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デローザで朝ラン 鶴見川

9月の頃のお話です。

今日はデローザで朝ランであります。
風は秋の様子を呈してきましたが、陽の当たる場所に居ると、
まだまだ暑さを感じます。そんな中、鶴見川をちょっと上流迄、
朝ランします。

鶴見川

鶴見川
どうもブームは去ったようです。

鷹野大橋から大倉山に出て、お気に入りのパンを買い、鶴見川
を戻ります。

鶴見川
新幹線が走っていきます。
出張の皆様、朝からご苦労様です。

夏空の残る中、国道1号線に出て帰路となります。





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トーエーランドナーで行く 野分のまたの日

お彼岸を迎え、台風が通過し、空気が一変して急に涼しくなり、
凌ぎ易くなってきました。
とはいえ、昨日の台風はかなりの強風が吹き荒れたので、ボラ
ンティアで参加している「ふれあいの樹林」の樹々の様子が、
心配です。なので、本日は、「ふれあいの樹林」の活動日では
無いのですが、様子を見にトーエーランドナーで向かいます。

いつものように、国道1号線を横浜方面に進みます。
鶴見川を渡り、緩やかながらも長い上り坂をあがります。
何故か、本日は息も上がらずにスイスイと上がれます。涼しく
なったからなのか?はたまた、秋になり体力が向上したのか?
いえ、単なる北東からの追い風でありました。

ふれあいの樹林
緩やかな上り坂の頂点から少し下った先の、東寺尾の交差点を
曲がり、住宅街を抜けて「ふれあいの樹林」に到着します。
と、同じボランティアのメンバーの方がひとり、亀と同じよう
に心配で森の様子を見に来ていました。先に一通り見て回った
その方によれば、今回は、倒木や大きな枯れ枝が台風の影響で
落ちるような事は無かったそうです。また、小さな枝が一か所
にまとめて置かれていたそうで、多分、昨日の台風の中、他の
ボランティアメンバーの方が様子を見に来て、落ちていた枯れ
枝を拾ってくれていたようです。
この「ふれあいの樹林」には、複数の幼稚園や保育園の子供達
が施設の方々に連れられ、此処で散歩をしたり遊んだりします。
その小さな子供達が枯れ枝に足を取られて転んだりしないよう
小さな枯れ枝を拾う事は、ボランティアの大切な仕事のひとつ
です。

ふれあいの樹林
この台風の影響は、どんぐりの実を落とす程度でありました。

ふれあいの樹林
昨年の台風直撃の時は、枯れた木や古い木が台風の風で倒れ、
「ふれあいの樹林」の森の中を一時立ち入り禁止としたのです
が、今回の台風はそれ程の被害が無かったので、安心しました。

と、いう事で、トーエーランドナーは、この後は恒例のお買い
物自転車に変身します。
まずは、近くの商店街に在る老夫婦のやっている和菓子屋さん
で団子とすあまを買います。ここの手作りの餅菓子は、安くて
美味しいので亀のお気に入りであります。

ふれあいの樹林
そして、幹線道路と並行して走る寺尾の昔道をゆるゆると走り
ます。

ふれあいの樹林
彼岸花の季節です。

そして、東神奈川のお肉屋さんで、焼売とメンチカツを買って
旧々の綱島街道を進みます。

ふれあいの樹林
六角橋商店街の近くに在るうどん屋さんでお昼を頂き、街道を
走って菊名から大倉山のパン屋さんに向かい、食パンを買って
帰路に就きます。本日の夕ご飯は、このパンに先程東神奈川で
買ったメンチカツと買い置きのキャベツを挟んだサンドイッチ。
亀はこのメンチカツで作るサンドイッチが好きでねぇ~。
何だかウキウキします。

つい先日の暑さも忘れ虫の音に包まれ、すっかり秋空となった
鶴見川の川沿いの道を走ります。
これから短い間ではありますが、心地良いサイクリングの季節
となります。






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デローザで行く 川崎-大磯 サイクリング

9月末のお話です。
前回、途中で中断をした伊豆半島制覇の仕上げであります。

さて、伊豆半島制覇の残りで、伊東から熱川迄走るのですが、
伊東に行くのに直接輪行してもつまらないので、その途中迄、
自転車で走る事とします。
我が家を出発して国道1号線を走り、保土ヶ谷から鎌倉街道へ
と抜け、江の島辺りから海岸線沿いの国道134号線を大磯迄
走ります。

川崎-大磯
いつものように、国道1号線を進んで横浜からは旧東海道に、
そして、保土ヶ谷から弘明寺に抜けて鎌倉街道を進み、鎌倉山
を抜けて海に出ます。
この道、由比ガ浜の混雑した海岸通りを走らずに江の島に出る
事が出来るので、湘南方面を走るには便利なルートです。

川崎-大磯
久しぶりに走る、江の島から大磯迄続く国道134号線。心地
良く走れます。ようやく暑さも収まって、また気持ち良く走る
事が出来る季節となりました。

川崎-大磯
本日は海は穏やか。

川崎-大磯
で、JR大磯駅に到着。
此処から輪行で、JR伊東駅迄向かいます。




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テーマ : 自転車
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デローザで行く伊東市内ゆるポタ その1

さて、輪行して伊東駅に到着しました。
ここで自転車を組み立てて、本日の宿のチェックインの時間迄、
伊東市内をゆるポタします。
で、その前にお昼ご飯。亀の好きなラーメン屋さんで頂きます。

お腹がいっぱいになったところで、腹こなしで少し少し走って
道の駅でぶらぶらします。

ぶらり伊東
手石島が見えます。

ぶらり伊東
大室山も見えます。

ぶらり伊東
道の駅に到着。
バイクスタンドがありました。鮮やかな青色のトイレの脇です。

さて、伊東市内ゆるポタ。まずは山の中腹に在るお寺。
母方の菩提寺であります。
久しぶりに来たので、墓参りであります。
このお寺に向かう道。結構な上り坂であります。子供の頃から
この坂道上がるの嫌でね。で、嫌なのは、亀だけではなく親戚
の人達も嫌だったらしく、大抵は、自家用車かタクシーでお寺
迄上がっていました。
で、今回は、その嫌な坂に自転車で初挑戦。

ぶらり伊東
子供の頃に見たこの坂道、今見るよりもその距離は三倍は長く
感じていました。
法事でこのお寺に行く時は、大抵は坂道がキツいから伊東駅から
タクシーで向かったものです。
で、一度は自転車で上がってみたいと思っていたのでした。

ぶらり伊東
案外とその距離は短かったものの、10%以上はあるので、結構
キツい坂道でありました。何とか山門迄は上がる事が出来ました。

ぶらり伊東
このお寺の庭から見る景色は、亀のお気に入りの景色のひとつ。
かつて、法事の時、今は亡き祖母や両親や叔父達と一緒にこの庭
を歩いた時の事を思い出します。

そして、海岸通りを走って、伊東港迄。
昔は、母方の祖母が、よくこの辺りの磯で岩をひっくり返して
小さな貝を採っていました。地元では「磯もの」と呼んでいた
その貝、味噌汁に入れると良い出汁が出て、また爪楊枝でその
貝の小さな身を突いて食べたものです。食べるにのとても手間
が掛かるので、みんなで喋りながら延々と突いていたものです。
この潮吹き岩を見るとそんな懐かしい思い出の風景が浮かんで
くるようです。

また、この海岸線の道。もうひとつの思い出があります。
母方の叔父が自動車が好きで、プリンスのGTRを一時期保有
していました。あの、ポルシェを抜いたという事で有名な初代
のGTRです。そのレース仕様のホモロゲーションモデルです。
今でも保有していたら、軽く1億円は超えているであろう日本
の名車です。亀は小学生の頃、そのプリンスのGTRの助手席
に乗せて貰い、あちこちドライブに連れていって貰いました。
で、このGTR、面倒くさい車で高速道路で走る際には、料金
所を越えたら一旦道の脇に停め、3連のウエーバーの点火時期
の調整をしなくてはなりません。高回転でエンジンを回すので
その点火タイミングを変えなくてはならないのだそうです。
また、やたらガソリンを喰うクルマで、ハイオクのガソリンで
リッター3kgしか走らないので、ガソリンタンクが100L
入るように設計されている為、危険物取扱免許を持つ人でなく
ては運転出来ないクルマでありました。

で、そのクルマと伊東の海岸線の道がどう関係するのかという
と、よく夜、あまり自動車が通らない時間帯に、そのGTRの
エンジン調整という事で、見通しの悪い狭い海岸線沿いの道を
川奈迄、走ってまた戻るというのをよくやっていました。
2速で、グルングルンとエンジンを回し、時速80km以上の
スピードを出してぶっ飛ばすのでありました。
このクルマ、エンジンの回転数を示すメーターの数字はたしか
1万6,000回転はあったと記憶しています。当時は、そんな
高回転のスポーツカーが多かったのでありました。
で、2速でグルングルンとエンジンを回すのでアクセルペダル
のちょっとした具合で極端な加速と減速を繰り返し、前に後ろ
の体を持っていかれながら、こんなスピードでこんな狭い道を
走っていて、もし、カーブの先から対向車が来たらどうなるの
だろうと、子供心に恐怖心を抱いたものでした。
その後、亀も大人になり自分も自動車を運転する頃にはヘッド
ライトを照らしながら走る夜のくねくね道は、光が見えない昼
の時よりもかえって安全だと気が付きましたが・・・

ぶらり伊東
向こうに見えるは初島。

ぶらり伊東
そんな思い出のある道を走り、伊東港。近くで漁をした漁船が
戻る港です。此処にも思い出があります。

昔、この辺りを自動車で走っていて、前に遅い自動車が走って
いたので追い抜いたら、旗を持った警官に停止させられました。
所謂ネズミ捕りです。あまりに見事なタイミングだったので、
思わず大笑いしてしまいました。
で、書類を書く為に誘導されたのが漁港の中。
そこでは、スキューバダイビングから帰った船が岸壁に横付け
していて潜り終わったダイビング客が、ウエットスーツを脱い
でいる最中でした。ダイビング客は若い女性が多く、ビキニ姿
で道具の後片づけをしているすぐ脇で、仮設のテーブルとイス
に座り、制服姿の警察官を目の前にして書類の書き方を教わり
ながら交通違反の書類を書く姿は、何だかおかしな風景であり
ました。

街中に戻って行く道の脇に在ったのが、伊東観光会館ホール
伊豆大島や初島に行く船の発着所の脇に建っています。
この建物を見た瞬間、かつて此処の二階に在ったレストランで
ナポリタンスパゲッティを食べた記憶が蘇ってきました。
確か、此処で食べたナポリタンスパゲッティが、亀にとっての
初ナポリタンスパゲッティだった筈です。

懐かしき第二の我が故郷。久しぶりに満喫いたしました。





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デローザで行く 伊東市内ゆるポタ その2

さて、本日も、伊東の市内の中心をうろうろとゆるポタします。

ぶらり伊東
最初は、此処。目の前が、有名な東海館。
亀がこの世に出ていた場所が伊東であります。昔は母親の実家
で、子供を出産するのが習わしだったようで、出産も病院では
無く、助産婦さんが居る施設で出産したそうです。
そして、幼い頃は、母親の実家の伊東の家に夏の間預けられて
いて伊東で夏を過ごしていました。
で、その懐かしさついでに、亀は生まれた助産婦さんの施設跡
を訪ねます。
かつて此処に出産する為の施設が在り、亀が産声を上げた場所
であります。昔は、病院だけではなくこのような施設があった
のだそうです。

ぶらり伊東
で、昔の街道沿いを走り上り坂を上がり、丘の頂上付近に在る
のが、伊東高校。
母方の家族の多くが通い、卒業したのがこの高校です。そして、
お知り合いになった何人かの亀よりも年上の方が、戦時中に、
疎開先として伊東に住まわれ、更に何人かの方がこの伊東高校
に通われていたのだそう。年代的にひょっとしたら亀の母親と
同学年だっかかも知れません。そんな亀の知っている方々が、
青春を過ごしたこの高校から見る事が出来る、伊東の町の風景
を眺めながら、その時、その方々はどんな気持ちだったのかと
勝手に妄想してみます。

そして、この近くには、生前は東京に住んでいた大叔父の伊東
の別宅とみかん山が在りました。そのみかん山に在った金柑の
木から採ったもぎたての実の新鮮な香りを嗅いで以来、自分で
野菜や果実を育てて新鮮な香りを楽しもうと思ったのでした。

丘を下りまた伊東の街中に戻ります。

ぶらり伊東
伊東の街中にはいくつかの銭湯が在ります。場所柄、その殆ど
が温泉です。その、観光客はあまり知らない温泉の銭湯。
昔は、自宅にお風呂が無いのが当たり前で地元の方が入る銭湯
が多く在りました。そして、場所柄からか、その銭湯に湯は、
温泉であります。
母方の実家にはお風呂はありましたが、時々、この温泉の銭湯
に通ったものです。

ぶらり伊東
五七五に拘らない俳句を詠んだ山頭火が、伊東に滞在した際に
通った銭湯。
こんな地元の方の為の温泉銭湯が、街中には残っています。

ぶらり伊東

ぶらり伊東
さて、此処から下って松川沿いの遊歩道を散策します。
川の左岸は、古いお屋敷やお寺や幼稚園が建ち並んでいます。
そして、対岸の右岸は、温泉旅館が建ち並んでいます。
樹々の木漏れ陽の中、昔はよく遊んだ道だった事を思い出して
ゆっくりと歩きます。

ぶらり伊東
幼稚園も健在でした。

ぶらり伊東
この辺りはすっかり整備されています。

で、駅前から続く道に出て橋を渡り、温泉旅館が在る道沿いを
走ります。
此処でぜひ訪れたかったのがこの場所。昔、プールがありその
廻りがガーデンレストランだった場所であります。
ハワイやポリネシアでよく見掛ける松明。それを模して所謂、
トーチと呼ぶガスの炎が夜空に浮かぶ光景が、何故か幼い頃の
亀は大好きでありました。それ以来、そのようなトーチを見る
と何だかウキウキする変な亀であります。もちろん当時は子供
が行くようなレストランではなく、そのガーデンレストランに
入った事はありませんが、外から眺めるその光景が今でも忘れ
ません。
その印象が強すぎるのか、大人になってハワイに行った時に、
同じようなトーチがあるガーデンレストランで食事をした時に、
とても懐かしい思いがして、それ以来、ハワイがとても好きに
なり、今迄10回以上はハワイに行くハワイフリークになって
しまいました。

ぶらり伊東
そんなブールサイドのガーデンも今は、温泉旅館の駐車場。
向こうに見える椰子の木がその名残りを伝えてくれています。

ぶらり伊東
思い出の妄想に耽りながら、道を進みます。
で、教会。昔から在る変わらない風景です。

ぶらり伊東
そして、消防跡。
母方の実家が近くに在り、亀はよくこの消防署に遊びに行って
いました。小さい男の子は、消防車が好きなのでしょうね。亀
は、今ではそれ程ではありませんけど・・・
で、当時はのんびりとした時代だったようで、亀はよく消防署
の朝礼に参加していて、朝礼が終わった後消防車の点検をして
いる脇で、記念写真を撮ってもらったものです。
かつて在った消防署は、今は、その影もありません。

ぶらり伊東
で、その裏に在る西小学校。
此処もよく遊んだ場所です。そういえば、当時は今のように、
公園がそれ程多くは点在はしていなくて、学校の校庭で遊んだ
記憶があります。今は、学童以外は学校の校庭では遊べません
けどね。
今日は音楽の授業なのでしょうか?みんなで演奏している楽曲
が聞こえます。

さて、次は、街中の中心を走る国道135号線と平行して走る
裏道を進みます。
脇を流れる川を源流目指して進みます。昔からこの川の源流は
どうなっているのだろうと思いつつも、今迄一度もこの川沿い
を上がって行った事が無い道です。

ぶらり伊東
川の脇に産霊神を祀る神社が在りました。

ぶらり伊東

ぶらり伊東
川に沿った道の終点。源流迄は辿り着けませんでした。

ぶらり伊東
遥かに海が望めます。

ぶらり伊東

ぶらり伊東
また、裏道を進み、八幡神社と鹿嶋神社。互いに通称松原神社
と湯川神社。伊東の大祭を行う神社です。
此処の大祭は変わっていて、神輿の担ぎ手は、全員白装束で、
口に白い紙を加えて無言で神輿を担ぎます。そして、町の辻々
で、物凄い速さで神輿を担いだまま、ぐるぐると回転します。
そして、浜辺では、神輿を先導する人達が交代して引継ぎする
のですが、その神輿を、引渡す渡さないといったやり取りが、
長い時間を掛けて問答を仕合い、ごちゃごちゃしていて、なか
なか神輿を引き渡しません。
変わった祭りです。

さて、商店街のアーケードの手前。昔ジャス喫茶があった場所。

ぶらり伊東
建物はまだ残っていました。
此処のジャズ喫茶の思い出は音楽では無くトイレ。
階段を上がった先に在るトイレ。たしか壁一面鮮やかな青色に
塗られていて、まるで海の中に居るような感覚でありました。

懐かしい風景が残る伊東の街でした。




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デローザで行く 伊東-熱川

さて、伊豆半島制覇の残りの道、伊東から熱川迄を走ります。

自転車でぐるりと巡る伊豆半島、残された伊豆-熱川間、前回は
大雨で断念したこの区間を、今回はデローザで走ります。

伊東-熱川
海岸線に沿って走ります。

伊東-熱川
川奈の海浜公園。
此処から崖の上の道に上がります。本日一番のキツい坂道です。
42tと26tの組み合わせでは少ししんどい坂道、途中で一回休んで
上がります。
上がると国道に出る道と樹木の中を進む道に別れます。国道には
進まず、樹木の中の道を進みます。

伊東-熱川
白い灯台が見えます。

伊東-熱川
伊豆随一の歴史在る有名なホテル。

伊東-熱川
この道、好きな道で、自動車では何十回も走ったお気に入りの道
です。そして、母方の祖母が亡くなる迄、過ごした老人ホームが
在った道です。こんな樹木と海が挑める場所で人生の最後の時を
過ごす事が出来て、祖母は幸せ者でありました。
自動車では気持ちの良い道ですが、適度にアップタウンがあり、
自転車にとっては少し辛い道であります。しかし、何処からとも
なく金木犀の花の香りがして、坂道の辛さも紛らわしてくれます。

城ケ島海岸から伊豆高原、八幡野を過ぎて国道135号線に合流
します。

photo_derosa_ito_atagawa_2022_6_2022_0928.jpg
目の前には伊豆大島。

伊東-熱川
北川の坂道を上がり、トンネルを越えると熱川温泉の駅が見えて
きました。これで、ようやく伊豆半島の東側と西側を制覇する事
が出来ました。

伊東-熱川
伊豆半島制覇記念の温泉玉子。源泉に浸す事15分。

伊東-熱川
丁度、デローザを分解して輪行袋に仕舞って5分した頃が食べ頃
です。

前回は雨に祟られ、その雨量で崖崩れの心配があり途中中断した
熱川迄のサイクリング。
今回は見事な晴天の中、走り切る事が出来ました。




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テーマ : 趣味と日記
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コンプリート 伊豆ペニンシュラ 東伊豆

関東近郊の大きな半島、房総半島と三浦半島と伊豆半島。
既に、房総半島や三浦半島はぐるりと巡り、そののちも何回と
なく、自転車で巡っています。が、伊豆半島は少し遠くにあり、
また、房総半島や三浦半島と比べると、海岸線の道が急な坂道
が多くあるので、ドライブでは楽しく嫌という程走りましたが、
自転車では敬遠をしていました。

とはいえ、一度は試しに走ってみようと、温泉に入りに行った
熱川から下田迄を走りました。
おかげ様で、まあそこそこの坂道を走って、十分お腹が一杯に
なりました。とりあえず、伊豆半島はこれでいいかなと思った
ところだったのですが、その自転車で走る道では無いと思って
いた亀が、いつもご一緒するWさんとMさんに誘われて西伊豆
を自転車で走ったのが2年前。
三島から下田迄走る事となりました。

東伊豆よりも西伊豆の海岸線の坂道がキツく、さらに十分お腹
が一杯になった亀でありますが、そこまで走ると、残りの区間
も走って、伊豆半島をぐるりと巡ってみたくなりました。
まあ、残りの道は東伊豆なので、西伊豆よりも坂道はキツくは
ありません。西伊豆も走れたので残りも走れるだろうと、伊豆
半島制覇を目指す事となりました。

さて、東伊豆の起点をどこにするかと考えて、今迄走った道と
繋がる伊豆半島の端っこである小田原と決めて、走り出したの
が今年の5月の事でした。その時は、小田原から熱川迄を2日
掛けて走ろうとしたのですが、2日目に大雨となり、土砂崩れ
の心配があったので、途中の伊東で断念をしました。
で、その後は、コロナウイルスの第7波の感染拡大や長い夏の
猛暑が続いたので、ようやく涼しくなったこの時期に残り区間
である、伊東から熱川迄を走る事としました。

で、その伊豆半島巡りの様子をまとめてみました。

まずは東伊豆。

横浜-小田原
出発は小田原、東海道から分岐する場所なので、此処を起点と
しました。

小田原-湯河原
海岸沿いの旧道を進みます。
かつて自動車を保有していた時は、この道、渋滞の時の迂回路
として何十回も利用してきた道。自転車では初めて走りました。

小田原-湯河原
名物の陸橋。

小田原-湯河原
湯河原駅に到着です。

詳しい様子は「トーエーランドナーで行く 小田原-湯河原」を   
ご覧下さい。

さて、次は、湯河原から伊東迄。
今回は雨の中を走ります。

湯河原-伊東
湯河原から熱海迄の間は、海辺の道は有料道路で自転車不可と
なっているので、こちらも旧道を進みます。

湯河原-伊東
熱海に到着。
有名な寛一お宮の像。今ではDVとなる小説のワンシーン。
言い訳が書いてありました。

湯河原-伊東
JR伊東駅に到着です。亀にとっては懐かしい風景。
何故なら、亀が生まれた場所だから。

詳しい様子は「トーエーランドナーで行く 湯河原-伊東」
ご覧下さい。

さてさて次は、伊東から熱川迄です。

その前に湯河原-伊東の間を走ったのですが、本来は、湯河原
から熱川迄を走る予定でありました。ところが、その前回は、
大雨で崖崩れの心配があったのと、折角の綺麗な海沿いの風景
を雨の中走るのは勿体ないと思ったので、伊東迄で止める事と
しました。なので、その前回走れなかった区間を走ります。

伊東-熱川
この時走ったのは、トーエーランドナーではなくてデローザ。
その訳は、次の熱川から下田迄走った時に合わせたので・・・
そのあたりの理由は、熱川-下田のところで詳しく説明します。

伊東-熱川
伊東からは、国道を走らずに海岸沿いの道を走ります。
緑に囲まれて、時々海が見えるこの道は、亀のお気に入りの道
であります。ただ、お気に入りなのは自動車でのドライブ。
自転車では、結構なアップダウンでお腹が一杯になります。

伊東-熱川
城ケ崎海岸から伊豆高原、八幡野を走って、国道135号線に
合流します。

photo_derosa_ito_atagawa_2022_6_2022_0928.jpg
目の前には伊豆大島。

伊東-熱川
北川の坂道を上がって、熱川に到着です。

此処迄の詳しい様子は、「デローザで行く 伊東-熱川」をご覧
下さい。

さて次は東伊豆最後となる熱川から下田迄。

実は、最初に伊豆半島を走り始めたが、此処からでありました。
亀は、伊東生まれで、社会人になる迄は学校が休みになると、
母方の実家が在る伊東に泊りがけで遊びに行っていました。
そして、社会人になってからは、自動車で東伊豆だけでは無く、
海の綺麗な西伊豆の毎年決まって伺う定宿に遊びに行っており
ました。なので、伊豆半島の風景や裏道にも精通をしていて、
その当時から、此処は、自動車で走るのはいいけど自転車では
走る道では無いなと思っていました。

その理由は、結構なアップダウンがあるから。

当時は、一旦自転車熱が醒めていて、こんなアップダウンの道
を自転車で走るなんて、変態のやる事だと思っていまいた。
まあ、こんな道を走るのは変態のやる事だというのは、今でも
思っていますけど・・・

で、たまたま熱川の温泉に湯治のつもりで何日か連泊する事に
なった時に、昼間は暇なので、自転車で走る道では無いと思い
つつも、まあ走っても良いかなと思ってしまったのでした。で、
デローザを輪行して、熱川から下田迄走ったのでありました。
で、何故デローザで走ったかというと、その年の夏に増冨温泉
に行った時に、同じく昼間は暇なので、自転車を持っていこう
と思ってデローザを輪行したのでした。この増冨温泉から山を
上がって、瑞牆山から下ると黒森鉱泉という温泉場があります。
黒森=クロモリという事で、コンパクトで軽いデローザで走る
事にした訳です。
で、その時は42Tの23Tで上がったのでありますが、増冨温泉
から瑞牆山迄、自転車で上がった方はお分かりかと思いますが、
還暦近くのおっさんが、鉄車の42Tの23Tで上がるような坂道
ではありません。その時は結構な思いをして走ったのですが、
あの坂道から比べれば、熱川-下田間は十分走れるだろうと、
妙な理屈で、トライしようと思ったでありました。
で、幸いにも、増冨温泉から瑞牆山に至るような坂道と比べる
と、確かに熱川-下田間はそれ程では無かったので、42Tの23T
で走れる事が出来ました。

なので、温泉と坂道といえば、デローザだよな!という事で、
その最初に走った東伊豆の熱川-下田間に繋がる道はデローザ
で走ろうと思ったのでありました。

そして、その何年か後の事。
いつも一緒に走るWさんとMさんに誘われて、西伊豆を走る事
となりました。
東伊豆は兎も角、西伊豆の道は、絶対、自転車では走ろうとは
思わなかった亀でしたが、お二人が大丈夫だからと仰ったので、
ならばと走ってみました。
流石に、この道は42Tの23Tで走る程、大変態では無い亀は、道
の諸事情を配慮して、コルナゴの36Tの26Tで臨みました。
で、結果はヒイヒイ言いながらも途中離脱無く三島から下田迄
走り終える事が出来ました。
で、西伊豆を完走したのなら、それよりも少し楽な坂道が続く
東伊豆も完走しようと思い立ったのでした。

話は長くなりました。

で、西伊豆はコルナゴなら、東伊豆はデローザでとなるところ
であります。

だったら、小田原-湯河原と湯河原-伊東のデローザだろうと、
なるところですが、多少、地理に詳しい亀が考えるに小田原と
湯河原の間の坂道は、結構なものがあるので、西伊豆と同じ様
に36Tの26Tだろうという事で、コルナゴとなるところですが、
丁度その頃、トーエーランドナーが完成して、これであちこち
を旅行しようと思っていた所だったので、30Tの26Tのトーエー
ランドナーで走ったのでした。

色々紆余曲折がありましたが、一番最初に走った伊豆半島での
サイクリングであります。








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テーマ : 自転車
ジャンル : 趣味・実用

コンプリート 伊豆ペニンシュラ 西伊豆

伊豆半島を制覇しようと思ったきっかけが、この、一泊二日の
西伊豆サイクリングでありました。

いつもサイクリングでご一緒するWさんとMさんから西伊豆を
走りませんかとお誘いを頂きました。西伊豆について、かなり
詳しい亀としては、あそこは自転車で走る処では無いと思って
いたのでどうしようかなと思いました。何故なら、あそこは、
結構な坂道が続くから・・・
が、独りで走るのでは無くてお二人がご一緒ならば、行っても
良いかと思い、お誘いに乗って行ってみたのでありました。

まずは、三島からスタートして西海岸を南下します。

西伊豆サイクリング
この日は珍しく西風が吹かず、富士山も綺麗に見渡せます。
そんな風の無い、西伊豆の海岸線沿いの道をひたすら走ります。

大瀬崎の見晴らしの良い坂道を上がり、戸田の急な坂道を辛い
思いをしながら上がります。
西伊豆の急な坂道を上がる為に、今回は、コルナゴのトリプル
仕様、36Tの26Tで上がるのですが、息が上がって途中で休憩を
しながら進みます。

西伊豆サイクリング
この時は、早咲きの河津桜が満開で、辺りの景色がキツい坂道
を上がる辛さを和らげてくれました。



西伊豆サイクリング
そして、恋人岬。

この日は、松崎で一泊をしました。
ここ迄の様子は「コルナゴで行く 西伊豆サイクリング その1
三島-松崎」
をご覧ください。

さて、翌日。

松崎から下田を目指して走ります。

西伊豆サイクリング
松崎から少し走った雲見から見る富士山。

此処から、今回最大の坂道が待っています。
傾斜8%の長い坂道を標高300M近く迄上がります。その道
の途中には足を休めるような平坦な場所はありません。ずっと
ひたすら、上がらなければなりません。
この辺りは、40年近く毎年訪れている地なので、よ~く知る
道です。その40年間の間、一度も自転車で走ろうとは思わな
かった道であります。自動車の座席とは違ったサドルの高さの
目線でよ~く知る道を走るのは、新鮮な心持ちであります。

西伊豆サイクリング
そして、坂道の途中で脇に入る道を進んで、富士山が見渡せる
高台に到着しました。
此処は、20年程前から通っている棚田が眼下に見渡せます。
棚田を保存する会に参加して、毎年、田植えと稲刈りの手伝い
で来ている場所です。この時は、まだ早春の季節なので、まだ
田起こしもしていない状態で、枯草が拡がっている棚田でした。

そして、此処からは更にアップダウンが続きます。
伊豆半島の中でも、最後迄舗装道路が通っておらず、自動車で
行く事が出来ずに交通手段は船だけというところでした。
その陸の孤島だった場所に舗装道路が出来て、命名されたのが
「西伊豆マーガレットライン」です。
そんな陸の孤島だった、波勝崎、井浜、落合、小浦、妻良、と
いった集落を越えて、下加茂温泉にと到着します。

此処から下田迄はすぐなのですが、折角の西伊豆サイクリング
なので、ちょっと日本らしくない景色を見に大浜海岸に向かい
ます。

西伊豆サイクリング
白い砂浜が拡がり、遠浅の海はボディーボードをするには絶好
の浜です。

西伊豆サイクリング
そして、そこには、亀が40年前から通い続けているカフェが
今も健在です。

WさんとMさんのおかげで、西伊豆を走りきる事が出来ました。

ここ迄の様子は「コルナゴで行く 西伊豆サイクリング その2
松崎-下田」
をご覧ください。

と、いう事で、こんな事がきっかけで、西伊豆、東伊豆と走り
きる事が出来ました。






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テーマ : 自転車
ジャンル : 趣味・実用

デローザ ハンドルバーの革巻き作り替え

伊豆を走り終えたデローザを整備していると、気になった所が
あります。それは、ハンドルバーの革巻き。

デローザ ハンドルバーの革巻き
穴が開いてしまいました。
なので、改めて作り替えをします。

デローザ ハンドルバーの革巻き
新たな革を用意します。

デローザ ハンドルバーの革巻き
手縫いでひたすらチクチク縫っていきます。

デローザ ハンドルバーの革巻き
こんな感じで縫い終えました。

デローザ ハンドルバーの革巻き
バーエンドは今迄のワインのコルク栓から、この間大量に製作
した寄木のバーエンドとします。

デローザ ハンドルバーの革巻き
ハンドルバーの革の厚みに合わせて、ハンドルに嵌まる部分を
削っていきます。

デローザ ハンドルバーの革巻き
ゴムハンマーで叩いて填め込みます。

デローザ ハンドルバーの革巻き

デローザ ハンドルバーの革巻き
こんな感じで完成。綺麗になりました。





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テーマ : 趣味と日記
ジャンル : 趣味・実用

デローザで朝ラン 三ツ池公園

デローザのハンドルバーの革巻きを、新しく作り直したので、
試し乗りにご近所の三ツ池公園を走ってみます。

いつものように、まずはゼイゼイ坂を上がります。
今日のホイールは、シグマブーペの26T。フロントインナー42T  
なので、トーエーランドナーのフロント真ん中との組み合わせ
と同じです。でも、トーエーランドナーは、今のディレーラー
がヒューレージュビリーなので、8速の一番アウターには入り
ません。なので、トーエーランドナーだと、42Tの24Tになって
しまうので、デローザの方が楽に上がれてしまいます。
なので、ゼーゼー坂をゼーゼー言わずに案外と楽に上がる事が
出来ました。

デローザでも三ツ池公園
辺りは、金木犀の花の香りと銀杏の香りが漂い、一気に纏めて
秋がやってきたようです。
 
新しいハンドルバーの革巻きも、手に馴染んでよい感じです。

デローザでも三ツ池公園
秋もカラっとした晴れ空。

デローザでも三ツ池公園
早くも桜の葉が色付き始めました。

今年の秋は例年に増して早く過ぎてしまうかも知れません。







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テーマ : 自転車
ジャンル : 趣味・実用

トーエーランドナーで行く ビーナスライン 車山高原-上諏訪

上諏訪で行われる、葉山自転車市場が主催するイベントに参加
してきました。
テーマは、古い自転車・ファッション・音楽・ローカルフード
・古道を中心とした日本初のイベントです。
亀の好きなアイテム満載のイベントであります。

会場は、往年の日本の自転車メーカー、片倉シルクのゆかりの
地である、上諏訪の片倉館。1日目は、片倉館の2階広間で、
自転車関連グッズのフリーマーケットとジャズの生演奏が開催
されます。そして、2日目は上諏訪周辺をポタしながら楽しむ
サイクルスタンプラリーです。

その1日目の様子です。

昔から一度は走ってみたかったビーナスライン。なかなかその
機会が無かったのですが、上諏訪で開かれるサイクルイベント
に参加するついでに走ってみる事としました。

ビーナスラインは、若い頃はよく行っていました。
中学校の林間学校が霧ヶ峰に在り、それで、行ったのが最初で
あります。霧ヶ峰の丘のグライダーの滑走路から見降ろす山裾
の上諏訪の町の風景や八ヶ岳の山々、星の綺麗な湿原の駐車場、
そして美ヶ原、新緑の頃や秋の季節にドライブをしたものです。
また、毎年のように車山でスキーをしていたので、思い出ある
場所であります。
その20年振りちなるビーナスラインに、今回は初めて自転車
で臨みます。

一度は自転車で走ってみたいと思っていた、ビーナスラインで
あります。
JR茅野駅から大門街道を進み、車山からがビーナスラインと
なります。そして、霧ヶ峰で美しが丘から松本に行く道と諏訪
に行く道に別れます。美しが丘迄の道は、とっても険しい坂道
が続くので、美しが丘から下るのは楽しそうですが、こちら側
から上がるのは、あまり楽しそうではなく辛そうです。
なので、自転車では走りたい次とは思いません。それに対して、
諏訪に向かう道は、霧ヶ峰からは下りなのであまり辛くはあり
ません。
また、今回は明日、諏訪でのサイクルイベントに参加するので、
美しが丘方面では無く諏訪方面を目指します。

JR川崎駅から輪行で、京浜東北線と横浜線を乗り継いでJR
八王子駅から特急あずさに乗ってJR茅野迄向かいます。
特急あずさは歌にある2号では無くて1号であります。
今日は、先週から始まった景気回復支援「全国割キャンペーン」
の最初の週末に当たる為、特急あずさは超満員。全席指定なの
ですがが、乗車して立っている人が結構居ます。全席指定でも、
立って乗る事は出来るんですね。席が空いたら、そこに座って、
特急指定席券を買えば良いようです。
亀は、この歳になる迄、全席指定の列車は、事前に指定席券が
無ければ乗れないものだと思っていました。

さて、電車は予定通りにJR茅野駅に到着します。
元々は、此処から自転車で走ろうと思っていたのですが、車山
高原迄行くバス便があるようです。バス会社に問い合わせして
みると、他の乗客の迷惑にならなければ輪行での自転車が持ち
込めるとの事。長い上がり坂が好きでは無い亀としては、バス
の恩恵に預かる事とします。

ビーナスライン

ビーナスライン
バスの車中から眺める景色。やっと秋が来ました。

ビーナスライン

ビーナスライン
さて、車山高原のバス停で降りて、ランドナーを組み立てて、
ビーナスラインを走ります。

ビーナスライン
こんなところを上がっていきます。

ビーナスライン

ビーナスライン

ビーナスライン

ビーナスライン
辺りは、草紅葉。彼方には中央アルプスが望めます。

ビーナスライン
車山高原からはダウンヒルと思いきや、まだまだ上がりが続き
ます。10%近くの上り坂を300メートル程上がり、車山肩
という地名の駐車場に到着します。

ビーナスライン

ビーナスライン

ビーナスライン
此処は、車山や霧ヶ峰周辺のハイキングコースの中継地点とも
なっています。そして、どうやら、此処が車山で一番高い場所
のようです。

此処迄バスに乗って来ればよかった。

ビーナスライン
でも眼下には、霧ヶ峰のグライダーの滑走路が間近に見えます。

ビーナスライン
その霧ヶ峰に続く九十九折り。これが、今回のビーナスライン
唯一のダウンヒルであります。なので、もし、此処迄をバスで
来たのなら、ビーナスラインを走る楽しみが半減してしまう事
でしょう。
でも、キツい坂道を上がるのでは辺りの景色を楽しむ余裕など
無かったので、まあ同じ事であります。

ビーナスライン
彼方に見えるは、先程上がってきた坂道。

ビーナスライン
そして、八ヶ岳連峰。来たかいがありました。



ビーナスライン
短いながらも、景色の良いダウンヒルを楽しみながら霧ヶ峰に
到着します。

この霧ヶ峰を訪れるのは約20年振りです。
以前より建物も増えて賑やかになりました。でも、グライダー
の丘は以前と同じ景色でありました。

ビーナスライン
さて、此処からは上諏訪の駅迄、
延々と続くダウンヒル。ブレーキレバーを持つ手が疲れます。
そして、最後は斜度14%の下りが2キロ以上続きます。
こんな坂道を上がるのも大変ですが、下るのも大変です。

ビーナスライン
諏訪の街が見えてきました。

今回は、上諏訪でのサイクルイベントに参加をするので、茅野
から上諏訪に向かって、ビーナスラインを走りましたが、この
ビーナスラインを堪能するには、上諏訪から霧ヶ峰迄をバスに
乗って、そこから、少し坂道を上がって茅野迄のダウンヒルを
楽しんだ方が良さそうです。








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テーマ : 散策・自然観察
ジャンル : 趣味・実用

トーエーランドナーで行く 上諏訪 French Vèlo Meeting 2022 その1

上諏訪で行われる、葉山自転車市場が主催するイベントに参加
してきました。
テーマは、古い自転車・ファッション・音楽・ローカルフード
・古道を中心とした日本初のイベントです。
亀の好きなアイテム満載のイベントであります。

会場は、往年の日本の自転車メーカー、片倉シルクのゆかりの
地である、上諏訪の片倉館。1日目は、片倉館の2階広間で、
自転車関連グッズのフリーマーケットとジャズの生演奏が開催
されます。そして、2日目は上諏訪周辺をポタしながら楽しむ
サイクルスタンプラリーです。

その1日目の片倉館でのフリーマーケットの様子です。

ビーナスラインを下って、上諏訪の街に到着しました。
古い木造の洋館が片倉館。日本のマスブロランドナー、シルク
のブランドを手掛けていたメーカーでもあります。その会社の
発祥となるこの場所に昔の建物が保存されています。
此処で、明日のサイクルイベントの前夜祭ならぬ、前日祭とも
いうべきフリーマーケットが行われています。このイベントは、
葉山自転車市場の大作さんがプロデュースするイベント。古き
良き時代のフランスのロードバイクやランドナーに、古き良き
時代の服装で、諏訪の街をポタしようとの企画です。

諏訪フリーマケット
会場では、沢山の自転車関連のお宝グッズが並んでいます。
こんなのを見るとついつい買ってしまう亀としては、なるべく、
この手のイベントには参加したくは無いのですか、やはり今回
も、お手頃な金額のジロ・デ・イタリアのサイクルジャージを
買ってしまいました。

諏訪フリーマケット
さて、会場には明日参加される方々の自転車が並んでいます。

諏訪フリーマケット

諏訪フリーマケット

諏訪フリーマケット
フランスのロードバイクが多い中、ルネルスが3台。
ベンツが買えてしまいます。でも、多分、この会場に居る人の
殆どの方は、ベンツよりもこの3台の方が良いと思っている事
でしょう。

諏訪フリーマケット
他にもトーエーも3台展示されていました。

諏訪フリーマケット

諏訪フリーマケット
また、フランスのロードバイク。
今回は、フランス車中心という事でプジョー率が高かったです。

諏訪フリーマケット
JAZZの生演奏もあります。お洒落であります。

あちこち歩き廻って、挨拶をされている大作さんにご挨拶して、
商品や自転車を見ていると、いつもサイクルイベントでご一緒
するMさんにお会いしました。
Mさん、今回奥様とご一緒。奥様は明日は自転車では走らない
けど、このイベントを楽しまれているご様子。お話していたら、
偶然にも、亀が買ったサイクルジャージと同じものを買われた
との事。亀とお揃いであります。
なので、これを着て、一緒に自転車で走りましょうとお誘いを
したら、奥様は、自転車は乗らないとの事。普段着のお洒落と
してサイクルジャージを選ぶのも、なかなか楽しいかも知れま
せん。

Mさんとは、明日ご一緒に走りましょうとご挨拶して別れて、
亀の本日の宿に向かいます。
本日の宿は源泉掛け流しの温泉が夜中でも入れる、温泉好きの
亀にとっては最高のお宿であります。

諏訪フリーマケット
その温泉に浸り、夕食を食べに湖畔の路を街中迄散策します。

諏訪フリーマケット

諏訪フリーマケット

諏訪フリーマケット

諏訪フリーマケット

諏訪フリーマケット

諏訪フリーマケット

諏訪フリーマケット

諏訪フリーマケット
今夜は何年振りかに開催される花火大会があるとの事、間近の
湖面から打ち上がる花火を堪能します。

花火が終わった後は、暗い湖畔の路を帰路に就く沢山の人影を
久しぶりに見ました。ああ~、以前の賑わいが戻って来たよう
です。亀は、花火を見た感動にも増してうきうきとする気持ち
が込上げてきます。宿で伺って初めて知った、今夜の花火大会。
予想外の出来事でした。
さて、この後は秋の味覚、ジビエと山の幸を頂きます。





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テーマ : 自転車
ジャンル : 趣味・実用

トーエーランドナーで行く 上諏訪 French Vèlo Meeting 2022 その2

上諏訪で行われる、葉山自転車市場が主催するイベントに参加
してきました。

会場は、往年の日本の自転車メーカー、片倉シルクのゆかりの
地である、上諏訪の片倉館。1日目は、片倉館の2階広間で、
自転車関連グッズのフリーマーケットとジャズの生演奏が開催
されます。そして、2日目は上諏訪周辺をポタしながら楽しむ
サイクルスタンプラリーです。

その2日目の様子です。

諏訪サイクルミーティグ2022
さて、本日のサイクルスタンプラリー、タイトルにあるように、
主にフランス製の古い自転車を扱う、「葉山自転車市場」主催
なので、フランスの自転車のイベントミーティングであります。
が、ロードレースと同様、もうひとつのフランスの自転車文化
である自転車での小旅行、シクロツーリズム。日本で云う所の
ランドナーという旅行用自転車での参加も出来ます。
そして、テーマの中にある、古い自転車・ファッションに則り
それなりの服装で参加して下さいとの事。毎年、年末か年始に
行われるコルサコルサが主催する「ジ・エレガント」と同様に
コスプレサイクリングが出来る、楽しいサイクルポタイベント
であります。
なので、今回のイベント、亀は、自転車はトーエーランドナー。
服装はYシャツにアスコットタイ、黒ベストとツイードニッカ
ボッカ、そして、茶色の革靴と革のショルダーバックとグローブ
とカスクに、鳥打帽といった出立ちでの参戦であります。

諏訪サイクルミーティグ2022

諏訪サイクルミーティグ2022

諏訪サイクルミーティグ2022

諏訪サイクルミーティグ2022
会場でお会いした方のトーエー。
三重にお住まいとの事で、ベテランのトーエーオーナーの方で
ありました。出発前迄、色々お話を伺いました。

諏訪サイクルミーティグ2022
また、地元で走られている方のトーエー。
珍しいカンチブレーキです。

諏訪サイクルミーティグ2022
そして、片倉館にふさわしいシルクのキャンピング。

で、本日は、いつもゆるポタグルメにお付き合いを頂くAさん
の自転車。

諏訪サイクルミーティグ2022
坂道対策で、TAの小さいギアが付いています。

諏訪サイクルミーティグ2022
また、今回は、フランスがテーマなので、何十年も大事に保管
していた箱付の未使用ジュビリーを引っ張り出してきて、そ
れを付けての参加です。

諏訪サイクルミーティグ2022
こんな自転車も参加しています。

諏訪サイクルミーティグ2022
さて、いよいよ出発です。

本日は、いつものゆるポタグルメにお付き合いを頂く、そのA
さんとIさんと一緒に走ります。
本日のコースは3つ。霧ヶ峰迄のコースと中央アルプスの端を
走るコースと諏訪湖を巡るコース。我らは、1番楽な諏訪湖を
巡るコースを走ります。

諏訪サイクルミーティグ2022
湖畔に佇むAさん。

ところが、その1番楽なコースの最初のチェックポイント迄は、
あまり好きではない上り坂が待っています。なので、その最初
の坂道を上がって、諏訪立石公園迄の、あまり好きでは無い
チェックポイントはやめて2番目の高島城へと向かいます。

諏訪サイクルミーティグ2022
高島城に到着です。

さて、次へと向かおうとすると、Iさんが、そのあまり好きで
はない、1番最初のチェックポイントも巡りたいと言います。
なので、仕方無く少し戻って上がりたくない坂道を上がります。
上がる事3キロ、諏訪立石公園に到着します。

諏訪サイクルミーティグ2022
此処からは、諏訪湖が一望に望めます。

諏訪サイクルミーティグ2022
本日ご一緒に走るAさんとIさん。
上った甲斐はありましたが、また、来ようと迄は思いません。
で、下って次を目指します。

諏訪サイクルミーティグ2022

諏訪サイクルミーティグ2022

諏訪サイクルミーティグ2022
道筋では、御柱祭りの真っ最中。
今回は、諏訪大社の御柱祭では無く、地元の神社の御柱祭。
この辺りの神社では、皆、諏訪大社と同じように御柱を建てる
ようであります。

さて。此処で、早くもランチ。
今回のサイクルイベントでは、コースの周辺に在る、幾つかの
レストランでランチを頂く事が出来るチケットが付いています。
で、そのうちのひとつのフレンチレストランは、非常に人気が
あるレストランなので10席分しか用意出来ずに先着順となり
ます。我らは、ガンガンチェックポイントを目指して走るより
も、緩る~く走るゆるポタなので、少々早い時間ではあります
が、そのレストランに並んでゆっくりとランチを頂きます。

時刻は12時半。これからは、もはや余り走る気が無い面々で
ありますが、諏訪湖一周が16キロなので、まあ、とりあえず
走りましょうかという事となります。
因みに、このレストラン、出発の片倉館から500メートルも
離れてはいません。

諏訪サイクルミーティグ2022
さて、次は旧林家住宅。
この建物は、看板だけで普通の民家です。

諏訪サイクルミーティグ2022
こちらが本物の旧林家住宅。
明治時代に岡谷で生糸卸で財を成した葉山家の豪華な建物です。

此処からまた湖畔を走り、エイドステーションが在る、赤砂崎
公園に向かいます。

諏訪サイクルミーティグ2022
エレガンスなマダムお二人。思わず写真を撮らせて頂きました。
到着したのが午後2時20分。先を急がないと、タイムアウト
の午後4時には間に合いません。

諏訪サイクルミーティグ2022
と、いう事で、さてさて、次なるは、諏訪大社下社春の宮。
緩い坂道を上がって向かいます。

諏訪サイクルミーティグ2022
そして、諏訪大社下社秋の宮。

此処で、諏訪名物の塩羊羹を買います。
今回は完全なるゆるポタグルメであります。

さあ、後は湖畔を巡って出発地点の片倉館を目指し、到着した
のが、午後3時30分。タイムアウトには間に合いました。

さて、完走のご褒美は林檎か日本酒。チェックポイント5箇所
を巡ったのて林檎5個なのですが、林檎5個貰っても、重くて
かさが張るので持って帰れません。主催者の大作さんにお願い
したら、タイムアウト間際だったのと日本酒が結構残っていた
ので、特別に日本酒1本と林檎2個を頂く事となりました。

さて、帰路に就く電車の時間にはまだ間があります。
出発地点とゴール地点の此処片倉館には、千人風呂という名前
の日帰り温泉が在ります。その温泉で体を解します。
この温泉、温くも熱くも無い気持ちの良い温泉でした。

さて、今回のサイクルイベント。
ゆる~く自由に自分のペースで走れて、美味しい料理も頂く事
が出来ました。また、お土産も頂く事が出来ました。
今回の参加費では、足が出たのではと思われるような盛り沢山
のイベントでありました。また、来年も行われるとの事。

大作さん、ありがとう。また、来年が楽しみです。




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テーマ : 自転車
ジャンル : 趣味・実用

自転車旅行

55歳となり、残りの限られた人生の時間を有意義に過ごそう
と思い、今迄出来なかった事をしようと思い立ったのが自転車
旅行でありました。
そんな自転車旅行を続けている中で感じた事であります。

全国をランドナーで自転車旅行をしている中で、同じように、
自転車旅行をされている多くの方々と、お会いする機会があり
ました。元々、日本の自転車旅行ブームが始まったのは、戦前
にイギリスから持ち込まれたクラブランモデルという自転車に
よるものだそうです。そして、戦後、新たな自転車旅行ブーム
となったのが、ランドナーです。

ランドナー 旅立ち

完成
日本のランドナー、フランスで、戦後始まった小旅行ブームで
使う自転車が原点になったそうです。戦闘機のフレームを製作
していたルネ・エルスさんが、戦争が終わり仕事が無くなった
ので、新たな戦後のブームに乗って快適な自転車旅行が出来る
シクロツーリズムという自転車を作り、それが、日本に紹介を
されて日本の自転車旅行ブームが始まったようです。戦闘機の
洗練された機能美とデザイン性がルネ・エルスさんの自転車に
反映されて、軽量で快適な自転車が生まれたのでしょう。

亀も機会があって、ルネ・エルスの自転車を触った事がありま
すが、泥除けとキャリアが付いた状態で、8kg程度ととても
軽かったのを覚えています。それ以前の日本の自転車ブームは、
前述したイギリスのクラブランモデルという、ギア比が比較的
高い、平坦なイギリスの土地にあった自転車が主流だったよう
ですが、山岳地が多いフランスの地形にあった、ギア比の低い
自転車が日本の地形に合い、ランドナーブームが生まれたそう
です。

当時の日本は未舗装路が多く、それに合った太いタイヤで林道
を走り、フランスでは、オーベルジュに宿泊するところを日本
では、山間の温泉宿に宿泊するという独自のスタイルが定着を
したようです。しかし、今は、未舗装路も殆ど無く山間の温泉
宿も少なくなり、そんな往年のランドナーで自転車旅行をする
事が無くなってしまったのでしょうね。

で、亀が旅先で出会った自転車旅行をされている方々は、大別
するとふたつのスタイルに大別されます。
ひとつは、亀よりも上の年齢で、この歳になって自転車旅行を
始めた方々。まあ、亀と同じであります。大抵は、70歳代の
方々で輪行のご夫婦が多く、乗っている自転車はクロスバイク
です。体力的に劣るのか奥様は電動という方もいました。
また、70歳後半で1ケ月程の日程で、自走して延べ2000
km以上走るツワモノもいました。
もうひとつのパターンは、日本一周をしている若い方々。日本
一周という意味では、亀の同様でありますが・・・
この方々は、いわゆるグレートジャーニーといわれるタイプの
自転車が多いようです。確かジャイアント社がバックパッカー
の自転車版として発売したのが、その走りかと記憶しています
が、その後、アメリカで自転車旅行が流行り、今は、アメリカ
製の強靭なクロモリフレームの旅行用自転車が、
主流になっていると、そんな自転車に乗っていた若い方々から
伺った事があります。もちろんディレーラーはスラムです。

当時のランドナーブームを支えた人々の多くは、鬼籍に入り、
また、ご存命でも、日本を旅行する方々は少ないのでしょう。
ましてや、太いタイヤで未舗装の林道を走るという事も、出来
なくなってしまった今、当時のスタイルで走るのは、コスプレ
と同じようになってしまっています。
亀もツイードランは好きですが、せいぜいワンデーのコスプレ
イベントしかそのような服装では出掛けません。もし泊りがけ
となると洗濯をクリーニング屋さんに出さなくてはならず、次
の朝迄に洗濯は仕上がってくれません。

まだまだ、自転車旅行を楽しむ人は多くいます。
が、そのスタイルは多様化しているのでしょうね。でも、亀は、
これからも昔ながらのランドナーで、自転車旅行を続けていく
つもりです。一日80km程度を走り、その土地土地の居酒屋
で、「自転車で旅行しているんです。」と言うと、その年齢で
と皆、驚かれて、10分でお店に居た人全員とお友達となり、
楽しいひと時を過ごす事が出来ます。
また、そんな古風な自転車に乗っていると、当時の自転車少年
達が声を掛けてくれます。そんな楽しい自転車旅、ランドナー
をお持ちの方はぜひ改めて走ってみて下さい。





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テーマ : 自転車
ジャンル : 趣味・実用

日本の端っこ 東西南北

ようやく自転車で旅行をするには楽しい季節となりました。
亀は、日本ではランドナーと呼ばれる古風な旅行用自転車で、
日本縦断を試みている最中でありますが、日本の主な陸地で
ある島嶼部を除く日本の端っこの東西南北の地を、自転車で
訪れる事が出来ました。
良い季節となり、また日本を走りたくなってきた今、改めて
日本の端っこ、東西南北を思い出してみました。

まずは、東西南北の東、北海道の納沙布岬。
北海道の東の端、納沙布岬へ行きたくて、帯広から海岸部を
何日か走って、納沙布岬へと行きました。
日本離れした道東の風景の中、心地良くランドナーで走った
数日。お陰様で日程の多くを晴天に恵まれ、道東の風と空気
を思う存分味わいました。そして、東端の街、根室に泊まり、
その翌朝に東の端っこである、納沙布岬に向かいました。

納沙布岬
その日は、偶然にも、自動車に自転車を積んで北海道旅行を
されていた、Wさんが根室にいらっしゃたので、半日お付き
合いを頂き、ご一緒に納沙布岬迄走りました。
Wさんとは、房総半島で行われたヴィンテージバイクのイベ
ントでお知り合いになり、エロイカジャパンやしまなみ海道
や西伊豆や三浦半島などを一緒にサイクリングした仲であり
ます。そんな自転車仲間と、偶然にもご一緒に日本の東橋を
走れた事が、強く記憶に残っています。

納沙布岬
快晴の中、案外とアップダウンの少ない道を走り、途中で、
キタキツネやオジロワシに遭遇しながら、納沙布岬に到着
しました。

納沙布岬

納沙布岬
そして、快晴の空に生える真っ白な灯台。
日本の風景ではないようです。

さて、次は、東西南北の西、九州の神埼の鼻
九州の再西端である、神崎の鼻を目指しました。
場所は佐世保から約20km程です。九州を自転車旅行しな
がら、前日宿泊した嬉野温泉から目指しました。

九州最西端 嬉野-神崎の鼻-佐世保
海岸沿いの道を走り、途中、ハウステンボスを横目にして、
長崎市からかなり遠いこんな所に在ったのかと思い、走った
事を思い出します。佐世保の街に入る際には急な坂道があり、
結構難儀をした覚えがあります。

九州最西端 嬉野-神崎の鼻-佐世保
そして、佐世保の街を過ぎ、どこでもあるような普通の県道
を走り、道を間違えながらも着いたのが、日本最西端の神埼
の鼻でありました。

九州最西端 嬉野-神崎の鼻-佐世保
ごくごく普通の漁港の端に在ったのが、日本の最西端の地。

九州最西端 嬉野-神崎の鼻-佐世保
その先には、遊歩道があります。

九州最西端 嬉野-神崎の鼻-佐世保
そして、日本最西端の看板が設置されている隣に建つ、日本
最西端の民家。のどかです。

さてさて、次は、東西南北の南、九州の佐多岬。
日本の東西南北のよっつの端っこの中で、一番辛かった橋で
あります。この日本の端っこ、南は九州の佐多岬。向かうの
に拠点とする最も近い宿が在るのは根占という町。此処から
佐多岬迄の往復が約80km。この日は、日程の都合上から
前日宿泊した鹿児島市から出発したのですが、大隅半島側に
在る対岸の根占に向かうフェリーの乗る指宿迄の道が約50
km。計130キロをランドナーで走るという工程でした。
更には、大隅半島の小さな岬の山々を越えながらの道を進ま
なくてはなりません。その往復では、100m級の山を6回、
200m級の山を2回越えなくてはなりません。

ああ~、辛かった。

根占-佐多岬
こんな山道ばかりです。

根占-佐多岬
そして、いくつかの坂道を上がったり下がったりしながら、
ようやく見えてきたのが、こちら。

根占-佐多岬
幸いお天気に恵まれ、雄大な景色を眺める事が出来ました。
目の前に見えるのは、種子島と屋久島と口永良部島。
こんなに近くに在るのかと驚きました。

最後は、東西南北の北 北海道の宗谷岬。

稚内-宗谷岬

利尻島
この時は、最初に、日本最北端の島である礼文島と利尻島に
行き、その後で稚内から北を目指して宗谷岬に向かいました。
礼文島と利尻島では、一年間で7日はあるかどうかという、
晴天に恵まれて、大変幸運な思いをしたのですが、船で稚内
の戻った翌日から数日間は雨。その雨の中を稚内市内から、
暫し走って宗谷岬に到達しました。

稚内-宗谷岬
日本最果ての地、宗谷岬という事で、日本の端っこではよく
ある海岸沿いの断崖絶壁の坂道を上がって下ってを繰り返す
のかと思ったらずっと平坦な道で、いきなり宗谷岬が現れた
ので、唖然とするような拍子抜けする最北端でありました。

さて、この日本の端っこ、東西南北はランドナーで制覇した
のですが、まだ、日本列島の縦断制覇と、島嶼部の東西南北
の制覇と、本州の端っこの東と南と、四国の端っこの東と南
と北が残っています。

まだまだ、楽しみは尽きません。
   



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テーマ : 散策・自然観察
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プロフィール

亀次郎 kamejirou 1958

Author:亀次郎 kamejirou 1958
リタイア後の時間をどのように
有意義に過ごすか?
考えた末の答え、
それが、昔憧れたランドナーと
ロードバイクによる
「自転車乗り」です。

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