猫の楽園 三ツ池公園

いつも行く三ツ池公園ですが、ずっと気になる事がありました。
ここの公園、他の公園とは違ったところがいくつかあります。
その1、自転車で走る事が出来ます。
普通の公園では基本的に自転車走行が禁止されています。
が、ここはOKです。
まあ、歩いて散歩したら30分はかかる広い公園なので、自転車で
走る事が認められているのかも知れません。亀にとっては、身近で
自然を感じられる場所でペダルを漕ぐ事が出来て、大変幸せです。
その2、犬の散歩が出来ます。
こちらも犬の散歩禁止の公園が多い中、三ツ池公園はOKです。
早朝は、人と犬の数がほぼ同じくらい、ただの散歩をしている人や
ジョギングをしている人の数よりも数匹引き連れて犬の散歩をして
いる方が多いのが、他の公園とは違うところです。
その3、どうやらこの公園売りに出されるらしい。
あくまで噂ですが、財政難?の横浜市がこの公園の維持費負担を、
軽くする為、どこかに売ってその維持もそちらに移行させたいと
考え、検討しているらしいとの事です。
もちろん、新しいオーナーが再開発をしようとしても公園法で、
それは出来ないので、もし、持ち主が横浜市から新しいオーナー
に変わったら、公園の入場料を取られる事が考えられます。
まあ、その前に公園の状態でお金を取って採算が合うかどうかは
はなはだ疑問ではありますが・・・
その4、やたら猫が多い。
野良猫の楽園のようになっています。
我が家でも猫を飼っているので、わかりますが、皆健康そうで、
きちんと手入れされている猫です。たんなる野良猫ではなさそう
です。
で、特にこの中で、その4の猫の事がずっと気になっていました。
今日もいつもの如く、ラジオ体操に参加してストレッチをして、
ゼーゼー坂を何とか登り切り、尾根沿いの道をのんびりと走り眺め
が良いウッドデッキの眺望台で一休みをしようと足り寄ると、そこ
で、猫に餌をやっている方がいらっしゃいました。
前から気になっていたので、ご挨拶をして伺ってみると、この公園
の何カ所かで、各々猫のテリトリー別に猫の世話をしている方々が
いるそうです。
その方々は、この公園に紛れ込んだり、心ない人が棄てていった、
生まれたばかりの猫を、ボランティアで避妊手術を受けさせていた
り、また、具合が悪くなった猫を病院につれていったりしているの
だそうです。
もちろん、毎日のご飯もきちんとあげて世話をしているそうです。
つまり、ここの猫は全て避妊手術と健康管理がされているそうです。

この猫も12歳、野外で飼われているのでは驚異的な長寿猫です。
台湾に「侯硐(ホウトン)」という猫村があり、住民が世話をして
いる猫が街に放し飼いになっていて、人にも慣れていて観光名所と
なっています。
また、日本にも宮城県田代島や福岡県の藍島など猫スポットがある
そうです。
三ツ池公園もそんな名所になったら、楽しいですね。



