デローザで行く トーキョーヴィンテージライド カンパ博物館
のカンパニョーロ博物館の見学というスペシャル企画です。ヴィン
テージのカンパニョーロのコンポーネンツを所有する個人のコレク
ターの方が、普段は、非公開のカンパニョーロ展示ルームを特別に、
トーキョーヴィンテージライドに参加された方々に、見学をさせて
頂けるとの事。
これは是非とも参加しなくてはなりません。
ところが、亀はそのライドの前日、夜半から腹痛に見舞われてしま
いました。
お腹全体が痛く、特に盲腸の辺りが痛いのであります。亀は生まれ
てこの方、お腹の手術をした事が有りません。なので、盲腸は健在
です。これ、もしかしたら虫垂炎だとすると、カンパ博物館の見学
どころでは有りません。
明け方近く迄、痛みは続いています。
なので、仕方無く主催者の江口さんに、ラインで参加出来ない旨を
お伝えし、朝一番に病院に行きます。
で、看て頂いた先生、
「どんな具合ですか?」
亀、
「お腹全体が痛く、特に盲腸の辺りが痛いです。」
先生、
「熱や吐き気は?また痛みはどんな具合ですか?」
亀、
「熱は有りません。吐き気は軽く、痛みは周期的です。」
先生、
「お腹見せて下さい。」
で、色々お腹を触られた結果、先生曰く、
「虫垂炎じゃ無いですね。痛みが引いたら大丈夫ですよ。」
どうやら、盲腸の手術はしなくて良いようです。
と、なると、一旦は不参加としたカンパ博物館の見学ですが、ぜひ
とも行きたくなります。この機会を逃すと、次は、いつ見学出来る
分かりません。江口さんからの案内では途中合流も可との事です。
今から向かうと、ランチ迄に合流出来そうです。
また、カンパ博物館の見学はランチの後になるので、此方にも間に
合います。

早速、江口さんに参加出来るように成りましたとラインでお伝えし、
多摩川サイクリングロードを走ります。

で、無事、皆さんと合流。
マルコさんの挨拶でランチとなります。
いつもの顔触れの皆さんと、楽しくランチを頂きます。
今日のランチは、中華料理のコース。今回も楽しい会話と美味しい
料理に夢中で、写真撮るのをすっかりと忘れてしまいました。
そして、カンパ博物館の館長自ら出題するカンパクイズ。
普通の方には、なんの事やらちんぷんかんぷんの問題が、出題され
ます。カンパ好きでも知らない難問です。因みに全問正解は一人、
エイ出版のカンバニョーロのムック本の編集者の方でした。


今回も皆さんのお宝自転車の数々。


さて、楽しいランチも終えて、いよいよカンパ博物館の見学です。
少し走って、閑静な高級コンドミニアムに到着します。
ここに私設カンパ博物館が在るようです。
何組かに別れて見学します。
さて、このカンパ博物館、コンドミニアムの住居の一室に在るかと
思いきや、何と、カンパニョーロの為に、まるまる一住居がカンパ
博物館となっています。ここに置かれているカンバニョーロも相当
の金額でしょうが、このコンドミニアムだけでも相当の金額です。
桁が違います。
さて、肝心の中身。
凄いです。
整然と並んだ箱付きのお宝の山。グランスポルトだけでも十数台、
アンカーピンとプーリーゲイジを止めるピンが、所謂、黒いタイプ
では無く、カンパニョーロと刻印された、ご神体と呼びに相応しい
物や、スーパーレコードのダブルテンションなど、亀にはさっぱり
分からない珍品等々。
残念ながら撮影は禁止ですが、近々エイ出版からカンパニョーロの
ムック本が出るとの事で、此方で写真入りで紹介されるそうです。
その他、驚いたのが、カンパニョーロの地球マークの髭の数が年代
に寄って違う事、初期から7本、6本、5本と少なくなっていくん
だそうです。話には聞いた事が有りますが、写真も含め、実物を目
にするのは、今日が初めてです。
その他、所狭しと並べられた品々、その他にも、チネリのタンデム
や十台以上のヴィンテージバイクが置かれている、素晴らしいコレ
クションの数々でした。
因みに、たまたま偶然ではありますが、カンパ博物館のオーナーの
方のカンパジャージと亀のジャージは同じ物、さらには、カンパの
腕時計も同じデザインの物と、すっかり被ってしまいました。
見学が終わり、日頃からカンパニョーロを見慣れている皆さんでも、
このコレクションに圧倒され、魂が抜けたように呆然とされており
ました。
それを見た江口さんから一言、
「ここ少しばかり、ヤフオクやeBayでカンパの値段が高騰するね。」
大変印象的なお言葉でした。

さて、帰りは多摩川沿いを走ります。
マルコさんを先頭に、ゆっくりと多摩川の風を感じて走ります。
一人で多摩川を走る事は多いのですが、皆さんと一緒に走るのも、
なかなか楽しいものです。

多摩川での休憩。

サポートカーから折り畳みテントが登場。大型クーラーには飲み物
が一杯。素早い設営で、俄エイドステーションが登場です。

この後、丸子橋から中原街道へと向かうのですが、亀は自宅が近い
ので、ここで失礼を致します。
今回も、ヴィンテージライドでのいつもの皆さんと、楽しい一時を
過ごす事が出来ました。
また、貴重なコレクションを見学させて頂いた、素晴らしいカンパ
博物館のオーナー様、ありがとうございました。




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