60の手習い その2

さあ~てと、前回は、本題迄には至らなかった海外短期語学留学
で、ありますが、成田空港からフィリピンのセブ島にと飛行機で
向かいます。先日ランドナーでご近所ご利益ポタをしたおかげか、
飛行機は、台風がやってくる前線沿いに飛んでも、テーブルの上
のコーヒーが浮き上がり、コーヒーを撒き散らす事も無く、また、
飛行機が、落ちる事無く無事、セブ島に到着しました。
今回は、格安航空券のLCCに乗ったので、コーヒーなど飲み物
の無料サービスは無かったので、エアポケットがあっても、問題
は無かったようでありましたが・・・
LCCといえば、今回、初めて成田第三ターミナルから搭乗した
のですが、ターミナルの徹底したコストカットには驚きました。
まるで、建設途中の工事現場みたいです。
天井と壁はコンクリートの剥き出し、フェンスは今時の工事現場
でも使わないだろうと思われるような安い作りの金属ネット。
もちろん搭乗ブリッジは無くて、タラップの階段を歩いて上る、
タイプ、ひょっとして、歩いて飛行機迄向かうのかと思ったら、
流石にバスには乗せて頂けました。
さて、飛行機は無事飛んでセブ島に到着しました。
LCCなので、機内食は無いのですが、好きな食べ物を持ち込ん
で食べられるので、機内食が口に会わないかもと心配する必要も
有りませんでした。
で、セブ島の短期語学留学をする学校ですが、日本食が食べられ
る、経営者が日本人の学校です。なので、留学している人は殆ど
日本人で、亀達のようなリタイアした人や、海外赴任の家族が、
学校の休みに合わせて母子や、学生や、ビジネスマンなどなど、
様々です。
また、施設では留学生のサポートをしてくれるインターンの方々
がいるので、英語の勉強以外は心配がありません。
因みに留学施設の廻りには、小さなショッピングセンターが有り、
そこのスーパーマーケットでは、日用品を買う事が出来ますが、
食事をするレストランがあまり有りません。数少いレストランも、
その食事は油の強い料理が多く、毎日食べていると飽きてきます。
その点、留学施設は日本食なので、飽きずに食べる事が出来ます。
さて、フィリピンでの英語レッスンですが、亀の拙い英語力では、
付いて行けないようなグループレッスンでは無く、マンツーマン
のレッスンを選びました。学校に通っていた若い頃は、いかに、
授業をサボるかを考えていましたが、この歳になり、自分のお金
で学ぶ事を考えると、いかに吸収するか、いかにサボら無いかを
考えます。全く現金なものです。
しかし、この歳では長い時間のレッスンはしんどく、英語が頭に
入ら無いので、レッスンは午前中だけを選択しました。
そして、レッスンの内容は、文法と、同じ意味で違う言い回しの
文章と、テキストに従った質問と答を考える事と、発音練習と、
四つです。もちろん、レッスン中の会話は全て英語です。
3日目辺りから、朝の挨拶や、レッスン前の軽い雑談も英語で、
出来るようになって来ました。かつて30年以上前にアメリカに
20日間程滞在した時、二週間が過ぎた辺りで、テレビの会話の
内容が突然頭の中に入ってきて、英会話に慣れるというのはこう
いう事かと、感じました。それからかなりの年月が経過している
ので、当時の様には、すらすらと英語が頭の中には入って来ない
ものの、何となく相手の言わんとしている事が分かって来たよう
に感じます。
そして、今回、英語を学ぶについて、スマホの電子辞書がいかに
重要かを学びました。日本語からも英語からも検索出来き、発音
も聞く事が出来ます。学生時代にこんな便利な物があったなら、
さぞや英語も上達していたかも知れません。
まあ、もし当時、こんな便利なものが有っても遊び盛りですから、
今と大して変わらなかったかも知れませんけど・・・
しかし、この歳になり、ようやく学ぶ愉しさに目覚めたようです。
この先さらに多くの外国人が日本を訪れる事となるでしょう。
その時、片言でも挨拶が出来て、コミュニケーションが取れれば、
さらに学ぶ愉しさも膨らみます。この短期語学留学を期に英語の
習い方も覚えました。これからも拙く地道ではありますが、英語
を学んでいきたいと、今は考えている亀であります。
で、何だかんだで二週間が経過し、卒業式では自らが考えた英語
のスピーチを行い、帰路に就きました。
まあでもそのスピーチも、不安に思った担当の先生が、チェック
をされた、かなり直されたスピーチではありましたが・・・
ちなみに、「我が愛する美しい妻」には事前チェックが無かった
そうです。いかに亀が信用されていないかが、ここで分かります。
あらま~、ブログも終盤になり「我が愛する美しい妻」が登場し
て来ました。我が家の掟では「我が愛する美し妻」が登場したら、
最低でも四回は「我が愛する美しい妻」と記載しないとならない
掟にとなっています。
なので、それ迄ブログを書き終える事が出来ません。
どうしましょう?
と、ここで数えてみたら、既に四回書いていました。
無駄に「我が愛する美しい妻」と書いたおかげで、ノルマは無事、
達成を致しました。
あ~よかった。
ちなみに、四回以上記載した場合、ご褒美があるとか次回の貯金
になるとかは、一切有りません。




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