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デローザ ハンドルバーの革巻き作り替え

伊豆を走り終えたデローザを整備していると、気になった所が
あります。それは、ハンドルバーの革巻き。

デローザ ハンドルバーの革巻き
穴が開いてしまいました。
なので、改めて作り替えをします。

デローザ ハンドルバーの革巻き
新たな革を用意します。

デローザ ハンドルバーの革巻き
手縫いでひたすらチクチク縫っていきます。

デローザ ハンドルバーの革巻き
こんな感じで縫い終えました。

デローザ ハンドルバーの革巻き
バーエンドは今迄のワインのコルク栓から、この間大量に製作
した寄木のバーエンドとします。

デローザ ハンドルバーの革巻き
ハンドルバーの革の厚みに合わせて、ハンドルに嵌まる部分を
削っていきます。

デローザ ハンドルバーの革巻き
ゴムハンマーで叩いて填め込みます。

デローザ ハンドルバーの革巻き

デローザ ハンドルバーの革巻き
こんな感じで完成。綺麗になりました。





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ボトル取手の革巻き補修

ボトルの革巻き補修
去年の今頃、ボトル取手の革巻き補修をしたのですが、1年間
使っているうちにまたまたボロボロになってきました。
なので、今回は姑息な補修ではなく、新たに革ごと交換します。

ボトルの革巻き補修
今迄巻いていた革を外して、同じ寸法で新たな革を用意します。

ボトルの革巻き補修
こんな具合に二本の針を使って編み込むように縫っていきます。

ボトルの革巻き補修
で、こんな具合に出来上がり。
また、来年もこの時期に新しいものと交換となるのでしょうか?





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トーエーランドナー ボトルゲージが壊れました

さて、北海道縦断自転車旅行を終えた後のトーエーランドナー
のお手入れの続きであります。

ボトルゲージの革巻き
お手入れしながら気が付いたのですが、ふたつのボトルゲージ
のうちのひとつ、シートチューブに付いているボトルゲージが
折れてしまっています。まあ、ボトルが落ちる心配はなさそう
でありますが、ガタガタとボトルが当たって気になります。
早々に同じ形のボトルゲージを取り寄せました。

で、ボトルのガタガタ音がしないように、革巻きをするのです
が、ついでにもうひとつのボトルゲージの革巻きも付け代えを
します。

ボトルゲージの革巻き
二本針の手縫いです。

ボトルゲージの革巻き
交互に糸が綺麗に交差するように手順を調えて縫っていきます。

ボトルゲージの革巻き
出来上がりました。
これで当分はガタガタしないでしょう。

ところで、取り付けてみて試走してみた感想。
同じメーカーの同じシリーズのボトルゲージなのですが、微妙
な違いがあります。まず、新しいボトルゲージのガイドの棒の
径の寸法が若干異なります。以前のものは、前側と後ろ側の上
の棒の径の寸法が同じでしたが、新しいものは、後ろ側の径の
寸法が少し細くなっています。ほんの1~2mm程度の事です
が、前側と後ろ側の寸法が違います。また、ボトルを収める棒
の開き具合が新しいものの方が、若干狭くなっています。
これは、今迄使っていたボトルゲージが、使っているうちに、
段々と拡がったという可能性もあるかもしれませんけど・・・

以前購入したのが、もう7年以上も前なので、改良されたのか
もしれません。まあ、見た目は変わりありませんけど・・・

まあ、棒が細くなった分、若干の軽量化になったのでしょうし、
また、ボトルを収める棒の開き具合が狭くなったという事は、
ボトルのガタガタ具合が少なくなるというメリットもあります。

とりあえず、トーエーランドナー、以前のように快調です。




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革のブレーキパッド ホックの取り付け

トーエーランドナーの革のブレーキパッドが汚れてきたので、
新しいものに交換をします。
こちらも色落ち補修をすれば交換する事は無いのですが、色は
黒と違って茶色なので色合わせが大変です。革自体もボロボロ
になってきたので、この際、新しいものに交換をします。

で、以前予備として作っておいた、革のブレーキパッドを引っ   
張り出したのですが、まだ製作途中でありました。

ブレーキパッドのホック
手前の青は、なんちゃってゼウス用。その隣の黒は、コルナゴ
と三連勝用。そして、茶色がデローザとトーエーランドナー用。

ブレーキパッドのホック
ポンチで穴を開けます。

ブレーキパッドのホック
そして、ホックを付けます。

ブレーキパッドのホック
こんな感じで出来上がり。
以前にも書きましたが、パンツではありません。

ブレーキパッドのホック
トーエーランドナーに、新しい革のブレーキパッドを取り付け
ます。




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ウエストポーチ またまた作ります

サイクリングの時に使うウエストポーチがかなり草臥れてきて
います。洗濯したり、太陽の光に当たったりで色落ちが激しく
家人からは、みっともないから早く捨てなさいと云われます。
早く捨てたら、サイクリングに出掛ける事が、出来なくなって
しまいます。

まあ、正確にいえば、出掛ける事は出来るのですが・・・
と、いうのは、洗濯して出掛けられなくなってしまう事が無い
ように、同じ大きさのウエストポーチはもうひとつあるのです。
が、洗濯が終わらないうちにサイクリングに出掛けたくなった
ら、どうしようと思うと不安になってきます。
でもまあ、これも正確にいえば、出掛ける事は出来る事は可能
であります。
と、いうのは、以前、一回り小さいサイズのウエストポーチを
ふたつ作っていたのでこれを使えばよいのですが、少し小さい
という事は、今あるウエストポーチに入っているもの全てを、
この小さいウエストポーチに詰め込むには、少し無理があると
思われます。このウエストポーチだと、ウインドブレーカーを
入れる事が出来ないので、夏の暑い時期しか使えません。
と、いう事で、新たにまたひとつウエストポーチを作ります。

どうせ作るなら、更に一回り大きなものを作ります。何故かと
いうと、今あるウエストポーチは、ウインドブレーカーは入り
ますが着替えは入りません。ランドナーならばフロントバック
の着替えを入れる事が出来るので、何日かに渡りサイクリング
をするのには問題が無いのですが、ロードバイクで一泊程度の
旅行に行く場合だと、今迄は、革のショルダーバックを持つか
サコッシュに入れるしかありませんでした。なので、ゆるポタ
で優雅に走る分にはよいのですが、それなりに頑張って走ろう
とすると、ショルダーバックやサコッシュを背負うのが邪魔に
なってきます。なので、薄いロードバイクで着る着替えが入る
程度の少し大きなウエストバックとします。
そして、今迄は、予備用にふたつのショルダーバックを作って
きましたが、今回はひとつだけ作る事とします。
理由は、一泊程度の旅行を連続して行く事はないから。
もし、あったとしたら帰って来なくといいよと、家人に云われ
る事間違い無しだから。
そして、新たに作るべく余っている生地を集め出したら、一個
分しか作れなさそうで、新たに生地を買うかと思っていた時に
モゼールさんのブログで、色落ちしたバックを補修する布用の
塗料の事が書かれていて、色落ちしたウエストポーチの補修が
出来そうだったから。

だったら、新たに作らなくてもよいのですが、余っている生地
を整理した事もあるし、作る気持ちとそのスケジュールを確保
した後でもあった事だし、更には、ロードバイクでの一泊旅行
も良いなぁ~と思ったところであります。
本当は、着替えがあれば、亀がロードバイクで着るウエアは、
速乾性のものなので、乾きにくい靴下を乾かす事が出来れば、
他のウエアはすぐに乾いてしまうので、永遠に旅行を続ける事
も可能であります。でもまあ、日本の場合、一週間以上旅行を
続けるとどこかで雨に降られる事があるのと、帰る場所が無く
なってしまうので、よう致しませんけど・・・

と、いう訳で、大変大変前置きが永くなってしまいましたが、
ええ~と、本題は何かというと・・・

そうそう、新たにウエストポーチを作ります。でありました。

ウエストポーチ
素材は余った生地を使います。裁断したのがこれ。

ウエストポーチ

ウエストポーチ

ウエストポーチ
で、ちくちくと1日半、縫って出来上がったのがこれ。

少し大きいですが。着替えを入れてロードバイクで一泊旅行が
出来そうです。






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トーエーランドナー ニューバック製作計画 その10 本縫い ツールケース

最後はツールケース。

トーエーのランドナーのシフトレバーの台座の位置が、以前の
ランドナーのシフトレバーの位置よりも少し下の位置になって
いて、ツールケースの先が、シフトレバーに当たってしまって
いました。なので、今度は極力ツールケースを短くしてシフト
レバーに当たらないようにします。

本縫い
こんな感じで縫っていきます。



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トーエーランドナー ニューバック製作計画 その8 本縫い フロントバック

下準備は整いました。いよいよ本縫いです。
まずはフロントバック。

本縫い
縁取りを牛革で縫っていきます。この縫い目は一番目立ちます。
この仕上がり次第で、上手に出来たかそうで無いかに別れます。

本縫い
こんな感じで縫っていきます。

本縫い
で、角々は使っていると擦れてくるので。別革でカバーのよう
にしたのですが、縁取りの革では、柔らかすぎて形が決まりま
せん。

本縫い
なので、少し厚めの別の革を使ってカバーします。

さて、あと少しで完成です。





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トーエーランドナー ニューバック製作計画 その7 仮組み

仮組み
さて、材料は揃いました。これで仮組みをしてみます。
バック作り、ここまでの準備に時間が掛かります。まるでプラ
モデルを作るよう。でも、ここまでの準備の時間が楽しいのも
プラモデルを作る時と同じです。プラモデルだと作った後は、
置く所も無いし使う機会はありませんが、バックはこの後使う
ので、二度楽しみを味わう事が出来ます。
その一度目の作る楽しみもあと僅かな時間であります。

で、仮組み。
材料の寸法が合っているか?見た目はどうかの確認です。
また、足らないパーツがあるかどうかのチェックも兼ねます。
そして、縁取りをする革も寸法と数量が足りるかもチェックを
します。

仮組み
フロントバック。

仮組み
サドルバック。

仮組み
ツールバック。

さて、いよいよ本縫いです。






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トーエーランドナー ニューバック製作計画 その7 部品作りとリベット打ち

さて次なるは、小物の作業。
パーツとなる部分と前回穴あけしたところにリベットを打って
いきます。

まずは部品作り。

部品fとリベット
フロントバックまわり。
マップケース。ここは一番雨と直射日光が当たります。なので
ナイロン製の防滴の布に縁取りは、少し厚い革を使います。
菱目打ちで縫い穴を開けて、麻糸で縫っていきます。


部品fとリベット
次は、ポケットと、背面のハンドルとフロントキャリアに結ぶ
ベルトの下地。この部分は力が掛かるので、帆布生地に負担が
掛からないように革で補強をします。

部品fとリベット
その次は、フロントバックの内蓋。
縁取りを革で縫った後で、お互いを止めるボタンとゴムを付け
ます。

部品fとリベット
さて、サドルバックも、背面のシートポストとリアキャリアに
結ぶベルトの下地を革で補強します。

部品fとリベット
そして、底部のリアキャリア固定するベルトの下地を補強を革
を同様に付けます。フロントバックはハンドル二か所をベルト
で結ぶので左右に揺れる事はないのですが、サドルバックは、
シートポストとリアキャリアを各々バンド1本で後ろで結ぶと
どうしても左右に揺れてしまいます。なので、下からハンドで
リアキャリアの両端を結んで、サドルバックが動かないように
固定します。

次なるは、リベット打ち。

部品fとリベット
まずは、ベルトの留め具付け。

ベルトの穴あけは、とりあえずツールケース用のベルトだけ。
微調整が必要なフロントバックとサドルバックは、最後に行い
ます。また、リベットひとつだけだと、万が一リベットが外れ
たら困るので、この後、補強用に朝糸で留め具とリベットの間
を麻糸で縫っておきます。

部品fとリベット
そして、バックに留めるベルトガイドの製作です。リベットを
打って帆布に取り付けます。

さあ、次なるはいよいよ組み立てです。




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トーエーランドナー ニューバック製作計画 その6 縫い目の穴あけ

亀の製作する帆布のバックは、市販のものやオーダー品とは、
少し違ったものです。それは、ベルトや布の補強や縁取りに、
本革を使用する事。きちんと手入れをしておけば、時間が経過
しても劣化が少なく、また他のバックと比較すると少し豪華に
見えます。

縫い目
と、いう事で、補強用と縁取り用の革に縫い目の穴あけを行い
ます。

縫い目
穴あけパンチで黙々と縫い目の穴をあけます。
これもとても地道な作業であります。テレビを見ながら出来る
のですが、テレビの画面に見とれていると、縫い目の穴の位置
がズレてしまいます。こんな時はテレビではなくラジオを聴き
ながらがお勧め。最近は、スマホのアプリでラジオを聴く事も
出来ます。これ、ライブだけではなくて、1週間以内の過去の
番組も聴く事が出来るスグレもの。
以前は、ユーチューブの長時間作業用BGMを聴きながら作業
をしていたのですが、頻繁に入るコマーシャルが邪魔なのと、
種類が少なくて聞き飽きたので、最近は、もっぱらこのラジオ
を聴くアプリで、この単調な作業をこなしています。




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トーエーランドナー ニューバック製作計画 その5 革の穴あけ

穴あけ
この作業は、本縫いの次に時間が掛かる作業です。
ベルトと補強用の革。この補強用の革、バックに付く金具や、
ベルトの周辺部分を補強する革です。こちらも開口部を付けて
仕上げます。そして、リベットやスナップを留める布側の補強
として、後々穴が拡がらないようにする為の革ワッシャを作り
ます。
いずれも、ポンチとプラスチックハンマーを使って作るので、
音が出る為に野外の作業となります。
こればかりは仕方ありません。

穴あけ
で、今回新たに開発した新発明。名付けて「穴穴ポイポイ」。
「自転車に似合う革小物」作り始めて約9年、今迄の経験を基
に作成したのがこれ。
これは、いったい何かというと、ポンチで革に穴を開けるです
が、ポンチに開けた穴の革が挟まってしまいます。そのままに
すると、挟まった革が邪魔をして次に開けようとしても、なか
なか穴が開いてくれません。なので、今迄はその度ごとに縫い
針でポンチに挟まって詰まってしまった革を取り除いていたの
ですが、いちいち、ハンマーから縫い針に持ち替えての作業と
なり手間が掛かって仕方ありませんでした。
で、今回の発明品。これだとポンチとハンマーを持ったままで、
この「穴穴ポイポイ」の尖った先にポンチの開口部を当てて、
ハンマーで軽く叩くと、あら~ま~、簡単に詰まった革が押し
上がって、ポンチの途中にある穴から外に飛び出してくれます。
丁度、機関銃を打つと自動的に銃身の脇から使い終わった薬莢
が飛び出してくるようです。

穴あけ
構造は至って簡単です。
余った木っ端に、細い釘を打ち付けて釘の頭をペンチで切った
もの。余った木っ端が台形なのは、特別なノウハウがあるので
はなく、たまたま手元にあった木っ端が台形だった事。
難をいえば、小さいポンチの穴でも入るような細い釘なので、
ハンマーで強く叩くと釘が曲がったしまう事。曲がったらその
度に釘を真っすぐになるよう修正しなくてはなりません。
また、釘の先が尖っているので、仕舞う時は、ウレタンなどの
柔らかいものに巻いて仕舞わなければならない事。
まあ、同じような木っ端にこの釘が収まるような穴を開けて、
蓋代わりとして一緒に仕舞えば問題がないので、そのうち暇な
時にやってみましょうか?
もし、ぴったり収まるような蓋が出来れば立派な工芸品として
3,000円位で売れるかも・・・
売れないか。

でも、とっても便利なこの「穴穴ポイポイ」。何で、今迄思い
つかなかったのでしょう。

さて、穴開け完了。





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トーエーランドナー ニューバック製作計画 その4 コバ磨き

コバ磨き
さて、生地もしっかりと防水処理が出来たので、次は革ベルト
のコバ磨きです。

コバ磨き
各々必要な大きさに切り分けて、コバ処理をします。
使うはミニルーター。音の軽減化にレンガに雑巾を巻いてから、
そこにインシュロックでミニルーターを固定します。

以前迄、コバ処理はトコフィニッシュを塗り、ルーターに木の
アタッチメントを付けて磨いていたのですが、何時迄経っても
綺麗になりません。普通この処理は、手で行う人が多いので、
何故、手の作業よりも数十倍速いルーターで綺麗にならないの
だろうと不思議に思っていたのですが、ある時、ユーチューブ
を観ていたら、トコ処理の手順の動画で、まず鑢で毛羽を取り、
それからコバを使って磨くという事を知りました。
な~んだぁ~。

コバ磨き
で、こんな時の為のお役立ち。
簡単移動型組み立てコンパクト防塵室に、腕だけを突っ込んで
作業をします。
と、いう事で、まずはルーターに鑢を付けて磨きます。

180番の鑢でケバ取りをします。
この作業、鑢でケバ取りをする過程で、擦り切れた革の小さな
破片が、空中を舞い誤って吸ってしまう事があります。
その結果、気管支炎や肺炎を起こす心配があるので、屋外での   
作業となるのですが、この冬の寒い時期は、なるべく屋外での
作業を行いたくはありません。

コバ磨き
とりあえず、こんな感じ。
ベルト状になった材料の小口は、その切り口が綺麗だったので
この作業は省略します。

コバ磨き
そして、木のアタッチメントで磨きます。
塗るのは、トコフィニッシュではなくトコノール。
トコフィニッシュが残り少なくなったので、新たに手に入れる
べく用品店に行ったら、取り扱いしていないとの事。以前は、
手に入れる事が出来たので商品自体がなくなったのか、又は、
卸問屋が扱わなくなったのかは不明ですが、手に入れる事が、
出来ません。ネットで探しても、トコフィニッシュは見つから
ないので似たような商品のトコノール。
で、このトコノール。入れ物も中身も保湿クリームのよう。
匂いも保湿クリームに似ています。間違って顔に塗ったら大変
です、

コバ磨き
で、これを塗って磨いていきます。
が、何だか仕上がりがトコフィニッシュの時と違います。
説明書きでは、トコフィニッシュと同じく半乾きの状態で磨く
とありますが、小口は綺麗になったものの、つやつや感は今一
であります。

色々と試行錯誤をしながらの結論。
まず、ルーターで鑢掛けの後、木のアタッチメントに付け替え、
綺麗に磨いた後でトコヌールを塗り、新聞紙で磨く事で、つや
つや感が出ました。少し面倒で時間が掛かりますが、この辺り
の手間が、見た目につながるので大事な作業であります。

コバ磨き
という事で、こんな感じに仕上がりました。





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トーエーランドナー ニューバック製作計画 その3 蝋引き

さて、色も決まり、新たに8号帆布を購入しました。

で、防水処理を施す為に蝋引きをします。
今回は、蝋を擦り付けるのではなく、蝋を溶かして刷毛で塗り
中迄浸透させてみます。

蝋引き
で、こんなふうに蝋をプラ容器に入れて湯煎します。

蝋引き
溶けたら、まずはテストで色見本生地に刷毛で塗っていきます。

蝋引き
浸透するように厚く塗ったら、中迄浸透しきれずに上に厚い層
が出来てしまいました。

蝋引き
なので、アイロンで熱して浸透させます。
当て布だけだと溶けた蝋が布から浸透し、アイロンのテフロン
に付いて煙が出てきたので、間にアルミの板を挟んでアイロン
のテフロンに蝋が付かないように熱していきます。

蝋引き
こんなに水を弾きます。
ここまでは、蝋を溶かさずに、以前のよう蝋の塊を擦り付けて
からアイロンで溶かすのと同じですが、今回の方法だと中迄、
しっかりと蝋が浸透して、かなり完璧に近い状態で防水処理が
出来ます。
また、中迄しっかりと蝋が浸透する事で、帆布が硬くなります。
今迄、2回程、フロントバックを製作してきましたが、何故、
市販のフロントバックのように布が硬くないんだろうと不思議
に思っていたのですが、しっかりと防水出来る程の量の蝋が、
布の中まで浸透すると布の繊維の間で固まって、布が硬くなる
事を初めて知りました。これだと芯にダンプラを入れる必要が
なくなります。

ところで、この蝋、革を縫う麻糸を蝋引きする為に、結婚式で
火を灯した大きなキャンドルが押し入れの奥に仕舞ってあった
ので切って使っていたのですが、家人に嫌な顔をされたので、
結婚20年目あたりまで切って使っていたのを止めて、新たに
麻糸の蝋引き専用の蝋を買って使っています。
その嫌な顔をされた切って使っていた、キャンドルの破片が、
少し残っていたので、まずはそれを溶かして使ってみました。
で、足らなくなったので、新たに買った麻糸の蝋引き専用の蝋
を溶かして塗ったのですが、仕上がりが違います。
大きなキャンドルの蝋は、ムラ無く浸透していったのですが、
麻糸の蝋引き専用の蝋は、油分が多いのか薄く油が浮いてくる
部分が出てきます。麻糸の滑りが良くなるようにこちらは油分
が多いのでしょうか?
蝋引きには、結婚式で火を灯した大きなキャンドルの方が良い
ようですが、結婚20年目あたりまで切られたキャンドルを、
この先また蝋引きする事があった時に使う訳にはいきません。

大事に取っておいてもね。と思うのですが・・・
皆さん、あれどうしているんでしょう?毎年結婚記念日には、
押し入れの中からゴソゴソ取り出して火を灯して、ありし日の
幸せだった頃を思い出すのでありましょうか?



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トーエーランドナー ニューバック製作計画 その2 色見本

さて、トーエーランドナーのフレームを明るいでオーダーして
その色に似合うバック類を製作しようかなと思ったシリーズの
第二弾。

どうせ製作するなら、こちらもフルオーダーしたなと思わせる
ようなバックを製作してしまえという事で、帆布の中で一番の
素材である「倉敷帆布」を使って製作しようと考えます。
前回製作したバックと同じように、芯にダンプラを使用しよう
と思うので、厚い2号帆布を使って帆布自体で自立させる事も
ないので、8号帆布で製作しようと思います。
4号よりも厚い帆布だと色は生成りしかなく、自分で色染めを
しなくてはなりません。で、インターネットで帆布を検索して
いたら、100色もの染色済みの8号帆布を販売しているのを
発見しました。

色見本
で、まずは似合いそうな色の見本を注文しました。

色見本
で、実際に合わせていきます。

色見本
4種類の色、
左上から右にブルーシェイドーとベビーブルー。
左下から右に濃グレーとアイスグレー。

色見本
候補はふたつに絞ります。
ひとりめは、濃グレー。

色見本
ふたつめは、ベビーブルー。

うう~ん、悩みます。

色見本
色合いとオーダー感の強いベビーブルーにしてみます。

色が薄いので、汚れが気になるところではありますが、製作を
して気に入らなければ、また再度、製作すればよいかと考える
亀でありました。






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トーエーランドナー サドルバックの製作

さて、次なるはサドルバック。
以前のものは、持ち運びを楽にする為にトートバック状とした
のですが一度も持ち運ぶ事が無く、かつ、トートバック状なの
で、日に焼けて色落ちしたら、薄汚いズタ袋としか見えない物
となってしまいました。なので、今回はしっかりして型崩れが
無いようなバック状のものとしました。

ランドナー サドルバック
こんな感じで出来上がり。

ランドナー サドルバック
リアにはバックには直接ドライブレコーダーのカメラを付ける
ので、その固定パーツを塩ビパイプと革で作ります。

ランドナー サドルバック
で、そのドライブレコーダーとソーラーパネルが付いたリアの
ランプを付けて出来上がり。

でも、何だか猫を入れる携帯用のゲージのような代物となって
しまいました。



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トーエーランドナー フロントバックの製作

トーエーのランドナーに今迄ランドナーに着けていたバック類
をこちらに着け直しましたが、どうも、その使用感がピカピカ
の新しいランドナーに合いません。なので、新たにバック類を
製作致します。

今のバック類は、40年以上前に手に入れたヴィンテージ物の
フロントバックだけが2年前に盗難にあったので、新たに自分
で作ったのものです。その際に厚手の帆布が手に入らず出来た
バックは、ふにゃふにゃとしたもので、市販のフロントバック
のようにカッチリとしたものではありませんでした。
そのバックもこの2年の間、日本の北から南迄、ランドナーと
一緒に走り色も褪せて、内田百閒先生曰く、猫の死骸のような
草臥れた鞄となってしまいました。
なので、ランドナーも新調したので、それに合わせ草臥れない
ようなカッチリとしたバック類を製作しようと思います。

ランンドナー フロントバック
まず、用意したのは、6号帆布。
本当はもっと厚い2号帆布としたかったのですが、その厚さの
ものは生成りの白しかありません。黒い帆布が欲しかったので、
既に黒色に染まった市販の帆布は、6号迄しか無かったので、
その生地を取り寄せます。以前、製作した時の生地は、8号の
デニムだったのでその時よりも生地は厚く、織も緻密なのです
が、やはり少しふにゃふにゃします。
なので、今回は更に工夫をしました。それは、ダンブラ。
最小限のカッチリ感を出したかったので、一番薄い3ミリの物。
工事現場で養生シートとして使用するものです。これを芯にと
用意しました。
そして、裏地は中のものがすんなりと納まり、かつ、何がある
か分かるように青のサテンとしました。以前は黒のデニム生地
だったので滑りが悪く、かつ、黒なのでどこに何があるか判り
辛かったので改良であります。

ランンドナー フロントバック
生地とダンプラを裁断して、ベルト類を製作します。

で、まずはフロントバック。

ランンドナー フロントバック

自転車の印象が決まる顔の部分、フロントカバーから作ります。
は以前と同じ。違いは、以前製作したフロントバック
は、ベルトのガイドがふたつだったのを、ひとつに変更した事。
ふたつの方が、よりしっかりとベルトが固定するかなと思いま
したが、固定はあまり変わらず、かえってベルトを外す手間が
余計に掛かるのでひとつとしました。最初に盗難に遭ったもの
と同じ仕様であります。

ランンドナー フロントバック
隣り合わせの縁と縁を革で繋ぎます。
今回はダンプラを固定するのに、リベットを打っているので、
今迄のように縁と縁を革で固定する必要が無いのですが、革で
縁廻りを革で巡らせた方がより高級に見えるので、今迄通りに
縁を革で縫付けます。

ランンドナー フロントバック
脇のベルト掛けも付けます。
輪行の際、ボトルや小物を手元に持っていたいので、フロント
バックは肩に掛けて持ち運べるように、ベルトを付けるベルト
掛けを付けます。で、ここは力が掛かるで、リベットをダブル
にします。

ランンドナー フロントバック
上の蓋の部分、ここはダンプラを入れずに帆布と裏地にサテン
だけ。

ランンドナー フロントバック
こんな感じで出来上がり。

ランンドナー フロントバック
以前のフロントバックに付けていたマップケースを付けて完成
です。

新しいフロントバック。
大きさは以前よりも、ほんの少し大きくしました。
何故かというと、旅行先でホテルで個食を摂る際に、食べ物を
入れるスペースが今迄のフロントバックでは、狭すぎては入ら
なかったから。また、普段の買い物自転車として使用する際も、
同じように買ったものがあまり入らないから。

でも、毎回製作する際に大きくなっているので、これが限界の
大きさかも。




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三連勝 カスクの製作

さて、最後はカスクの製作です。

三連勝 革のカスク
材料一覧。

三連勝 革のカスク
緩衝材を芯にして縫い込んでいきます。

三連勝 革のカスク
こんな感じで出来上がり。

三連勝 革のカスク
後ろにはトレードマークの焼き印のラベルを付けます。





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三連勝 ツールケースの製作

三連勝 革のツールケース
さて、ツールケース。

三連勝 革のツールケース
ベルトの仕上げを綺麗にしたいので、ベルトを折り返して留め
金を付ける部分の革の裏側を、スクワイパーで斜めに削ります。

三連勝 革のツールケース
で、こんな感じでベルトを製作。

三連勝 革のツールケース
亀の自転車の付けるツールケースは、全て筒形です。

三連勝 革のツールケース
こんな感じで出来上がり。




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三連勝 革のサドルバックの製作

三連勝に装着しているバック類は、分解してお休みをしている
コルナゴのバックを流用していますが、そのうち、コルナゴを
再度組み立ててみようと思っているので、そうなったら、新た
に三連勝用のバックが必要となってきます。なので、梅雨の間、
雨で自転車に乗る事が出来ない、暇な時間を使って、ツールド
フランスのレースを観ながら、手を動かして革のサドルバック
製作してみます。

三連勝 革のサドルバック
三連勝のフレームカラーがダークグレーなので、同じような色
合いの黒の革で作ります。

三連勝 革のサドルバック
同じ黒といえば、今迄、使っていたコルナゴのバックと同じ色
なので、区別が付くように、縫う糸をコルナゴの赤とは違う色
の青で縫っていきます。

三連勝 革のサドルバック
裏地も同じ青のサテン。つるつるした下地の方が、このバック
に入れる輪行袋やチューブラータイヤやタイヤチューブなどが
入った布ケースをスムースに入れる事が出来ます。

三連勝 革のサドルバック
デザインと大きさは、今のコルナゴとほぼ同じです。

三連勝 革のサドルバック
革のベルトも綺麗にコバを磨いて仕上げます。

三連勝 革のサドルバック
横から見たら、こんな感じ。

三連勝 革のサドルバック
サドルポストに付けるベルト。

三連勝 革のサドルバック
リフレクター用の取付け金具を付けで出来上がり。
   




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革のブレーキパッドカバー

まだまだコロナ禍は続いています。

この分では、コロナワクチンの接種が終了する迄は、遠出は、
出来そうにありません。なので、今少しの間は近くでうろうろ
として、開いた時間を我が家で費やしています。

ブレーキパッドカバー
ランドナーやロードバイクのブレーキパッドに、革のカバーを
付けて走っています。ゴムのパッドは劣化をしてしまうので、
そのゴムパッドの保護の為と、革の感触が心地良いのと、更に
カバーを止めるスナップの金属の感触が、指先のツボを押して
くれるので、疲れ難く感じます。いわば、一石三鳥のブレーキ
パッドカバーであります。

で、その革のブレーキパッドカバー、使っているうちボロボロ
になってきたので、新たに作って交換しようと思います。
で、新たに作るのならば、まとめて作った方は効率はよさそう
なので、この際、一気に何枚も作ってしまいます。

ブレーキパッドカバー
まずこんな感じで革を切り出します。

ブレーキパッドカバー
で、廻りを縫います。
パンツじゃ~ありませんよ。

ブレーキパッドカバー
で、穴を開け、スナップを付けて出来上がり。
黒はコルナゴ用、青はゼウス用、茶色はランドナーとデローザ
と三連勝用、穴開けもスナップも無いのは、面倒くさくなった
ので、途中で終了。



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ランドナー サドルの革の張り換え

ランドナーのサドルの革を張り換えて、約7年。
長く乗っていたので、革の端が擦れてしまっています。
そのうちに張り換えようとは思っていたのですが、このコロナ
禍で、自宅で大人しくしていたので、なかなか材料の革が買え
ずにいました。で、ようやく緊急事態宣言が解除となったので、
都内に行く用事のついでに、浅草橋の革細工の材料屋さんで、
革を買う事が出来ました。

サドルの革の張り換え
草臥れたサドル。脇の革が擦り切れてしまっています。

サドルの革の張り換え
外した革。約7年の間使い込んだ味わいが出ています。

サドルの革の張り換え
新しい革を水に浸して30分、伸び易くした上で、タッカーで
仮止めをしていきます。

サドルの革の張り換え
このサドルは、トップがネジ留めなので、革を巻き込んでいき
ます。最後に廻りも革も一緒に巻き込みます。

サドルの革の張り換え
トップ面の密着度を増す為に、ボンドをサドルと革の間に流し
込んでいきます。このボンド、乾燥すると透明の樹脂状になる
ので便利です。

サドルの革の張り換え
カシメを打つ穴を開けていきます。

サドルの革の張り換え
で、カシメを打って、大体完成です。

サドルの革の張り換え
この状態で少し使い込んで、革が十分伸びて馴染んだら、再度
ボンドを流し込み、脇の革をタッカーで止めて完成です。






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暇なので、こんなの作ってみました。

3月中旬よりのお籠り生活、コロナ禍のせいで、外出自粛の生活
が続いていました。時には外で運動するのも健康には良いとの事
でありますが、みんなでのサイクリングは車間を15m~20m
は空けないとならないので、行う事は出来ません。単独で走ると
しても、もし、事故に合って救急車で病院に搬送されるとしたら、
この時期、医療体制は切迫しているので、やたらと自転車で遠出
も出来ません。なので、自転車はご近所を軽くポタするか、徒歩
での散歩しか出来ません。
なので、必然的に家に居なくてはならず、何かやる事を考えなく
てはなりません。

で、思い付いたのが、革のバック作り。
以前より、革の小さな端切れを何かに使えないかと考えていて、
この機会にやってみようと思い付きました。

黒の帆布の下地に、革の端切れを手縫いで縫っていきます。
いわば、革の端切れのパッチワークキルト。
曲がりくねった、革の端切れと端切れを合わせて縫っていくので、
ミシンでは出来ない芸当です。
とはいえ、手縫いでも大変な作業です。お籠り生活で外出も出来
ないままならぬこの時期だからこそ、やろうと思う作業です。

普段なら、絶対にやらない作業であります。

例えていうのなら、一番長いお経の「大般若経」を写経するとか、
五体投地をしながら四国88ケ所の札所を巡るようなものです。

重ねて言うのなら、普段は絶対にゼーッタイにしません。

革を縫い付けるのに、約1ケ月半、とんでもなく時間が掛かりま
したが、このコロナ禍の中、結構暇潰しとなりました。

ビッグバック

ビッグバック
で、出来上がったのがこれ。革の端切れのトートバック。

ビッグバック
取り外し可能なショルダーベルト。

ビッグバック
バックル代わりのベルトと手持ちベルト。
裏地はかわいい茜色のデニム。

さて、出来上がったものの、困った事がみっつ。
ひとつは、結構な重さです。中身が入っていなくとも持ち上げる
のが大変です。もし、中身が入っていたら、高校のワンゲル部が
普段の練習で行う、リックの中に石を詰めて歩くような代物にと
なってしまいました。
もうひとつは、デカイものを作ってしまったので、狭い我が家で
使わない時は、どこに収納すべきかという事。また家人にバック
を収納出来るようなデカイ家を買えと脅されそうです。
そして最後に、当然の如くデカくて重いので、サイクリングの時
に使うサコッシュにはなりません。これで自転車に乗って交差点
を曲がったら、確実にコケます。

で、当面は、とりあえず普段使うバックを収納するバックとなり
そうです。




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なんちゃってゼウス ハンドルの革巻き

「なんちゃってゼウス 最強2000シリーズ仕様への衣替え」
その2であります。

ゼウス ハンドルの革巻き
新たなチネリのハンドルに革巻きをしていきます。

ゼウス ハンドルの革巻き
作業は、二本の針を交互に縫う野球のボールを縫うような方法
で、手縫いでちくちく縫っていきます。

ゼウス ハンドルの革巻き
これ、縫う糸の上下を間違えると綺麗な縫い目となりせん。
以前は、お酒を飲みながらちくちくと縫っていたのですが、これ   
だと作業に集中出来なくなってしまい、縫う糸の上下がまちまち
になってしまいます。飲酒運転をした事は、ここ40年位はした
事がありませんが、飲酒運転をすると、集中力が極端に下がるん
だなぁ~とつくづく感じました。

ゼウス ハンドルの革巻き
で、なんだかんだでようやく完成です。
さて、「なんちゃってゼウス」に組み付けていきましょう。






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ふたつめのランドナーの冬用手袋

今迄、使っていたランドナーの冬用の羊革の手袋が、破れてしまい
ました。羊の革は柔らかくて手に馴染んで使い易いのですが、革が
弱いので、すぐに破れてしまうのが難点でもあります。

冬用グローブ
で、少し丈夫な革の手袋をと、探して購入したのがこちら。
牛の裏革を使った黒の手袋です。
これ、とってもお安い手袋です。1000円しません。
どちらかというと自転車で使う手袋は消耗品なので、結構なお値段
のものだとお財布が痛くなってしまうのですが、この金額だったら、
1ダース買っても良い位です。
売っていたのは、モノタロウ。
作業用の手袋なので、羊革の手袋よりも丈夫なはずです。

冬用グローブ
また、裏革なので、遠目で見るとお高いセーム革にも見えます。

これで、この冬の自転車乗りも楽しくなりそうです。







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コルナゴのトークリップ 革巻き

前回のコルナゴでの朝ポタの際、足元をふと見た時の事です。

トークリップの革巻き

トークリップの革巻き
コルナゴに付けているペダルのトークリップの革巻きの縫い糸が、
ほつれてしまいました。革自体も草臥れてきているので、新たに、
作り直しました。

トークリップの革巻き
まずは、今の草臥れた革巻きを外して、その大きさに合わせ新しい
革を切り揃えます。

トークリップの革巻き
で、縫い穴を開けて、針二本を使って手縫いでトークリップに革を
巻いて縫い付けていきます。縫い方は野球のボールを縫うのと同じ。
手順が少し複雑な手縫いなので、ちょっと面倒です。

トークリップの革巻き
で、こんな感じで出来上がりました。
これで足元も綺麗にすっきりとしました。






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ついでに、ランドナーのサドルバックも作ってみました。

ランドナー サドルバック
盗まれついでに、使い込んでいるサドルバックも作ってみました。
こちらも、今迄のサドルバックよりも大きくして沢山収納出来る
ように作ります。

ランドナー サドルバック
こちらもまずは材料の切り出し。
細かい革のパーツは、今のサドルバックから流用します。

ランドナー サドルバック
縁がずれないように、要所要所を仮縫いしていきます。

ランドナー サドルバック
そしてフロントバックと同じように、革の縁どりをしていきます。







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フロントバックを作ってみました

フロントバック
さて、フロントバックが無くなってしまったので、作ってみました。

元々、「自転車使い込んでいますね。」と何人かの方に言われて、
バーテープが汚いからとは思っていたものの、それだけではないな
と薄々は気が付いておりました。それは、フロントバックとサドル
バック。両方とも太陽に晒されて、色が褪せてきていました。
こちらも新調しなければとは思っていたのですが、まずは面倒臭い
なという事と、古くなった愛着のあるフロントバックを捨てる事に
躊躇していたのであります。
が、盗まれたとあっては、悔やむ事はあっても躊躇する事はありま
せん。また、悔やんでいても、どうにかなるものでもありません。
ある意味、盗まれた事が背中を押してくれたのでありましょう。

人でも物でも、出会いと別れはあります。
それが、世の中の理と必然なのだと考えると、気持ちを切り換える
事が出来ます。まあ、これも歳を重ねたおかげでありましょうか。

と、いう事でまずはフロントバックの製作にと取り組みます。

フロントバック
まずは、材料の切り出し。

フロントバック
そして、ベルトの作成。
このベルトは、革を二枚合わせて両端を糸で縫っていきます。
これ、一連の作業の中で、一番時間が掛かる地味な作業です。

フロントバック
で、こんな感じで出来上がりました。
買い物の荷物も沢山入るようにと、一回り大きく作ります。

フロントバック
盗難防止の為に、チェーンロックを繋ぐ取手も付けました。
どうだ!盗れるものなか盗ってみろ。





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ランドナー 革のバーテープ

最近、ランドナーでご近所をあちこち走りますが、お会いする人が
皆さん一様に「自転車、使い込んていますね。」といいます。
最初は、褒めてくれているのか思っていましたが、会う人会う人、
皆言うので、本当に褒めているのだそうかと不安になってきました。

ひょっとしたら、使い込んでいて草臥れた自転車と言われているの
ではないのかなと思い始めます。
綺麗な自転車とは、誰も言ってくれないんでね。

で、全体的に草臥れているのだろうけど。どこが一番草臥れている
のは、よくよく見ていると、どうやらハンドルのバーテープが一番
草臥れているように見えます。
なので、とりあえずバーテープを交換しようと思いますが、その前
に、そのバーテープを革で作ろうと思います。

バーテープ
で、作るのですが、これは簡単。
革を適当な幅に切って、端と端を縫って出来上がり。

そのうちに暇を見つけて、ランドナーのバーテープを交換してみる
事とします。




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カスク 新しくしました

手作りのカスクを使用して数年経過をいたしました。
幸い大事に至るような落車はありませんでしたが、それなりの落車
は何回かあり、数回は頭から落ちるという場面がありました。
幸いにもカスクのおかげで大事には至りませんでした。

で、そのカスクですが、何年も使用していると汗や雨で経年劣化が
激しくなり、ボロボロになってきました。
なので、新たに作ります。

作るのは、デローザ用とランドナー用。
このふたつの自転車によく乗っているで、その草臥れたカスク2個
を新調します。

カスク
まず、革を切り出します。

カスク
中には衝撃吸収用の緩衝材を詰め込みます。

カスク
で、チクチクと縫っていきます。

幸い、この時期、ブエルタ・エスパーニャがやっているので、それ
を観つつ、チクチクと縫っていきます。

カスク
で、こんな感じで出来上がり。




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予備の革ベルトの作成

7月、梅雨明けの頃の事です。
暑いので、自転車で走らずにツールド・フランスを観ています。
で、手元が暇なので、革の小物を作っております。

ここのところ、よくトークリップの革のベルトが切れてしまいます。
ゼウスしかり、コルナゴしかり。
それもサイクルイベントの時に限ってです。
いいとこ見せようと、普段はそれ程使わない引き足を使ってしまう
からでしょうか?

ともあれ、万が一の時を考えて、多めに予備の革ベルトを作ります。

予備ベルト
これ、トークリップのベルトだけではなく、フランスパンをトップ
チューブにぶら下げたり、バックのストッパーが切れた時に代替え
としても使えます。何本か携帯していると便利です。

予備ベルト
長さは36センチ。切れにくくする為には、革を二重にして、脇を
糸で縫って補強した方が良いのですが、面倒だし予備なので、まあ
このままで良い事とします。

予備ベルト

予備ベルト
リベットと、ベルトの留め具を留める穴を空けます。

予備ベルト
リベットを打って出来上がり。





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プロフィール

亀次郎 kamejirou 1958

Author:亀次郎 kamejirou 1958
リタイア後の時間をどのように
有意義に過ごすか?
考えた末の答え、
それが、昔憧れたランドナーと
ロードバイクによる
「自転車乗り」です。

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