5月の箱根越えから、久しぶりの輪行でのサイクリングとなります。
今回は川辺の道なので、しんどい急な登坂は無いはずです。
朝7時、川崎駅から京浜東北線に乗って北浦和駅まで向かいます。
最近は輪行の手順も手慣れて、前と後ろのタイヤと後ろの泥除けを
外して、フレームにカバーを巻いての分解作業が大体15分くらい
といったところです。
ちなみに、フレームの泥除けカバーは分解式では無い一本ものです。
遅くも早くも無い、一応標準的な輪行の準備時間です。
さて、北浦和駅から、荒川のサイクリングロードに向かいます。
この道、結構走りやすい道路です。

10分程走って荒川に到着です。
ここから河口近くまで走ります。
今日は下着から全て着替えを持ってきたので、サドルバック仕様の
フル装備です。

彩湖・道満グリーンパークを通ります。

川の蛇行後が小さな湖のようになっていて、大きな運動公園があり
その周りを自転車で周回出来るようになっています。
ロードバイクに乗った方が沢山走っています。
と、いうよりも殆どがロードバイク、ロード専用のトレーニングの
コースのようです。
こちらはランドナーですが、とりあえず、ここを1周して土手の上
の道を下流に進みます。

荒川の土手は、多摩川と比べて幅が広くて傾斜が緩やかです。
段ボールをお尻に敷いての草そり遊びには、もってこいの場所です
が、誰もやってはいません。
草が痛んでしまうので、禁止されているでしょうか?
それとも今の子供はそんな遊びよりも、ビデオゲームに夢中なので
しょうか?

薄緑の綺麗な橋脚です。
このあたりから、風景は多摩川と同じような風景となります。
違うのは、スカイツリーが見えるかどうかの違いだけのようです。

荒川唯一の休憩ポイント、「みはらし茶屋」です。
ロードバイクのサドルを自転車スタンドに引っかけて停めています。
自転車スタンドは、このように使うものだと初めて知りました。

さて今回、この荒川を走ろうと思った一番の動機がここにあります。


首都高速を自動車で走っていると、見えてくるここの風景、水田が
有り畑がある風景、また藁葺きの古民家が見えるここはどんな場所
なのか、以前より気になっていました。
昔の川沿いの農家の風景を保存するこの施設、とても和みます。

川沿いでは釣りをしている人もいます。
ところで、草や自然が多いせいか、走っていると虫が飛んできます。
黄金虫などは大きいので、顔にあたるととても痛いです。
サイングラスの縁に当たっても、その衝撃は大きいです。
眼鏡無しで目に当たったら大変です。サイクリングの時には、眼鏡は
必需品です。

こちらも変わった格好の橋です。

ここは、20代半ばまで過ごした思い出の場所。
河川敷の風景は変わってしましましたが、土手の感じは昔とあまり
変わりません。

この坂は、昔からのままです。
かつて半世紀も前、この坂がまだ砂利道だった頃に、初めて買って
もらった自転車で下り、前ブレーキを思い切り効かせたら自転車と
一緒に前から一回転した事を思い出します。
気が付いたら、自転車は4m位先に転がっていました。不思議と体
は無傷、自然に受け身をしていたようです。
そんな懐かしい土手の前でしばし休憩です。

さらに下ると、スカイツリーが目の前に見えてきます。
手前は少年サッカーの試合が行われています。周りには沢山の日除
テントの数、家族みんなで応援なのでしょう。

新四つ木橋で川を渡ります。

そろそろ河口です。ここからは新木場駅まで一般道を走ります。
新木場駅に到着、ここで再度ランドナーを分解し輪行で川崎駅まで
戻ります。
ところでこの駅、エレベータが見あたりません。
仕方なく、数段の階段を登りエスカレータで改札口まで向かいます。
ちょっとしんどい最後でした。


テーマ : 自転車
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