今日は海辺の道、三浦半島ぐるっと廻るコースです。
梅雨の合間、薄曇りの風の無い蒸し暑い夏の日、京急川崎駅までを
軽く走り、まずは、京急久里浜駅まで輪行での旅です。
京急川崎駅で分解して、細かく確認していつも釣りに行く金沢八景
駅や京急久里浜駅に最初に到着する電車に乗ります。

輪行する際ドア脇の手すりに固定する事が出来る便利な輪行キット
前回、增駅で輪行にするために急いで分解したので、、ホイールと
フレームの置き位置を間違えて、収納してしまい、輪行袋からはみ
出した状態となってしまいました。
で、これを輪行袋を収納する小さな袋で、帽子のように隠した経緯
があるので、今回は慎重に指差し確認をしながら時間を掛け、分解
し、電車に乗り込んだのでした。
輪行は、完全に輪行袋に収納出来なければ、輪行として電車に持ち
込む事が出来ないので、厳密には、輪行袋ではなく、輪行袋を収納
する袋で隠すのは違反にあたります。
この時は来る電車を乗り過ごすと、次の電車まで小一時間駅で待た
なくてはならず、何とか、この電車に乗りたい一心から、このまま
乗ってしまえとばかりに、はみ出した自転車の前輪泥よけの頭を、
隠さないよりも隠した方がちょっとはマシではなかろうかとの考え
からまあ、いいや~の事で、乗ってしまいました。
ちょろまかしといえばちょろまかしなんですけど、その時は、その
ちょろまかしてが発覚し、途中下車する事も無く無事帰ってくる事
が出来ました。
が、これは、立派な違反なので、今回は慎重の上にも慎重を期して
分解に取り組んだという事です。
で、結局、乗るべき電車が到着する1分前にホームに到着。
ちょっとヒヤヒヤしてしまいした。
久里浜に到着です。ここから自転車を組んで走り始めます。
まずは、川沿いを海岸まで走ります。早朝なので自動車は少なく、
気持ちよく走れます。左を見るといつも行く船宿が見えます。この
シーズン、特に釣れている訳ではなさそうで、釣り客はまばらです。



海岸に出て、ここからは三浦海岸まで平坦な道が続きます。
金田湾を過ぎると、登坂。がんばって登りますが、カンパニョーロ
52T 42Tのギアと13T 14T 15T 17T 19T 21T 24T 26Tのスプロケット
の組み合わせではかなりきつい坂、ロードバイクでも最近は42Tの
フロントインナーギアは使わずに39Tのスモールサイズなんだそう
です。まあ、こちらは無理して漕ぐ必要は無いので、ダメだと感じ
たら押して登ればいいんです。

ここまではがんばって漕いできました。

坂を登ったら平坦な高台、360度開けた景色が気持ちよいです。
坂を登ったら、今度は下りで松輪の港へ。

ここも自動車を処分する前は、良く釣りに来ていました。
時計を見ると久里浜からここまで約30分、平坦で空いた道だった
ので、思いの他順調な走りです。

これからは少しペースを落として、景色を写真に撮りながら進んで
行こうと思います。


江恵湾のアマモ場を抜け、このコース唯一のトンネルを抜けると、
また長い登坂が続きます。

呼吸を整えて登っていくと、堆肥の臭いがしてきます。坂の頂上に
は、バイオマスの工場がありました。なるほど、堆肥の臭いはここ
がその発生源のようです。
この先は、見晴らしの良い橋を渡って三浦の町に入ります。

T字路を左に曲がると城ヶ島大橋への道へと向かいます。
この橋、自転車の通行料はタダです。








城ヶ島を散策して、今度は相模湾沿いの道を北上します。
ここから三崎口までは、登りの長い坂が続きます。
久里浜と三浦海岸の間が平坦な道だったので、楽なコースかなと、
思っていたのですが、三浦半島って、結構アップダウンが激しい道
だなぁ~と改めて感じ入ってしまいました。
三崎口からもアップダウンが続きます。
途中長井港へとの看板があります。予定のコースでは無いのですが
平坦な道が続いています。
ここで、予定変更、この道を長井港へと向かいます。

この道近道かと思いきや、目の前の丘が段々と迫ってきます。あれ
あれと思いきや、登坂です。
坂の途中までがんばりますが、力尽き、途中から押して登ります。

頂上には、電波塔。
その向こうには、新しい大きな施設があります。

「ソレイユの丘」という農業と食育体験が出来る施設のようです。
いつか、ついでがあれば覗いてみようと思っていた施設です。
どれどれと自転車を駐輪場に停めてしばし見学です。
ちなみに入場料は無料、子供を遊ばせるには良い施設なのか、9時
を少し回ったばかりなのに、小さい子供を連れた家族が結構来てい
ました。
「ソレイユの丘」を後にして、坂を下って長井の港へ。

本日の一番大切なお目当て、港の直売場で売っているつみれ汁です。
ここのつみれは美味しくて、ついつい食べたくなる味です。
10時前にもかかわらず、ちゃんと販売していました。美味いです。
隠し味に、橙系の皮を摺りおろしたのを混ぜ込んでいるようですが、
詳しくは、判りません。でも、本当に美味しいつみれ汁です。
さて、これで、今回のお目当ても無事堪能できたので、後は、帰り
の駅、新逗子を目指すだけです。
松輪からはのんびりとあちこち見て廻ったので、思いの外、時間が
かかってしまいました。ここで、少しピッチを上げます。
陽も高くなってきたせいか、自動車は多くなってきました。また、
ロードバイクも多くなってきました。ピッチを少し上げたつもりで
はいますが、相変わらずロードバイクには、どんどんと追い越され
ていきます。
小一時間走り、見慣れた風景、葉山のあぶずりに到着しました。
ここも良く手漕ぎのボート釣りで訪れる場所です。

ここで、最後の休憩を取り、新逗子でまた自転車を分解して輪行で
戻ります。汗で湿ったシャツを着替えて、爽やかな気分で戻ります。
蒸し暑い一日でしたが、走っていると風で汗も乾いて暑くとも結構
走れるのを経験した半日のサイクリングでした。


テーマ : 自転車
ジャンル : 趣味・実用