まだコロナ禍で医療機関も逼迫しているので、どうしても行か
なくてはならない用事以外は、自転車や公共交通には乗らない
ように大人しくしています。とはいえ、季節は移ろいまだまだ
早朝は寒くて横浜では珍しく霜柱が立っていますが、日中は、
暖かくなってきました。梅の花もほころび、本来であれば梅見
に出かけたくなる季節です。早く自転車で遠出がしたいもので
あります。
そんな季節に誘われて、遠出はしたいところを我慢して、その
うちコロナ患者のピークアウトを迎えた際には、思い切り走り
回ろうとその準備で、自転車のお手入れをします。
我が家で、組み上がっていて走れる状態の自転車は4台。
三連勝とコルナゴとデローザのロードバイク、それに旅行用の
自転車であるトーエーのランドナー。ロードバイクのゼウスは、
置く場所がないので、現在分解しフレームだけをエアキャップ
いわゆるプチプチに包んで吊るしています。
最近、用事がある時やご近所のお買い物でランドナーを乗って
はいるものの、ロードバイクは2ケ月以上乗っていません。

で、お手入れは、パーツクリーナーで、駆動廻りやフレームの
汚れを落としていきます。そして、チェーンにはクレ55ー6
と同じくクレグリスメイトを吹き付けます。
チェーンにはクレ55ー6ではなく、専用のチェーンルブで、
メンテナンスをしなければならないといいますが、老後の慎ま
しい生活を送る身としては、出来るだけお金を掛けない方法で
メンテナンスをしたいので、クレでやっています。
まあ、レースで1秒を争う訳では無いし、チェーンは消耗品と
考えているので、今迄、クレを使って問題が発生した事はあり
ません。

と、いう事でまずは、三連勝。

チェーンリング廻りを綺麗にします。
よくファンライドで、ご一緒する方々は、このチェーンリング
を綺麗にされています。毎回、ピカピカにしているのでしょう
ね。でも、無精者の亀はそんな事がなく、皆さん偉いなぁ~と
感心してしまいます。事前に綺麗にしても、自走して集合会場
に着く頃には、その間に走った道々で汚れを浴びて、チェーン
リングが汚れてしまいます。皆さん、どうやって綺麗なままで
走って来られるか不思議であります。
でもまあ、多少汚れるとはいえ、日頃綺麗にする事を心掛けて
いる事は大事であります。

次はチェーンを綺麗にします。
最後にクレグリスメイトでしっかり油分を付けていけば、暫く
そのままでもチェーンが錆びたりする事はありません。

綺麗になりました。

次はコルナゴ。


スプロケットの汚れが目立つので、パーツクリーナーで綺麗に
していきます。

チェーンリング廻りも綺麗に拭いていきます。

こちらも綺麗になりました。

その次は、デローザ。
今迄、メンテナンスをしていた場所の向きを変えます。
背景がごチャゴチャしていたので、少しすっきりとした背景に
変えてみました。まあ、こちらも果樹の鉢植えがゴチャゴチャ
していますが・・・



デローザのチェーンリングは、最後に乗った後で綺麗にしたの
で、チェーンのオイル差しとグリスアップだけ。

こんな感じで仕上がりました。まあ、見た目は変わりません。

最後は、トーエーランドナー。

足廻りを綺麗にする前に、気になっていたのがフレームの汚れ。
このトーエーランドナー、色を明るい色にしたのですが付いた
汚れが目立ちます。まあ、明るい色の指定をした際、そうなる
だろうとなとは予測していたのですが・・・
で、特にフロント廻りのチェーンロックを回している部分が、
汚れがなかなか取れずに困っています。

パーツクリーナーで拭いても完全には綺麗になりません。
そのうち、台所を綺麗にするセスキや重曹で試してみましょう。
さて、足廻り。


チェーンリングとスプロケットを、パーツクリーナーで綺麗に
します。


そして、オイル差しとグリスアップ。

綺麗になりました。
で、最後のお手入れ。

トーエーランドナーのリアディレーラーのワイヤーが伸びて、
シフトが上手くいきません。また、シフトレバーを締めるねじ
もすぐに緩くなって、シフトレバーのストッパーの位置がズレ
てしまっています。
原因は、トーエーランドナーに付けているリアディレーラーの
ヒューレージュビリーのテンションスプリングの力が強くて、
引っ張られるワイヤーの力でシフトレバーが滑ってしまいます。
で、シフトレバーが滑らないように、革のワッシャーを入れて
いるのですが、時間が経過すると革のワッシャーが劣化して。
滑り止めになりません。

で、その対策として、今、シフトレバーと台座の間に2枚入れ
ている革のワッシャーを1枚をシフトレバーと台座の間に入れ、
もう1枚は、シフトレバーとストッパーの間に入れるみます。
シフトレバーの両側を革のワッシャーで挟む事で、抵抗が増し、
シフトレバーが滑りにくくなるのと同時に、ねじも滑りにくく
なり、ストッパーが外れる事もなくなります。
まあ、完全ではありませんが、以前よりは少しマシであります。
これでダメなら、今の「おフランス仕様ざ~んす」の足まわり
を「イタリアーノ」に付け替えた後で、ヒューレージュビリー
のスプリングを外して調整してみる事としましょう。




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テーマ : 自転車
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