なんちゃってゼウスで走る 「エロイカジャパン2019」

さて、今日は、「エロイカジャパン2019」のイベント当日です。
亀はミドルコースの97kmを走りますが、ロングコースを走る方々
のスタートを応援をしに、スタートの午前5時前に向かいます。
ロングコースの参加者は30から40名程。全長130kmを超え、
獲得標高3,500m、さらにはグラベル21kmと、ジロ・デ・イタリア
みたいなコース、まあ、ジロにはグラベルはありませんけど・・・
そのコースを、重たくて、ブレーキの効かないヴィンテージバイク
で走るので、足に自信がある方しか参加しません。
で、足に自信は無い亀は、このコースに参加せずに応援を致します。



で、日頃ご一緒させて頂く方々のフリーを拝見させて頂くと、普段
は、絶対履かない28t。皆さんよい歳をした、ずっこい大人達です。


今年も気合が入っている「葉山自転車市場」のご主人。
これで、ロングを走るんだから凄い!!!

コルサコルサの面々。

普段は、絶対に履かないであろう28tのボスフリーを履く、よい歳を
したずっこい大人三人衆の左からTさん、Kさん、Aさん。

さあ、ロングコースのスタートです。
ひとりづつ、スタンプを押してスタートしていきます。
さて、ロングコースの方々を見送り、スタート会場のコルサコルサ
のブースでミドルコースを走る皆さんと世間話をしていると、ミドル
コースに参加する方々が集まって来ます。

今回、此処でお会いしたかったのが、このエロイカ印の兜を被って
走る、敬愛する老鶏庵さん、やっとお会い出来ました。




老鶏庵さんの今回の自転車。
ツアーオブジャパンと書かれていますが、実は東叡製。
とってもレアな自転車です。
その、肝心の亀が走るミドルコース、一番参加者が多いコースです。
本日、亀がご一緒させて頂くのは亀と同じ歳のМさん、日本在住の
アメリカ人のWさん、そしてシンガポール在住のインド人のBさん
です。

Wさんと老鶏庵さんのツーショット。

シンガポール在住のインド人のBさんのランドナー。

さて、スタート。
まずは、四万温泉の周りを一周して林道のグラベルにと進みます。



大きな尖った石がある傾斜のキツイ坂道。

パンクの心配を考えて、皆さん押して上ります。
亀の場合は、パンクの心配は無くとも、押して上りますけど・・・

途中の滝の前で一休み。

一緒に走る面々。
このイベント、海外からの参加者も多く、特に台湾の方が多く参加
されています。その台湾から参加されている、若い女性のグループ
と同じペースになったので、これ幸いと自転車を押しながら、片言
英語で楽しくおしゃべりしながら、砂利道を進みます。


そんな、キュートな台湾ガール達。
他のヴィンテージライドでは、絶対あり得ない若い女性との会話で
あります。辛い砂利道の坂道も楽しくなっています。

なんちゃってゼウスも今のところは、問題無し。

山つつじが鮮やかです。

此処まで、よく上がってきたものだぁ~。

そのグラベルが終わると、一気に下ります。

さて、ひとつめのエイドステーションで、スタンプを押してさらに
進みます。

と、またここからはグラベル。

湖に出ます。

さて、二つ目のエイドステーションが在る尻焼き温泉。
鉄分が多い温泉が、川に流れているようで河原の石が朱く染まって
います。此処の温泉、河原に湧く露天風呂が有名で、外から丸見え
です。

で、エイドステーションに到着です。


此処で頂くのは、玉子スープ。
程良い塩味が、心に滲みます。

此処からは舗装道路となりますが、急坂のアップダウンで草津温泉
に向かいます。


高原に出ました。
景色は素晴らしいですが、我が身は、全然素晴らしく無い。

大嫌いな、つづら折り。
この距離、ガイドマップの距離感とは違い半端無く長く感じました。
このコースの中で、一番の難所でありました。
長くてキツイ上り坂を黙々と上がっていると、若い頃によく行った
スキーを思い出します。急斜面をスキーで滑ると、滑る事だけに、
頭が行って、仕事のストレスが頭の中から消え去ってくれます。
その開放感が心地良く、この草津温泉のスキー場にもよく出掛けた
ものです。
でも、最近では、他の事が消え去る処までは歳のせいで至らずに、
その開放感はありません。
もっともリタイアしたので、仕事のストレスはもはや無いのですが。

さて、草津温泉の町が見えて来て、さあ、草津温泉に到着かと思い
きや、またまたグラベル。
まあ、普段は、三ツ池公園の砂利道を走っているので、グラベルは
苦手ではありませんが、これだけ続くとしんどいものがあります。

で、ようやく草津温泉の町中に入り、観光客で賑わう温泉街を抜け、
湯畑の前に在るエイドステーションに到着します。


此処で、頂くのは幅広のうどん。
そろそろ此処のエイドステーションは撤収となるので、特別超豪華
な特盛りうどんです。
さて、次は、六合のエイドステーション。
草津温泉の町から一旦下り、また上がってぐるりと周り次のエイド
ステーションに向かいます。

と、もう無いと思ったグラベル。
この先、左はガードレールが無い絶壁の道を下ります。高所恐怖症
の亀には、何ともおっかない道であります。

で、気持ちの良い舗装路に出たものの、この後は、また長い上り坂。

そして、最後のエイドステーションに到着。
此処のカレーライスも美味しく頂きました。
疲れたせいか、写真撮るのを忘れてしまいました。
さて、此処からは多少のアップダウンと長い下り。
ブレーキを押さえる指先が痺れてきます。
そして、靴で強くペダルを押さえ続けていたせいか、トークリップ
の金具が折れてしまいました。

で、昨日走った四万温泉への道に出て暫く上り坂を走り、四万温泉
のフィニッシュに午後6時半に到着しました。
フィニッシュのクローズは午後5時なのですが、マルコさんの特別
のはからいで、ちゃっかり認定書を頂く事が出来ました。

アップダウンが厳しく、尖った石の砂利道が多い、この日のライド
「エロイカジャパン2019」。まるで、パスハントとグラベルロード
のふたつを一緒に味わうイベントのようです。
イタリア人は変態だぁ~





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