。
日本では警察庁が「自転車は車道」と言い始めてからだいぶ時間が経ちましたが、山形県では「自転車は歩道」のままです。
今、山形県警及び、県庁の関係部署を教育中?です。

輪行菩薩さん
こんにちは。コメントありがとうございます。

デンマークでは、1980年代から環境に配慮して極力自動車を使わないようにしたそうです。
脱自動車社会に出来たのは、国の基幹産業に自動車産業が無かった事もその理由のひとつだったそうです。
やがて、自転車で移動をし易いような自転車専用道路が設計され、その設計理念は現在他の多くの国で採用されていて、
中国でもデンマークの会社が設計した自転車専用道路が出来ているそうです。

環境に優しい移動手段を維持する為に、歩行者・自転車・自動車共に交通違反をすると、各々に高額の罰金が課せられるそうです。
また、留学生やワーキングビザでデンマークに長期間滞在する外国人は、自転車の交通ルールの講習ビデオを強制的に観なくてはいけないそうです。

極めて厳格に交通ルールを守る事を徹底させて、事故の少ない安全な交通手段を確立されているそうです。
日本でも早く、環境に優しくかつ安全な交通手段の棲み分けが出来るといいですね。
歩行者に罰金を課すなんて発想は無いですよね。
プロフィール

亀次郎 kamejirou 1958

Author:亀次郎 kamejirou 1958
リタイア後の時間をどのように
有意義に過ごすか?
考えた末の答え、
それが、昔憧れたランドナーと
ロードバイクによる
「自転車乗り」です。

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