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デローザのレストア クランク廻りのリベンジ

さあ、前回のリベンジです。
一応、道具が揃いました。

クランク軸の長いタンゲ製のボトムブラケットを入手したのですが、
取り付けようとしたら、何とイタリアン規格ではありません。
この長い軸のボトムブラケット、タンゲではイタリアン規格のものは
出していないようです。

ダメじゃん!!
ダメだった「タンゲ製のボトムブラケット」

という事で、イタリアン規格のクランク軸の長いボトムブラケットを
探していたら、シマノでかつて発売していた事が判りました。
で、早速、それを入手してのリベンジです。
新しく入手した「シマノ製のボトムブラケット」

デローザのレストア クランク廻りのリベンジ
シマノのボトムブラケット N-52 115mm を付けてみます。
これサイズが70ミリなので少し隙間が空いています。ここから雨水
がフレームのボトムに入ると困ります。

デローザのレストア クランク廻りのリベンジ
で、調節用のリングです。
万が一の為に買っておいてよかった。
ところが、これ、イタリアンカットではないので嵌りません。
ヤスリで穴を少し大きくし、イタリアンカットの大きさに合わせます。

デローザのレストア クランク廻りのリベンジ
これが完成品。
内側が多少デコボコしていますが、外側はちゃんとしているので雨水
は入ってきません。

デローザのレストア クランク廻りのリベンジ
ぴったり収まりました。
なかなかいい感じです。

デローザのレストア クランク廻りのリベンジ
クランクを付けていきます。クランクはスーパーレコード。
ペダルもフロントとリアのディレーラーもスーパーレコードにしたの
で、今のレコードのクランクよりも、古い時代のスーパーレコードに
付替えてしまいます。
これで、統一感とより一層のクラシック感が増します。

ちなみにギアはアウター52、インナー42です。見た目のバランス
が一番良いサイズです。ちなみにこのクランクの詳しい説明はこちら
をご覧下さい。

デローザのレストア クランク廻りのリベンジ
クランクを付けるとフレームに擦れません。
いいんじゃない、これ。やっとまともに交換出来るようになりました。

デローザのレストア クランク廻りのリベンジ

デローザのレストア クランク廻りのリベンジ
全体的にすっきりと締まった感じとなります。
やはり最高峰スーパーレコードだけの事はあります。

これで、一通りレストアの完成です。

デローザ ロードバイク
ちなみに以前のデローザはこんな感じです。





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デローザのレストア クランク廻り

デローザのお色直しの続きです。
お次は、ボトムブラケットとクランク。
これは、定期的にメンテナンスをする必要があるので、出来るだけ
自分で行いたいと思います。
という訳で、自転車屋さんには頼まずに自分で行います。

まずは、ペダルを外してクランクを外します。
締めてあるピンを抜きます。六角レンチのビットのサイズは8ミリ
です。物の本では10ミリと書いてあったので、10ミリサイズの
六角レンチを見つけるのに苦労しましたが、結局こちらは、使わず
仕舞いです。

次はコッタレス抜きです。まずは、手で回し込んでいきます。

クランク廻りのレストア
ここで浮かせる為に中のねじを締め込んでいきます。
ここは、トルクを調整する必要が無いので、モンキーレンチで締め
込んでいきます。

ボトムブラケットの交換。
クランクを外して、ボトムブラケットを外します。
何故か、ボトムブラケットはシマノ製です。
まあ、ここは見えないからコンポーネントのコストダウンには良い
のでしょう。回り具合もあまり変わらないだろうからね。

クランク廻りのレストア
ボトムブラケットを抜きます。
今付いているのがシマノなので、ボトムブラケット抜きはシマノ用
のものを使います。

錆も出て結構汚れているフレームの中を綺麗に掃除して、グリスを
塗ってカンパニョーロのコーラスのボトムブラケットを装着します。
ちなみに、このボトムブラケットのサイズは1,370x24Tの102ミリ
となっています。

嵌めてみると、あれ??
スカスカで抜けちゃいます。
何で?とインターネットで調べたら、ボトムブラケットの経とねじ
の規格が二種類あるではありませんか!!

一般の日本で売られているものは、今、手にしている1,370x24Tの
サイズのもの。
で、これとは別にイタリアン規格の36x24Tというのがあります。
まあ、デローザはイタリアのロードバイクなのでイタリアン規格で
あるのが当たり前。さて、どうしようかと悩んでいたら、これも、
前に入手したもうひとつのコーラスのボトムブラケットがあるのを
思い出しました。
これを引っ張り出して、よく見ると36x24Tと書いてあります。
嵌めてみると、ピッタリです。
ちなみにこちらも軸長は、前のコーラスと同じ102mmです。

さて、ここでトルクレンチの出番です。
規定のトルクは45N、締め付けていきます。

と、なんと、ななんと、クランクギア側のボトムブラケットカバー
が割れてしまいました。
ちょっとショックです。
ねじ山もダメになったのかなぁ~と思って良く見ると、こちらは、
大丈夫です。色々と書いてある縁が欠けているだけでした。
ボトムブラケットの機能は十分に生きています。

といっても、縁の「CAMPAGNOLO」いう文字やその他、全てが欠けて
しまっては、チラ見してもどこのボトムブラケットかは判別出来ま
せん。内なる楽しみとするしか無いようです。
見えなくとも私だけが知っていればいいのだと心に言い聞かせます。
こういうのを、プライドっていうんでしょうね。または負け惜しみ。

次はクランクの交換です。

レコードクランクギア
以前入手したアウター52Tインナー42Tのより古い時代のスーパー
レコードのクランクに交換します。
ところが、クランクを交換するに至って、さらにショック!!!

ギアがフレームに当たります。
どうやら、102ミリでは短いようです。

とりあえず、ボトムブラケットをシマノからカンパニョーロのコー
ラスに換えただけで今回は終了です。

後でお世話になっている綱島の自転車屋さんに伺ったら、古い時代
のクランクは、BB軸の長いものでないとフレームに擦れるとの事、
カンパニョーロのメンテナンスフリーの一体型のボトムブラケット
では、その長さに対応していないとの事だそうです。

どうしてもカンパニョーロのボトムブラケットを使用したいので、
あれば、その前の時代のカップアンドコーンのボトムブラケットを
使用するしか無いとの事、それ以外では国産のタンゲ製のものが、
あるとの事です。

2時間熟考した末、ここは妥協してタンゲ製のメンテナンスフリー
のボトムブラケットを探そうと決意したのでありました。






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デローザ お手入れ タッチアップ

デローザのピンクの塗装がところどころ剥がれています。
以前、ランドナーのフレームの細かな傷をタッチアップで補修した
事をご紹介しましたが、その時、ついでにデローザ用にもと買った
タミヤのアクリル塗料があります。

タッチアップ
左からフロントラグのデローザハートマーク補修用の赤、この赤は、
次のピンクに少し混ぜて、デローザフレームの塗装にも使います。
で、左から三つ目が、ピンクに黒を混ぜたもので灰色になります。
デローザのフレームは、製造されてから約20年が経過しているの
で、くすみが有り、黒を混ぜてくすみ感を出そうしたら、灰色にと
なってしまったものです。棄てるのももったいないので深い傷には、
下地色としてこの灰色を最初に塗ります。
最後が黒、これは、フロントラグのハートマークの外側の輪郭と、
デローザロゴと、リアブレーキの下の小さなハートマークの補修に
使用します。

タッチアップ
ハートマークに赤を、そしてその周りとデローザロゴを黒で補修を
施します。

タッチアップ
こちらは、フレームの傷の補修です。補修前の写真です。

タッチアップ
こちらが、補修後の写真。
遠目では、全く判りません。






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デローザのレストア ハンドル廻り

ハンドル回りのお色直しです。

以前、ニットーのデローザロゴ付きのステムを手に入て交換しよう
と思ったのですが、今付いているステムが3t製なのでグレードが
下がってしまいます。
という事で、その後に入手した3tのデローザロゴ入りのステムに
交換します。

3tデローザステム"
これが、新しく見つけた3tのデローザステムです。

ステムを交換するのであれば、ついでに、ブレーキレバーも換えて
しまいます。
こちらも、以前入手した穴あき加工をしてあるカンパニョーロレコ
ードのブレーキレバーに換えてしまいます。

レコードブレーキレバー
これが取り替える予定のブレーキレバーです。

ところでステムを換えるにはバーテープを剥がさないと出来ません。
今、主流のステムと違って、ステムを交換する場合、バーテープを
剥がして、ブレーキレバーを外してからではないと、ステムを交換
する事が出来ません。
当然交換したら、またブレーキレバーを付けて、バーテープを巻き
といった作業が必要になります。
おまけに今のデローザのブレーキレバーは、右が後ろで左が前の
ブレーキを操作するようになっているので、今乗っているランドナー
とは前後が逆となっています。前後のブレーキレバーの動作が、
逆だと、下り坂でとっさのブレーキワークの際、前転する事も想定
されます。
実際、かつてそのような事がありました。
(このネタにご興味のある方はこちらをご覧下さい)
と、いう訳でブレーキワイヤーも交換しなくてはなりません。

今のデローザの革テープは、そのままこれからも使い続けたいと、
思っているのですが、また元のように綺麗に巻く自信がありません。
また、ブレーキレバーの交換やワイヤーの交換、ブレーキパッドの
調整など結構手間です。

という事で、ここはいつもお世話になっている綱島の自転車屋さん
にお願いしてしまいます。

ハンドル廻りの交換
ステムをこんなふうに交換しました。

ハンドル廻りの交換
正面から見た感じ

デローザ
以前はこんな感じ

ハンドル廻りの交換
ブレーキレバーも穴あきに換えて頂きました。
ついでに、革のブレーキパッドカバーも付けちゃいました。
この方が手に馴染むし、オリジナルの飴色のカバーが、劣化する事も
ありません。

デローザ
以前はこんな感じ。






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デローザのレストア ディレーラー廻り

ピンクのデローザを少しクラシカルにしようと、コンポーネンツを
換えてみようと思います。

ここは、定期的にメンテをする必要があるので、自分で行います。

まずは、ディレーラー。

ペダルがスーパーレコードだったので、フロントとリアのディレー
ラーもスーパーレコードにしちゃいます。

まずリアディレーラーから交換します。

カンパスーパーレコード
スーパーレコード リアディレーラーです。

このスーパーレコードのリアディレーラー、キャパシティがリアの
スプロケットが23Tまでとなっていますが、今装着しているリア
のスプロケットの一番外のアウターが23Tなので問題は無し。
ただ、スーパーレコードのリアディレーラーが、6速時代のものに
対し、今装着しているリアのスプロケットが9速なので、はたして
全てのギアに対応するのかどうかが不安です。

ディレーラー交換
今まで装着いていたレコードのリアディレーラーを外して、新たに
スーパーレコードのリアディレーラーを、トルクレンチで締めていき
ます。ビットは6角レンチの5ミリです。トルクは8Nとします。

次はフロントディレーラーです。
こちらは直付けタイプとなります。

カンパニョーロ スーパーレコード フロントディレーラー
スーパーレコード フロントディレーラーです。

本体の直付けの部分は、長穴になっていて高さの調整が行えます。
フロントギアのアウターの大きさによって微調整が出来るように
なっています。隙間を1ミリになるよう取付けます。

ディレーラー交換
こちらも今まで装着していたレコードのフロントディレーラーを
外して、新たに、スーパーレコードのフロントディレーラーを
取付けます。
こちらは直付けなので、ビットは6角レンチではなく、ボックス
レンチの5ミリ、トルクは7Nとします。
規定値の上限ぎりぎりにしたのは直付けの長穴なので、ワイヤー
で引っ張られてずれるのを防ぐ為です。

トルクレンチは20Nまでの低いタイプなので、ビットは6ミリ
タイプのものです。
ビットは9ミリ用のトルクレンチのものを使用するので、変換の
アタッチメントを使います。それぞれ6ミリと9ミリの大きさの
ビットを用意するとなると結構な金額となります。
なにせ安いトルクレンチに対してビットは結構なお値段がします。

という訳で入れ替え終了。
ペダルとリアとフロントのディレーラーがスーパーレコードで、
統一されて、黒のアクセントで締まってみえます。

後は走って、具合を見ての微調整です。

さて、走ってみました。

リアの7速まではスムースに入りますが、それ以上のローのギア
に入れると、ばねのテンションで戻ってしまいます。
ディレーラーレバーをきつく締めると何とか9速まで入りますが、
登り坂でテンションが掛かると自動的にシフトアップしてしまい
ます。
自動でシフトアップしてくれるのは、便利なのですが、登り坂の
時は、余計なお世話です。
また、9速に入れるとクランクとフリーのチェーンラインのずれ
が大きくなり、プーリーにチェーンがうまく絡んでくれません。

そういえば、今いくつか持っているヌーボレコードでテンション
スプリングが曲がっているものや、プーリーがシマノ製に変えて
いるものがありました。

ヌーボレコード
このシマノのプーリー、CENTERON G*PULLEYといって左右の遊び
があり、うまく絡んでくれるんだそうです。

まあ、ばねを曲げてシマノのプーリーを付けるまでの無理をせず
急な登り坂は押していきましょう。





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デローザ小物

実は、デローザに付けたらいいなぁ~と思って集めていたのでした。

・ニットー デローザ ステム

ニットーデローザステム
スレッドタイプというんだそうです。

ニットーデローザステム
国産ではありますが、新品未使用、ロゴも綺麗です。
現在は生産完了との事だそうです。
これは刻印の中にペイントしてありますが、刻印だけでペイント無し
のものもあるようです。

・ちゃりりん2

ちゃりりん2
カウベルのようなちゃりりんです。
今のランドナーの音色を風鈴に例えたら、これは、まさしくカウベル。
まあ、本物のカウベルはもっと姿や音も大きいのでしょうが、これは
子山羊用とでもいうのでしょうか?

ロードバイクの方がよく付けているものです。

・グローブ

グローブ
40年以上前に使っていたものと同じデザインのグローブ、派手です。

・サングラス

サングラス
今はもう止めてしまったスキーで使っていたサングラス、10年以上
前のものです。
こちらも、派手です。

・ヘルメット

ヘルメット
ロードバイク乗るのに、クッションサポータ付きのキャップではどう?
という事で、ヘルメット買ってしまいました。
クッションサポータ付きのキャップと比べて、風が抜けるので涼しい
のですが、反面、風の音がうるさいなぁという感じです。








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ジロデイタリアの装備

デローザ

デローザ
さてさて、手に入れたデローザ、ジロデイタリア。
ディフォルトの装備、前のオーナーの思想が色濃く出ています。

デローザ
まずは、フレーム。
素材は、ニバクロムスチール、コロンバスのELです。
フレームサイズ(C-C)56.5cm トップチューブ長55cmと亀としては
少し大きめですが、シートポストを下げればまったく支障無し。
ちょっと見た目のバランスは悪いですが、快適に走れます。

デローザ
次は足回り。
ハブは、レコードの36穴、フリーはレコードの9速13~23
後日、フリーは普段使いのカムシンのクリンチャーに付け替えて
こちらは、新品のコーラスのフリーと交換しました。
後でよくよく考えたら、レコードのリムにはレコードのフリーを
付けるべきだと気が付きました。
(良く考えなくとも当たり前)
で、そのうち、元に戻そうと思ってます。

デローザ
クイックレリーズも、もちろんカンパニョーロ、今までに集めた
クイックレリーズとは形の違うタイプのものです。

デローザ

デローザ
リムはクロノで、タイヤはビットリアコルサのチューブラーです。
ちなみにこのチューブラー、パンクしているので新しいタイヤに
そのうち交換しなくてはなりません。

デローザ

デローザ

デローザ
クランクは、レコードの52T・39T、5本の腕のうち一本が
クランクと一体となったものです。1995年頃の製造のもの、
フレームの製造年と一致します。

デローザ

デローザ
ディレーラーは、フロントがレコードの10速、リアがレコード
の9速です。
こちらのディレーラー、ランドナーに付け替えてしまいました。
その様子はこちらをご覧下さい。

デローザ

デローザ
ブレーキ関係もレコード、

デローザ
ペダルはスーパーレコードです。

前のオーナー、よっぽどカンパニョーロが好きだったんでしょう。
カンパ好きの亀としては、嬉しい構成です。

で、何故かチェーンとBBがシマノ、またシフトレバーもシマノ
です。このシフトレバー、インデックスです。
インデックスとは、カチカチとしっかり変速が決まる優れもの。
これは、当時、カンパニョーロは作っていなかったので、この
レバーにされていたのは判ります。
でも、折角、カンパニョーロでまとめたのであれば、チェーンと
BBもカンパニョーロにして欲しかったなぁ~と思います。
まあ、亀が好きなパーツに交換しちゃえばいいんですけどね。

次はハンドル周り。

デローザ
ハンドルバーは、3Tプリモ200、ステムも3Tです。

デローザ
革巻きです。亀のへなちょこお手製革巻きとは違い、滑り止め
の穴開けが施してあります。
またバーエンドはコルク、渋いね。これは。
こういうの見ると嬉しくなってしまいます。

デローザ
ヘッドもレコードです。

デローザ
次はサドル。

デローザ

デローザ
サンマルコのロールス、定番ですね。
結構使い込んでいて、ボロボロになっています。

デローザ
最後にボトルゲージ。
エリートのINOX、なかなか渋い趣味です。

デローザ

デローザ
個々のコンポーネントの詳しくは、後日詳しく紹介いたします。







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買っちゃいました ロードバイク

いつ、この話題に触れようかとずっと悩んでいたのですが、実は、
ロードバイク買っちゃいました。

ランドナーと同様に昔から憧れていたのが、デローザ。
ロードバイクに憧れていた訳では無いのですが、デローザをひとめ
見た時から、その姿の美しさに魅了されてしまいました。
少年だった当時は、ランドナーは高嶺の花、ましてやデローザは、
とても手に入るような代物ではありません。
で、この歳になってようやくランドナーを手に入れて1年、ついに
デローザも手に入れてしまいました。

ところで、最近のロードバイクに乗る人の格好って、とても人前に
出られるような格好では無いなぁ~とずっと思っていました。
(ロードバイクに乗っている人ごめんなさい)
あのぴっちりとしたタイツで、とてもコンビニや軽く食事をしよう
と蕎麦屋には入ろうとは思いません。
ストイックにひたすら走って、どこにも寄らず、走り終えたら誰に
も声を掛けず、また、声を掛けられても相手にせずにこそこそと
まっすぐ家に帰るしかなさそうです。

ロードバイク買ったら、あの格好で走らなくてはならないのかと、
ずっと悩んでいたのですが、ある日ある時、デローザを見つけて、
いてもたってもいられず、ついに手に入れてしまったのでした。
ろくに走れもしないのにね。

時は春。
三春の滝桜を見に行こうと妻に誘われ、バスツアーで見に行く途中、
車中暇なので、携帯でオークションを見ていて目に止まったのが、
このバイクです。

三春の桜
ちなみにこれが有名な三春の滝桜。

ううん、買おうかどうかしばし悩みました。
三春の滝桜を見終えた後もううん、ううんとバスの中で考えます。
で、考える事、2時間半、とうとう手に入れてしまいました。
あのぴっちりとしたウエアで走る己の姿を想像する事など、その
時はもうすでに頭の中にはありません。
後先考えずに手に入れてしまったのでした。
まさに「無理はしないが、無茶はする」です。

デローザ ロードバイク
デローザ ジロデイタリア 1995年製造のスチールモデル。
後で、調べたら1998年製だそう。ELのフレームはその年だけだ
そうです。(2020 08/18 追記)。
色はピンクの桜色。マリアローズです。
三春の滝桜が「買いなさい、買いなさいよ」とずっと耳元で囁いて
いました。
値段も手頃で、パーツは殆どカンパニョーロで構成されています。
デローザって偽物が多いそうですが、この値段でこのパーツだった
ら、パーツ代だけでもこのくらいの値段はしそうです。
サイズはちょっと大きいですが三春の桜が囁いていたので、ついに
買ってしまいました。

名付けて「マリアローズ・三春」
場末のダンサーみたいなネーミング・・・
まあ、いいか。

詳しい装備については、これまた後日で。






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映画 La Grand Boucle

グランブクール
台湾に行ってきました。

その飛行機の中、オンデマンドの映画でツールドフランスを題材に
した映画があり、ついつい見入ってしまいました。

音声がフランス語、字幕が中国語という事で細かいニュアンスは、
判りませんでしたが、大体の会話のやりとりは理解出来ました。

ツールドフランスに夢中な夫に呆れた奥さんが、ダンナを置き去り
にして息子と一緒にバカンスに出掛けてしまいます。
残された夫、一人寂しくバカンスを過ごさなくてなりません。
そこで閃いたのが、ツールドフランスの選手が走る前に準備をして
いるそのコースをロードバイクで全区間走ろうと思い付きます。

ひとり黙々と走るその姿が話題になり、やがてTVで取り上げられ
スポンサーも付いてというコメディーです。
ツールドフランスが好きな方には、ぜひ一度ご覧になる事をお薦め
いたします。

調べたら、上映開始は2013年6月、フランス・ベルギー・台湾
の三カ国だけで残念ながら日本では上映されていません。
さすが自転車大国台湾、このおかげで今回観る事が出来ました。
ご覧になりたい方は、DVDが販売されているようなのでこちらを
どうぞ。
また、予告編がyoutubeでアップされています。

最近ハリウッド映画ばかり観ていたので、久しぶりのフランス映画
は、懐かしくも新鮮でした。人情味が溢れ、人と人との触れ合いと
文化を感じさせてくれる映画です。

ちなみにLa Grand Boucle は直訳すると大きな輪、各地を転戦する
ツールドフランスを形容した別名だそうです。








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ビンテージバイクのイベント エロイカ

イタリアには、ビンテージバイクでしか参加出来ないイベントが
あるそうです。
その名もエロイカ(英雄)、格好いいですね。

参加資格は、
・スチールのヴィンテージバイクのみ、ただしレプリカでもOK。
・ブレーキ、変速器などのワイヤーがすべて露出していること。
・変速装置がハンドルについていないこと。
・ペダルはビンディングでなくベルトで占めるタイプ。
だそうです。

サイトを見たら、皆格好の良い自転車に乗って各々、それなりの
コスチュームで参加しています。
エロイカ

エロイカ

エロイカ

エロイカ

エロイカ
コスチュームもなかなかいいですが、小物がお洒落です。

エロイカ
こんな歳の取り方っていいですね。

こんなイベントが、日本でも行われているそうです。

今のランドナーでの参加も可能ですが、ここはビンテージロード
バイクで参加したいものです。

*写真はAFPBBニュースより






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いつかはデローザ

念願のランドナーを手に入れて一年、あちこち走りました。
若い頃の夢をようやく実現出来き、毎日が楽しいこの一年でした。

ところで、実はもうひとつ、昔からの憧れがありました。
それは、ロードバイクのデローザに乗ること、それもクロモリの
古いビンテージフレームに、同じくビンテージのカンパニョーロ
のコンポーネンツを付けて走りたいとの想いでした。

しかし、ビンテージバイクを室内に置くスペースは無いし、今は
もっぱらカーボンが主流だし、ロードに乗るウエアもあの格好で
コンビニやファミレスに入る勇気も無いしで、諦めるかなぁ~と
思っていたのです。

ですが、ランドナーであちこちを走っていると時々、ビンテージ
のスチールのデローザに乗っている方を見かけます。

いつかはデローザ
ブラックラベル スチール 手が出ません。

いつかはデローザ
ネオプリマート 定番のクロモリフレーム

いつかはデローザ
ヌーボクラシコ 欲しいなぁ~

他にも、SLXやジロデイタリアとかいうスチールフレームが、
あるようです。

そんなスチールのデローザが走っている姿を見る度に、いいなぁ
と見とれてしまいます。この思いは、遙か昔の記憶にうろ覚えに
ある恋愛感情に似たものがあります。

と、いうよりこの抑えきれない感情は、恋愛そのもののような気
がします。
いい歳をしているのにね。

でも、段々とこの想いは募るばかりです。
ああ、どうしましょう?






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プロフィール

亀次郎 kamejirou 1958

Author:亀次郎 kamejirou 1958
リタイア後の時間をどのように
有意義に過ごすか?
考えた末の答え、
それが、昔憧れたランドナーと
ロードバイクによる
「自転車乗り」です。

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