ランドナー イタリアーノへの衣替え その2
さて、綱島の行列の出来る自転車屋さんで、固着したボトムブラ
ケットのカップを外して頂きました。
どうも、ボトムブラケットのタップがしっかり切れていなかった
ようです。なので、しっかりとタップを立てて頂いて、タンゲの
ボトムブラケットを付けて頂き、更にディレイラーの調整をして
頂きました。
しかし、タンゲのボトムブラケットの軸寸が長くて、クランクが
外側に出てしまっています。このままでは、新たに着けたカンパ
ニョーロのベローチェのフロントディレイラーが、アウターギア
に入ってくれません。あともう少しの所なのですが、アウターに
チェーンが乗ってくれません。
以前は、カンパニョーロのレコードのフロントディレイラーを、
着けていたのですが、此方は、問題無くアウターに入っていたの
ですけどね。
さて、どうするか?
カンパニョーロのレコードのディレイラーを付け替えるか、又は、
ボトムブラケットの軸寸を短いものに替えるか、悩みます。
カンパニョーロのレコードのディレイラーは、そのうち付け替え
しようと思っている、コルナゴ用にとって置きたいと思います。
また、ボトムブラケットの軸寸が長く、クランクセットが、外側
に出ているのも、チェーンラインがズレていて、余り美しくあり
ません。
なので、ボトムブラケットを軸寸の短いものに変える事にします。
現在、手持ちのボトムブラケットで、合う軸寸のものは無いので、
新たにタンゲのボトムブラケットを購入しました。
タンゲのボトムブラケットは、こんなに安くていいの?と思う程、
良心的な価格です。これが、カンパニョーロのボトムブラケット
だったら、新に購入するのには躊躇をしますが、タンゲのボトム
ブラケット、立呑屋さんで、少しお酒を召した程度の金額で手に
入れる事が出来ます。カンパニョーロのボトムブラケットだと、
これが、フランス料理のコースに変化をしてしまいます。また、
タンゲのボトムブラケットは今でも生産されていて、新品が手に
入るのも有り難い事です。
で、そのタンゲのボトムブラケットですが、今のものが118ミリ、
それよりも短いものは、113ミリと110.5ミリがあります。
で、ここは冒険で110.5ミリを購入しました。まあ、軸寸が短く、
チェーンリングがフレームに当たったら、改めて113ミリを購入
すればよい話です。カンパニョーロだと、なかなかそうは行きま
せんけど・・・

で、これが、タンゲのボトムブラケット、110.5ミリ。
これに交換します。
が、その前に思うところがあって、クランクのアルマイトを剥が
して、バフ掛けします。
使うのは、ミリルーターの回転鑢。緑の180番でアルマイトを、
剥がし、赤の380番、青の600番、黄土色の1000番と磨いていき
ます。アルマイトを剥がすのに、緑の回転鑢が4本も磨り減って
しまいました。手元にあった1本を使い切り、慌てて近所に在る
ホームセンターに買いに行き、売っていた3本を全て買い占めて
削ります。削る途中で、全ての緑の回転鑢を使い切ってしまった
ので、アームの端は、雑になってしまいました。赤の350番では、
アルマイトを落とすのに、途方も無い時間を要します。
更に、液体研磨剤の3000番、7500番、9800番を、鏡面仕上げに
していきます。此方は、電動ドリルを使います。
そして、最後はピカール、これ番手がいくつかが分かりませんが、
輝きはピカールの方が上かもしれません。
後で調べたら、4000番位なんだそうです。

アルマイトを剥がす前のクランク。
ベェローチェのロゴも擦れています。


で、磨いき終えたのが此方。
さて、いよいよボトムブラケットの交換です。

ふたつ並べると、見た目でも軸寸の違いが分かります。
で、新にタンゲのボトムブラケット110.5ミリを装着します。
まずは、左の受側からカバーを取り付けます。此方は普通のネジ
と同じ向きで絞めていきます。次は、右側から本体を入れて絞め
ていきます。ランドナーはJIS規格なので、此方のネジは逆ネジ
です。
ロードバイクは、左右とも正ネジのイタリアン規格なので、ラン
ドナーもロードバイクも持つ身としては、忘れた頃に行うボトム
ブラケットの交換作業は、いつも混乱してしまいます。
さて、右側を絞める際、途方で渋くなります。このランドナー、
どうも右側のボトムのネジ山が余り宜しくなくて、タップを切り
直してもらったのですが、それでも渋くなります。手で回せない
訳ではないので何とかなりますが、新にランドナーのフレームを
手に入れた方が良いかもしれません。
どうせなら、いっその事オーダーしようかと思いますが、この歳
なので、あと何年自転車に乗れるのかと考えると勿体無いないと
も思えます。うう~ん、亀の煩悩は果てしなく続きます。
で、ボトムブラケットも無事装着。
ここで、問題のクランクセットの装着です。
フィキングボルトを絞め込んでみて、インナーのギアがフレーム
に当たるか?

大丈夫でした。
まだ余裕はあります。でもこのボトムブラケットシリーズ、これ
以上軸寸の短いモデルは無いので、冒険はこれでおしまいです。
何だかすんなりと収まると、ほっとした気持ちと共に物足りなさ
も感じます。別にMの気は無いんですけどね。
ちなみに余裕が有ると書きましたが、これ以上フレームに寄ると、
ディレーラーのチェーンガイドが、泥除けに当たってしまうので、
この長さが限界でした。

こんな感じに収まりました。

以前のランドナー おフランス仕様ざ~んす の時はこんな感じ。


カンパニョーロのベローチェのフロントディレイラーも問題無く
トップからインナー迄、きちんと作動します。

カンパニョーロのベローチェのリアディレイラーも、こんな感じ
で収まりました。今迄、此処には華奢でとても小さなヒューレー
のジュビリーが着いていたので、カンパニョーロのベローチェが、
異様に大きく感じます。
さあ、このランドナーイタリアーノで、新年の「ジ・エレガンス」
を楽しく走りましょう。





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ケットのカップを外して頂きました。
どうも、ボトムブラケットのタップがしっかり切れていなかった
ようです。なので、しっかりとタップを立てて頂いて、タンゲの
ボトムブラケットを付けて頂き、更にディレイラーの調整をして
頂きました。
しかし、タンゲのボトムブラケットの軸寸が長くて、クランクが
外側に出てしまっています。このままでは、新たに着けたカンパ
ニョーロのベローチェのフロントディレイラーが、アウターギア
に入ってくれません。あともう少しの所なのですが、アウターに
チェーンが乗ってくれません。
以前は、カンパニョーロのレコードのフロントディレイラーを、
着けていたのですが、此方は、問題無くアウターに入っていたの
ですけどね。
さて、どうするか?
カンパニョーロのレコードのディレイラーを付け替えるか、又は、
ボトムブラケットの軸寸を短いものに替えるか、悩みます。
カンパニョーロのレコードのディレイラーは、そのうち付け替え
しようと思っている、コルナゴ用にとって置きたいと思います。
また、ボトムブラケットの軸寸が長く、クランクセットが、外側
に出ているのも、チェーンラインがズレていて、余り美しくあり
ません。
なので、ボトムブラケットを軸寸の短いものに変える事にします。
現在、手持ちのボトムブラケットで、合う軸寸のものは無いので、
新たにタンゲのボトムブラケットを購入しました。
タンゲのボトムブラケットは、こんなに安くていいの?と思う程、
良心的な価格です。これが、カンパニョーロのボトムブラケット
だったら、新に購入するのには躊躇をしますが、タンゲのボトム
ブラケット、立呑屋さんで、少しお酒を召した程度の金額で手に
入れる事が出来ます。カンパニョーロのボトムブラケットだと、
これが、フランス料理のコースに変化をしてしまいます。また、
タンゲのボトムブラケットは今でも生産されていて、新品が手に
入るのも有り難い事です。
で、そのタンゲのボトムブラケットですが、今のものが118ミリ、
それよりも短いものは、113ミリと110.5ミリがあります。
で、ここは冒険で110.5ミリを購入しました。まあ、軸寸が短く、
チェーンリングがフレームに当たったら、改めて113ミリを購入
すればよい話です。カンパニョーロだと、なかなかそうは行きま
せんけど・・・

で、これが、タンゲのボトムブラケット、110.5ミリ。
これに交換します。
が、その前に思うところがあって、クランクのアルマイトを剥が
して、バフ掛けします。
使うのは、ミリルーターの回転鑢。緑の180番でアルマイトを、
剥がし、赤の380番、青の600番、黄土色の1000番と磨いていき
ます。アルマイトを剥がすのに、緑の回転鑢が4本も磨り減って
しまいました。手元にあった1本を使い切り、慌てて近所に在る
ホームセンターに買いに行き、売っていた3本を全て買い占めて
削ります。削る途中で、全ての緑の回転鑢を使い切ってしまった
ので、アームの端は、雑になってしまいました。赤の350番では、
アルマイトを落とすのに、途方も無い時間を要します。
更に、液体研磨剤の3000番、7500番、9800番を、鏡面仕上げに
していきます。此方は、電動ドリルを使います。
そして、最後はピカール、これ番手がいくつかが分かりませんが、
輝きはピカールの方が上かもしれません。
後で調べたら、4000番位なんだそうです。

アルマイトを剥がす前のクランク。
ベェローチェのロゴも擦れています。


で、磨いき終えたのが此方。
さて、いよいよボトムブラケットの交換です。

ふたつ並べると、見た目でも軸寸の違いが分かります。
で、新にタンゲのボトムブラケット110.5ミリを装着します。
まずは、左の受側からカバーを取り付けます。此方は普通のネジ
と同じ向きで絞めていきます。次は、右側から本体を入れて絞め
ていきます。ランドナーはJIS規格なので、此方のネジは逆ネジ
です。
ロードバイクは、左右とも正ネジのイタリアン規格なので、ラン
ドナーもロードバイクも持つ身としては、忘れた頃に行うボトム
ブラケットの交換作業は、いつも混乱してしまいます。
さて、右側を絞める際、途方で渋くなります。このランドナー、
どうも右側のボトムのネジ山が余り宜しくなくて、タップを切り
直してもらったのですが、それでも渋くなります。手で回せない
訳ではないので何とかなりますが、新にランドナーのフレームを
手に入れた方が良いかもしれません。
どうせなら、いっその事オーダーしようかと思いますが、この歳
なので、あと何年自転車に乗れるのかと考えると勿体無いないと
も思えます。うう~ん、亀の煩悩は果てしなく続きます。
で、ボトムブラケットも無事装着。
ここで、問題のクランクセットの装着です。
フィキングボルトを絞め込んでみて、インナーのギアがフレーム
に当たるか?

大丈夫でした。
まだ余裕はあります。でもこのボトムブラケットシリーズ、これ
以上軸寸の短いモデルは無いので、冒険はこれでおしまいです。
何だかすんなりと収まると、ほっとした気持ちと共に物足りなさ
も感じます。別にMの気は無いんですけどね。
ちなみに余裕が有ると書きましたが、これ以上フレームに寄ると、
ディレーラーのチェーンガイドが、泥除けに当たってしまうので、
この長さが限界でした。

こんな感じに収まりました。

以前のランドナー おフランス仕様ざ~んす の時はこんな感じ。


カンパニョーロのベローチェのフロントディレイラーも問題無く
トップからインナー迄、きちんと作動します。

カンパニョーロのベローチェのリアディレイラーも、こんな感じ
で収まりました。今迄、此処には華奢でとても小さなヒューレー
のジュビリーが着いていたので、カンパニョーロのベローチェが、
異様に大きく感じます。
さあ、このランドナーイタリアーノで、新年の「ジ・エレガンス」
を楽しく走りましょう。





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