ランドナーで行く 多摩川古墳巡り 生田周辺

亀が、サイクリングでよく走る川沿いの道は鶴見川ですが、その次
によく走る川沿いの道が、多摩川となります。
その多摩川沿いには、多くの古墳が点在するという事を最近知りま
した。今迄は、多摩川の風景を眺めながらのサイクリングでしたが、
単に多摩川沿いの道をサイクリングだけではなくて、その点在する
古墳を巡るサイクリングというのも、面白いのではないかと、考え
ます。
で、よく調べてみると、多摩川の右岸と左岸に点在していて、その
数からいうと、左岸の方が多いようです。ならば、何回かに分けて、
のんびりとポタしながら、その古墳群を探索し、古の人々の思いに
浸ろう思います。
で、まずは、巡る古墳の場所を示した地図作り。
細い道も分かるように、グーグルマップで古墳がプロットされた図
をランドナーのフロントバックのマップケースに入れ、走りながら
でも見る事が出来るよう、A5サイズにプリントアウトしてみました。
走りながら地図を見る事が出来るというは、ランドナーの魅力です。
ロードバイクでは、こんな芸当は出来ません。
で、北から地域分けしたのが以下。

まずは左岸の国立周辺。

次は府中周辺

次が狛江周辺

その次が野毛周辺

そして多摩川台周辺
右岸はというと、

桜が丘周辺

生田周辺

溝の口周辺
となります。
で、まずは、手頃な場所に在る、右岸の生田周辺を探索します。
まずは、我が家から府中街道で北上します。
今日は北風が強く、なかなか前に進めません。スプロケットのギア
をふたつ落として進みますが、強い風が斜め前から吹いているので、
緩くて長い上り坂を進んでいるようです。

で、その府中街道、生田の古墳群を探索する前に立ち寄ったのが、
此処、「ワークマンプラス」。最近話題のお店が、府中街道沿いに
出来たとの事なので、冷やかしに立ち寄ります。
作業服のノウハウを生かし、動きやすいアウトドアスポーツウエア
を、格安の値段でとの謳い文句でオープンした店内は、半分は作業
服、半分はアウトドアウエアの商品がずらりと棚に並んでいます。
レギンスや完全防水のウエアや手袋など・・・
この時期なのか、どちらかというと、トレッキングなどの防寒用品
や防水ジャケットなどが主で、亀が使うような自転車用というのは、
余り種類が無いなぁ~という印象でした。でも、薄手の雨をはじく
素材のウインドブレーカーは、あってもいいなと散々悩みましたが、
その手のウインドブレーカーは、3枚持っているので断念しました。
その他、ネックウォーマーがバカ安値段で売っていたのが、印象的
でした。
で、結局買ったのは、ガーデン用に履く白の室内履き。
今迄ずっと白のデッキシューズを使っていたのですが、ずいぶんと
草臥れてきたので、新しいデッキシューズを探していたのですが、
何分この時期なので、デッキシューズは売っていなく困っていたの
でした。若干デザインは違うものの、使い勝手は同じで、とにかく
安いのが魅力です。
ロードバイクだったら買った室内履きは邪魔ですが、ランドナーで
あれば、フロントバックに入るのでこんな時は便利です。
と、話は脱線しましたが、古墳巡り。
最初は、生田スタジオ近くの菅古墳を探します。

多摩丘陵の坂を上がり、住宅街に迷い込みます。
どうもこの辺りに菅古墳があるようなのですが、道が分かりません。
スマホで現在位置を確認して道を探すと、生田スタジオの中の小路
を進むか、階段のある細い散策路を進みしかないようです。
暫くウロウロ探しますが、亀のスマホのGPSは誤差が20メートル
位あるので、道に迷うとグルグルと永遠に目的地にたどり着けない
という余り役に立たないものなので、ここで断念します。
ただ、たぶんあの辺りだろうと思われる、緑が残る山が見えます。
肝心の古墳自体を拝む事は出来ませんでしたが、その古墳から見え
る景色は望む事が出来ます。
多摩川沿いに在る古墳なので、多摩川を見渡すのかと思っていたの
ですが、見える方向は西。丹沢と富士山が望めます。
西国浄土を信仰していたのか、はたまた、富士山信仰なのか、又は
単純に此方の景色が好きだったのか?色々と想像出来ます。
さて、次は高石古墳。折角上がった坂を下ります。
下りも急坂です。ランドナーのドロップハンドルの下をしっかりと
掴み、ブレーキレバーをきつく握って坂道を下ります。
そして、また上がり。ここも道路は丸穴が開いた急な坂。

傾斜20%超えです。
先程立ち寄った、ワークマンプラスに停めてあった自転車が全て、
電動自転車だった訳が分かりました。
こんな所、ロードバイクでも毎日は上がれません。

こんな所を上がってきます。

で、高石神社に到着します。
古墳はこの近くのようですが、住宅が密集して見つかりません。
此処からも丹沢や富士山が望めますが、多摩川は望めません。
どうやら、この辺りの豪族の生活圏は、多摩川では無いようです。
ちなみに、この辺りは府中街道沿いを流れる山下川と小田急線沿い
の津久井道に沿って流れる五反田川が在り、そのふたつの川を利用
した生活圏だったのではないかと想像出来ます。
まあ、これは亀の勝手な想像で、実際の所は判りませんが・・・
で、最後は、高山古墳と同じ五反田川に沿った場所に在る根岸古墳
群に向かいます。

鳥居が在ります。

ここも小山が在り竹林となっていますが、どうも私有地のようです。
古墳の大体の場所は判るものの、古墳自体を拝む事が出来ません。
次回からは、拝める古墳を予め調べておいて、拝める古墳は拝み、
拝めない古墳は、苦労して古墳の跡を探し回るのではなくて、その
立地から当時の風景を想像する事としたいと思います。
さもないと、上がらなくてもよい急坂を上がったり、下ったりして
挙句の果てには、同じ所をぐるぐると廻ってしまう事になり兼ねま
せん。そんな様子を知らない人が見たら、不審者か、徘徊老人かと
間違われてしまいます。
という事で、多摩川沿いの古墳群巡り、生田周辺の右岸はこれにて
終了と相成ります。





にほんブログ村

スポンサーサイト