もはや、この国は終わっている?

このコロナ禍、行動変容を余儀なくされている中で、不具合な真実
が色々と見えてきます。
このブログ、自転車ブログなのですが、最初は、自転車と関係無い
話です。でも、後半は自転車に関係する話であります。
まず、アフガニスタンの日本大使館の職員トンズラ。
本来、大使館の仕事は、国と国民の安全と利便性を保つ為に、駐在
する外国と折衝を行ったり、情報収集に努めたり、その国に滞在を
する自国民の安全を確保する事にあるのだと亀は思っていました。
なのに、その自国民を置き去りにし、さっさと自分達だけ先に国外
に脱出してしまいました。そして、その後に自国民を救出すべく、
向かった複数の自衛隊機が救出した日本人がたった1名だけでした。
更には、その大使館で働いた現地スタッフに対しては、何もせずで
あります。
その間の経緯を伝える報道によれば、今年の4月にアメリカ軍撤退
が8月末と決まった時、各国はその対応の準備に明け暮れる中で、
日本大使館の職員は、のほほ~んとしていたんだそうです。現地の
スタッフが、アメリカ軍が撤退したら、タリバンが首都カブールを
奪いに来るかもと進言した際には、そんな事は有り得ないと無視を
したそうです。
案の定、その通りタリバンが首都を奪還したら、その進言した事は
内密にしてと言い残して、現地に滞在する日本人と現地スタッフを
置き去りにし、とっとと自分達だけ国外脱出してしまったんだそう。
まあ、彼らにしてみれば、有り得ないとしか考えられない想定外の
出来事だったのでしょう。この話を聞いて、福島第一原発事故の際
のやり取りを思い出してしまいました。
大使館の職員は、職業人として外国に滞在しています。本来職業人
とは、顧客が満足する為に持てる能力を最大限の生かし、その結果
として、顧客からの報酬を得る事だと思います。つまりその顧客は
自国民、その報酬は自国民が払う税金です。
なので、今回のケースは報酬を支払う顧客である自国民を置き去り
にしたので、通常の民間企業だったら報酬を得る事が出来ません。
でも、公務員はそんな時でも報酬である税金を自国民から徴収し、
一般企業のような倒産はありません。そんな倒産する心配が無い為
か、顧客が満足する為に持てる能力を最大限に生かすという事を、
いつか行わなくなってしまっているようです。
似たような話で、亀が携わってるボランティアのひとつでの出来事。
あるマンションの脇に在る急な坂道の袋小路で、勝手に路上駐車を
する車があるので、住民がロープを張って路上駐車出来なくしたん
だそうです。その路の奥にはマンションのゴミ集積場が在り、週に
何日かゴミ収集車が入ってゴミを収集するのですが、路上駐車する
自動車があると、ゴミ収集車が入って来られません。
なので、自衛策としてロープを張って路上駐車が出来ないようにと
したんだそうです。
そうしたら、市役所の職員が勝手にロープを張らないようにと住民
に注意をし。撤去させられたのだそう。
何でも、違う住民から、勝手にロープが張られていると苦情が来た
のだそう。確かにそこは市道なので、勝手にロープを張る権限は、
住民にはありません。で、その際に、以前から困っているので、市
に何とかならないかと連絡しても、一度も来てくれなかったのに、
何故、今回だけは、市の職員が来たのだろうと不思議に思ったのだ
そうです。
その時来た市の職員は5~6人で結構な人数だったそうです。
で、色々と話してiいるうちにどうやらその苦情の連絡をした人は、
高圧的にかなりきつい口調だったそうです。その勢いと恫喝的な
態度に、慌ててやってきたのだそうです。
さて、ロープを外したものの、根本的な解決にはなりません。
路上駐車禁止には、出来ないのですか?と尋ねると、路上駐車禁止
と定めるのは警察なので、こちらでは、対応出来ないとの事。
ゴミ収集車が入れないのでと尋ねると、それは、清掃局ですとの事。
ともかく、私達の管理する市道で勝手な事をされると、苦情が来る
のでやめて欲しいとの事のようです。
その住民を含め、何人かは廻りを綺麗にする為に、その路の清掃を
行っていたんだそうです。で、その方、ちょっとムッと来たので、
その清掃も勝手には出来ないのですかと聞いたんだそうです。
そうしたら、その職員の方、ちょっと困った様子で、それは市側で
やりますとの事だったそうです。
その後、何回か市に路の清掃をお願いしますと連絡はするものの、
この半年、一度も現地には来ないそうです。なので、その方諦めて
また、自分達で清掃をされてるそう。
どうやら、顧客である市民が満足する為には、税金をきちんと払い
お願いするだけではダメで恫喝まがいの事をするしかないようです。
さて、ボランティアといえば、これまた別のボランティアでのお話。
そのボランティアに参加されている方のご近所に、農家の家の一角
に無人販売の棚があり、100円を置いて農家の採りたて野菜を、
購入出来る人気の場所があるんだそうです。で、最近、その辺りに
新しいマンションが出来始めて、新たに転入する方々が増え、その
野菜を求める人も増えているんだそうです。
ある日、その方が散歩で無人販売の棚が在る農家の家の前を通った
時、子供連れの若いお母さんが、お金を入れずに野菜を持っていく
のを目撃したんだそうです。新たに転入された方だったようです。
で、そのボランティアに自転車で向かった時のお話。
ようやく、自転車の話題となりました。
自転車で向かっていたら、片手にスマホを持ち、それを見ながら、
後ろに子供を乗せた電動自転車に乗った若いお母さんが前を走って
いました。で、そのお母さん、赤信号なのに信号を無視して走って
行ってしまいます。青信号になったので、亀も走り追い越します。
で、次の赤信号で停まっていると、後ろから、その自転車がやって
来て、あわや、ぶつかりそうになりながらも何とか停まりました。
後ろの子供が、ママ大丈夫?と可愛い声で心配そうに尋ねます。
若いお母さんは、ああ危なかったと言って、亀を睨みながら、また
信号を無視して、赤信号なのに行ってしまいます。
で、信号が青に変わったので、亀も走り出しました。
200メートル程走った先で、先程の電動自転車が、歩道でコケて
いました。幸い、後ろに乗った子供はヘルメットを被っていたので、
心配はなさそうです。
で、その時、正直、心に浮かん言葉は「バカ親」。
無人販売の件といい、この自転車の件といい。無法の親の振る舞い
を幼い頃から見続けた子供が大人になったらどうなるのか?
本当に心配になりました。
その話を帰宅して妻に言ったら、今、「親ガチャ」という言葉が、
流行っているんだそうです。
もはや、この国は終わっている?





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