今年の10月、北海道の西の端と南の端を目指して走り、無事、
その両方に到達しました。今年の初夏に計画して途中迄走った
ものの、大雨で途中で中断したその道のりを、今回は、好天に
恵まれ走り終える事が出来ました。
そして、これで、最北端の宗谷岬から、今回の最南端の白神岬
迄走り終えた事で、北海道を縦断する事が出来ました。
改めて、その行程をまとめてみました。
まずは北から南へと走りました。
「ランドナーで行く北海道縦断 その1 稚内-宗谷岬」
稚内の駅から出発して、北海道最北端の宗谷岬に向かいました。
この日は生憎の雨。端っこは、大抵は険しい岬を幾つも超えて
行かねばならないので、どうなる事かと心配をしながら、雨も
降っているしね。と思いながら走ったのですが、稚内の駅から
走る事、30分程、平坦な道の先に宗谷岬が在りました。

ちょっと拍子抜けするような、北海道最北端でもあり、日本の
最北端の地でありました。
そして、その日の宿泊である浜頓別迄向かいました。
「ランドナーで行く北海道縦断 その1 宗谷岬-浜頓別」
道の脇には雑草のごとく、水芭蕉の花が咲き乱れています。
この辺りの人々は、いちいち、水芭蕉の花の美しさには感動を
しないのだそうです。
翌日は、名寄迄を走りました。
「ランドナーで行く北海道縦断 その1 浜頓別-名寄」
この日も雨でありましたが途中から雨が上がり、路面も乾いて
きたので、北海道らしい風景を楽しむ事が出来ました。
が、此処でトラブル。スポークが折れてしまい難儀をしました
が、幸いな事に名寄の宿の近くにスポークの交換をしてくれた
老舗の自転車屋さんがあって助かりました。
今では完組みのスポークが多く、スポーク交換が出来ないお店
も在るそうですが、此処は、スポーク切りの工具も持っていて、
夕方に預けたら、翌日の早朝には修理を終えていました。
スポークの寸法も合わせて交換をして頂き、大変助かりました。
さて、翌日は、旭川迄走りました。
「ランドナーで行く北海道縦断 その1 名寄-旭川」
この日は交換したスポークの調子も良く、晴天の中、北海道の
景色を堪能しながら走りました。
で、旭川に到着して、楽しみにしていた美味しい北海道の料理
とお気に入りのラーメンを食べようとしたのですが、この時は、
北海道に入ってから、北海道のコロナ感染者が急増して、外食
自粛となってしまい、ホテルでコンビニのお弁当を食べる事と
なってしまいました。残念でありました。
さて、翌日は、富良野迄走りました。
「ランドナーで行く北海道縦断 その1 旭川-富良野」さて、楽しみの富良野です。北海道らしい景色が楽しめる場所
であります。

丘陵地を上がって、北海道らしい景色を堪能します。

そして、青い池。
コロナが蔓延し始めた頃。この池が在る公園の駐車場は閉鎖を
されていましたが、徒歩と自転車は池迄行けるとの事で、普段
は、観光客でいっぱいとなるところが、この日は疎ら。
ちょっと得をした気分でした。
さて、翌日は、落合迄。
此処は、最初に北海道に来て、初めて走り始めた場所です。
その時は、北海道最東端を目指して、帯広からバスに乗って、
この落合迄来て、狩勝峠を下り、帯広の街に宿泊をしました。
のちのち、北海道を縦断した際に、此処から北海道最東端へと
繋げる為に、わざわざやってきた懐かしい場所であります。
「ランドナーで行く北海道縦断 その1 富良野-落合」
今回は山越えでしたが、本州や四国や九州とは違って、峠迄の
坂道は、緩くて快適に走る事が出来ました。
さて、北海道縦断も半分は過ぎました。
この日は、トマム迄走りました。
「ランドナーで行く北海道縦断 その1落合-トマム」
この辺りは自然豊かなリゾート地。日本の風景ではありません。
で、翌日は、新千歳空港迄。
ここで、一旦北海道縦断は中断します。
まあ、一週間以上自転車旅行を続けていると、家に帰りたくは
なくなってしまいます。そうなると、後々面倒な事となります。
「ランドナーで行く北海道縦断 その1 トマム-新千歳空港」この日は、帰路に就く日なので、飛行機に乗り遅れないように
余裕をもって早朝に出発をします。

朝霧の立つ、幻想的な風景の中を走ります。
この日は、日高の山を下るコース。豪快なダウンヒルと平地に
着いたら、強い追い風に押されて快走をして新千歳空港に到着
する事が出来ました。
さて、改めて、再度出直して新千歳空港から出発します。
「トーエーランドナーで行く 北海道縦断 その2 新千歳空港-白老」久しぶりの北海道であります。
ようやくコロナ禍の波も落ち着いたので、また次の波が来ない
うちに北海道縦断自転車旅行に出掛ける事としました。
コロナ禍で、自転車旅行に出掛ける事が無かった間に、新しく
ランドナーをトーエーにオーダーして新調して初めての北海道
自転車旅行です。

この日は気持ちの良い抜けるような快晴。
道南を機持ちよく走りました。
そして、翌日。
今日は、道南の海岸線沿いを走ります。
「トーエーランドナーで行く 北海道縦断 その2 白老-東室蘭」
一度、来てみたかった「ウポポイ」を見学して次の宿泊地迄を
走ります。

で、「ウポポイ」に寄った後は、これも一度行ってみたかった
「登別カルルス温泉」に向かいます。
入浴剤で、この「登別カルルス温泉」というのがあって、実際
の「登別カルルス温泉」とはどんな温泉だろうと、ずっと気に
なっていたのでした。で、向かってはみたものの、結構長くて、
結構な傾斜の坂道。何とか上りついた温泉の湯は、イメージを
していたものとは違っていましたが、お湯の心地はとても良く
苦労して来たかいがあったと思える温泉でした。
そして、山を下って室蘭。
久しぶりに、居酒屋に行って地元料理を楽しみました。
さて、翌日。今日も温泉であります。
「トーエーランドナーで行く 北海道縦断 その2 東室蘭-洞爺湖温泉」昨日の「登別カルルス温泉」程の急坂ではありませんが、そこ
そこの坂道を上がって洞爺湖に向かいました。


思いがけず、夜、宿から見える目の前の洞爺湖に花火が上がり、
温泉旅行気分を味わる事が出来ました。
さて、その翌日。
噴火湾をぐるりと走って、長万部から、山越えで日本海側へと
出ます。
「トーエーランドナーで行く 北海道縦断 その2 洞爺湖温泉-北檜山温泉」
走っていると雨が降ってきました。
天気予報では、明日は更に雨が強くなるとの事。
なので、予定を変更して翌日は、此処からバスに乗り函館迄。
残念ながら途中で中断となってしまいました。
さて、その半年後。
前回は初夏でしたが、再開は秋。違った風景を楽しみました。
「トーエーランドナーで行く 北海道最西端の尾花岬」
変わった岩の在る、北檜山温泉の三本杉。
此処の目の前の宿から出発します。まずは、北海道の端っこ、
最西端の尾花岬を目指します。

尾花岬は、長いトンネルが在る岬の先にあるため、行く事が、
出来ません。眺めるだけ。
尾花岬から本日の宿泊地である江刺を目指します。
「トーエーランドナーで行く 尾花岬-江差」
昨日の宿泊地である、北檜山温泉からの道は、海岸線に沿った
道でしたが、平坦で走り易い道でした。流石、北海道です。
また、珍しい岩が海の中から突き出ていました。
江刺は、北海道の交易の場として栄えた港。民謡の江刺追分が
有名です。その江刺追分の歴史を紹介する記念館が在り、亀も
江刺追分のお勉強を致しました。
さて、いよいよ今日は北海道縦断の最終地点である、白神岬迄
走ります。
「トーエーランドナーで行く 江差-白神岬」この白神岬。北海道の東西南北の端っこのうちのひとつである
最南端の地となります。

此処が北海道縦断の最終地であり、また、北海道東西南北の南
の端っこでもあります。
目の前には津軽半島がうっすらと見えます。
これで、ようやく北海道を縦断する事が出来ました。




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