ランドナーで行く 京都桜巡り その3

さて、本日もまずはランドナーに乗らずに、早朝、散歩で清水寺に
向かいます。ランドナーだと産寧坂の階段を進めないからね。

で、鴨川を渡り進むと、豊国神社。
此処も桜が綺麗です。
道を歩いていると、同じ方向に向う若い二人連れの男の子と一緒に
なります。交差点の信号待ちで挨拶をすると、新潟から来た高校生
との事。やはり清水寺に向うという事で、お話をしながら、一緒に
清水寺迄歩きます。亀には孫は居ませんが、彼らの年齢は、亀の孫
といってもおかしくは無い年頃です。
自らの若かりし頃を思いだしながらお話させて頂きました。
最近の若い人の言葉は、よく分からないので、会話が成り立つのか
心配ではありましたが、予想に反した、きちんとした話し言葉と、
礼儀正しいので、自らの若かりし頃を思い出すと恥ずかしくなって
しまいます。
まあ~、早朝から清水寺に向うヤンキーはいないよね。


で、清水寺。

生憎、清水の舞台は改修中で足場が組まれていましたが、舞台から
は辺りの景色は臨めます。また、その足場も景観を考慮して木材を
使用しています。
が、亀はその足場を見て、突然に10年前の行った北京を思い出し
て仕舞いました。当時の中国は、高層ビルの足場に竹や木材を使用
していて、凄いなぁ~中国と思ったのですが、つい、それを思い出
して仕舞いました。
これも余談ではありますが、当時の中国では作業用の脚立はありま
せん。ではどうやって高い所に上がるのかというと、角材を何本か
持って来て、その場で釘を打って脚立にしてしまいます。そして、
作業が終ると、今度は釘抜きで釘を外して角材に戻してから束ねて、
次に向かいます。そして、そこでまた釘を打って脚立にしてしまい
ます。凄いぜ中国!

何故か京都の鷺は異様に人慣れしています。
そして冒頭の写真の産寧坂。
早朝だからこんな感じですが、日中はとんでもない人だかり、いつ
京都に来ても、この産寧坂は歩けません。
なので亀は、この産寧坂は高校の修学旅行以来です。
またまた、ちなみではありますが、その修学旅行の時にこの産寧坂
の途中に在る骨董品屋さんで買ったのが、徳利とぐい呑み。マセた
高校生でありました。
さあ、早朝の清水寺を堪能して宿に戻るのですが、その途中に在る
古い豆腐屋さんで、豆腐を買ってお店の前で頂きます。豆腐好きの
亀にとっては、この朝から頂く出来たての京都の豆腐、こんな贅沢
はありません。

このお豆腐屋さん、祇園の端に在りました。
さてさて、本日のランドナーで行く京都桜巡りの始まり。
まずは鴨川沿いを走って上賀茂神社迄向かいます。

桜並木が綺麗な鴨川沿いを走って、上賀茂神社に到着します。

此処も桜が綺麗です。

丁度、遷宮の真最中です。建物が艶やかです。

これまた偶然にも挙式の行列が通ります。以前にも東海道を走って
いた時に、熱田神宮で同じように、挙式の行列に遭遇した事があり
ました。こんな桜の下で挙式したら、さぞずっと思い出として残る
でしょうね。
さて、上賀茂神社を後にして、京都の町に戻りますが、その前に、
鳥居前の漬物屋さんで、すぐきを買って帰ります。
このすぐき、塩を使わずに乳酸発酵だけで作る大変珍しい漬物で、
京都でしか作られていません。
上賀茂神社にお詣りに来たというよりも、このすぐきを買いに来た
ようなものです。
で、また鴨川沿いの道を走って、京都の蕎麦屋さんで、此処でしか
食べられないおばんざいを頂きます。
さて、お腹も良い調子になったので、この後は、京都御所に向かい
ます。

京都御所は多分初めて。
浮き石を敷いた砂利道を走ります。

桜が綺麗に咲いています。

枝垂れ桜も綺麗です。
一通り京都の桜を堪能して、これから宿に戻りますが、その前に、
昨日食べた鯖寿司を今日は、持ち帰り宿で食べようと思います。
また、鯖寿司を売っているその百貨店には京都の老舗の珈琲屋さん
も入っているので、そこでコーヒーを頂きます。
で、夜はいづうの鯖寿司を食べる前に、一杯やりに、歩いてすぐの
小料理屋さんの暖簾を潜ります。
此処は、おでんのお店。女将と常連のお客さんに挨拶をしてお話を
していたら、ほぼ同い年と分かり、何だか今夜も盛り上がります。
今日も、京都を堪能致しました。





にほんブログ村

スポンサーサイト