BCCでお勉強 レイノルズ531

またまた、ニューサイクリング誌のバックナンバーを閲覧します。
今日は、まだ日本には輸入されていなかった、レイノルズ531の
話題です。ニューサイクリング誌の1964年の2月号に、記載が
されています。当時、一流の自転車のフレームとして、世界で最も
有名だったのがレイノルズ531。
レイノルズ社は、イギリスのチューブインベストメント社の傘下に
在った、主として高級自転車フレーム部門を担当した会社だったの
だそうです。そして、自転車フレーム用のチューブだけでも、10
種類扱っていたそうです。
本文を読んでいて興味深いのは、チューブの厚さの単位がGで表れ
ている事です。このG、gageの略でワイヤーゲイジ、つまり針金の
太さを表す番手から転じたものなんだそうです。
つまり、
19Gが1.0mm
20Gが0.9mm
21Gが0.81mm
22Gが0.71mm
23Gが0.6mm
24Gが0.55mm
25Gが0.5mm
なんだそうです。
前述したように、当時は、まだレイノルズのフレームチューブは
日本に輸入されてはいなかったそうです、が、近々、日本にも、
このレイノルズのフレームチューブが輸入されるとの事で、今後、
フランコスイスのナベックスとストロングライトのフレーム小物
が輸入されれば、日本で世界に負けないような最高級のフレーム
をオーダーで作る事が出来ると、期待が込められた記事になって
います。
1964年頃は、そんな時代だったようです。





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