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BCCでお勉強 旅行用の自転車

これも以前のお話しです。
今は、この展示終了しています。

BCC
久しぶりのBCCでお勉強、今日は、旅行用の自転車のお勉強。

昨年10月、数年を掛けての目標だった、自転車による本州縦断を
果たしたので、旅行用自転車の展示には興味があります。

BCC
まずは、ブリジストンのアトランシス。中学生時代の憧れでした。

BCC
そして、日本で最初に造られたトーエーのランンドナー。

BCC
そして、自転車旅行のブームで登場した、片倉のシルクのスピード
マスター。

BCC
で、これが最新の電動アシストツーリングバイク。

飛島海道の御手洗の町の展示館で見た、多分、日本最初と思われる
明治時代の旅行用自転車の存在感も立派でしたが、此処で展示され
ている自転車もその存在感は、ロードバイクとは違ったものがあり
ます。長旅でも壊れないと思わせる重厚感があります。

BCC
で、サイクリングを中心とした、地域観光の町おこしと村おこしを
推進する、全国各地のサイクリングロードのガイドパンフレットも
置かれています。

3ケ月毎に展示テーマが変わるBCC、目黒に行かれた折には、
ぜひ、BCCに足を運んでみては如何?





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BCCでお勉強 明治時代のサイクリングハンドブック

BCCでお勉強
またまたBCCで、ニューサイクリング誌のバックナンバーを見て
いたら、興味深い記事がありました。

日本に自転車が持ち込まれたのは、明治3年に、伊藤アイザックと
いう人が、オーディーナリーという自転車を外国人から買ったのが
始まりといわれています。そしてその後に、自転車に興味を持った
人達が自転車を乗り回し始めたのが、明治19年頃なのだそうです。
さらに、国産の自転車が作られたのが、明治23年になってからだ
といわれています。

そして、明治29年に少年園から発行されたのが、「自転車術」と
いう小冊子です。この冊子には、自転車の役割や乗り方、マナー等
が書かれているそうです。

また、自転車で世界一周をしたトーマス・スチーブンソンという方
の文献を、日本語訳した文が掲載されていたそうです。
そこには、自転車で走る事は馬に乗って走るよりも遥かに楽しく、
雅に飾った自転車で街中を走り、皆に注目されるのが最高に楽しい
と書かれているそうです。また、男性だけでなく、女性でも簡単に
乗れて、健康にも良い乗り物だと書かれているそうです。

今と変わらないですね。

自転車の歴史を知りたい方は、ぜひBCCに足を運んでみて下さい。





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BCCでお勉強 レイノルズ531

BCCでお勉強
またまた、ニューサイクリング誌のバックナンバーを閲覧します。

今日は、まだ日本には輸入されていなかった、レイノルズ531の
話題です。ニューサイクリング誌の1964年の2月号に、記載が
されています。当時、一流の自転車のフレームとして、世界で最も
有名だったのがレイノルズ531。
レイノルズ社は、イギリスのチューブインベストメント社の傘下に
在った、主として高級自転車フレーム部門を担当した会社だったの
だそうです。そして、自転車フレーム用のチューブだけでも、10
種類扱っていたそうです。

本文を読んでいて興味深いのは、チューブの厚さの単位がGで表れ
ている事です。このG、gageの略でワイヤーゲイジ、つまり針金の
太さを表す番手から転じたものなんだそうです。

つまり、

19Gが1.0mm
20Gが0.9mm
21Gが0.81mm
22Gが0.71mm
23Gが0.6mm
24Gが0.55mm
25Gが0.5mm

なんだそうです。
前述したように、当時は、まだレイノルズのフレームチューブは
日本に輸入されてはいなかったそうです、が、近々、日本にも、
このレイノルズのフレームチューブが輸入されるとの事で、今後、
フランコスイスのナベックスとストロングライトのフレーム小物
が輸入されれば、日本で世界に負けないような最高級のフレーム
をオーダーで作る事が出来ると、期待が込められた記事になって
います。

1964年頃は、そんな時代だったようです。



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BCCでお勉強 メルクス、あなたは誰?

今日もBCCで、ニューサイクリングのバックナンバーを、拝見
致します。

デローザ渋谷目黒
エディ・メルクス。
1968年にパリ~ルーペを制覇し、ジロ・デ・イタリアで総合
優勝、そして、1969年には、パリ~ニースの総合優勝をし、
さらにその年には、ツール・ド・フランスでも総合優勝を果たす
のですが、1968年のジロ・デ・イタリアで総合優勝を果たし、
いきなり有名になった当時23歳の若者を、早くもニューサイク
リング誌では1969年の1月号と2月号で取り上げています。

この後、エディ・メルクスは、ツール・ド・フランスとジロ・デ
・イタリアをそれぞれ5回ずつ優勝して、ブエルタ・ア・エスパ
ーニャを1回、世界選手権でも4回優勝し、ミラノ~サンレモを
7回、リエージュ~バストーニュ~リエージュを5回優勝します。
そして、1シーズン54勝というシーズン最多勝記録を獲得して、
トラック競技でも勝利を重ね、16年間の競技生活で通算525
勝をあげ、ファウスト・コッピと並んで「カンピオニッシモ」と
呼ばれているロードレース界の大スターとなります。

当時、彗星のごとく現れたこのエディ・メルクスを、ニューサイ
クリング誌ではどんな感じで紹介しているのか?
とても気になります。

そのニューサイクリング誌では、イタリア在住の鈴木正文氏が、
「イタリア通信」というシリーズの中で紹介されています。

まず、1月号では、ジロ・デ・イタリアの表彰の様子を目撃した
著者の感慨から始まります。

それ迄も、ジモンティを目標とした、連勝続きでめきめきと力を
発揮し始めたこの若い自転車選手は、地元では其なりに有名では
あったようです。
が、ジロ・デ・イタリアを制したこのベルギーの若い自転車選手、
エディ・メルクスは、この時より、ジモンティが目標では無く、
互いに、生まれた国では無い他国のビックレースを勝ち抜くライ
バルにと変わります。
そしてこの後、エディ・メルクスは、ジモンティも優勝したツー
ル・ド・フランスも制するのですが、この時点では、まだそれは
成し得ていません。が、それを予感させる高揚感がこの文章から
は、充分に伝わって来ます。

さて、2月号は・・・
何故、エディ・メルクスは自転車選手になったのか?
その切掛けは、父親の「評価が高いリッパな自転車チャンピョン
になれよ」と言った一言だったそうです。
その言葉から彼は、片時も自転車を手放した事が無い自転車少年
に育ったそうです。そして、高校の授業をサボって自転車レース
に出るようになります。

それを見かねた高校の先生から、呼び出された両親は息子に対し、
「真剣に自転車に打ち込むなら許す。」と、咎めるのでは無く、
自分の信じた道を好きなように進みなさいと、応援します。
エディメルクスは、この言葉に感銘を受けて、猛烈に練習を重ね、
プロの選手として活躍するのでした。

ここで書かれている文体、前号の文体とは少し違います。
ひょっとしたら、イタリアで紹介された何かの記事を、日本語に
翻訳されて紹介しているのかも知れません。

これは以前に、大リーグで華やかなデビューを飾った大谷選者を、
どんな人?と盛り上がっている当時のアメリカスポーツメディア
と野球ファンの心情と同じかも知れません。

エディ・メルクスをもっと知りたい方は、BCCを訪れる事を、
お奨めします。

ところで・・・
この1969年2月号では、カンパニョーロの新しいカタログ、
この年の前年に出された16号も紹介されています。
そこには、トピックスとして、初期のヌーボレコードのリアディ
レーラーがマイナーチェンジされていると報告されています。
これは思うに、1968年に製造された、初期パテントヌーボの
テンションスプリングの組付方法が、1969年製造のパテント
ヌーボから最終型迄に至る仕様に改良された事を、指していると
思われます。

このエディ・メルクスの話、そんな時代のお話でした。




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BCCでお勉強 ニューサイクリング誌 ゼウスについて

今日もBCCでお勉強です。

BCCでお勉強
1969年8月号のニューサイクリング誌に、ゼウスの事が書か
れていました。

この時代、カンパニョーロではヌーボレコードの初期版が、発売
されたばかりの頃、まだスーパーレコードは発売されていません。
なので、ゼウスもスーパーレコードと同じ素材のチタンを使った
ゼウス2000は発売されておらず、カンパニョーロのグランス
ポルトと全く形が同じ、クリテリウムというシリーズが発売され
ていました。

さて、当時はこのゼウス、どのように紹介されていたかというと、
まだ日本には輸入されておらず、ヨーロッパではイギリスのロン
キッチン社がかなり力を入れて、販売していたそうです。
そしてカンパニョーロに酷似したこのゼウス、カンパニニョーロ
に手が出ないアマチュアの選手が購入してたと思われます。

面白いのは、当時のゼウスで作られたチェンリングが54T~36Tと、
当時のカンパニョーロのチェンリングよりも幅が広いという事、
今のコンパクトクランクに近いラインアップです。

当時は、このゼウス、日本にも輸入されておらず、ここに書かれ
ている事は実物を見たのでは無く、カタログを入手して、それを
元に書かれています。噂に近い状態でカンパニョーロに酷似した、
ヨーロッパでは考えられない、コピー紛いのコンポーネンツが、
立派なカタログで紹介されているのを、当時の自転車好きの方々
は驚きを持って見ていたようです。

好奇の目で見られていたゼウス、詳しく知りたい方は、BCCで
ニューサイクリング誌のバックナンバーを閲覧される事をお勧め
いたします。
目黒駅から程近いBCC、ぜひ訪れてみて下さい。



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BCCでお勉強 パターソンズハウス

BCC
かつて、「パターソンズハウス」というオーダーで旅行用自転車を
作る工房が有ったそうです。
最近、その名を知る事となったので、いったいどんな自転車屋さん
だったのか知りたくてBCCへと向かいます。

何故、BCCへ向かったかというと、ここは「ニューサイクリング」
誌のバックナンバーが置いて有り、それを読み返してみる事で、昔
の自転車事情が見えてきます。
そして、事前に「ニューサイクリング」誌の記事のデータベースを
見てみたら、「パターソンズハウス」に触れた記事がいくつか有る
事が分かりました。それは、
・1964年 1月号 新製品 パターソンズハウス
・1971年 1月号 パターソンズハウスについて
・1971年 9月号 パターソンズハウスについて
・1972年 3月号 パターソンズハウスについて
の4冊です。

これをいつものように、BCCでお願いして地下の書庫から出して
頂き、閲覧させて頂こうと思います。

で、その前に事前情報として、「パターソンズハウス」とはどんな
自転車屋さんだったのか?

「パターソンズハウス」
泥除けが付いた、オーダーメイド自転車を造る日本のビルダー。
コルナゴよりも早くストレートフォークを採用したんだそうです。
このビルダー、何だかとても気になります。
調べてみると、「ニューサイクリング」誌の前身ともいうべき日本
で最初のサイクルスポーツを扱った雑誌、「サイクリング」誌の
表紙も飾った、太宰茂秀氏が主宰された「パターソンズハウス」。
ここBCCの設立にも貢献された方のようです。

名前からも分かるように、日本のランドナーブームの前にあった、
サイクリングブーム、イギリスのクラブランモデルを製作された、
オーダーメイドのビルダーです。当初イギリスのクラブランモデル
を製造していた東叡社と、同じ時期に活躍されたビルダーです。

で、「ニューサイクリング」誌を出して頂きましたが、見つかりま
せん。見方が悪いのか、それとも小さなコラムで見逃してしまった
のか分かりません。
で、BCCに縁が有る方なので、ひょっとしたら何か文献でも有る
かと思い伺うと、一冊の本を見つけて頂きました。

自転車専科
著者 大宰茂秀
出版 山海堂
1990年6月15日初版

残念ながら、「パターソンズハウス」については触れられてはいま
せんでしたが、自転車乗りが知っておきたい自転車のパーツの基礎
知識が綴られていました。
これを読んでいて、自転車乗りを再開して5年、通算では20年間
自転車に乗っていながら、恥ずかしながら初めて知った事がいくつ
か有りました。

・ひとつは、ハンドルの位置。
ランドナーなどの長時間疲れないで走れる自転車は、標準的には、
サドルの前端に肘を合わせ、そこから水平に腕を伸ばして中指の先
に当たる位置が、ステムとハンドルが連結した位置に来る事。
スポーツタイプの場合は、さらにそこから前に来る事。
・ふたつめは、パンク。
パンクは乗り手の不注意が原因、パンクは恥だと心得る事。
空気圧が適性で有ったり、路面状況を確認しながら走れば、パンク
は起こらないそうです。何とも手厳しい。
また、空気入れのバルブは空気を入れ終えたら手で叩くように外す
事、回しながら外すとバルブを傷付けてしまい、次からはちゃんと
空気を入れる事が出来なくなってしまうので要注意。
・次はバーテープ。
キャッブ式とプラグ式とが有り、キャッブ式はバーエンドから巻き、
最後はビニールテープなどでしっかりと固定する。プラグ式はバー
中央から巻き、最後はエンドに折り込み、プラグで蓋をする。
・そしてカンチブレーキのワイヤーの角度。
60度の場合では引いた力の1/2の力が片方に掛かり、120度の
場合では引いた力と同じ力が片方に掛かるんだそうです。
・また、リムとシューの間隔。
フロントは2~3ミリ、リアは1~2ミリ。
勉強になります。



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BCCでお勉強 ルネ・エルスオーダー始末記

BCC
目黒のBCCの展示が新しく衣替えとなったので、久しぶりに訪れて
みました。

BCCでお勉強
衣替えとなった新しい展示のメインは、ミニチュア自転車。
これは、アメリカのエアロ自転車のおもちゃです。

BCCでお勉強
そして、これがその本物。

BCCでお勉強
能書きが書かれています。

さて、今回も今は無き「ニューサイクリング誌」のバックナンバー
を閲覧させて頂きます。
ここは、ニューサイクリング誌創刊からのバックナンバーが揃って
いるので、戦後日本のサイクリング史を知る上で欠かせない貴重な
スペースです。なので、今回も古の自転車事情のお勉強であります。

ニューサイクリング誌1976年 3月号 4月号

今回、ここBCCで読むニューサイクリング誌のバックナンバーは、
フランスはパリ迄行き、憧れの自転車オーダーの名店ルネ・エルス
を訪れ、店頭で自転車をオーダーしたいと交渉するも、門前払いと
なった著者の花田氏が、幸運にもその後に、二台もルネ・エルスの  
オーダーの自転車を手に入れるお話です。 

BCCでお勉強

BCCでお勉強

BCCでお勉強

折しも、BCCの展示自転車は衣換え、ルネ・エルスの3人乗りの
タンデムが展示されていました。

さて、本題ですが・・・
余り得意ではない片言のフランス語で、お店にいたルネ・エルスの
娘さんのリリーさんに、自転車をオーダーしたいと交渉する著者。
その余り得意ではない片言のフランス語のせいで、相手に自転車を
オーダーしたいとの意図が上手に伝わらないのか、それとも以前、
自転車をオーダーした日本人とのトラプルがあって以来、日本人が
嫌いになったとの噂があり、それ以来日本人からのオーダーを受け
ないとの理由なのか、著者は全く相手にされません。

著者の花田氏、失意の中、このまま引き下がるのも癪に障るので、
何か良い方法は無いかと、添乗員に相談して現地在住の商社マンを
紹介してもらいます。そして、その人を仲介者としてこれまた友人
がたまたま持っていたルネ・エルスの指定オーダーシートをコピー
して、そこに自分の希望を書き込み、さらには、何故自分はルネ・
エルスでオーダーしたいのかを熱く語った、日本語のメッセージを
託します。

それから数ヶ月、何の音沙汰も無いので諦めていたところ、突然、
国際電報が来ます。

その内容は、オーダーした自転車が出来上がったので、日本に送る
から係った費用を払って欲しいとの事。ダメ元と思っていた憧れの
ルネ・エルスの自転車を二台も手に入れる事が出来ました。

その著者が手に入れた自転車は、ランドヌールと、泥除けの着いて
いない軽量のクロスルートと呼ばれる二機種となります。
そして手元に届いたその二機種の自転車の中から、ランドヌールの
特徴ある仕様についてレポートされています。

その仕様とは・・・
シートチューブの寸法が520mmなのに、それよりも大きめなフレ
ームに見えたそうです。トップチューブとダウンチューブの長さを
短くしてベッドチューブの長さを大きく取り、バランスの良い長さ
にしていたそうです。その結果タイヤとペダルの距離が短くなり
ます。
ハンドルを大きく切ると、トークリップの先がタイヤに当たるのだ
そうですが、ロードレースのようなコーナリングをしない限り問題
は無いようです。

また、もうひとつの特徴として、美しいラグを挙げています。
写真では、その美しいラグの様子が分かります。
特にシートラグは、綺麗な曲線の一本巻きステイと、サドル側にと
伸びた尖ったラグが目を引きます。

こんな仕上がりの良いランドヌールを見ていると、亀もオーダーを
して、細かな所を凝った仕様にしたフレームが欲しくなってきます。
でも残念な事に、ルネ・エルスはもう既に廃業して、今は存在して
いません。なので、ルネ・エルスでオーダーする事は出来ません。

しかし、そのルネ・エルスの美しい自転車を見習い、ランドヌール
やシクロツーリズムといった自転車を、ルネ・エルスでオーダーし、
それを研究分析して、日本独自のランドナーという種類の自転車を
造った日本のビルダーは、まだ多く存在しています。自分の自転車
を造ってもらう際に、そのルネ・エルスの乗り易く美しい自転車の
在り方をちゃんと押さえていれば、ルネ・エルスで無くとも、日本
のビルダーでも、同様の美しいランドナーをオーダーする事が可能
です。

このニューサイクリング誌の1976年3月~4月号には、美しい
ランドナーをオーダーするヒントのひとつが書かれています。

ご興味ある方は、BCCでニューサイクリング誌のバックナンバー
を閲覧される事をお奨め致します。

ちなみにBCCはこちらです。




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BCCでお勉強 特集エッセイ サイクリストと峠

またまたBCCで、ニューサイクリング誌のバックナンバーを、
閲覧してのお勉強です。

BCC
今日読むのは「特集エッセイ サイクリストと峠」
ニューサイクリング誌 1979年5月号です。

今でも峠は人気ですね。それもロードバイクでガンガン上がると
いうのが今の流行のようです。まあ、今時のロードバイクの仕様
では、フロントインナー 34 リアアウター 28 といったワイドな
レシオなので、峠を上がるのも、それ程大変では無いのかと思い
ます。

が、しかし、亀の乗っている昔のロードバイクは、フロントイン
ナー 41 リアアウター 21 といった、まるで栄螺のような小さい
スプロケットなので、そんな小さいスプロケットで峠をガンガン
走れる程の体力を持ち合わせていない亀は、ロードバイクでは峠
には行きません。でも今時の人達は、そんなワイドレシオのスプ
ロケットを履いたロードバイクで、峠も楽に上がれるんでしょう。
今時の、自転車で峠を走るのは、そんな楽しみ方なのでしょう。
亀が中学生の頃の峠は、ランドナーでじっくり上がるものという
のが流行でしたが、そのような走りでは無いものの、峠に上がる
のは、今でも同じように人気が有るようです。

さて、亀が中学生だった当時のニューサイクリング誌を、改めて
読み返すと、当時の峠越えの様子が描かれています。

まず、今とは違って未舗装路が多い事。
昭和30年代初めの野麦峠なんて、砂利道はおろか、自転車担い
で草の間を掻き分けて上がる、パスハンティグで行く峠だった
そうです。
また、当時でも既に自転車で上がる峠のガイドブックが存在して
いたようです。

さて、当時の峠の楽しみとは何か?
峠を目標とし、上がる苦しみの末にある達成感。
そして、一気に下る楽しみ。
なんだそうです。
また、自身の中に蓄積された、心象風景を追い求める気持ちが、
峠に向かわせるようです。

今のロードバイクで行く峠行のように、どれだけ短い時間で峠の
上まで上がる事が出来たとか、集団でゾロゾロとくっついて走る
とかいう走りでは無かったようです。

その中で紹介されていた短歌、亀の好きな西行の歌で、

年たけて
また越ゆるべしと
思いきや
命なりけり
小夜の中山

また、ある人にとって峠とは、あくまで個人的な旅のひとつで、
自身のペースで、自己の内面をトレースするように九折を越えて
行く。さらには、まだ見た事が無い、「向こう側」に抜ける旅だ
とも語っています。

さらには・・・
峠越えに嵌まる人は、ある時峠を走っていて、これが峠越えなの
だと、強烈な感動を持つ瞬間を体験すると語っています。
そして、一度たりともその味を占めれば、その後が恐ろしいとも
語っています。峠行とは、サイクリストにとって誰しも経験する、
ひとつの通過点なんだそうです。



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BCCでお勉強 日本のランドナーの系譜

元々日本のスポーツサイクリングは、イギリスの「クラブラン」
という複数のメンバーによる集団サイクリングが、その始まりと
なります。しかし、日本はイギリスのような平坦な地形では無く、
山や谷など坂が多く、平坦な地形を高速で走る事を目的とした、
クラブラン用の自転車では走る範囲が限られている為に、あまり
普及はしませんでした。

そんな中で、アルプスをその国土に持つフランスでは、長距離を
決められた時間内に走る「ブルペ」というサイクリングイベント
の為の自転車が生まれます。このスタイルで走る自転車の形式
が「シクロツーリズム」と呼ばれる自転車で、現在の日本でいう
「スポルティーフ」というタイプの自転車に、よく似た自転車と
なります。そして、その自転車をオーダーメイドで製作する有名
なビルダー、ルネ・エルスの「シクロツーリズム」を初めて日本
に持ち帰ったのが鳥山新一氏で、1954年の事でした。

その時の詳しい様子は、「ニューサイクリング」誌の前身である
「サイクリング」誌 NO104号 に掲載されているそうです。
鳥山新一氏は、当時「丸都自転車」にいた打保梅治氏に持ち込み、
打保梅治氏と共に分解研究をしたそうです。その後、丸都自転車
を退社した打保梅治氏によって、設立をされた「東叡社」で製作
されたのが、日本のランドナーの土台となったといわれています。
やがて、日本のランドナーは戦後の好景気により、所得が増えて
余暇を楽しむ若者を中心に、スキーや山登りと同様に自然の中で
のスポーツとしてのサイクリングの機材として、このランドナー
が一大ブームを呼びます。

当時は、長距離を限られた時間で走る「ブルペ」という形態より
も、自転車での小旅行や自然の中をのんびりと走るサイクリング
や、未舗装の林道や峠を越える為の自転車が望まれたようです。
そして、「シクロツーリズム」というタイプでは無く、小旅行用
の自転車、「ランドヌール」というタイプの自転車が、日本人の
サイクリング事情に最も適した自転車だったそうです。

その「ランドヌール」をルネ・エルスでオーダーして、当時人気
の自転車専門誌、「ニューサイクリング」に紹介したのが沼勉氏、
1967年の事だそうです。
そして、この「ランドヌール」が、今のロードバイクの人気の中
で、細々とではありますが、現在まで根強いファンがいる日本の
ランドナーの原型となっているんだそうです。

さて例によって例の如く、こういう時はBCCで、さらに詳しく
お勉強をしようと思います。

BCC ランドナーの系譜
今日はなんちゃってゼウス、ここBCCにはヴィンテージバイク
が似合います。

BCC ランドナーの系譜
折しも、「ツアー・オブ・ジャパン」の展示がされています。

展示されている自転車は、昔のランドナーオーダーバイク。

BCC ランドナーの系譜

BCC ランドナーの系譜
片倉の「スピードマスター」、今のシルクですね。

BCC ランドナーの系譜

BCC ランドナーの系譜
そして、ブリジストンの「ロードマン」、オーダーの自転車です。

まず、今まで見た事も聞いた事も無い「サイクリング」誌を見て
みます。しかし、係りの方に伺うと、肝心の「サイクリング」誌
NO104号 がありません。置いてあるのは1956年の1月号
だけです。
鳥山新一氏の紹介した記事を読みたかったのですが、残念です。
でも、その一冊しかない「サイクリング」誌とはどんな雑誌なの
か気になります。なので、お願いして閲覧させて頂きました。

その「サイクリング」誌、新書版より少し大きいサイズで、非常
に薄い雑誌です。ページ数は、32ページしかありません。

そして、読んでみてわかった事、
・日本サイクリング協会が発足したのが1954年という事。
 奇しくも、前述の鳥山新一氏が「シクロツーリズム」を日本に
 紹介した年となります。
・今も当時も自転車乗りは、日曜毎、休みの度々に子供達の不平
 とかみさんの呆れたような顔をほったらかし出掛けていた事。
・ノイローゼには過激では無いスポーツがよく、サイクリングが
 最適で、サイクリストにノイローゼに悩んでいる人はいない。
 脳天気な亀には、よく分かります。
・当時からサイクリング傷害保険はあり、日本サイクリング協会
 会員だと団体扱いとなり、1,000名以上の団体で保険金10万円
 に対して年間の契約金は450円程度であった事。
・当時から「ビワイチ」はあった事。
・当時の携帯食は、蜂蜜とチーズと食パンだった事。
・当時、国産のフロントディレーラーは、三光製しかなかった事。

因みに、この「サイクリング」誌、発行は日本サイクリング協会
で、昭和30年度自転車振興事業の一貫で発刊されたそうです。

たった32ページですが、初めて知った事が七つも有りました。

では次は、沼勉氏のルネ・エルスが紹介されてる1967年発行
の「ニューサイクリング」誌のバックナンバーを拝見します。
こちらは、完璧に保存されているので、多分見つかるはずです。

で、BCCのスタッフの方に、地下の書庫から持ってきて頂いた
1967年の「ニューサイクリング」誌のバックナンバーを見て
みましたが、沼勉氏のルネ・エルスの事は掲載されていません。
あれ~と考える事しばし、思い至ったのが1968年の「ニュー
サイクリング」誌を見てみる事でした。
沼勉氏がフランスまで行って、ルネ・エルスで自転車をオーダー
したランドナーの事を「ニューサイクリング」誌に紹介したのが、
1967年だと、どこかのホームページに書いてあったような、
記憶だったのですが、ひょっとしたら、1967年にフランスに
行って、ルネ・エルスをオーダーしたと書いてあったのを、見間
違えたのかも知れません。
もし、そうであるならば、1967年の「ニューサイクリング」
誌で紹介されたのでは無く、沼勉氏が帰国してから記事を書いた
時間差を考えると、翌年の1968年の「ニューサイクリング」
誌に掲載されているかも知れません。

で、また、BCCのスタッフの方にお手数をお掛けしますが、
地下の書庫から1968年の「ニューサイクリング」誌を出して
頂きます。そして、1968年の「ニューサイクリング」誌を、
見てみると、果たして沼勉氏の記事が掲載されていました。
当時は、スマホもファクシミリも無い時代ですから、翌年に掲載
されていてもおかしくはありません。今でさえ、亀もブログで、
半年も一年も前のネタを、忘れた頃にアップする事があります
から・・・

で、その沼勉氏のレポート、フランスだけでは無く、ヨーロッパ
各国の自転車事情が書かれています。タイトルも「ヨーロッパの
おみやげ」というタイトルで連載されています。

さて、その中で肝心のルネ・エルスについては、その年の最後の
発刊号である12月に掲載されています。沼勉氏、引っ張ります。

で、タイトルは「パリの宝石ルネ・ルス」いいね~。

ここにはルネ・エルスとの最初の出逢い、鳥山氏のルネ・エルス
が紹介されたのが、1962年の「サイクリング」誌104号で
ある事から始まり、ルネ・エルスの素晴らしさ、旅行用自転車の
あるべき姿、自転車の各コンポーネンツの基本等々が、微に入り
際に入り、書かれています。
釣りで言うと「釣魚大全」、仏教で言うと「般若心経」みたいな
ものです。そして、今のランドナーの基本がここには書かれてい
ます。

そして、前述の鳥山氏のルネ・エルスが紹介されたのが1954
年というのは誤りで、1962年のようです。
これに関しては、ここBCCにも「サイクリング」誌は1956
年発刊の一冊しか無いので、その詳しい内容について残念ながら
分かりません。

が、今のランドナーの基本となる沼勉氏のルネ・エルスについて
は、「ニューサイクリング」誌の1968年12月号に掲載され
ていて、BCCでそのバックナンバーを閲覧する事が出来ます。
その「ニューサイクリング」誌の1968年12月号に書かれて
いる詳しい内容は割愛しますが、ランドナーに乗られる方には、
ぜひとも、BCCへと足を運んで、「ニューサイクリング」誌の
バックナンバーにに目を通す読む事をお勧めします。
そして、この「パリの宝石ルネ・ルス」を読んでみて下さい。
詳しく丁寧に書かれた、上質の自転車に関する読物であり、名文
であります。





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テーマ : 自転車
ジャンル : 趣味・実用

BCCでお勉強 スペシャルメイドサイクル総覧

BCCでお勉強
久しぶりにBCCでのお勉強です。
今回読み返すのは、ニューサイクリング誌のバックナンバーでも
通常の雑誌では無く増刊号の方です。
この本、見応えがあったので、ブログにてご紹介させて頂きます。

当時の執筆者や読者のオーダーメイドの自転車を紹介した特別号
で、最初に発刊されたニューサイクリング 79年5月臨時増刊号と、
ニューサイクリング 85年5月臨時増刊 250号記念のふたつと
なります。
その後も何回か、このようなオーダーメイドの自転車を紹介した
増刊号は発刊されていますが、この初期のふたつの増刊号は、他
と比較すると歴史と風格を感じる2誌となります。戦後の自転車
ブームの最盛期の頃のスタイルと、いわゆるヴィンテージバイク
の最後の頃の様子を、伺い知る事が出来る貴重なテキストです。
また、この6年間の変化を見て取る事が出来る、貴重な資料とも
言えます。

まずは、「スペシャルメイドサイクル総覧 ニューサイクリング  
79年5月臨時増刊」号です。

紹介されているのは、あいうえお順で、先ずは海外製。

アレックスサンジュ
オルモ
グエルチョッティ
ジョールータン
ジャンニモッタ
デローザ
ビアンキ
フォリス
ラーレー
ルネエルス
ロッシン

この辺りがオーダーを受け付けている海外のブランド。
当時の為替は対ドル210円の時代です。現在の2倍です。
対ヨーロッパの通貨も押して知るべし。今の倍以上のレートで
オーダーをされた当時の自転車愛好家の情熱が伝わります。

もう今は無い、ルネエルスが入っています。

当時は、インターネットも電子メールも自動翻訳ソフトも無い
時代。自筆で現地の言葉で、オーダーシートを記入をしたり、
オーダー仕様の詳細を海外郵便でやりとりしたり、また、現地
に赴いて詳細の打ち合わせや、最終調整を行ったりと、大変な
手間と時間とお金を掛けた、今以上に、贅沢な道楽だったので
しょう。

そして次が国産。
海外まで行き、オーダーで自転車を作る程の余裕とお金をつぎ
込みたいとまでは思わなかった人や、同じ日本語でのやりとり
で、きちんとコミュニケーションを取って、微妙な詳細の部分
までオーナーの希望を反映してくれるビルダーを求めている人
のニーズを満たす日本のビルダーが多く誕生します。
それが以下のブランドを持ったビルダーです。

アルプス
アマンダ
アンタレス
ウエハラ
エスプレッソ
エンペラー
FK
エーデルワイス
エベレスト
SW
エバーウィン
A&N
オリンピック
カステロ
カラビンカ
グランヴェロ
グランプリ
グリーンエンジェル
ケルビム
ザ・ミヤタ
サンノー
サンセット
サビック
3Rensho シクロウネ
シルク
ズノウ
スコーピオン
ゼファー
セマス
ディオス
トーエイ
ナンベイ
ナガハラ
ハラ
パターソンハウス
ハープ
ビゴーレ
ヒロセ
ビバロ
フォルテ
ヴェロウイング
ペガサス
ベガ
ホルクス
マチレス
マノン
ミラノ
メビウス
ラバネロ
リバーワン
レバン
レオパード
ロイヤルノートン
ワンダーフォーゲル

さて、その6年後。
「スペシャルメイドサイクルパートⅡ」と銘打って創刊されたの
が、ニューサイクリング 85年5月臨時増刊 250号記念 号です。

ここに新たに登場するのが、以下のブランド。
先ず海外製。

アレックスモールトン
アラン
エディメルクス
サブリア
ヴィッツ
プジョー

次は国産ブランドとそのビルダー。
こちらも新たに登場するものです。

アドニス
イリベ
ウェルソン
ウメザワ
エーガー
エーユー
エスダブリュー
エステスタ
エスプリ
エッチシージェイ
エヌシーシー
エラン
エルバ
オーロラ
カジワラ
カルチャー
カロッツェリア
キヨミヤザワ
グラン
グリーン
コーギー
コマクサ
サムソン
シブラス
シマザキ
スコール
タルタラン
ディスポート
トーラス
トーンサブロー
トップレーサー
ナカガワ
ナガサワ
ナルシマ
ハード
パジッタ
ビクトリー
ファニー
ファルコン
フタバ
プロトン
ボーグ 
ホンジョウ
マエダ
ミソノイ
ミユキ
モナーク
モビウス
ヤナギサワ
ヤマネ
ヤマネスペシャル
ヤマモト
ラゲン
ラップ
ルート56
レオン
レベル
レボイヤー
レミントン
ロマン

国産は結構入れ替わりがあります。

ここには、ニューサイクリング誌の執筆者や読者がオーダーした
自転車の特長や拘りが紹介されています。
最近でも、ランドナーやスポルティーフを中心としたオーダーの
自転車を紹介されたムック本が発刊されていますが、その本と、
当時の本を比較されて、オーダーメイドのスタイルの変遷を知る
事も、自転車道楽の楽しみのひとつでは無いでしょうか?

各々復刻版が出ているので、運が良ければひょっとしたら、手に
入れる事が出来るかもしれませんが、ここBCCに来れば必ず、
バックナンバーを閲覧する事が出来ます。
なお、このバックナンバーを閲覧するには、BCCの会員になる
必要がありますが、このスペースと、価値あるバックナンバーを
閲覧出来る事を考えると、会員になる事を強くお奨めします。



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テーマ : 自転車
ジャンル : 趣味・実用

BCCでお勉強 純日本式の最初の自転車

BCC
またまたBCCでお勉強、今日はニューサイクリング誌のバック
ナンバーを読み返します。

BCC
伺うと、今まさに展示しているのは「おもしろ自転車」、様々な
面白い自転車が置かれています。

BCC
タンデムならぬトライセップス、またはトロイカ。

BCC
もちろん製作はルネエルスです。

BCC
こちらはミニミニ自転車、片手で持ち運べそうです。

さてさて、本題のお勉強。
バックナンバーを読む時は、係りの方にお願いしてその度に地下
の倉庫から出して頂くので恐縮してしまうのですが、創刊号から
のバックナンバーを閲覧する事が出来る、数少ない自転車ライブ
ラリーなので、大変有り難く思っています。

本日読んで印象に残ったのは、
「ニューサイクリング誌 67年3月号 純日本式の最初の自転車」

全くの純日本式の最初の自転車とは?
BCCで、ニューサイクリング誌のバックナンバーを見ていたら、
そんな自転車のエピソードが、掲載されていました。

安政五年生まれの植亀齢という医者、緒形洪庵の塾で学び故郷の
信州上田で医者を開業しました。当時は、医者の往診は人力車で
向かうのが普通だったそうです。
が、植亀先生、人力車夫に払う給与が馬鹿にならないので、乗馬
に替えたものの、今度は馬の飼料代も馬鹿にならず、だったら、
経費の掛からない乗り物の研究を始めたそうです。

で、発明したのが、テコを足で踏んで歯車を動かして車輪を回す
三輪車。全く独自の発想で考えたこの純日本式自転車だったそう。
完成はしたものの、それからも改良を重ね徹夜する事もしばしば
で、周りからは植亀先生、奇人と見られていたようです。
そんな事が続くので、親類縁者達が自転車作りを止めるよう説得
すると、「これは世の為、人の為の物だから、絶対止めない。」
と言いい、忠告は聞き入れなかったそうです。

その植亀先生、亡くなる際に枕辺の人達に自分が残したものは、
自転車と和歌位のものと言ったんだそうです。医者としての腕は、
今ひとつだったんでしょうか?

現在残っているのは、優雅にその三輪車を乗りこなす様子の写真
だけですが、三輪車に乗るお医者さんの話は、海外まで広まって
いたそうで有名だったそうです。

どんな様子だったか知りたい方は、BCCまで足をお運び下さい。



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テーマ : 自転車
ジャンル : 趣味・実用

BCCでお勉強 カンパニョーロ10の実用的な使用法

BCC
今日もBCCでお勉強です。
以前、手に入れたロードバイクを調べたくてBCCに伺います。
今日の目的は、コルナゴの昔のロードバイクに機種を調べたく
伺いました。調べたい機種は「AMICI」イタリア語で親友という
意味だそうです。
でも結局は、コルナゴのロードバイクでは無かったんですけどね。
ここら辺りの事は「ゼウスという事にしましょう」をご覧下さい。

で、コルナゴの本を数冊読んで探しますがありません。
まあ、結局のところ、コルナゴでは無かったので見つかる訳は、
無かったんですが・・・
でも、その時は分からずに探すのに必死です。
係りの方に相談すると、またまた地下の倉庫からコルナゴの日本
語のカタログを出してきて頂きました。1970年代から現在に
至るまでの日本で発売されたコルナゴの機種が載っています。
残念ながら「AMICI」はありませんでしたが、これ、凄いライブラ
リーです。多分、デローザやチネリ、カンパニョーロなどのカタ
ログもあるんでしょうね。もちろん、日本のメーカーも・・・
BCCの新たな実力を垣間見てしまいました。
本来の目的は達成されませんでしたが、とても良いものを見せて
頂きました。

で、仕方無いので書棚を見ていたら、初めて見たカンパニョーロ
の本がありました。

で、その中で面白かった内容がこちらです。

カンパニョーロ10の実用的な使用法

1 トルクレンチは必ず使用する
カンパニョーロの取扱説明書には適正トルクが明記されている。

2  カーボンシートポストにはグリスは塗らない
かえって滑るから。

3 ペダルスレッドにはグリスを
固着ときしみ音が解消される。

4 カーボンホイールには専用ブレーキシューを
普通のゴムシューでは高温になるから。

5 ブレーキのメンテナンス
常にチェックする事。

6 ケーブルとハウジング
カンパニョーロのケーブルハウジングにはテフロンコーティング
されたライナーが入っているので、軽い動きを実現しているが、
グリスを塗っても問題は無い。

7 チェーンの交換時期
カンパニョーロの場合6コマのアウターリンクの長さは 132.6mm
以下と決められている。

8 チェーンの完璧な洗浄
溶剤で洗うと、チェーンの表面処理を落としてしまうので、走り
終えたらチェーンオイルを多めに塗る。

9 ポジションに注意
カーボンシートポストの目印はガムテープ。

10 あなたの手は小さいですか?
ブレーキレバーをハンドルに近づける裏技、それは小さなネジを
ブラケット本体のリリースボタンの近くに挿入する事。
但しカンパニョーロは、認めていないのであくまでも自己責任で。

BCC
ところで折しも展示は「競技自転車の歴史」、面白そうな自転車  
が沢山ありました。

BCC
世界最初のリカベント。
あまりに早すぎたので、レースでは禁止になったそうです。

BCC
世界の中野浩一が、シドニーオリンピックで先導車として乗った
電動アシスト自転車、恰好良い!!!

BCC

BCC
アワーレコードを取ったモゼールが練習用に使用していたバイク。

BCC

BCC
さてそして、亀のデローザスーパーレコード仕様とほぼ同じ仕様
のロードバイクを発見しました。
ベルナール・イノーがツールドフランスで、五回目の優勝を果た    
した際に使用したロードバイクです。

BCC
クランクとフロントディレーラーはスーパーレコード。

デローザのレストア クランク廻りのリベンジ
亀のデローザはこんな感じ。

BCC
リアディレーラーもスーパーレコード。

ディレーラー交換
亀のデローザはこんな感じ。

BCC
サドルはサンマルコのロールス。

サンマルコ ロールス ミエレ
亀のデローザはこんな感じ。

BCC
ブレーキもレコード。

デローザテストラン
亀のデローザはこんな感じ。

BCC
ブレーキレバーもスーパーレコード。

ハンドル廻りの交換
亀のデローザはこんな感じ。

いんやぁ~、親近感を感じます。



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テーマ : 自転車
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BCCでお勉強 イタリアンロードレーサーミュージアム

デローザ渋谷目黒
今日もBCCで昔の本を漁ります。

その前に展示品が変わりました。
今回のテーマは「TOUR OF JAPAN」、またこの季節が
やってきました。

BCCでお勉強
で、展示品で気になったのがこれ。
「TOUR OF JAPAN」とは関係ありませんが、自転車の
元祖ドライジーネ。

BCCでお勉強
能書きが書いてあります。

BCCでお勉強
こんな風に遊んだようです。

BCCでお勉強
このおっさんが発明者のカール・フォン・ドライスさん
だからドライジーネ。亀が発明したならカメジローネ。
ちなみにこのおっさん、ドイツ人です。と、いう事は自転車の
発祥の地はドイツ?てっきりフランスかと思っていました。

ところで・・・
今回は、本棚で目に付いたちょっと面白い本をご紹介します。

カー・マガジン 1998 10月増刊号
イタリアン・ロードレーサー・ミュージアム

伝統 艶 技 道具 といった切り口でイタリアンバイクの魅力  
を紹介している本、ビンテージ物が好きな方には堪らない本です。
まあ、当時は最先端のロードバイクを紹介していたのでしょうが、
今となっては、ビンテージ物を紹介する貴重なテキストとなって
います。

表紙はこんな感じ(アマゾンで紹介されています)

また、イタリアンバイクの魅力として、自転車本体だけで無く、
カンパニョーロの紹介や、当時のレース最新機材の紹介、日本の
老舗ショップの紹介、イタリアのフレームビルダーとそこに修行
に行った日本人の職人達、イタリアの工房、日本で手に入れる事
が出来るイタリアンバイクのショップの紹介がされています。

でも、何で自動車雑誌がロードバイクのムック本出したのかが、
不思議です。

ところで、亀も時々伺うショップが何店か紹介されていました。
そのショップのオーナー方が写っている写真は、今から20年前
のお姿です。

今度、どこかでこの本を見つけたら、購入してショップに持って
行き、オーナーの方にお見せたら面白そうです。
どんな反応されるでしょうか?

叩かれちゃうかも・・・



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BCCでお勉強 ハンドメイドバイシクルの歴史

科学技術館で「ハンドメイドバイシクル展」を見た帰り、ついで
に目黒のBCCに寄ってきました。

ここでも平行してハンドメイドバイシクルを展示しています。
「ハンドメイドバイシクル展」との違いは、こちらは3月31日
まで展示している事と、昔のハンドメイドバイシクルを展示して
いる事です。

BCC
まず、入口のショーウインドウにはケルビムのピストバイクと、
トーエイのランドナーが飾られています。

BCC
トーエーのランドナーは1957年製、亀が生まれる前年の物。

さて、BCCの中に入ると昔の自転車が並んでいます。

BCC

BCC
1955年製の安藤自転車「威力号」。
荷物を積む為の頑丈な自転車、重量は30kg以上あるそうです。

BCC

BCC
チタン素材のロードバイク、日米富士自転車1987年製。
名前は、「FUJI TITANIUM」

BCC

BCC
カーボン素材のロードバイク、LOOK社1986年製。
「LOOK KG86」、今のロードバイクの主流の素材が、この
頃から造られていたようです。
当時は、カーボンのフレームを造る事が出来たのが、フランスの
TVT社のみだったそうです。そんな中、LOOK社がカーボン
フレームの製造に成功したのが、この「LOOK KG86」。
時代の象徴となる自転車です。

BCC

BCC
さあこれが云わずと知れたチネリ。
今も変わらないクラシカルバイクの形です。

BCC
カンパニョーロ グランスポルト 渋いね~。

BCC
で、亀のデローザもついでに置かせて頂きました。
ここに置いて写真を撮ると、それなりに格好良く写るのが不思議。



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テーマ : 自転車
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BCCでお勉強 コンパクトサイクル展

BCCでお勉強
「紅葉を探して デローザでトーキョーポタ」の帰り道、BCCに、
立ち寄ります。
折しも、BCCではミニベロと折り畳み自転車の企画展が行われて
いました。RinzTOKYOの次回のクラブランが、ミニベロ編
なので、ちょっとお勉強をしてみます。

BCCでお勉強
外に面したショーウインドウでは、最新の国産ミニベロを展示して
います。

BCCでお勉強
中のショーウインドウでは、有名な外国製のミニベロが展示されて
います。

BCCでお勉強
あまりにも有名なブロンプトン。

BCCでお勉強
こちらはダホン。

BCCでお勉強
最初に生まれた折り畳み自転車、プジョー製です。

BCCでお勉強
次に歴史のある折り畳み自転車、アメリカ製です。

BCCでお勉強
初めてのミニベロ、モールトン。

BCCでお勉強

BCCでお勉強
国産のミニベロです。

BCCでお勉強
展示品に紛れてちゃかり亀のデローザも置かせて頂きました。

BCCはこのような企画展と、自転車に関する様々な文献の閲覧が
出来るスペースです。ぜひ、一度お立ち寄り下さい。

詳しくは「BCC 自転車文化センター」




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BCCでお勉強 続 シクロテクニーク

デローザ渋谷目黒
またまたBCCでお勉強、英会話ではありません。

この間、ニューサイクリング誌のバックナンバー1971年8月号
に掲載された「シクロテクニーク」の第一章から第三章を読み返し
ましたが、今回はその続き、第四章から第六章までを読んでみる事
としました。

第四章 スポーツ車の設計

その内容は、設計、自転車の重量、自転車の強度、自転車の剛性、
フレームとパーツの役割、フレームスケルトン、のカテゴリーから
なる設計のお話です。

まず、オーダーメイドする際には自分の要望と使用目的を絞る事、
欲張って万能では虻蜂取らずとなってしまうとの事だそうです。
また、重量軽減対策として、フレームの軽量化、パーツの軽量化、
タイヤの軽量化、の三つが有り、重量当たりの価格を算定した上で
軽量化の優先順位置を決めるべきとあります。

強度は、経済命数とみられる一定期間に、金属部分の疲労破壊が、
起こらない事を挙げています。
ここで気になるのが、今のカーボンフレームは、その経済命数を、
何年とされているんでしょうか?当時のクロモリフレームは、管理
さえ良ければ、30年以上持つ事を想定されたのかと思いますが、
今のカーボンフレームは何年なんでしょうね?

剛性は、フレームの捻れが発生しロスが生まれた際に、そのロスを
いかに少なくするかが大切であり、剛性対策のひとつの方法が楕円
チューブなんだそうです。

また、フレームとパーツの役割として、個々のパーツは元よりの事、
トラップドエンドよりプレスのソリッドエンドが何故好ましいか?
また、何故鍛造エンドを使うのかを、正しく理解をする事が大切と
書いてあります。

さらにフレームスケルトンの要素として、フレームサイズ、ボトム
ブラケットハイト、トップチューブ、シートとヘッドのアングル、
ホークオフセット、フロントセンター、リアセンター、ヘッドチュ
ーブ長さ、ホーク肩幅、ホークエンドの内径寸法、チェーンライン、
ボトムブラケット幅、トレッドライン寸法、が挙げられます。

次は第五章 良い自転車とは

その要素として、フレーム材料、フレームパイブに係る力、パイブ
寸法と形状、ホークエンド、フレーム工作、に分かれるそうです。
面白かったのは、フレームの疲れ破壊に関して100万回、力が、
掛かっても壊れないのが条件との事、カーボンも同じ規格になって
いるんでしょうか?

最後の第六章 オーダーメイドのはなし

自転車の上手な選び方、オーダーメイドについて、オーダーメイド
の楽しみと手順、オーダーメイドの要注意事項など書かれています。
良いオーダーメイド自転車とは、遠目で見た時の品格と近くで見た
時の仕上げの良さがポイントとなるんだそうです。

さて、ここで、大変重要な事が、書かれています。
今までの第一章から第六章までに書かれている内容を、正しく理解
した上で、どんな自転車が欲しいのか明確にする事。また、アドバ
イスを受けるに当たって、筋の良い先輩に出会う事なんだそうです。

その意味で言えば、クラブランを主催する馴染みの自転車屋さんに、
日頃から自分の走り具合を見てもらい、その上でその自転車屋さん
を通じてオーダーメイドするのが良いのかも知れません。

ご興味ある方は、ぜひ、一度BCCに訪れてみて下さい。
ちなみにBCCのホームページは以下です。

http://www.cycle-info.bpaj.or.jp/



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テーマ : 自転車
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BCCでお勉強 シクロテクニーク

デローザ渋谷目黒
今回もまた、BCCでお勉強、英会話ではありません。

前回読んだ「シクリスム概論」こちらから5年後に書かれた解説書
ニューサイクリング誌1971年8月号まるごと一冊、この特集と
なっています。前回読んだのが、主にサイクルレースを扱っていた
のに対し、今回のものはサイクリングについて書かれたものです。

まず、第一章 スポーツ車とサイクリスト

当時の自転車の分類として、

・ランナバウト 通勤 サイクリング兼用
・サイクリング 一般 旅行用
・サイクルスポーツ ポロ ボール競技用
・サイクルレース ロード トラック用

に分かれていたようです。

さて、ここで面白い事が書かれています。
自転車乗りの場合、自転車に詳しい人が必ずしも、サイクリングに
詳しい人ではないとの事です。

自転車いじりに嵌まると、半年くらいで自分でパーツを交換したり
フレームをオーダーしたりとなります。その際、より高額のものが、
よりサイクリングに適していると思いがちですが、なかなかそうと
は限らないんだそうです。そして、自転車の趣味はいわゆるマニア
ではなく、エンスージアストでなくてはならないと説いています。
この「エンスージアスト」どういう意味かというと信仰とは違った
意味での献身的に理想を探求する事を指す人をいうんだそうです。
そして、欧米では、趣味を楽しむ人はマニアとは呼ばずに、エンス
ージアストと呼ぶのだそうです。

本来、そうあらなければなりませんよね。

マニアになっていませんか?

何だか耳の痛い話であります。

さらに、この自転車乗り、サイクリングという奴は、様々な伝説と
神話と迷信が入り交じり、どうしてもマニア嗜好に流れていくよう
で、これではサイクリングの文化が危ぶまれていくと説いています。
走る技術と機能を求めて、サイクリングを楽しむのでは無く、高い
自転車を組み上げていくだけの「高級サイクリスト」といった変な
言葉が、当時は、流行っていたようです。

要は、やたらにお金を掛けるのでは無くて、必要最小限の費用で、
いかにサイクリングを楽しむべきか?ここが、大切なポイントだと
書かれています。
この「高級サイクリスト」に、ならないよう気を付けたいものです。

そして、第一章のまとめで基礎知識のポイントとあり、色々と書か
れていますが、その中で、大変印象深く感じた事が、
少し走った事のあるサイクリストならサドル高が、10ミリ違うと
すぐ判別できる。足の長さや腕の長さから割り出される、基礎的な
一般論だけに頼るのでは無く、自分自身で感じた事で自身が自転車
に乗りながら、常に疑問を持って実際の走り方、感じ方を解析する
心がけが必要。と・・・

次は、第二章 良い自転車とは

まず当たり前ですが、良い自転車とは以下のみっつの観点で考える
事が出来るとあります。

・メーカーにとって良い自転車
・ディーラーにとって良い自転車
・サイクリストにとって良い自転車

この違い、頭では判っているようでも、趣味の世界ではここが混同
されてしまいます。

メーカーやディーラーの理屈をそのまま鵜呑みにしている、サイク
リストになっていませんか?

勿論、このニューサイクリング誌の主旨からすれば、良い自転車の
ポイントはサイクリストにとっての良い自転車となります。
その条件として、車種により良い自転車の内容は異なると書かれて
います。

ではどう違うのか?

興味がある方は、BCCでニューサイクリング誌のバックナンバー
をご覧下さい。

また、これも当たり前の事ですが、ついつい混同をしてしまう事に、
必要最低条件と十分条件を、自身のサイクリングの走り方から選択
しましょうと書かれています。

では、その必要最低条件と十分条件とは?

これも、詳しくはBCCで閲覧して下さい。

さあ、第三章 スポーツ車の基礎知識

さて、より専門的になってきました。

まず、品質と機能と性能、

・品質 寸法精度と強度剛性と耐久性に別れます。
・機能 移動と積載と効率に別れます。
・性能 出力と走行と運動と制動に別れます。

そして乗り易い自転車とは、疲労が少ない、思うように操縦出来る、
安心して走れる、となります。
まあ、書かれている事は、当たり前と言えば当たり前ですが、それ
を論理的に品質と機能と性能の面から、どう関連するのかを、ここ
では解説しています。

で、ここで書かれている事で、大事だと思った事は、機能と性能を
混同している事が結構多いと書かれています。
ここを詳しく知りたい方は、BCCでニューサイクリング誌を閲覧
してみて下さい。

そして、この章は多くのページをさいて書かれています。
大変ためになる内容ばかりです。

このあと、第六章まで続くのですが、流石に読むのに疲れました。
この続きは、今度またBCCに来た時にでも読んでみます。

ご興味ある方は、ぜひ、一度BCCに訪れてみて下さい。
ちなみにBCCのホームページは以下です。

http://www.cycle-info.bpaj.or.jp/




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テーマ : 自転車
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BCCでお勉強 シクリスム概論 他

デローザ渋谷目黒
またまたBCCでお勉強、英会話ではありません。

いつものようにニューサイクリング誌のバックナンバーを読み漁り
してみます。

まず最初は、鳥山新一さんが書かれた「シクリスム概論」。
この記事は自転車レースの歴史から始まり、トラックのコース設計
からロードレースの運営、クラブのあり方、レースでの走り方など
自転車レースの内容を多岐に渡って解説させています。
亀は、自転車レースにはあまり興味が無いのですが、大先達が書か
れたこの記事、ちゃんと目を通す必要があります。で、この記事の
中で印象深かったのが、1966年10月号に掲載された第5話に
書かれていた自転車レースの歴史です。

世界最初の自転車レースは、1868年、パリで行われた1200
メートルのレースなんだそうです。
もちろん、この頃はチェーン駆動の自転車なんてありません。この
年の5年前、初めてペダル式の自転車が作られたので、多分、その
達磨のような格好の自転車で、大の大人が、一生懸命に走ったので
はないのでしょうか?

また最初の長距離レースは、翌年の1869年、パリとローエン間
135キロを走ったんだそうです。
これも凄いですね。この頃のタイヤはゴムチューブでは無くて、木
の枠だけです。ちなみにこの頃の日本は、明治になったばかり。

次に、同じくニューサイクリング誌の1968年11月号。
「特集 サイクリングと自転車12のポイント」を読んでみます。
こちらは、編集部が綴ったサイクリング全般についての基礎知識が
書かれています。

BCCでお勉強

BCCでお勉強

BCCでお勉強
折しも、BCCでの企画展示「はじめてみませんか?サイクリング」
が行われています。

BCCでお勉強
ウエアのショップみたいです。
実際、閲覧している時に、ブティックと間違えてサイクルウエアを
買いに入ってきた方がいらっしゃいました。

さて、肝心の記事の内容は、以下12のポイントで書かれています。
かいつまんで、ご紹介します。

・自転車の種類
キャンプ シクロツーリスト ランドナー シクロスポルティーフ 
ディアゴナール 

・一泊程度で使う自転車の構造
車体 ホイル ハブ ギア ペダル フリー ディレーラ ハンドル 
ブレーキ サドル

・身体にあった自転車
まずマスプロ車で基本の乗車位置を決めて、走り込みながら自分なり
のベストポジションをマスターしてからオーダーすべき

・ポジションの合わせ方
サドルの高さ サドルの前後の位置 グリップの位置

・手入れの方法
目視 日常点検 半年に一度の手入れ

・故障の種類
ネジ パンク スポーク切れ ディレーラ ワイヤーチェーン切れ 

・疲れない走り方
乗車位置 登り坂と向かい風 カーブ 砂利道 ギア比 

・安全走行の注目点
スタートと下車 後方確認 一時停止 信号 左側を一列 交差点 
踏切 整備 手の合図 

・服装と持ち物
雨 工具

・プラン
迷子 コースガイド モデルコース 

・地図を読む
国土地理院刊行地図の読み方

・グループサイクリング
人数 リーダーの役割

「地図を読む」は歴史を感じさせると同時に、現在では過去の遺物と
なってしまってはいますが、その他の項目は現在でも当てはまる内容
となっています。

ご興味ある方は、ぜひ、一度BCCに訪れてみて下さい。
ちなみにBCCのホームページは以下です。
http://www.cycle-info.bpaj.or.jp/



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テーマ : 自転車
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BCCでお勉強 サイクルスポーツ車のハウツー百科

今回もBCCでお勉強、英会話ではありません。

渋谷から山手通りを走り、目黒通りに出て、目黒駅を越えてやって
来ました。亀にとって目黒駅に向かう坂は、結構きついものがあり
ます。心拍数30位上がってしまいます。
脇を、電動チャリに乗って、涼しい顔して走るおばさんが癪に触り
ます。

デローザ渋谷目黒
と、いう事でBCC。
今回も「ニューサイクリング誌」のバックナンバーを読み返します。

デローザ渋谷目黒
伺う度に、室内にデローザを置かして頂いていますが、来館者が、
室内に展示している自転車と勘違いして、このデローザの写真を、
撮っていかれるのが、何だかちょっと可笑しい。

今回読んでみたかったのは、1972年5月号「サイクルスポーツ
車のハウツー百科」という特集記事です。
タイトル通り、どの点が重要かを20項目に分けて説明しています。
その内容は、
・サイクリングのすすめ
・誰でもできるサイクリングの特長
・プランのたて方とコース
・疲れない上手な走り方のコツ
・持って行くものと装備の選び方
・サイクリングの服装のポイント
・趣味としてのサイクリング
・サイクリングのいろいろ
・長距離サイクリングのアドバイス
・海外サイクリングに行く人に
・スポーツ車の種類と選び方
・自転車工具のえらび方と取扱い
・輪行車の上手な利用の仕方
・輪行車の取扱いの要領
・オーダーの考え方とオーダー
・サイクリングの組織と行事
・サイクリングクラブについて
・バイコロジー運動について
・全国自転車道路リスト
・参考書、コースガイドブックリスト
となっています。

今更聞けない基本的な事が、詳しく書かれています。
尤も「全国自転車道路リスト」など、現状とは違ってはいますが、
自転車道路の歴史を知る上では、参考となる資料です。

という事で興味有る方は、BCCに足をお運び下さい。




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BCCでお勉強 鳥山新一 チェンホイール正式テスト

BCCでお勉強といっても英会話ではありません。

BCC(自転車文化センター)の略です。
自転車が好きな方、自転車について調べたい方、自転車に興味が
ある方は、誰でも無料で利用できる施設です。
ここで、ニューサイクリング誌のバックナンバーを読み返しての
自転車のお勉強です。

鳥山新一さんといえば、ヨーロッパのスポーツサイクルを日本に
紹介し、今の日本の自転車文化を築いた礎となる方です。
若い人は知らないかも知れませんが・・・
で、その方がニューサイクリング誌に書かれた記事を改めて読み
返そうと、BCCに保管している同誌のバックナンバーを閲覧し
に向かいます。

今回読んでみたいと思ったのは、自転車の性能を科学的に分析を
したシリーズ「ポリテクニーク」の第6回、「チェンホイールの
正式テスト」という題で、ニューサイクリング誌1974年11
月号に掲載されています。

その内容は、当時の代表的なメーカーのチェンホイール、つまり
フロントのクランクギアのフロントディレーラーによる、切替え
性能を探るというもので、テストされたメーカーは、カンパニョ
ーロ、TA、ストロングライト、シマノの4社となっています。
テスト方法は一馬力の無段階モーターで、BBを毎分0~180
回程回転させて、吊るしたロードバイクの後輪でドラムを回して、
空気抵抗やころがり抵抗や勾配などの負荷を加えます。つまり、
実際にロードバイクが走る状況を作ります。
そして、その回り具合をオシログラフで測定します。

テストに使うチェンホイールの歯数は、カンパニョーロは51、
48、TAは50、48、ストロングライトは51、48、で、
最後のシマノは52、48となります。

さて、そのテストの結果です。チェンの乗り移り時間がグラフに
表れています。

カンパニョーロが0.5秒。

TAが0.4秒。

ストロングライトが0.7秒。

シマノが0.5秒となってます。

また、レスポンスは波形が鋭いもの程、スムーズな動きとなった
ようです。カンパニョーロは、ズバッとシフトチェンジするのに
対して、TAは、チェンがすぐに切替わりの歯先に乗るものの、
完全に嵌まるまでに少し時間が係ります。

ストロングライトは、歯が厚くチェンが絡み付きテスト中に巻き
付くトラブルがあったそうで、切り替わり性能はあまりよくなか
ったそうです。そして、今回のテストではシマノが一番スムーズ
だったんだそうです。

因みに、全て同じチェンとディレーラでテストされたそうですが、
その機種は明記させていません。

ニューサイクリング誌には、そのオシログラフの成績データと
詳細な説明が記載されています。ご興味のある方は、BCCの
会員となって、BCCで閲覧されて下さい。

また、鳥山新一さんの「ポリテクニーク」、全編はどんな内容か
というと、

第1回から第3回までは、「なぜこの講座をはじめるのか?」
第4回が「チェンホイール」
第5回が「性能試験の背景」
第6回が「チェンホイールの正式テスト」
第7回が「フリーホイール」
その次が番外編「座談会、ポリテクニークとは何か」
第8回と9回が「ディレイラー」
第10回「チェンジレバー」
第11回「コントロールケーブル」
第12回「スーパーレコードは進歩したか」
となっています。

ちなみに、掲載させて頂いた写真は、事前にニューサイクリング
誌に掲載許可を頂いておりません。
もし、不都合があればご一報頂ければ幸いです。



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BCCでお勉強 で 大変得した気分

今日は、東京周辺をロードバイクで走ったついでに目黒のBCC
に寄ってみます。

何故にBCCに寄るかというと、とある事でニューサイクリング
誌のバックナンバーのデータベースを入手したので、これを基に
昔読んだ記事を、改めて読み返したいとの魂胆です。
このデータベース、1963年1月号から1997年10月まで
に掲載された記事が詳細に載っているデータとなっています。
ここには、記事のカテゴリー・タイトル・サブタイトル・執筆者
に分かれていて、各々の項目で並び替えをする事で読み直したい
記事を検する事が出来ます。

もちろん、BCCには、ニューサイクリング誌のバックナンバー
が置いてあり、ここで閲覧する事が出来ます。今日読み直したい
記事は、小松崎均氏が執筆した「自転車に乗らないサイクリスト」
というエッセイです。
今日は、これを読み返すお勉強でBCCを訪ねます。

BCC
季節毎に変わる自転車の展示の前で、デローザも一緒に記念撮影。
今回の企画は、もうすぐ始まる「ツアーオブジャパン」で走る事
となるロードバイク二台が展示されています。

BCC
BCCのギャラリーの中では、様々な自転車が展示されています。

BCC
中でも、亀の目に止まったのが、このロードバイク。

BCC
1985年ツールドフランスで優勝した、ベルナール・イノーが、
乗っていたロードバイク、コンポーネンツが、亀のデローザとほぼ
同じです。

BCC
クランクセットとフロントディレーラーがスーパーレコード。

BCC
リアディレーラーもスーパーレコードです。

BCC
サドルもサンマルコのロールス、今も変わらないロングセラーです。

BCC
ブレーキは、残念ながら亀のデローザのレコードの前の世代のもの。

何か、とても親近感を覚えます。

で、亀がかつて中学生だった頃に読んだニューサイクリング誌のこの
小松崎均氏のエッセイをを読み返すと、昔の事が思い出されると共に、
自転車に乗るという事を、文化として捉えて考える姿勢に改めて今の
自転車乗りはどうなんだろうと思わせるものがあります。

小松崎均氏のエッセイの中で盛んに言われている事に、自転車を組み
上げる際に大切な事として、どんな目的で、いつ、誰が、どのように
この自転車を乗るのか、全体のバランスと共にその機能やデザインも
考慮すべきだという点があります。で、かつ、それは判る人には判る
し、判る人同士が語りあえる世界があり、それは、単に自転車に乗る
だけでは無い世界なのだと書かれています。

そんな小松崎均氏のエッセイの中で、ひとつ、とても印象的に残った
事に、「サイクリストトロフィー」があります。
この言葉、今は死語のようです。
元々は、イギリスで始まったもので、泊まりがけで筆記テストと走行
テストなどがあり、その総合得点で表彰するそうなのですが、さすが
紳士の国、イギリスだと思わせるものに、筆記テストや走行テストの
他に宿泊中の行動を評価して採点される事があります。
例えば、席を立つ時、自分の座っていた椅子をちゃんと元の位置へと
戻したかどうか。そんなマナーのひとつひとつも加点対象となるんだ
そうです。イギリス生まれのゴルフも、本来は大変マナーにうるさい
スポーツだそうですが、自転車も同様にきちんとした紳士的なマナー
に乗っ取って、日々乗ってあげるべきものではないのでしょうか?

当時、小松崎均氏以外の執筆者も同様に自転車の乗る事を文化として
育んでいこうという姿勢を感じます。それは日本にランドナーを紹介
した鳥山新一氏の存在が大きかったのでしょう。

さて、今回BCCに来て大変得をした事があります。
それは、何かというと・・・・

BCC
これ、

BCC
BCC移設1周年を記念したテールランプを頂きました。
BCCの会員に配られているそうです。
BCCのシールが付いています。レア品です。

BCC
ステイに留める形状です。
もちろん、点灯、点滅が2パターンあります。

何だか、予定外のレア品をタダで頂くと大変嬉しいものです。
でも、既にテールランプ持っているしね。どうしましょう?
ネットオークションでも出しちゃいましょうか?  おいおい・・・


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BCC(自転車文化センター)に行ってみました

目黒駅の近くにあるBCCに仕事の合間を見て、行って来ました。

BCC
館内は、自転車やその関連の資料などを展示しているギャラリーと
自転車に関する書籍や、記録資料などを保管・閲覧出来るライブラ
リーが有ります。

BCC

BCC

BCC
入場とギャラリーの見学、新刊の自転車関連雑誌を閲覧するのは、
無料ですが、ライブラリーの書籍や資料を閲覧するには、会員登録
をする必要があります。入会費は初回のみ500円、期間は二年間
でその後は、再登録する事で継続の費用は発生しないそうです。
詳しくはBCCのHP cycle-info.bpaj.or.jp/をご覧下さい。

BCC
入り口のショーウインドウでは、タンデムとトルプレットが展示
され目を引きます。

BCC
リアブレーキは、カンチブレーキとドラムブレーキの併用です。

BCC
右のブレーキレバーからはブレーキワイヤーが2本出ています。
これで、フロントとリアのカンチブレーキを同時に制御します。
ちなみに左のブレーキレバーは、リアのドラムブレーキ専用です。

今回お邪魔したのは、カンパニョーロ関連の書籍を閲覧したかった
のと、ひょっとしたらニューサイクリング誌のバックナンバーが、
置いてあればこちらも見てみたいと思ったからでした。

BCC
で、会員登録を行い伺ったら両方とも有るとの事。
カンパニョーロについては、リアディレーラーに関して詳しく解説
された書籍がありました。特にヌーボレコードについては、最初期
の PATENT CAMPAGNOLO から 最末期の PAT.11 までバージョン
毎の特長と違いが詳しく解説されていて大変参考になります。
また、ニューサイクリング誌についても創刊号から全てストックを
されていて、閲覧する事が出来ました。
かつて亀が中学生の頃、毎回買って読んでいた当時のニューサイ
クリング誌ももちろん保管されていて、改めてあの頃の風格ある
エッセイを読み返し懐かしく時を過ごす事が出来ました。

ところでここは、競輪・オートレースの収益金の一部を援助金とし
その費用で設立された施設だそうです。
亀は競輪・オートレースはやりませんが、こんな施設を作って頂き
大変有り難く思います。
また、時間がある時に立ち寄らせて頂こうと思います。






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プロフィール

亀次郎 kamejirou 1958

Author:亀次郎 kamejirou 1958
リタイア後の時間をどのように
有意義に過ごすか?
考えた末の答え、
それが、昔憧れたランドナーと
ロードバイクによる
「自転車乗り」です。

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