60の手習い

還暦を迎えた亀で有りますが、思うところが有り、この歳になり
改めて習い事をしようと思います。昔から60の手習いとは云い
ますが、まさにその60の手習いであります。
で、何の手習いかというと英語であります。今迄、海外には何回
か行った事は有り、多少の買い物程度は何とかなりますが、それ
以上の事となるとかなり怪しくなります。
かつて、英語をきちんと習ったのは高校生の頃迄で、その習った
頃もかなりいい加減に授業を受けていたので、その英語もどんな
ものかと思われます。
なので、会社を卒業して時間的に自由になったので、それでは、
ここで一度改めて英語を学び直そうと思い立ちました。
さて、何処で英語を学ぶかで有りますが、亀の拙い英語力を向上
させる為に最もコストパフォーマンスが良さそうなのが、フィリ
ピンでの短期語学留学でありました。この話を日頃、自転車以外
の趣味で遊んで戴いている、霞ヶ浦の農家の方にお話ししたら、
「タガログ語を習いに行くの?」
と言われたのですが、亀が習うのはタガログ語では無く、英語で
あります。
フィリピンは、昔、スペインの統治下でしたが、第二次世界大戦
で日本が侵出し、敗戦後はアメリカ軍の基地が出来ました。その
為、アメリカ人が多く滞在する事となり、また、フィリピン人が
アメリカに出稼ぎに行く事が多かったので、英語を使いこなす方
が多いんだそうです。
さらには、フィリピンは何千もの島が点在し、各々異なった言葉
が有るので、共通語として、どの言葉とも違う英語を採用して、
学校の授業も英語で行うそうです。
さらには、物価が安いフィリピンで学ぶ事で、日本で学んだり、
ネーチャーの居るアメリカやイギリスで学ぶよりも安くて、長い
期間学べるので、フィリピンの英語留学がお薦めなんだそうです。
で、そのお薦めのフィリピンでの英語短期語学留学を決めたのは、
亀かというと、実は、「我が愛する美しい妻」で有ります。
「我が愛する妻」と書くと、ビッビッっと反応しコメントを頂け
る、同じ自転車ネタのブログを書かれている方が数名いらっしゃ
いますが、ひょっとしたら、今回もその数名の方にご期待頂ける
ようなオチが最後に有るかも知れません。
で、その毎回オチが有る「我が愛する美しい妻」の話では無くて、
60歳からの手習いで有りますが、その「我が愛する美しい妻」
が、今回の発案者であります。
亀よりも多少、英語が得意な「我が愛する美しい妻」は、自分と
比べ、英語が、からきし駄目な亀と一緒に海外旅行に行くのが、
恥ずかしく、亀が、少しでも英語が出来るようにとの魂胆からで
ありました。
ところで・・・
最近、ブログで家人の話題となった時には、最低でもその名称を
四回以上使うようにとのお達しがでました。
これで、今回のノルマは達成を致しました。
ほっ・・・
話が横道に逸れましたが、ある時「我が愛する美しい妻」が、亀
にこう言いました。
「貴方は、仕事も卒業して少し時間が出来たからと言って、ボッ
として生きていると、すぐにボケて使い物にならなくなります。」
何故か断定形で決めつけられています。
「9月にはハワイで自転車を漕いだり、11月には一緒に地中海
でのクルーズに行くのに、今の貴方の英語力では恥をかきます。
良い機会だから、一緒に海外短期語学留学に付いて来なさい。」
これは、ほぼ命令です。
亀の為の海外短期留学との事でありますが、どうやら、本人は、
自分の英語力をブラッシュアップすべく、海外での短期語学留学
に行こうと、思っていたようです。
さらには、一緒に地中海クルーズに行く時に、旦那が下手な英語
だと、亀の恥よりも、自分がみっとも無いとも思ったようです。
そして、ついでに亀の事も、ほ~んの少しではありますが、思い
計ってくれたようです。
今回の「我が愛する美しい妻」の提案、別の言い方では、命令と
言いますが、この事については珍しく亀も同意見です。
なので、今回は抵抗する事無く素直に従う事としました。
まあ、同意見で無くとも結果的に従うのは時間が掛かるか、掛か
ら無いかの違いではありますが・・・
と、いう事で、フィリピンに向けて海外短期語学留学に向かう事
と相成りました。
さて、ここまでとても前置きが長くなりました。
なので、本題は次回へと続きます。




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